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2024/06/12(12:42:40)

入荷済みのものからおもだったおすすめ盤をピックアップしています。
もちろん入荷はこれらだけではありませんからぜひご来店下さい。
在庫に関しては、電話(03-5389-6721)にてお気軽におたずね下さい。

表示金額は全て税込みです
 
 店頭でお買い上げの方に、ご来店の毎にお得になっていく
 初夏のプレミアム・クーポンを期間限定で差し上げています
 (クーポンのご利用期間は6月末まで可)

BS-19138 ANGIPATCH / Delirium CD \0
 <レーベル・プロモーション VOl.1> 通販&店頭にて2枚以上お買い上げの方に先着順で差し上げます。ご希望の方は商品注文時にカゴへ入れてください。または、店頭にてお申し付けください。81年に自主リリースされた2作目。儚さを秘めたフランス語で歌われるこの年代ならではのシアトリカルな展開を見せるフレンチ・シンフォとなっており、ファンタジックなシンセと線の細いのギターが幻想色を交えた夢想を描いていく。柔らかな淡さが散らばり、もやもやとしたストリングスはアンジュに似ているが、5曲目あたりはモナリザを思わせるシュールな光景が連なる。ボーナス6曲入り。(市販品のCDと同じ仕様&収録です) *数に限りがあります。 FRANCE(MUSEA) FRANCE
BS-19137 THE WINDMILL / Mindscapes CD \3600
 ドラマチックな正統派シンフォを聴かせる2024年作。キャメルのロマンが満ちていく22分越えの1曲目から、甘美でメロウなシンセ、同じくこちらも甘美でメロウなギター、気品のあるピアノらに切々としながらもジェントリーな姿勢のヴォーカルが加わり、ヨーロピアンなオルガン、そして本バンドの魅力を引き立てる脇役を超えたリリカルで時にハードなフルートら、すべてが絵に描いたようにハートフル。中盤では宝石の如き繊細さを、終盤ではヘヴィな展開を見せる、全編、非の打ちどころがないプログレの超王道作となっている。キャメルだけでなく、ジェネシス、フロイド、タルなど70年代の英国シンフォへの憧憬も見える6年振りの必聴アルバム。デジパック。 NORWAY
BS-19136 IZZ / Collapse The Wave CD \3600
 彼ら流を緻密に貫く必聴シンフォとなった2024年作。複雑なリズムと複雑なハーモニーを融合させて、説得力があり変革的な物語を作り上げたとバンドが語っているように、男女ヴォーカルを配し、最もメロディアスで、最もテクニカルなシンフォニック・ロック作となった。これでもかと埋め込まれた変拍子は何々風ではなく、飛び交うシンセやギターもアレンジの探求を繰り返し生まれたインパクトがあり、かつピアノやアコギの普遍的な魅力、染み入る美声の女性ヴォーカル、涼し気なストリングス等、これまたバンドが語るところの従来の認識に挑戦し、リスナーを伝統的なロックの境界を超えて誘うサウンドが詰め込まれている。オープニングからラストまでまったくスキがない超力作。デジパック自主盤。 USA
BS-19135 SOLAR PROJECT / Pictures At An Exhibition CD \3300
 ムソルグスキーの展覧会の絵をオリジナルの英詞にて原曲に沿って、キーボード、ギター、サックス、リズム・セクションらバンドで独自アレンジした2024年作。ELPや、ELPの影響が濃いSCMのヴァージョンとは違った作風で、荘厳な重厚感や緊張感は求めず、幽幻なメロトロンも配し、哀愁の漂うドイツ特有のマニアックなクラシカル・シンフォとなっており、88年に結成され、本作で13作目となるフロイドやグローブシュニット系バンドとしては、冒険的な力作となっている。ボーナスとして13分越えのバンドの新曲が入っており、これがなかなかの出来。 GERMANY
BS-19134 RED / Same CD \2980
 初CD化。バンド名通りクリムゾンを思わせるヘヴィな変拍子ナンバーでスタートする彼ら唯一の83年作。ギターをメインにキーボードも加えた5人編成にてクリムゾン系のリフとマハヴィシュヌの影響も感じさせる速弾きで押しまくるハード・フュージョンを組み合わせ、シンセやオルガンやピアノも加わった技巧派のインスト・サウンドはポンプらの当時のネオ・プログレとは全くの別物だ。動きの多いベースやパーカッションなど、どちらかと言えばブランドXあたりからの派生なのかもしれない。メロウに聴かせる叙情美も。リマスター。 UK
BS-19133 POP WORKSHOP / Song Of The Pterodactyl CD \2980
 初CD化。 JANNE SCHAFFERやMADE IN SWEDENに加入するキーボーディストらにポーランドの管楽器奏者やデンマークのベーシストら多国籍メンバーで編成されたジャズ・ロック・バンドの2作目にあたる74年作。巧みなエレピと高鳴るサックスをメインに曲によってシンセやクラヴィが入り、タイトなリズム・セクションが締める納得のスタイルで、ソフト・マシーンあたりを思わせるクレバーなサウンドだ。エフェクターでの音色加工やフルートの浮遊感など部分的にカンタベリー風味も幻想的に漂わせる。漂う暗さが独特だ。リマスター。 SWEDEN
BS-19132 PROTEUS / Infinite Change CD \2980
 初CD化。プロのセッション・ミュージシャンらの単発プロジェクトだと思われる81年唯一作。手数の多いドラムスとベースに乗せて艶やかでかつテクニカルなキーボードとメロウにそしてエネルギッシュに燃え上がるギターのバトルを聴かせるジャズ・ロックで、スロヴァキアのフェルマータやスペインのバンドにも似たプログレッシヴで時にシンフォニックな質感も見せる構築派だ。曲によってサックスやトランペットも交えるオール・インストながら、バシバシとした切れのカッコよさでキメる飽きさせない内容となっている。リマスター。 USA
BS-19131 GINGA RALE BAND / Wir Bedauern... CD \2980
 初CD化。オーストリアはザルツブルクで結成されたジャズ・ロック・バンドの80年デビュー激レア作。テクニカルなリズム・セクションに煽られてギターとキーボードとサックスらが弾き込まれていくスタイルだが、屈折した変拍子でプログレッシヴに迫るダークなナンバーもあり、隣国スイスのバンドによく見られるクリムゾンの影響を垣間見せる。リリカルなアコギにサックスやピアノがシリアスに配される2曲目はスイスのCIRCUSが思い出されるのでは。ラストではシンセをアヴァンギャルドに配した実験性も見せている。 AUSTRIA
BS-19130 FLIGHT / Same CD \2980
 初CD化。アメリカらしいバカテク・シンフォを繰り広げる技巧集団の75年作。ウェイクマン級のキーボードとトランペットをメインに目まぐるしくリズムが畳み掛け複雑に変化するプログレッシヴなインストにメロウなヴォーカルを融合させ、弾き倒しのギターやメロトロンっぽい音も配し、メジャー・リリースだったことが窺えるテクニカルな緻密さに華やかな光が当たるサウンドを構築。猛烈タム回しなど持続性も圧巻。ラストではELP風のノリも見せ、全編聴き応えのある力作となっている。待たれていたCD化と言えるだろう。リマスター。 USA
BS-19129 ANNA SJALV TREDJE / Tussilago Fanfara CD \2980
 初CD化。北欧シンセ・ミュージックの77年の傑作。中世と未来をテーマに2人のマルチ・ミュージシャンがシンセとオルガンとエフェクトでねじれるギターを駆使し、エコーをかけクラウス・シュルツェのような暗黒をスカンジナヴィアの幻想へ落とし込んだ、まさに北欧のダークな夢想が果てなく広がっていく神秘的な作風となっている。そして、エレクトリックでありながらメロディアスであり、ラストなどメンバーが後に参加するRAGNAROKに似た哀愁が染み込んでいく。この年代でしか生まれなかった奇跡的な必聴名作だろう。リマスター。 SWEDEN
BS-19128 ARMOURY WAY / The Ram CD \3500
 キーボーディストが率いるジェネシス影響下のシンフォ・バンドの2024年デビュー・アルバム。スタジオ・ミュージシャンらを迎えた5人編成のバンドで、メロトロン、オルガン、ピアノ、シンセと、バンクス風のキーボードをフィーチャーし、ギターは時にホールズワース・タイプのソロを聴かせ、クラシック・ギターやフルートを交えた、丁寧に練られたアレンジで展開していく。初期IQも思わせるが、ジェネシス系に於いて、まだこれほど新鮮なアイデアがあったのかと驚かされる曲もあり、全体に緻密なアンサンブルで聴かせる力作。2018年にMAGENTAのライヴを観たのがアルバム制作のきっかけと語るが、70年代にイエス、ジェネシス、キャメル、ルネッサンスを聴いて育ち16歳でプログレ・バンドを結成した。その後ジャズ・プレイヤーとして歩んで来たというキーボーディストのミュージシャンとしてのキャリアは長く、また、全員の演奏力も申し分ない。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19127 JOHN HOLDEN / Proximity & Chance CD \3500
 8人のミュージシャンを迎えたバンド・スタイルで聴かせる、マルチ・プレイヤーが率いるシンフォニック・ロック・プロジェクトの2024年新作5th。3曲でリードを取る、PETER JONESのヴォーカルと英国調のキャッチーなサウンドに心躍る1曲目からスタートし、エキゾチックなメロディを取り入れた10分を越える長尺曲、そして、JOHN HACKETTによるフルートが主旋律を奏でるクラシカル美曲から、メイン・テーマと言えるオーケストレーションを主体にピアノを加えたシネマティックな珠玉曲へと続く。CELESTIAL FIREのギタリストDAVE BRONSと、6曲目でリードを取る美声女性ヴォーカリストSALLY MINNEARや、ギターの貴公子LUKE MACHIN、PETER JONESのオルガン、サックスも印象的。ノスタルジックな叙情とファンタジックな光を放つ、オーケストラとロックの完全なる融合を目指したという作品。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19126 JADIS / More Questions Than Answers CD \3300
 オリジナル・キーボーディストのMARTIN ORFORDがメンバーとして復帰後の2作目となる2024年新作。GARY CHANDLERのギターを駆使した、爽快感あふれるキャッチーなメロディーとヴォーカル、MARTINのオルガンやシンセをフィーチャーし小技を効かせたキーボード・プレイも光る、シンフォニック・ロック作。バンドの4人全員が作曲し貢献しているという点で、ここ何年かで最も包括的な作品になったアルバムであるとの事で、アコギやフルートを加えたアコースティカルで牧歌的な曲も含み、ドラマ性を帯びた叙情的な展開や、テクニカルなプログレッシヴ性、英国ならではの美しいメロディ・ライン、そして、何より、キラキラとした息吹あふれるサウンドが彼らの真骨頂だ。ラストのハートフルなギターも印象に残る。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19111 SONIC TAPESTRY / Into The Sun CD \3300
 再入荷。英国ファン必聴の知られざるシンフォ・バンドの2024年デビュー・アルバム。リーダーのSTEVE 'FOZZIE' FORSTER(ヴォーカル/ベース/フルート)が率いる5人編成のバンドで、アコ&エレクトリックのツイン・ギター、オルガンを含むキーボード、的確なリズムの、全員の演奏が上手くプロフェッショナルで、テクニカルかつソリッドなプレイに細やかなアンサンブルを施し、イエスやジェネシスを感じさせるもオリジナリティ豊かに聴かせる。また、フルートの存在感も欠かせない。今夏にイギリスで行われる「THE PROG FOR PEART FESTIVAL 2024 VOL.4」に、IO EARTH、COMEDY OF ERRORSらと共に出演する注目株。2015年にデビューEPをリリースし、今年9年振りに本アルバムをリリースした。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19125 CARMEN / The Albums 1973-1975 3CD BOX \4980
 <3枚組・コンプリート・ボックス> 当時、フラメンコ・ロック・バンドと言われ、フラメンコのリズムを取り入れた変わり種としてセンセーショナルな印象を残したバンドの全3作品を収録したボックス。スパニッシュ・ギター、パルマ(手拍子)、カスタネットも多用した、スパニッシュ・ロックを意識したものになっているが、3作品ともにメロトロンも導入し、フラメンコを個性のひとつとして取り入れた、70年代特有のブリティッシュ・ロックの泣きと味わいのあるサウンドを聴かせる。アルバムの半分を占める組曲を軸にし、コーラスやストリングスを取り入れたドラマ性を帯びたコンセプト・アルバムの2ndはバンドの代表作。76年のラスト作となる3rdは、当時ジェスロ・タルのアメリカ・ツアー同行後すぐに録音したもので、その影響を感じさせ、前2作よりもより英国的なサウンドに仕上がっている。ベースのJOHN GLASCOCKはこの後、彼が亡くなる79年までジェスロ・タルでプレイした。2024年リマスター&各紙ジャケット収納。
CD1:FANDANGOS IN SPACE (1973)
CD2:DANCING ON A COLD WIND (1974) +2 BONUS
CD3:THE GYPSIES (1976) +2 BONUS
UK
BS-19124 COVEN / Witchcraft Destroys Minds & Reaps Souls CD \3200
 69年リリースの1stアルバム。当時、発売されてすぐに発禁になったという、いわく付きのアルバムで、廃盤コレクターの間では注目されてきた。曲は全て悪魔に因んだオカルティックなものが並んでいるが、彼らが本気で悪魔を崇拝していた訳ではなく、プロデューサーが作詞家に依頼して作られたものだった。その為、サウンドの方は、ヤクラのようなドロドロではなく、オルガン、ギター、ベース、ドラムスといったバンド・スタイルで、パワフルな女性ヴォーカルをフィーチャーしたプログレッシヴ・ハードとなっている。ロックに悪魔的言語を持ち込んだ先駆者で後のバンドにも影響を与えた。ラストは「SATANIC MASS」での黒ミサの儀式実況13分。内ジャケットではヴォーカルのお姉さんが素っ裸で生贄にされている。2024年リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。韓国盤。 USA
BS-19123 PANAMA LIMITED / Indian Summer CD \3200
 70年にHARVESTからリリースされた異色のアシッド・フォーク・バンド。PANAMA LIMITED JAG BANDから改名後の作品で、前半ではジャケットのイメージ通りの荒涼としたサウンドに、DENIS PARKERの枯れたヴォーカルがマッチ。後半の、ジャニス・ジャップリン影響下の女性ヴォーカリストANNE MATTHEWSがメイン・ヴォーカルをとるタイトル曲以降では、ハープシコードやピアノ等も導入。当時の英国特有のアンダーグラウンドで、サイケデリック感覚のプログレッシヴ・フォーク味を帯びる。通好みの強烈な個性を放つ1枚。ジャケはヒプノシス。2024年リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。韓国盤。 UK
BS-19122 THE FLOWER KINGS / Live In Europe 2023 CD \3800
 2023年10月オランダでのライヴ。95年のデビュー作から23年の最新作までの幅広いセットリストで、キーボードにLALLE LARSSON、ベースにMICHAEL STOLTを配した編成となっており、TOMAS BODINやJONAS REINGOLDでの以前のライヴとは選曲もアレンジも違う新感覚の演奏が聴けるファン必聴盤だ。中でもLALLE LARSSONは多くのパートでピアノをフィーチャーしており、そのイントロから始まる長尺に拡張されたギターソロも感動的なBACK IN THE WORLD OF ADVENTURES収録の2曲目や、最新作でのシンセ・ソロ、またラストの大作STARDUST WE AREでの美しい加筆パートなど彼のスタイルとスキルを全面にアピールした、あるいはロイネがそうさせたプレイが宝石の如く際立ち、旧曲にも新たな命を吹き込んでいる。また、ミックスはロイネが行っているが、その必要もないくらい元の録音状態が良く、本ライヴのリリースのきっかけになったという。自主盤デジパック。 SWEDEN
BS-19120 LEGACY PILOTS / Thru The Lens CD \3800
 英国プログレへの深い憧憬とオマージュを持った、キーボーディストでマルチプレイヤーのFRANK USが率いるプロジェクトの2024年新作5th。オーケストレーションやオルガンをダイナミックに加えた「COSMIC SEA」と、プログレ然とした展開を繰り広げる「THE PROFESSOR & ME」の2つの組曲を含む、テクニカルかつドイツならではの重厚感のあるドラマチックな作風となっているが、メロトロンをフィーチャーし、JOHN MITCHELLがリード・ヴォーカルを取り、一気にジェネシス風の英国叙情が香り立つ曲も。STEVE ROTHERY、STEVE MORSEの2人のギタリスト、MARCO MINNEMANN、TODD SUCHERMANの2人のドラマー、JOHN MITCHELL、JAKE LIVGRENらを筆頭に、多数のミュージシャンが参加し、スキルを発揮。女性ヴォーカリストが存在感を示す曲も印象に残る。3面開き紙ジャケット仕様。自主盤。 GERMANY
BS-19119 CELESTE / Echi Di Un Futuro Passato CD \3800
 早くも2024年作。ジャージィなオープニングに驚かされるが、すぐさまフルートが入りメロトロンが郷愁を漂わせる。サックスも加えたファンタジックなジャズ色がジャズ・ロックではなく、高貴な夢想を広げ、チェレステならではのサウンドを描いているのが素晴らしい。ヴァイオリンやギターにリズム・セクションなど近年のメンバーのバンドに淡々とした伊語の男女ヴォーカルを曲によって加え、また、本作ではピアニストをフィーチャーし、ソロを取る管楽器と共に美しい流れを見せている。マイナー調のメロトロンとエレクトリック・ギターがハモりツイン・フルートが寄り添うラストなどあの76年のデビュー作を彷彿させるが、作品全体に動きが多く、新たな境地を聴かせる力作となっている。3面開きデジパック。 ITALY
BS-19118 SELF PORTRAIT / Fishes Were Everywhere CD \3300
 ノスタルジックな雰囲気をフロイドの影響と共に漂わせる4人組シンフォ・バンドの2024年デビュー作。英国の70年代のプログレやポップをリスペクトしつつ自分達なりに楽曲を完成させていった10年以上のキャリアを持ち、ややブルージィながらも泣きがたっぷり効いたギルモア風のギターとアープ系シンセや時に荒々しさを巻き上げるオルガンはなかなか本質をつかんでおり、前半は不思議なサイケ・ポップに感じるも3曲目あたりから、ドリーミィさとヘヴィさを織り交ぜながらプログレッシヴに展開していく。メランコリックなヴォーカルもポスト系ではなく、インスト・パートも交えヴィンテージ趣向のサウンドに合ったメロディアスさで聴かせる好作となっている。3面開きデジパック。 ITALY
BS-19074 FAUST'O / Suicidio CD \3800
 再入荷。アルベルト・ラディウスがギターで参加しアレンジも担当したシンガーの78年デビュー作。カンタウトーレであり、ポップなニュー・ウェイヴでありつつ、イタリアの哀愁とデカダンな影を持つ作品で、メロトロンを導入したバラードやピアノをバックにマウロ・ペローシを思わせる悲哀を聴かせるなど、ラディウスのキュンキュンとしたギターと共にプログレ・ファンに刺さる内容となっている。ファルセットを交えた独特の唱法が印象的で、シアトリカルな展開を見せるナンバーや、幽玄でドラマチックなアレンジもあり、ラディウスのギターシンセがダークに配されるラストなど、もうプログレ。リズム・セクションはミラノで活動していたプログレ・バンドのCRISALIDEのメンバーだった。ラディウス色の出た名作となっている。28年振りのCD再発。リマスター。 ITALY
BS-19043 ARCANSIEL / Hard Times CD \3300
 再入荷。88年にデビューしたシンフォ・バンドの復活2024年作。哀愁に染まったクラシカルなサウンドはジェネシスの影響を感じさせつつ、シンセ、オルガン、ピアノ、チェンバロをイタリア然と配し甘美なギターとメロウなヴォーカルのバランスの取れた鮮やかで美しい整合感の正統派となっている。中世やバロック風味があり、かつ初期のマリリオン色も持った当時の雰囲気を残したシンフォ・ファン垂涎の内容だ。アナログ系のストリングスの荘厳さとアコギやフルート音の牧歌的なメルヘンが拡散していく中盤はオランダのバンドのロマンチックさにも共通し、締まったテクニカルさはスイスのバンドも思わせる。ドラマー以外は新メンバーで彼らが曲を作っているので、もう別バンドと言えるのでは。ラストではジャージィさもモダンに加わっている。全編メロディアスな極上作。デジパック。 ITALY
BS-19072 ANDROID / Wordless Scriptum CD \3300
 再入荷。クラシカルな哀愁をドラマチックに聴かせるハンガリーならではのシンフォニック・ロック・バンドの2024年作。端整な美を奏でるピアノが先導し、フレキシブルな音色でテクニカルに走り抜けるシンセと、速いパッセージから甘美なエモーショナルさまで巧みなプレイを見せるギターがサウンドの核となり、パワフルなリズム・セクションが支え、ストリングス・キーボードがきらめく。やわらかでロマンチックなブラス系や荘厳なオルガン、曲によってはアコギやヴァイオリンもフィーチャーし、疾走するパートあたりはソラリスを彷彿させる。どこか孤独感が漂い、東欧ならではの物悲しさが漂う。ハンガリー第二の都市デブレツェンで80年に結成され96年にカセットをリリース。その後、再編され09年にCDデビューし、配信のみや英語ヴァージョンを経て8年振りの新作。ボーナス1曲入り。 HUNGARY
BS-19062 FOR ALL WE KNOW / By Design Or By Disaster CD \3300
 再入荷。ウイズイン・テンプテーションのギタリストRUUD JOILEが率いるプロジェクトの7年振りとなる2024年新作3rd。構築的なキャッチーさを持った透明感のあるシンフォニック・ロックを聴かせる。ハードなギターがフィーチャーされる場面もあるがヘヴィな印象は無く、エモーショナルでさえある。哀愁を帯びた甘めのヴォーカルも良く、メランコリックなドラマ性を秘めた叙情的な世界が広がっている。ストリングス、ピアノ、アコギを加えたメロディアスで美しいバラードもドラマチックで感動的。人生のさまざまな段階における同一人物を象徴する3人の人物が描かれている。両親、恋人、そして子供たちとの関係を築いたり失ったりしながら、人生を歩んでいく若者の物語りで、それを描いたジャケットも印象的だ。デジパック仕様。 HOLLAND
BS-19116 PARALLELS / Exodus CD \3500
 とてもメロウで哀愁に縁どられながらもテクニカルな演奏を聴かせるスウェーデンならではのシンフォ・バンドの2024年デビュー作。ジェネシス、IQ、ペンドラゴンらの影響を感じさせ、フロイドのような翳りも漂わせる正統派だ。エモーショナルでドラマチックなギター、シンセ、ピアノ、エレピ、オルガンにクラシカルなオーケストレーションも配するキーボード、複数で歌われていく時にシアトリカルな男女ヴォーカルを安定したリズム・セクションが支える。緩急が見せ場を作り、曲によってフィーチャーされるリリカルなフルートが印象的で、叙情をぐっと引き寄せる。コーラスを交えた壮大なドラマ性やアグレッシヴなダークさもあり、アルバムはウクライナ語の会話から始まり戦争と悲劇をコンセプトにしている。自主盤デジパックCDR。 SWEDEN
BS-19115 MONA LISA / Vers Demain CD \2800
 <ラスト・ストック> 超入手困難盤になっている彼らの79年リリースの5th。ジャケットのイメージとヴォーカリストの脱退などメンバー・チェンジにより別バンドのように扱われたリリース当時だったが、テクニカルに畳み掛ける1曲目からインパクト十分で、長尺曲は聴けないものの、ジェネシスのようにニュー・ヴォーカリストに見事に転身した初期のドラマーとサウンドの色彩を決定付けていたオリジナル・キーボーディストの存在(本作ではギターも担当)により、タイトル曲を始め2つのインスト・ナンバーを含むシアトリカルなモナリザ・カラーを湛えつつ、タイトかつ技巧的に洗練された、今となっては外せない必聴作となっている。アルバム未収のボーナス3曲入り。 FRANCE
BS-19114D SEVEN REIZH / L'Ys'toire 1999-2024 2DVD(PAL) \8800
 <結成25周年記念盤> デビュー当時の99年から最新までの映像を4時間近く収録した2024年2枚組DVD。ジェネシス x マリコルヌ x アイオナ風だった初期の02年プログレ・フェス出演(ANGE、PENDRAGONらと同日)も含むライヴからの抜粋、リハーサル、スタジオでの録音風景、さらに長編ヴィデオなど未発表音源も交えた様々なコンテンツが入っており、サウンドと共にイメージ、写真、絵画を非常に重要視してきた彼らならではのバンドが伝えたい音楽とヴィジュアルの融合作であり、圧倒的な映像美にて、すべてのアルバムが紹介されていくファン必携盤となっている。ライヴではツイン・ドラムス、ツイン・キーボード、ギター、管楽器奏者、ハープら10人近いメンバーに、曲によって合唱隊、バグパイプ隊、パーカッション隊を迎え、詩情的かつダイナミックなステージを見せている。感動を呼ぶ比類なき作品であり、想像を絶するスケールとなっている。まさにバンドの25年の集大成。シンフォ・ファン、女性ヴォーカル・ファン、ケルト・ファン、地中海音楽ファン必見。3面開きデジパック。*売り切れ後の再入荷はございません。今回のみの限定入荷です。 FRANCE
BS-19113 AIRBAG / The Century Of The Self - Limited Digisleeve CD \3600
 北欧のバンドならではの壮大で幽幻なドラマを映し出す彼らの2024年作。なんとも叙情的な情景に引き込まれるも、そこから膨張するように高鳴っていく4年振りのアルバムで、以前のフロイド色は薄くなり、ドラマチックなギターと繊細なキーボードにハートフルなヴォーカルをフィーチャーし、ヒューマンな温かみを感じさせつつ、キャンセル・カルチャーなど人が引き起す現代の問題を取り上げ、ダイナミックなエネルギーへ転換。中盤ではアコースティックな落ち着きを見せるも、後半は変則アクセントを交えダークな夢想へ。ヘヴィなベース、美しいピアノ、ギターが泣き、マジェスティックな結末への舞台と言えるラストへ。本作もまた新たな可能性を見せている。見開き紙ジャケット限定ヴァージョン。 NORWAY
BS-19103D JUMBO / Live In Caremma 2023 CD+DVD(NTSC) \4800
 傑作と名高い73年作「Vietato Ai Minori Di 18 Anni?」を50周年記念としてミラノ郊外のプログフェスにて全曲演奏した23年のライヴを収録。2枚組2024年盤。イタリアン・プログレの中でも最も強烈なヴォーカルを聴かせるアルヴァーロ・フェッラとオリジナル・キーボーディスト&管楽器奏者を中心にラディウス・バンドのドラマーが加わり、ギター、ベーシストら6人編成で熱く繰り広げられる伊ファン必見の内容だ。原曲は多彩な楽器が複雑かつスリリングに織り成すスタジオ盤ならではのアレンジだが、ハモンド、シンセ、ピアノ、デジ・メロトロンに、フルートとサックス、時に12弦も使い、クラシカルさとシアトリカルさが入り混じるサウンドを張り裂けるヴォーカルと共に再現。あの妖しさ宿るヘヴィ・プログレッシヴ・ロックの根幹は変らず、荒涼とした中に夢に現れているかのような繊細なリリカルさが今もあるのが驚きだ。ラストでは2ndのDNAからも演奏。CD&DVD同収録。3面開き紙ジャケット。 ITALY
BS-19110 PATCHWORK CACOPHONY / Hourglass CD \3300
 GANDALF’S FIST、FUSION ORCHESTRA 2 のキーボーディストでマルチプレイヤーのBEN BELLによるソロ・プロジェクトの2024年新作3rd。エモーショナルなギターや、華麗なシンセ、ピアノ、ピーター・バーデンスを思わせるハモンド・オルガン等をフィーチャーした英国調のシンフォニック・ロック作で、ジェネシスを連想させるところも。ピアノの小曲で繋いでいくコンセプト・アルバムとなっていて、5曲目ではゲストのDRIFTING SUNのPAT SANDERS がムーグ・ソロを披露。ドラムスを迎え、それ以外のヴォーカルに至るまで全てを自身が手掛けたマルチ・プレイによるものとなっているが、各楽器に於けるテクニックも申し分なく、アレンジもフル・ロック・バンドをイメージして作り上げられているため、バンドでのプレイかと思わせる程。自主盤。 UK
BS-19109 MIDAS FALL / Cold Waves Divide Us CD \3300
 スコットランドの美声女性ヴォーカル・バンドの2024年新作5TH。元々はマルチプレイヤーの女性ロック・デュオとしてスタートしたが、アルバムごとに異なったミュージシャンを迎え、バンド編成にてアルバムをリリースしてきた。本作では、ベーシストを加えたトリオ編成にて聴かせる。アナセマやギャザリングの影響を感じさせるシンフォ&プログレッシヴ・テイストのある、メランコリックでダークなゴシック色のあるサウンドとなっている。英国的なナチュラルな美メロとドリーミィな叙情、アンビエントな幻想色、そして、ドラマ性も持ち合わせ、そして、何より透明感のある女性ヴォーカリストの声が絶品。 UK
BS-19106 RENAISSANCE / Tuscany + In The Land Of The Rising Sun - Live In Japan 2001 - Expanded Edition 3CD BOX \4980
 <3枚組・限定ボックス/エクスパンデッド・エディション> 2000年に再結成されリリースされたアルバム「TUSCANY」と、そのプロモーションの為に来日し行った2001年3月16日の東京公演を収録した2枚組ライヴ盤「IN THE LAND OF THE RISING SUN」をボーナス・ディスクとして収録した3枚組ボックス。ANNIE HASLAM、MICHAEL DUNFORD、TERENCE SULLIVAN、ex.キャメルのMICKEY SIMMONDS、ゲストにJOHN TOUT(3曲でピアノを弾いている)、ROY WOODらが参加し、オーケストレーションを導入したクラシカルで格調高いルネッサンスならではのサウンドと美しいメロディーラインの英国らしい曲が並ぶ。ライヴ盤はファンの間で名ライヴとして知られるもので、「TUSCANY」から4曲と、「CARPET OF THE SUN」「MOTHER RUSSIA」「TRIP TO THE FAIR」「 ASHES ARE BURNING」(20分に及ぶロング・ヴァージョンにて)といった往年の名曲、そして、マイク・オールドフィールドの「MOONLIGHT SHADOW」も披露した全15曲。各紙ジャケットに収納。2024年リマスター盤。 UK
BS-19104 CIRCUS / The Remasters 2021 - Toronto NYC Istanbul CD \3600
 スイスが誇る屈指のプログレッシヴ・ロック・バンドが企画制作していたライヴやスタジオ盤のエディットを13曲収録したコンピレーション2024年盤。4枚のアルバムから最も重要な断片を収集したと語っており、加えてCDボーナスでほぼ既発ではあるものの、76年から81年までのライヴを5曲収録。クリムゾンのヘヴィさ、バカテク・ドラムスのジャージィさ、多用されるリリカルなフルート、破壊力のあるサックス、けだるいヴォーカル、特徴的なアコギ、鋭いヴィブラフォンといった独自の編成の初期から大掛かりなジョイント・ライヴを経て、次世代へアップデイトされたモダンな3rdにて解散。いわゆるベスト盤とは違った彼ららしい編集の持っておきたい1枚となっている。ちなみにタイトルの地名は音源がリマスターされた場所を表している。 SWITZERLAND
BS-18209 JUPU GROUP / Umpeen Kasvoivat Polut CD \2700
 再入荷。75年にジャズ・ロックの名盤「Ahmoo」をリリースしたヴァイオリニスト、JUHANI "JUPU" POUTANENが再びJUPU GROUPとしてメンバーを一新し、47年振りにリリースした2022年作。本作では可憐な歌声を聴かせる女性ヴォーカリストをフィーチャーし、フィンランド語のヴォーカル・ナンバーも交えつつ、75年作も真っ青の攻撃的に構築された圧巻のサウンドをスリリングに展開。太いベースや技巧派のピアノはフレンチ・ジャズ・ロックにも通じるが、神秘的なオルガンやエネルギッシュなギター、透明感のあるコードは北欧然とし、変拍子なのにポップなクールさがあり、ジャケットから想像出来る自然に宿る音楽の妖精を垣間見るようだ。今後、語り継がれるであろう必聴作。 FINLAND
BS-18966 PLUTO / Soundtracks For Inner Movies CD \2950
 再入荷。傑作。初CD化(初リリース)。ハケット、そして、マイク・オールドフィールド・ファンも必聴の99年未発3rdアルバム。マイナーながら名作シンフォ「Voyage Into A Dreamers Mind」で知られるPLUTOことマルチ・プレイヤーのPETTER ESPEN GUTHEによる作品で、神秘的な哀愁に満ちたギターを感動的にフィーチャーし、シンセ、ストリングス、ピアノらにリズムを加えたバンド・スタイルのアンサンブルで録音。全編でこれでもかと響くマジカルなエレクトリック・ギターとリリカルで凛としたナイロン・ギターは超一級品。広大に澄んだ叙情をハートフルに描き切っている。北欧シンフォの指折りの名作だろう。元は映像作品のサウンド・トラックとして依頼されたもので、テスト・プレスのみを残した。2010年にリリースされた彼のシンフォ・バンド、PLUTO & THE PLANETSの曲も含まれている。リマスター。 NORWAY
BS-19068 NIEMEN / Enigmatic SACD \3500
 <POLSKIE NAGRANIA 2023リマスター SUPER AUDIO CD-HYBRID DISC> 69年、イタリア・ツアーでサイケデリック・ムーヴメントやプログレッシヴ・ロックの芽生えを体験し、前作までのソウルフルな歌物から転身。GRUPA NIEMEN ENIGMATICを編成し、70年にリリースされた名作。ニーメンが好んで取り上げた19世紀のポーランドの詩人、CYPRIAN KAMIL NORWIDの「ベム将軍を偲ぶ葬送狂詩曲」に曲を付け、合唱団をフィーチャーし荘厳に聴かせる冒頭の長尺ナンバーが印象的。ハモンドをメインに、切々と、そして力強く歌われる様は自然と感動を呼び起す。ゴールド・ディスクを獲得した。かつての最も東欧らしい1枚と言えば本作を挙げる人も多いはず。ハイブリッド仕様につき通常のCDプレイヤーで再生可。*ポーランド国内販売限定品の為、今回のみの特別入荷です。 POLAND
BS-19032 NIEMEN / Vol.1 & Vol.2 SACD \3500
 <POLSKIE NAGRANIA 2023リマスター SUPER AUDIO CD-HYBRID DISC> 73年の連作の2in1CDで、今までの2in1CDは曲名を取り、MARIONETKIと題され、盤の収録順が逆になっていたが、本盤では初めて順序が合っている。両作共、デビュー以前の実質上のSBB、GRUPA NIEMENをバックに、歌詞はポーランドの詩人のものを引用し、VOL.1はトランペットやコンバス入りのフリーフォームにてアヴァンギャルドでダークな異世界が混沌と流れ、VOL.2は唸るプログレッシヴなハモンドと共に絶叫ヴォーカルを聴かせる。そして、SBBのハードで巧みな演奏が炸裂。欧米のロックとは違う暴虐なDNA変化を起しており、傷だらけの叫びが渦巻く音楽性は他に類を見ない。ハイブリッド仕様につき通常のCDプレイヤーで再生可。*ポーランド国内販売限定品の為、今回のみの特別入荷です。 POLAND
BS-19031 NIEMEN / Katharsis SACD \3500
 <POLSKIE NAGRANIA 2023リマスター SUPER AUDIO CD-HYBRID DISC> 75年リリース。GRUPA AEROLITのドラマーが亡くなり、悲しみを深く受け制作された異色作で、ポーランドの戯曲も取り入れ、とてもシュールで独創に満ちた作品を1人で作り上げた。メロトロンやムーグなどのキーボードを多重し孤高の精神と芸術性を帯びる頂点の1枚。電子音的に用いられるシンセとクリムゾン張りの哀愁のメロトロンのコラージュは天才としか言いようがない。また、ヴォーカル・パートは少ないが喪失の中にうずくまるような嘆きを聴かせている。当初ドラマーとのデュオ作として予定されていた。東欧の悲壮感が襲う。かじり聴き厳禁。75年のシングルからボーナス入り。ハイブリッド仕様につき通常のCDプレイヤーで再生可。*ポーランド国内販売限定品の為、今回のみの特別入荷です。 POLAND
BS-19066 NIEMEN / Idee Fixe SACD+CD \4200
 <POLSKIE NAGRANIA 2023リマスター SUPER AUDIO CD-HYBRID DISC> 2年の歳月を掛けて録音され3枚組(LP2枚+EP/Sen Srebrny Salomei)でリリースされた78年作。ギタリストやリズム・セクション、ジャズ系サックス奏者らを曲によって加えたものと自身の多重作が交差するマルチな趣向を展開しており、19世紀ロマン派の詩を用いた絞り出す哀愁ヴォーカルや、トーキング・ヴォイスに生き物のように配されるムーグにサンプリングの走りとでも言えそうなリズムなど、超個性的。悲しいヴィオラ、メロトロン、後半のジャズ・ロック、キーボードの銀河など、もうやりたい放題。EP部分は演劇「サロメの銀の夢」の音楽の断片。本編のセッションからボーナス1曲入り。ハイブリッド仕様につき通常のCDプレイヤーで再生可。*ポーランド国内販売限定品の為、今回のみの特別入荷です。 POLAND
BS-19065 NIEMEN / Postscriptum SACD \3500
 <POLSKIE NAGRANIA 2024リマスター SUPER AUDIO CD-HYBRID DISC> エキゾチックなポリシンセで幕を開ける80年作。傷だらけの絶叫ヴォーカルはまだ悲しく、彼の弾くキーボード群と共に訴えかけてくる。KATHARSISと同様に彼一人の多重録音作で、年代的な音楽トレンドの変化と共に以前の痛々しさから憑き物が適度に落とされた空気に変ったが、シュールな奇怪さも残り混じる。フランス・カンヌで開催された音楽フェアのMIDEM'80の為に用意された作品でもあり、くねくねうねうねとムーグを駆使した風変わりなシンセ主体のナンバーがある一方で、中盤ではウェイクマンのようなクラシカルで華麗なプレイも聴かせる。エレピやピアノに加え、若干メロトロンも。ハイブリッド仕様につき通常のCDプレイヤーで再生可。*ポーランド国内販売限定品の為、今回のみの特別入荷です。 POLAND
BS-19025 BUDKA SUFLERA / Cien Wielkiej Gory SACD \3500
 <POLSKIE NAGRANIA 2023リマスター SUPER AUDIO CD-HYBRID DISC> シンフォニック・ハードをオーケストラ入りで聴かせる75年デビュー作。変則リフや屈折したキメを多用しながら、ヘヴィなギターにエマーソンも感じるハモンドも導入し、メロトロン風のストリングス・キーボードや女性コーラスもフィーチャーするポーランドの名作だ。彼らの最大のヒット曲となった1曲目など、どこかオメガも思わせるドリーミィな夢想色も持ち、安定したテクニックで迫るハード・プログレの前半も抜け出ているが、あのニーメンがムーグで参加しアグレッシヴなソロをまるで自分のバンドかのように繰り出す東欧的な宗教色も秘めた20分近い後半の組曲は必聴だろう。ハイブリッド仕様につき通常のCDプレイヤーで再生可。*ポーランド国内販売限定品の為、今回のみの特別入荷です。 POLAND
BS-19064 DRAGO MLINAREC / Kolekcija 8CD BOX \9800
 <ラスト・ストック> ザグレブ出身のプログレッシヴ・ロック・シンガーの1stから8枚のアルバムをセットにした2011年40周年記念ボックス。全タイトル初CD化という快挙であった。ヴォーカルをメインにしながらも、インスト・パートも多く、GRUPA 220をバックにヘヴィでかつオケも導入した1st、旧ユーゴのサイケ・フォークの傑作でありフロイド調の演奏も聴かせる2nd、コンセプト作として完成度の高い叙情的な名作3rdなど、初期は当時のプログレから感化された旧ユーゴスラヴィアらしいサウンドで聴かせる。ハモンド、ピアノ、ギター、フルートら、いかにもといった鳴り方だ。演劇音楽家としても活動していたらしさも加わっている。中期以降はユーゴのラヴェッツィといった感じで、イタリアからの影響を浮かび上がらせている。この年代でも10分越えの長い曲を含んでおり、プログレが香り聴き逃せない。各紙ジャケット(見開きあり)&リマスター。アルバム・データ、フォト、インタビュー等を掲載した136ページのスペシャル・ブックレット付き。収録アルバム:A TI SE NE DAJ(71)、PJESME S PLANINE(72)、RODENJE(75)、NEGDJE POSTOJI NETKO(77)、SVE JE U REDU(78)、TAKO LAKO(79)、SABRANO(80)、POMAKNUTO(83) CROATIA
BS-19076 LYNDENTHAL / Provenance CD \2800
 再入荷。ジェネシスやキャメルの影響を感じさせる2024年デビュー作。7拍子に乗せてハモリが甘美なギターやきらめくキーボードを繰り出し、ややキャッチーなヴォーカルのファンタジックなサウンドだ。初期のIQあたりも思わせ、メロウな曲想を軸に時にアグレッシヴに聴かせる好作だ。本物のハモンドや繊細な12弦、エッジの効いたベースにペダルベース、そしてメロトロン系などアイテムはそろっており、さわやかなシャッフルビートの曲ではオランダのUSも思わせる。全体通してブレない叙情派。中心メンバーらは1975年頃からいっしょに活動しており、94年にPARAGONE名義でドイツのWMMSから、96年にはNIGHTALES名義でイタリアのMELLOWからCDを1枚ずつ出している。デジパック。 USA
BS-19100 MAGICK BROTHER & MYSTIC SISTER / Tarot Part I CD \3500
 バルセロナのミステリアスなバンドの2024年新作2nd。70年代の英国プログレの影響を派生させた、幻想的で妖しくも美しい世界が広がる。シンフオ、カンタベリー、サイケ、エキゾチックなカラーも織り込み、さらに、スパイロジャイラやヘルダーリンの1stを思い起こさせるような夢想感も持ち合わせた、垂涎のマニアックな作風となっている。女性ヴォーカリストでキーボーディストのEVAが弾くメロトロン、シンセ、オルガン、ピアノ、そして、アコ&エレクトリック・ギター、ベース、ドラムスに加え、フルートやシタールも導入。本作はタロットの大アルカナを基にしたコンセプト・アルバムのパート1で、2部構成の作品の第一弾となっている。続くパート2は今夏頃のリリース予定との事。なので、是非このパート1から聴いて欲しい。3面開きデジパック仕様。 SPAIN
BS-19098 AGUSA / Noir CD \3500
 リリカルなフルートとストリングスやオルガンらの深淵なキーボードにマジカルな音色で繰り出すギターで北欧幻想をプログレッシヴに紡ぎ出す2024年作。メンバーの友人の自主映画の為に作ったサウンド・トラックを基にバンドのアルバムとして完成させたもので、短編をつなぎ合せ長編のコンセプト作として仕上げられている。カンタベリー・タッチのサイケデリックさと近年のロマンチックなシンフォ色が融合されたスウェーデンならではの作風に、ジャージィなピアノや、アコギ、リコーダーなど21世紀アレンジの緻密さを通したクオリティーは極めて高い。キャメルも思わせる月夜の叙情と嵐のようなサスペンス。闇が過ぎて一気に光が差し込む荘厳なラストでの混沌を振り落としていくギターの泣きがドラマチックだ。ボーナス5曲入りデジパック。 SWEDEN
BS-19096 PETER SWART / Migration CD \3300
 70年代のシンフォニック・ロックから多大な影響を受けていると語るマルチ・ミュージシャンの2024年作。ハケットを思わせるアコギにストリングスなど幽玄なキーボードを配し、曲によってドラムスやパーカッションを加えたインスト作で、その幻想的な叙情が最大の魅力となっている。フルートやクラリネットなどの管楽器音源やチェロ系にリリカルなピアノも交え、美しく透き通りながらも微睡む夢見が交差する世界観に浸れる心洗われるとてもファンタジックな作品だ。リズムにシンセが入ると泣きがキャメルのスノー・グースを思わせるところも。自由であり、時に自然の過酷さにさらされる渡り鳥の旅をテーマにしたコンセプト・アルバム。見開き紙ジャケット。 HOLLAND
BS-19095 V.A. / Progressive Rock Side Of Five Moons Vol.1 CD \3300
 スペインの気鋭プログレ専門レーベルが企画した未発やライヴを含むレア音源集2024年盤。まったく知られていないバンドを多く含み、CDが知られるバンドも未収音源や未発ライヴで構成されている。バスクの哀愁漂う叙情派シンフォのGINTONICを始め、ジャズ・ロックのENREDO、OMNIのキーボーディストのプロジェクトでCASTのギタリストが参加しているAL.MA PROJECT、PFMとステージを共にしたクリムゾン影響のTRIUNVIRATO、初期の叙情派シンフォを再録したガリシアのTRAC、コンテンポラリーなサウンドを聴かせるPEDRO TERAN、セビリアのシンフォ・バンドで当店にも唯一作が入荷したTURDETANS、サイケデリックでハードなPIEL DE CANTO、「14 Abril」で知られるGOMAとは別のマジョルカで結成されたツイン・ギター・バンドのGOMAらに加え、23年作「Disorder / Inner Odyssey」が爆発的セールを記録したEDUARDO MORENOは廃盤の95年作2ndから、AMOEBA SPLITはメキシコ盤のボーナスから、SMASHのリーダーがデジタル・リリースした新曲等、マドリッドやバルセロナなどスペイン全土から集められた音源集VOL.1。スパニッシュ・ファン垂涎の内容だ。250枚限定3面開き紙ジャケット&英語解説付き。
収録:GINTONIC(2018)、AMOEBA SPLIT(2010)、ENREDO(2006)、ANTONIO SMASH(2023)、AL.MA PROJECT(2023)、ANGEL ONTALVA(2010)、URBAN TRAPEZE(Live 2005)、EDUARDO MORENO(1995)、KOTEBEL(Live 2017)、TRIUNVIRATO(2017)、TRAC(2023)、PEDRO TERAN(2007)、TURDETANS(Remix 2023)、PIEL DE CANTO(2008)、GOMA(Live 1978)
SPAIN
BS-19094 V.A. / Progressive Rock Side Of Five Moons Vol.2 CD \3300
 スペインの気鋭プログレ専門レーベルが企画した未発やライヴを含むレア音源集2024年盤。まったく知られていないバンドを多く含み、CDが知られるバンドも未収音源や未発ライヴで構成されている。NUのメンバーが結成したハード・シンフォのISTHARを始め、アストゥリアスの技巧派SENOGUL、カナリア諸島のジャズ・ロック・バンドGATO GOTICO、マドリッドで結成されたフロイド系のFIRE MOON、美声の女性ヴォーカルや生管弦をフィーチャーする天才シンフォニック・ロック集団のKANT FREUD KAFKA(未CD化ライヴ)、70年代リスペクトのサイケ・バンドMUCHO MUNGO、ハウとキリコが共演したようなバカテク・ハードのASTROVUDU、名門MOVIEPLAYからもアルバムをリリースしたTECLADOS FRITOS、82年に録音されるも未発だったアンダルシアのアシュ・ラ・テンペルことHYPOKHEIMENONらスペイン全土から集められた音源集VOL.2で、クリムゾン派のRIVENDELやメロトロン・シンフォのSCALADEIらは新作へ向けた未発表曲となっている。スパニッシュ・ファン垂涎の内容だ。250枚限定3面開き紙ジャケット&英語解説付き。
収録:ISTHAR(2010)、SENOGUL (Live 2013)、SCALADEI(2023)、GATO GOTICO(1996)、FIRE MOON(2023)、RIVENDEL(2023)、KANT FREUD KAFKA(Live 2019)、MUCHO MUNGO(2023)、ASTROVUDU(2009)、TECLADOS FRITOS (Live 1977)、HYPOKHEIMENON(1982)
SPAIN
BS-19033 GUADALQUIVIR / Ole Corea! CD \3200
 再入荷。アンダルシアン・プログレッシヴ・ロックの中でもテクニカルなジャズ・ロックを誇っていた彼らが多数のゲストを迎え録音したチック・コリア・トリビュート2024年作。中心的なメンバーだった2人のギタリストとサックスやフルートの管楽器奏者に、ICEBERGやALAMEDAのキーボーディスト、リズム・セクション、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、さらにはバーンスリー、タブラ、DOLORESのシンガーらも交えた総勢42人のプレイヤーが加わり、リターン・トゥ・フォーエヴァーやソロ曲から敬意を込めて、情熱的に、そして鮮やかにカッコよく、原曲にはない超絶フラメンコ・ギターやパルマ(手拍子)やアラビアン・パーカッションが加わったスパニッシュ&アンダルシアのエキゾチックな香りを立たせ熱演している。また、生管弦が混じる美しい色彩も豊かだ。3面開き紙ジャケット。アンダルシアの超マイナー・レーベルからの超限定リリース!
曲目:HYMN OF THE SEVENTH GALAXY、CAPTAIN SENOR MOUSE、500 MILES HIGH、NITE SPRITE、SPAIN、KING COCKROACH、HUMPTY DUMPTY、LOVE CASTLE、ARMANDO'S RHUMBA
SPAIN
BS-18944 GUADALQUIVIR / Live Bilbao 1980 CD \3200
 再入荷。エキゾチックなスパニッシュ・ジャズ・プログレを聴かせるグアダルキビルの2nd「Camino Del Concierto」期80年の未発ライヴ。バンド初のライヴ盤となり、1stと2ndから半々の選曲に未発表曲2曲を加えた8曲をツイン・ギターやサックス&フルートの管楽器奏者を含むオリジナル・メンバーにて全盛期を象徴するテクニカルなサウンドをエネルギッシュに繰り出している。小気味好いギターをメインに全員でスピーディに畳み掛けるキメがカッコよく、スタジオ盤より音が太くドラムスなどパワフルな印象を受け、ダイナミックなバンド像が浮かび上がる。限りなくイメージを掻き立て、スペインらしい鮮やかなコントラストを放つ彼らだが、加えて生々しい熱気が聴き所となっている。リマスター&3面開き紙ジャケット。アンダルシアの超マイナー・レーベルからの超限定リリース! SPAIN
BS-19092 EELA CRAIG / A Spaceman Came Travelling 3CD \4200
 ONE NITER(76年2nd)、HATS OF GLASS(78年3nd)、MISSA UNIVERSALIS(78年4th)、VIRGIN OILAND(80年/5th)の4枚をCD3枚に全曲収録した2024年リマスター盤。荘厳なブラス・メロトロンから幽玄な合唱メロトロンとハープシコードへ導かれ美しいストリングスとフルートが奏でられるギターも甘美なオーケストラ張りのアンサンブルが印象的な名作2nd、ジェネシスの月影を彷彿させるリリカルなヴォーカルから多彩な展開を繰り広げていく3rd、ラテン語、独語、英語、仏語で歌われミサ曲をスペーシィでドラマチックなシンフォニック・ロック化し1曲目のギターソロが忘れられない4th、トリプルからツイン・キーボードになったものの彼ららしい哀愁のクラシカルさを散りばめ入り組んだ構成の5thの4作。最初聴いた時の感動が閉じ込められた一気聴きしたい3枚組。リマスター。
CD1:ONE NITER
CD2:HATS OF GLASS + VIRGIN OILAND
CD3:MISSA UNIVERSALIS
AUSTRIA
BS-19091 PASTORAL / Same CD \2800
 73年にリリースされた1stアルバムが初CD化。暗くシュールで詩的な歌詞(死や狂気)と、内省的で心に響くサウンドで綴る。アコギ・アンサンブルにエレクトリック・ギター、ピアノ、リコーダー、ハーモニカ、パーカッションも加え、フォーク・タッチの叙情的でメロディアスなサウンドに乗せて、2人の美しいヴォーカル・ハーモニーで聴かせる。本作には「EN EL HOSPICIO」の最初のヴァージョンが含まれており、曲名をタイトルにした2作目に録音された新しいヴァージョンの結果、後に彼らの最も人気のある曲の1つになった。後にCRUCISのGUSTAVO MONTESANOとMERLINを結成するALEJANDRO DE MICHELEと、MIGUEL ANGEL ERAUSQUINの才能豊かな2人のバンドで、この年、ロック・デュオとして初めて公にライヴを行った。コレクターズ・アイテムとしても知られる1枚。ボーナス・トラック3曲(未発ヴァージョン&ラジオ・エディット)追加収録。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-19090 PASTORAL / Generacion CD \2800
 82年にリリースされた6thアルバムにしてラスト作が初CD化。前作までのアコースティカルな風味は影を潜め、新たなサウンドに挑戦した意欲作。2人のエレクトリック・ギターとヴォーカルに、CHARLY GARCIAとも共演した実力派キーボーディストによるシンセ、バンドメイトのMERLINのベーシストとドラムスを加えた、バンド編成での力強いロック・サウンドへと変化し、ファンを驚かせた。当時、マルビナス戦争(フォークランド紛争)とアルゼンチン軍事政権に対する民衆の不安の中で制作され、それを悲観的で皮肉に満ちた歌詞に反映させ、アルゼンチンのセールス・チャートの上位を獲得した作品。ALEJANDRO DE MICHELEが自動車事故で亡くなる前の最後のアルバムとなった。ボーナス・トラック(未発表曲)1曲追加収録。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-19089 MIGUEL ANGEL ERAUSQUIN (PASTORAL) / Hacia La Libertad CD \2800
 PASTORALの片割れが休止期(一時解散していた時期)の81年にリリースした1stが初CD化。自身のアコ&エレクトリック・ギター、郷愁を誘うアープ・シンセ、ピアノ、柔らかなタッチのヴォーカルに加え、当時SERU GIRANのメンバーとして活躍していたドラマーのOSCAR MOROと、バンドメイトでもあったセッションマンのベーシストの、キレがある強力なリズムセクションによるロック作。ドラマ性を帯びたプログレ色のある曲や、繊細なアレンジとメランコリックなメロディは、やはりPASTORALを思い起こさせるところも。「自由へ」というタイトルを掲げ、ある曲では労働者の自由、ある曲では精神的な自由について等、自由をテーマにした作品となっている。この後、PASTORALの最終作「GENERACION」をリリースする。ボーナス・トラック2曲追加収録。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-19058 HORIZONTE / Same CD \2800
 再入荷。78年にリリースされた1stアルバムが単体にて初CD化。打楽器に、チャランゴやケーナといった民俗楽器も取り入れた、フォルクローレとロックを融合させた特徴的なサウンドに乗せて、歌心のあるスペイン語の歌詞で聴かせる。ARCO IRISやAUCANと並べられるが、インプロビゼーション的なアプローチも見せ、プログレッシヴ・ロック性のあるシンフォニックな面も持ち合わせている。キーボーディストのシンセ、ピアノの繊細なプレイも光り、バンドの方向性を示している。旧盤の2in1盤では1曲(MAIZ AZUL)カットされていたが、今回初の完全収録となる。2024年リマスター盤にて音質も向上。 ARGENTINA
BS-19057 HORIZONTE / Senales Sin Edad CD \2800
 再入荷。79年にリリースされた2ndアルバムが単体にて初CD化。デビュー・アルバムをリリース後、SERU GIRANとの共演ライヴの機会に恵まれ、その衝動に突き動かされ本作のレコーディングを始めた。よりキーボードが活躍しその存在感を示しているが、各メンバーの演奏テクニックも大幅に上がり、アンサンブルを重視したアレンジの仕掛けの多いプログレ然としたナンバーも壮快さを増している。民俗的なメロディを取り入れながらも彼らの音楽性を確立した。また、スペイン語によるヴォーカルも叙情的で南米ならではの泣きで聴かせる。2作を残して81年に解散した短命バンド。2024年リマスター盤にて音質も向上。 ARGENTINA
BS-19060 SERU GIRAN / Same CD \2980
 再入荷。初のオリジナル・マスター使用となった2021年リマスター盤(LP+CDの2枚組セットのみで販売された)からの、単体初CD。PEDRO AZNARとエンジニアにより丁寧にリマスターが施され新たに甦った。アルゼンチンのロック・シーンを代表するバンドの78年1stアルバム。SUI GENERIS、LA MAQUINA DE HACER PAJAROS を経た、キーーボーディストCHARLY GARCIAが率いるバンド。PEDRO AZNAR(ベース)、DAVID LEBON(アコ&エレクトリック・ギター)、OSCAR MORO(ドラムス)の精鋭4人のアイデアが詰まったアルバム。当時のイタリア物を連想させるようなオーケストラと、ヴァイオリンを導入したシンフォニック・ロック、テクニカルなジャズ・ロック、ムーグやアープ・ストリングスをフィーチャーしたプログレッシヴ性が巧みに交錯する。また、ヴォーカル・パートも優しく繊細で心に響く。後のバンドに大きな影響を与えた傑作。2024年リリース。 ARGENTINA
BS-19059 SERU GIRAN / La Grasa De Las Capitales - Edicion 40 Aniversario CD \2980
 再入荷。<40周年記念盤> 2020年にLP+CDの2枚組セットのみで販売された作品からの、単体初CD。アルゼンチンのロック・シーンを代表するスーパー・グループの79年2nd。アルゼンチン・ロック史上最高傑作と名高いアルバム。社会に対する痛烈な批判を展開した挑戦的な作品で、当時のラジオで放送禁止になった曲もある反面、ヒット・シングルも含む、シンプルでポップな要素も持っているが、特筆は後半で、前半とは異なったドラマチックな作風へと一転し、シンフォニック、ジャズ・ロック、バラード等を織り込み、完成度の高い曲で構成されている(オリジナルとは一部曲順が変えてある)。メンバーは前作と同様、キーボーディストCHARLY GARCIAを筆頭に、強靭なフレットレス・ベースも聴かせるPEDRO AZNAR、DAVID LEBON(アコ&エレクトリック・ギター)、OSCAR MORO(ドラムス)の精鋭4人。ジャケットはゴシップ雑誌「GENTE」のパロディで、これもまたパパラッチと軽薄な雑誌への批判を表している。2024年リリース。 ARGENTINA
BS-19037 RAICES / B.O.V Dombe CD \2800
 再入荷。78年にリリースされたデビュー・アルバムが初CD化。アルゼンチンとウルグアイの混合バンド。当時、南米で流行したウルグアイから派生したカンドンベ・ミュージックに基づいたサウンドで、リズミカルなパーカッション、シンセ、ギター&ベース・ソロを多用したテクニカルなインスト・パートを披露するジャズ・ロックと、シンフォニック・テイストのあるアルゼンチンならではのスペイン語による淡いヴォーカル・パートを組み合わせた独自のスタイルで聴かせる。後にSPINETTA JADEに参加、MORO-SATRAGNIでソロ・デビューしたウルグアイ人ベーシストLUIS ALBERTO BETO SATRAGNIが率いる5人組。ボーナス・トラック1曲(99年のブエノスアイレスでのライヴ)追加収録。2024年リマスター盤。特殊見開き紙ジャケット仕様。 ARGENTINA
BS-19036 RAICES / Los Habitantes De La Rutina CD \2800
 再入荷。80年にリリースされた2ndアルバムが初CD化。アルゼンチンとウルグアイの混合バンド。当時、南米で流行したウルグアイから派生したカンドンベ・ミュージックに基づいたサウンドで、ウルグアイの名パーカッショニストRUBEN RADAを筆頭にピアニストやギタリストら多数のゲストを迎え、メンバーチェンジを経て、より洗練されたテクニカルなプログレッシヴ・ジャズ・ロックを聴かせる。リズミカルなパーカッションとギター、シンセのスピーディーな掛け合いなど、各人の技巧的なプレイが光り、スペイン語の叙情的なヴォーカルも映える。後にSPINETTA JADEに参加、MORO-SATRAGNIでソロ・デビューしたウルグアイ人ベーシストLUIS ALBERTO BETO SATRAGNIが率いる5人組。ボーナス・トラック1曲(99年のブエノスアイレスでのライヴ)追加収録。2024年リマスター盤。特殊見開き紙ジャケット仕様。 ARGENTINA
BS-18942 QUASAR / Same CD \2800
 再入荷。アルゼンチンの叙情派シンフォ・バンドの2023年デビュー・アルバム。イエス、ジェネシス、キャメルといった70年代のバンドの影響を語る4人組で、そういった印象を随所で感じさせるも、非常に南米らしいサウンドで占められており、クルーシスやパブロ・エル・エンテラドールといったアルゼンチンの名バンドを思い起こさせる力作。ファンタジックで幻想的なシンフォニック・ロックに、クラシカルな旋律やジャージィなパートも織り込み、プログレッシヴ然とした展開も見せ、滑らかなシンセやピアノ、甘美なギター、月夜のフルート等による、インストを中心としているが、柔らかなスペイン語で歌われる曲もあり、瑞々しい感性で綴る美しいサウンドは、ジャケットにも投影されている。特殊見開きジャケット仕様。 ARGENTINA
BS-19087 TRANS EUROPA EXPRESS / Il Gatto Dagli Occhi Di Giada CD \3980
 <300枚限定2024年リマスター新装ジャケット盤> 77年にイタリアのジャッロ映画のサウンド・トラックとして制作された初期バンコのギタリストやアドリアーノ・モンテデューロらプログレ・ミュージシャン4人組による彼ら唯一の作品。他にもドラマー、キーボード、ヴァイオリン、管楽器などクレジットのないメンバーも参加しており、未だ不明な部分も多い謎の録音で、ハードなギターとスクワイア張りのベースが核となり、イタリアン・ロックからアヴァンギャルドなインプロまでシンセやエレクトリックな効果音を交えながらダークに繰り広げられていく。アコギの耽美さにはゴブリンを感じさせ、中盤やフィナーレではクラシカルなソリーナをフィーチャーし、ニュー・トロルス張りのシンフォをドラマチックに聴かせるナンバーも。ボーナス6曲収録。当時、音源はリリースされておらず、06年にCDで初リリースとなったが、すぐに廃盤となり長らく入手困難だった。当店初入荷。 ITALY
BS-19086 SBB / Fos CD \2800
 75年にポーランドのグダニスクにあるスタジオでライヴ精神にて録音されたバンド史上最も暴力的でヘヴィなサウンドと言える音源を収録した2024年盤。当時、ワルシャワなどでは当局の監視が厳しかったが、地方では緩く、多くのバンドがそういったラジオ局のスタジオを利用して反骨ロック魂を剥き出しにした録音を残した。ハードな弾き倒しのギターに暴発するベースと唸りを上げるドラムス、反面、深い叙情性やイタリア製シンセのダヴォリシントによるサイケ色など過激な演奏が繰り広げられている。19年にアナログ・オンリーでリリースされた音源にさらに同セッションから2曲を加えCD化。1曲は後にJOZEF SKRZEKが80年のソロで再録。ボックスやボーナスで既発ではあるものの、同セッションを1枚にまとめたものはこれが初。リマスター。 POLAND
BS-19085 SBB / Sekunda CD \2800
 ワルシャワのドキュメンタリー映画のため77年に録音されたアーカイヴ音源。バンドの音楽性の過渡期のもので、ムーグやエレピをフィーチャーしつつヘヴィさを残した物悲しくも力強いサウンドを聴かせている。4作目の「Ze Slowem Biegne Do Ciebie」あたりに近く、さらに「Follow My Dream」収録曲の初期ヴァージョンと言える楽曲も収録されている。またその後、ライヴで演奏されるようになった原曲もあり、断片的ではあるものの、彼らならではの、そして東欧然とした美しいエキゾチックさを秘めたシンフォニック・ジャズ・ロック集と言えるのでは。19年にアナログ・オンリーでリリースされた音源に4曲を加えCD化した2024年盤。ボックスVOL.2等で既発も廃盤。新たにオリジナル・マスターから再構成され1枚にまとめられた。リマスター。 POLAND
BS-19084 BENJAMIN CROFT / We Are Here To Help CD \3500
 YES、ELPを筆頭に70年代プログレの影響を語る、キーボーディストのBENJAMIN CROFTによるプロジェクトの2024年新作。ソリッドでテクニカルなシンフォニック・ロックを聴かせるコンセプト・アルバム。ミニムーグ、プロフェット10、CS80、JUPITER8、ハモンドB3 といった16種類ものキーボードを駆使し、女性ヴォーカリストや、5人のギタリスト、4人のベーシスト、そして、ドラムスには、サイモン・フィリップスとマルコ・ミネマンらを迎えた総勢14名による超力作。リアル・ワールド・スタジオでスティーヴン・W・テイラー(ケイト・ブッシュ、ラッシュ)によってミックスされ、バリー・グリント(デヴィッド・ボウイ、プリンス)によってAIRスタジオでマスタリングが行われた、メジャー級の出来栄え。3面開きデジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19083 SIX BY SIX / Beyond Shadowland - Limited Digipack Edition CD \3200
 <3面開きデジパック仕様 / 限定盤> サーガのオリジナル・ギタリストのIAN CRICHTON、3(スリー)のメンバーでマルチプレイヤー兼ヴォーカリストのROBERT BERRY、ex.サクソンのドラマーNIGEL GLOCKLERといった、加米英3か国の精鋭で結成されたトリオの2024年新作2nd。的確なドラミングに支えられた、独特なタッチのテクニカルなギターを前面にフィーチャーしたハード・エッジのヘヴィ・プログレを展開する、キャッチーなメロディにクリエイティヴなセンスを散りばめたメジャー指向のアルバムとなっている。アコギとヴォーカルで叙情を紡ぐバラード調の展開もあり。 CANADA/MULTI
BS-19082 MILLENIUM / Souvenir From Holland CD \3300
 2023年4月オランダでのプログ・フェス時のライヴを収録した2024年盤。TRK PROJECTからヴォーカリストが新メンバーとして加入し、全体が見違えるほどエモーショナルになった新作「Tales Of Imaginary Movies」の曲を軸に初期の02年の曲や20周年記念作だった18年作からも加えた12曲のセットリスト。荘厳で哀愁に満ちた幕開けからドラマチックに突入していくインスト・ナンバーで幕を開け、中盤ではジェネシス風のプログラミングと幽玄なストリングスを配し泣きのギターを安定したヴォーカルと共に聴かせる。東欧の重厚さが醸し出されるもバッキングなど切れが良く、そのコントラストが美しい。後半は再び荘厳な哀愁に包まれ、25年のキャリアを感じさせる。DVDと同収録。3面開きデジパック。 POLAND
BS-19081D MILLENIUM / Souvenir From Holland DVD(PAL) \3800
 2023年4月オランダでのプログ・フェス時のライヴを収録した2024年盤。TRK PROJECTからヴォーカリストが新メンバーとして加入し、全体が見違えるほどエモーショナルになった新作「Tales Of Imaginary Movies」の曲を軸に初期の02年の曲や20周年記念作だった18年作からも加えた12曲のセットリスト。荘厳で哀愁に満ちた幕開けからドラマチックに突入していくインスト・ナンバーで幕を開け、中盤ではジェネシス風のプログラミングと幽玄なストリングスを配し泣きのギターを安定したヴォーカルと共に聴かせる。東欧の重厚さが醸し出されるもバッキングなど切れが良く、そのコントラストが美しい。後半は再び荘厳な哀愁に包まれ、25年のキャリアを感じさせる。青と赤をベースにした深いライティングがサウンドに合っている。CDと同収録。3面開きデジパック。 POLAND
BS-19080D MILLENIUM / Souvenir From Holland CD+DVD(PAL) \6850
 <セット販売品> 上記2点をセットでご購入いただくと割引価格になります。数量限定販売。数に限りがあります。各3面開きデジパック。 POLAND
BS-19056 ANGE / Le Cimetiere Des Arlequins CD \3800
 再入荷。<2024リマスター&見開き紙ジャケット・フランス盤+4つ折りポスター&復刻ワッペン封入> 今聴くと、とてもサイケデリックな世界へ誘われる73年リリースの2nd。彼らのスタイルが見えてきたアルバムで、荒削りだが力強く、異様な響きで圧倒するオルガンやヘヴィなギターをバックにハードに歌い上げるナンバーと、アコギやフルートを交えた風変わりなフォーク・タッチのナンバーが混在しており、また、沈み込むようなリヴァーブ処理により、まるで異次元から聞えてくる幻想的なロック交響曲のような印象を受ける。妖しさと激しさが織り成す超力作だ。内ジャケ等のアートワークはオリジナル・フィルムから再構成されており、ファン必携のコレクターズ品となっている。 FRANCE
BS-19055 ANGE / Au-Dela Du Delire CD \3800
 再入荷。<2024リマスター&見開き紙ジャケット・フランス盤+4つ折りポスター封入> 74年リリースの3rd。ユーロ・ロック史上で語り継がれる傑作であり、次作のEMILE JACOTEYと、その次のPAR LES FILS DE MANDRINの3枚はどれも屈指の必聴作と言えるが、そのスタイルを本作で決定付けている。アルバムを劇場化させ、アイロニーと空想的なコンセプトを意味深なヴォーカルや独特のメロトロンを配し、複雑な場面展開でリリカルかつヘヴィに聴かせる。そのシアトリカルなシンフォニック・ロックは後のフランスのシーンに多大な影響を与えた。内ジャケのアートワークは原盤のインサート素材らのオリジナル・フィルムからデザインされており、ファン必携のコレクターズ品となっている。 FRANCE
BS-19075 MERGING CLUSTER / Peak Of Ephemeral Light CD \3300
 マリリオン直系の哀愁サウンドとヴォーカルを聴かせる2024年作。フイッシュ・スタイルではあるものの、あまり前に出ず幽玄に歌われていくあたりにイタリアらしいシアトリカルさを感じさせ、スティーヴ・ロザリーを思わせる泣きに撤したギターと霧のようなストリングス・キーボードに時にシンセが唸りを上げるようにソロを絡めていく。全体を覆うダークなマイナー調にピアノやアコギが光を差し、21世紀アンビエントも交えるもポストにならない正統派に留めているところがミソだろう。オルガンやメロトロンも加わり、後半のクラシカルさなど、彼ら流にマリリオン影響が見事に完結している。フィレンツェで2010年に結成され、EPを経ての初アルバム。ヴォーカリストはRAVEN SADにも参加している。デジパック。 ITALY
BS-18934 EAST / 1986 CD \3500
 再入荷。ギタリストらオリジナル・メンバー2人に新たなヴォーカリストが加わった3人に、KORALのドラマーを起用するなど変則編成にて録音された86年作5th。オメガでも知られるハンガリー産のシンセ/リズム/コンポーズのインターフェス「MUZIX 81」を導入し、同年代のジェネシスの影響を感じさせるプログラミングやゲート・リヴァーブに、ギターシンセ、イーミュー、シモンズなど当時の先端サウンドと東欧ならではの切々と哀愁を歌い上げるハンガリー語の熱いヴォーカルが混じり合う他にない作風となっている。そして、スタインウェイなどアコースティックも含めた美しいキーボードやジャズ色のフレットレスベース、シンセに似せたギターシンセのハイトーンのキュンキュンとした泣き、重厚な空間を生み出すムーグ・タウラス、さらに幻想的な詩情など、トータルで描き出される広大なスケールはドラマチックで、今聴くと実に新鮮で良い。EASTならではのシンフォと言えるだろう。500枚限定リマスター盤。 HUNGARY
BS-19070 AMAROK / Hope CD \3300
 ドラマチックな音像と共に泣きのギターがエモーショナルに刺さり、ウォームハートなヴォーカルが切なく迫る2024年作。前2作での重厚でシネマティックなアンビエント色を残しつつ、時にヘヴィなギターやパワフルなドラムスなどロック色を強め、物悲しさと救いを求めるような甘いメロディアスさを入り混じらせて聴かせる近年の集大成と言える出来だ。ヴァイオリンやチェロなど生楽器とエレクトリック・サウンドの融合は絶妙な光と影を生み、過去にないカッコいい疾走も風を切り、特に後半は別バンドかと思ってしまうほどの堂々とした存在感で哀愁を彩っている。21世紀アレンジにアップデイトされているものの、とても誠実な正統派であり、最近、あまりポーランドのバンドに感じられなかったガラスの心が映る。でも、それは美しく温かい。3面開きデジパック。 POLAND
BS-19069 FUHRS & FROHLING / The Complete Recordings 3CD \4200
 SFFのキーボーディストとギタリストによるデュオの初CD化2作品を含む全リリース音源を収録した3枚組。AMMERLAND(78)、STRINGS(79)、DIARY(81)の3枚のスタジオ作から全曲と、既発の80年のライヴ盤から全曲に加え78年ブレイン・フェスから1曲を収録。AMMERLANDは美しいアコースティック・シンフォ作と言え、中世色もロマンチックに香らせ、どこかゲルマン叙情の影を持ち、ダイナミックなメロトロンや深い幻想性を見せ、14分近い7曲目はSFFを感じさせる作りとなっている。STRINGSは曲によってドラマーを配しシーケンサーも導入した動きの速い華麗な曲想も取り入れた進化した作風で、その2作の良さを合せたのがDIARYで、エレクトリック・ギターも入り、リズムの強化もありつつ、アコギやピアノの美しい叙情が絶品だ。ヴァンゲリスに通じる壮大さもありつつ、スリリングなパッセージはSFF譲りだろう。2人の才能がしたたる。80年のライヴは1stと2ndの曲を中心にアルバム未収曲も演奏。リマスター。3面開き紙ジャケット。
CD1:Ammerland & Strings
CD2:Live 80 + bonus from Brain Festival 1978
CD3:Diary
*ディスク2とディスク3の収録内容が逆になっています。予めご了承ください。
GERMANY
BS-19044 SAQQARAH / The Runaway CD \3200
 再入荷。フロイド、ジェネシス、キャメル、マリリオンの影響を語るブルターニュのシンフォ・バンドの2024年作。19年振りのアルバムで、デビュー当時からのメンバーのギターとキーボードをキメ細かく叙情的に配し、英語ながらもどこかフランス的な湿りを感じさせるメロディアスなヴォーカルを聴かせるネオ・プログレをフレンチ・シンフォで染めたようなサウンドと言えるだろう。波のようなストリングスをバックにギターが切々とソロを取る終盤など淡さが美しい。92年に結成され94年にデビュー。当時、フランスでは新たなプログレ・ブームが起っており、ニュー・ジェネレーション・バンドが多く現れたが、その雰囲気をいい意味で今でも湛えている。EPを含むと本作で4作目となる。デジパック自主盤。 FRANCE
BS-19054 SOCRATES DRANK THE CONIUM / On The Wings - 50th Anniversary Digipack Edition CD \3300
 <2023年リマスター50周年記念デジパック盤> ハード・ファンを直撃する73年リリースの3rd。本作ではツイン・ギターとなり、屈折したリフを多用するユーロ・ハード・ロックの超名作となっている。英語で歌われ、ツェッペリンが例えに出されることが多い本作だが、絡み合うツイン・ギターのプログレッシヴなアレンジに加え、ぎらぎらとした乾いたギリシャ的なヘヴィネスが重厚で、シャウトとメロウを絶妙にミックスするヴォーカルと共に王道の正統派でかつ英国ではないエキゾチックさが漂い続けるのが最大の魅力だ。稀有なほど全編アグレッシヴ! GREECE
BS-19049 JOHN GREENWOOD / Dark Blue CD \3300
 スティーヴ・ハケットも推薦文を寄せるジェネシス、アンソニー・フィリップスの影響を感じさせるシンフォニック・ロック新作。クラシカルなパートをシネマティックに織り込んだ、英国叙情が優美に香るメロディアスで美しい作品となっている。6&12弦、ナイロン、クラシック、エレクトリックを持ち替え、様々なスタイルを披露するギター・プレイも流石だが、ベース、キーボード、オーケストレーション、ヴォーカルまでマルチにプレイし、さらに、NICK MAGNUS(オーケストレーション&キーボード)、FROST*のドラマーCRAIG BLUNDELL、バンドメイトのSTEVE UNRUH (フルート)を筆頭に、ヴァイオリン、チェロ、フレンチホルンや、美声女性ヴォーカリストら、総勢15人のミュージシャンが参加したスケール感のあるプロジェクト作。全曲自作曲ながらジェネシスの「AFTERGROW」をカヴァー収録。オーストラリアのシンフォ・バンドUNITOPIAの最新作「SEVEN CHAMBERS」に参加しているイギリス人ギタリストの2023年作。昨年DLにてリリースされたアルバムがようやくCD化された。ボーナス・トラック2曲追加収録。自主盤。 UK/AUSTRALIA
BS-18952 VIIMA / Vaistyy Mielen Yo CD \3300
 再入荷。フィンランド最大級のキャメル派と言われた彼らが15年振りに新作をリリース! 前作とほぼ同じメンバーで録音されており、フィンランド語のヴォーカルをフィーチャーし、バーデンス風のロマンティックなキーボードとメロディアスなギターにフルートも加え、オルガン、エレピ、シンセ、そして深夜の湖畔から漂ってくるようなメロトロンが神秘の美を幻想的にドラマチックに描き出している。まさにキャメルの如し。なんという叙情の洪水。心の夜が消えていくと題され、それを映し出したジャケットのような光と希望も見え、ざわついた日常が溶けていく。リズムにもキャメル然とした適度な緊張感があり、時にハードでスリリングな展開に。ラストも絶品で、いつまでも鳴り続けてほしいと祈るロマンに満ちる。メロトロン・シンフォで人気のKOSMOSのメンバーがゲスト参加。キャメル・ファン、メロトロン・ファン必聴傑作! 2024年作・自主盤。 FINLAND
BS-18994 THE CHRONICLES OF FATHER ROBIN / The Songs & Tales Of Airoea - Book III CD \3300
 再入荷。WOBBLER、JORDSJO、TUSMORKEらのメンバーが集まった最強クラスのヴィンテージ・シンフォ最新の第3弾2024年作。1曲目はまるでジェントル・ジャイアント、2曲目、そして3曲目は、まるでイエスといった感じで、英国プログレへの崇高な憧憬が映し出される。ややサイケデリックな4曲目、女性ヴォーカルも交えたフォーク風味で始まるラストの5曲目も70年代初期の英国リスペクトが強く、ハモンド、ローズ、ソリーナ、チャーチ・オルガン、メロトロンなどキーボードの彩りも十分。北欧神話や伝説などからのインスピレーションを散りばめ完成させている。30年ほど前からあった構想で、3部作としてようやく形になった。その最終章で、もっとも統一感があり、透明感のあるリリカルな作品となている。 NORWAY
BS-19002 ISILDURS BANE & JINIAN WILDE / The Pearl Of Ever Changing Shell CD \3300
 再入荷。ダークな夢想の中を彷徨うような孤高の音楽性を見せる2024年作。ヴォーカリストとの新たなコラボ作となっており、本作ではDAVID CROSS BANDのJINIAN WILDEを抜擢。ピアノ、アープ、ムーグ、クラヴィ、メロトロン、プロフェット、オーヴァーハイム、CS-80といった多彩なキーボードに、ヴィオラ、クラリネット、トランペット、ギターらが加わり、パーカッションも交えた気鋭のリズム・セクションがダイナミックな情景を浮き上がらせる。様々な音楽性と手法が融合し、彼らの作品の中では最もエレクトリックなアンビエント色が強いが、水の底に漂うような叙情は穢れなく神聖で、まぎれもなく息吹があり、ラストではすべてを許し合ったような讃美歌が未来へ木霊する。常に新しい音楽を求めるバンドにとって、絶えず変化する貝殻と真珠をタイトルにしたという。その意味を全編に込めた超力作! SWEDEN
BS-19046 SISYPHOS / Teardrop Symphony CD \3600
 70年代初期のロックをコンセプトに制作された2024年作。ジャケットやシタールを導入したラストで顕著なサイケデリックな要素も取り入れており、ハミル似のヴォーカルをフィーチャーし、鉄壁の4人がストレートに繰り広げるダークで棘のあるサウンドとなっている。変幻自在のハモンドとハードなギターがアンサンブルの核となり、切れの鋭いクラヴィやエレピ、幽玄なコーラスが効果的に配される。一聴シンプルに感じるも、展開や変拍子、キメの凝った、そしてそのストイックさはスイスならではと言え、屈折しクラシカルさも見せる6曲目、インストでじわじわと迫り来る7曲目などSISYPHOS然としたプログレッシヴな風格を見せる。曲によってはトリオ・ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターを思わせるところも。彼ららしい挑戦作となっている。自主盤。 SWITZERLAND
BS-18996 SEMIRAMIS / La Fine Non Esiste CD \3300
 再入荷。50年振りとなる新作がリリース! 彼らもまた、たった1枚のアルバムでイタリアン・プログレのレジェンドとなった。その「Dedicato A Frazz」のドラマーを中心とした新ラインナップで来日メンバーだったキーボーディストのダニエレ・ソレンティを含む6人編成により未発表新曲を6曲収録。巧みでハードなギターと歌い上げるイタリアン・ヴォーカルに彼らの特徴でもあった鋭いアコギや鍵盤打楽器を効果的に配し、エキゾチックな地中海の光と影が織り成すテクニカルなサウンドで構築された強力な内容となっている。フルートの新味もあり、ぎらつくシンセやキメの畳み掛け、アップテンポで迫っておいての広大なシンフォ展開など中盤からはらしさがダダ洩れ。何かに取り憑かれたようなラストなど当時に書かれた曲ではと思ってしまう傑出ナンバーだ。伊ファン必聴! 2024年作。デジパック。 ITALY
BS-19041 PEREGRINE / Songs Of Mine CD \3200
 初CD化。72年にウェールズのマイナー・レーベルであるWESTWOODからリリースされた英国レア・フォーク・バンドの唯一作。12弦&アコ−スティック・ギターのアンサンブルと男性ヴォーカル(&コーラス含む)で聴かせるトリオによるウォームハートなフォーク・アルバム。柔らかい雰囲気のメロディアスな曲が多い中、当時の英国の香り高いドリーミィさやマイナー調のアンダーグラウンドな趣の曲もあり気を引く。フォーク・ファン垂涎のコレクターズ・アイテムとしても知られる1枚。紙ジャケット仕様。韓国盤。 UK
BS-19040 ELDBERG / Same CD \3300
 <ラスト・ストック> 氷と炎の国、アイスランドから本格的なプログレ・バンドの2011年デビュー作。全編アイスランド語で歌われ、ハモンドやメロウなギターを配するサウンドはかのTRUBROTを彷彿。ゲストでサックスも含む完全なヴィンテージ系の音で、70年代初期にこの国で生まれた名作群に加えても、なんら見劣りもしない完成度だ。時にメロトロン風のキーボードも遠鳴りし、感情的なヴォーカルも説得力十分で、ワーグナーやバッハを交え後半はハードなクラシカル・ロックへ突入。ハモンド弾き倒しだけでなく、この情感。ヴァーティゴライクと言うなかれ。最高です。EIKのキーボーディストによるプロデュース。デジパック。 ICELAND
BS-18991 LA FUENTE / Same CD \2800
 再入荷。初CD化。2枚のアルバムを残したアルゼンチンの短命バンドの81年1st。アコギ&12弦ギター、マンドリン、フルート、クラリネット、ピアノ、チェロ等による繊細なアコースティック・アンサンブルと、物悲しいメロディに惹きつけられる。南米のバンドにしては珍しく、まどろむ英国調のアンダーグラウンド・フォークのような趣や、夢想的なシンフォ色、室内楽風のクラシカルな風味もあり、サウンドに乗せてスペイン語の柔らかなヴォーカルとコーラスも美しい叙情を紡ぐ。当時、LOS JAIVASのTODOS JUNTOSのカヴァーをした事で有名となり人気を集めた為、アンデス音楽の要素も含んでいる。原盤はLITO VITALEのレーベルCICLO3からリリースされた。隠れた名盤。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18934 NURT / Same CD \3500
 <ラスト・ストック> ポーランド屈指のヘヴィ・プログレを聴かせる73年作。彼らの唯一のアルバムで、あのSBBのJOZEF SKRZEKも感化されたという凶暴に歪んだベースと豪快なドラムスにハード&サイケなギターが加わりポーランド語のハイトーン・ヴォーカルで歌われる。ヘヴィまっしぐらかと思うとこれがとんでもなく音楽性が広く深く、シタールを配した瞑想的な曲を始め、バート・ヤンシュ風のギターの曲、シンセやハモンドも加えた初期SBBを彷彿させるプログレッシヴな曲、アシッドなフルートを交えた眩惑的な曲、ジャズ界で著名なトランペッターをフィーチャーした曲、そして王道ハード・ロックと、強烈な多様性で構成されている激作。この屈折、暗み、東欧ならでは。2013年リマスター盤。 POLAND
BS-18794 EDUARDO MORENO / Disorder - Inner Odyssey Expanded Edition CD \3200
 再入荷。70年代のクリムゾン、イエス、ジェネシス、ELPらをリスペクトしたグラナダのマルチ・ミュージシャンのシンフォニック・ロック2023年作。ジャケットには宮殿がオマージュされているようにその溺愛ぶりは相当なもので、彼が作り上げた英国プログレのユートピアが展開される。宮殿と戦慄と危機とサパーズと脳みそサラダがミックスされたような濃密さで、邪悪なギターにバンクス風のオルガンにエマーソンの如く攻撃的なピアノも襲い掛かり、かつ速いキメや後半の圧倒的な音圧での持続性は21世紀型という、想像を絶するとんでもない内容となっている。ヴォーカリストや女性コーラス、サックス奏者など数人が参加。リマスター&ボーナス1曲入り3面開き紙ジャケット。 SPAIN
BS-19030 TVINNA / Two - Wings of Ember CD \3300
 ドイツの人気バンドFAUNの女性ヴォーカリストLAURA FELLAが率いるメディヴァル系バンドの2024年新作。彼らは自らをダーク・プログレと位置づけており、ルーツである民俗的なフォークよりも、ロックへとより舵を切ったコンセプト・アルバムとなっている。ギタリスト、ドラマーとのトリオ編成に、ブッケホルン(羊またはヤギの角から作られた古代スカンジナビアの楽器)や、ハーディ・ガーディもゲストに迎え、ドライヴ感のあるエレクトリックと融合させ、幽玄で神秘的な中にも、コンテンポラリーでポップな感性を持ち込んだサウンドは、やはりFAUNを思わせるところも。LAURAの可憐なヴォーカルも映える。デジパック仕様。 GERMANY
BS-18857 SEPTEMBER / Zadnja Avantura - Deluxe Edition CD \3600
 再入荷。スロヴェニア屈指のジャズ・ロック・バンド、SEPTEMBERの必聴2タイトルが2023年リマスター再発! 壮絶な演奏が聴ける76年作1st。スリリングなエレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーし、キリコ張りのバカテク・ドラムスと切れ味の鋭いオルガンやエレピと巧みなギターが一体となり、ずばりアルティ・エ・メスティエリも彷彿させる疾走型ジャズ・ロックを展開。キーボードとリズム・セクションはTIME、ヴァイオリニストはスロヴェニアン・フィルのメンバーだった。ギターを兼任するヴォーカリストを中心にリュブリャナで結成。ヘヴィな重厚感もあり、旧ユーゴスラヴィアならではの熱い歌心も沸き立つ名作だ。旧ユーゴのトップクラスの1枚だろう。76年のシングルから初CD化ボーナス2曲入り。デジパック限定スロヴェニア盤。 SLOVENIA
BS-18856 SEPTEMBER / Domovina Moja CD \3600
 再入荷。スロヴェニア屈指のジャズ・ロック・バンド、SEPTEMBERの必聴2タイトルが2023年リマスター再発! 今回、初CD化となる79年2nd。ヴァイオリニストが抜け、その分、よりギターを配したアンサンブルとなり、ヴォーカリストとTIMEのキーボーディスト以外は新メンバーとなっているが、前作の延長線上のテクニカルなサウンドでありつつ、ロックの骨格が強くなり、バルカン色も交えながらヴォーカルやギターはメロウな哀愁も湛える作風だ。また、キーボードはプログレッシヴな切り込みのハモンドに加え、ピアノやクラヴィのカッコいいイタリア風のバッキングやアープ・シンセの速弾きソロなどヴァリエーションを増し、ゲストでサックスも入る。バンドはソ連やドイツを始め、アメリカでのツアーも行った。デジパック限定スロヴェニア盤。 SLOVENIA
BS-19021 DRIFTING SUN / Veil CD \3200
 メランコリックな英国叙情が胸に染み渡るマリリオン、ジェネシス影響下のシンフォ・バンドの2024年新作。泣きを含んだエモーショナルなギター、ピアノがクラシカルに響き、メロトロン系、シンセ、オルガン、生のヴァイオリン、合唱も導入した、ドラマチックな哀愁に満ちたシンフォニック・ロックを聴かせる。メンバーチェンジを繰り返しながら新たな試みを取り入れ進化を続ける彼ら。本作では、リーダーのフランス人キーボーディストと、前作から参加したギリシャのシンフォ・バンドVERBAL DELIRIUMのヴォーカル、IQ/ARENAベーシストJOHN JOWITTに加え、新たにex.PENDRAGONのドラマーFUDGE SMITH、ギタリストらを迎えた精鋭の5人組にて。3面開きデジパック仕様。自主盤。 UK
BS-19017 SBB / Live Cuts - Bytom 1979 2CD \3200
 未発ライヴ・シリーズ「Live Cuts」第10弾。恐るべし驚愕の閃光シンフォニック・ジャズ・ロックを聴かせる79年10月のライヴを2枚組で収録した2024年盤。それまでのトリオに、NIEMEN AEROLITに参加していたギタリストをもう1人加えた「Memento〜」での4人編成となり、彼らのホームタウンで新しいラインナップのプロモーションとして行われた。速さ、キレ、輝き、ドラマチックさ等、群を抜いており、Memento〜の1曲目を始め、4作目のZe Slowem Biegne〜、Follow My Dreamから前半の組曲、ギターがむせび泣くWelcomeの2曲目などに加え、JOZEF SKRZEKのソロ・ナンバーではリリカルなピアノやアコギを聴かせ、79年のオムニバスのみに収録されていた曲など絶頂期の演奏が堪能出来き、嘆きのヴォーカルが胸に染み入る。リマスター。 POLAND
BS-19005B ORANGE POWER VOL.7 BOOK \2860
 
「不思議音楽館 ORANGE POWER Vol.7」

 特集:南米ウルグアイ(この規模の特集は世界初かも)
  (ヒストリー+ピックアップ伝説アーティスト+レビュー126枚)
 特集:北欧アイスランド(この規模の特集は世界初!)
  (ヒストリー+レビュー84枚)
 総勢30名の無人島レコード・レビュー10選(レビュー300枚以上)
 日本のプログレ・バンド最前線(フェス・レビュー)
 ディスクス再発レビュー
 レコード・コレクター虎の穴「オークション」
 世界レア盤・廃盤買い付け記 特別寄稿トルコ編
 レコード・マニア偏愛録
 Collectors Notes 他
 新企画も満載!
 (全164ページ/カラー14p)
 完全限定制作品

■ガーデン・シェッド独自制作の「永久保存特典ペーパー」を差し上げます! プログレ・ファン、シンフォ・ファンへ捧げるイタリアの2000年以降の女性ヴォーカル傑作選です

ARC-7390 DISCUS / 1st CD \3300
 「ディスクス / ファースト」 なんの前触れもなく、99年にイタリアのプログレ専門レーベルからリリースされ、多くの音楽ファンに衝撃を与えたデビュー作。女性ヴォーカルも含み、個性的で、民俗的なエキゾチックさを持った曲想と変拍子が複雑に入り組むテクニカルな演奏が生み出すサウンドはそれまで聴いたことがない世界観のプログレッシヴ・ロックで、免疫の無い我々を襲った。的確かつ弾きまくられるギター、所狭しと駆け回るツイン・キーボード、デヴィット・クロスのようなヴァイオリン、舞い荒れるフルート等、特に最初と最後の曲が凄い。その最後の組曲のジャカルタ05年ライヴをボーナス収録。解説付き。2024年リマスター&紙ジャケット。 国内盤
ARC-7391 DISCUS / ...Tot Lich! CD \3300
 「ディスクス / トット リヒト!光へ!」 03年2nd。プログレへの強い愛着心とインドネシアというアイデンティティーを踏まえた上で完成された驚愕のテクニカル・パワー・ジャズ・ロック。その恐るべし内容に一聴で仰天! 緻密なのに、こんな破天荒な音は聴いたことがない。女性ヴォーカルをフィーチャーし、野生に舞うサックスやフルート、バカテクで荒れるギター、鋭く切れ込むヴァイオリン、ケチャのように叫ぶ打楽器群、ポリリズムを超越させたガムランの可能性、そして、傑出バラードの3曲目に見られるような美しい叙情性。既発ボーナス+09年のドイツのライヴから圧巻の新規ボーナス1曲収録。解説付き。2024年リマスター&紙ジャケット。 国内盤
ARC-7392 DISCUS / Live In Switzerland (Official Bootleg) CD \3300
 「ディスクス / ライヴ・イン・スイス (オフィシャル・ブートレッグ)」 05年にスイスで収録された圧巻の未発表ライヴ。2ndの「トット リヒト!光へ!」の曲をメインに1stから最もプログレ色の強い2曲を加えたセットリストを、妖艶な歌声の新たな女性ヴォーカリストを交え、ギターなどスタジオ盤よりハードなロック・テンションと驚異のテクニックで聴かせるモンスター・ライヴとなっている。キーボードやヴァイオリン、21弦ハープギター、フルートやサックスやクラリネットらに加え、竹のオーガニックな響きがエキゾチックな情景を浮かび上がらせるスリンやリンディックと言った民俗楽器も持ち込まれ、眩い光と神秘が強烈に宿る。音質&バランス最上。解説付き。紙ジャケット。 国内盤
ARC-7390-2 DISCUS / 1st + ...Tot Lich + Live In Switzerland Official Bootleg - 3CD Set 3CD \9900
 ディスクス3タイトルまとめ買いセット。先着特典ボックス付き。(ファースト + トット リヒト!光へ! + ライヴ・イン・スイス) 国内盤
BS-19011 LOST WORLD BAND / A Moment Of Peace CD \3500
 超絶ヴァイオリンをメインにまるでフリップな激しいギターをフィーチャーし、変拍子でスリリングに迫る2024年作。拠点をニューヨークに移しており、ロシア系のフルート奏者やカナダのドラマーなど在米のミュージシャンで録音。クリムゾンの暗黒の世界からレッド期のサウンドを軸に、ピアノと鍵盤打楽器を交えたディシプリン風ナンバー、ケルトまたはアンビエント色を漂わせる女性ヴォーカル・ナンバー3曲や、さらに12弦などアコギによるアンソニー・フィリップス風の情景が広がるナンバーまで収録している。とは言え、大半を占めるアグレッシヴなプログレッシヴ・ロック・ナンバーが主流で、やはり欧米とは一線を画す尖ったエキゾチックな内容となっている。見開き紙ジャケット自主盤。 RUSSIA
BS-19010B BIG BIG TRAIN / The Likes Of Us - Limited Mediabook Edition CD+BLU-RAY \4200
 <ブルーレイ付き/28ページ・メディアブック仕様/限定盤> 近年のPFMに参加経験もあるイタリア人ヴォーカリストALBERTO BRAVINを迎え、レーベルも移籍しリリースした、新生ビッグ・ビッグ・トレインの2024年新作。少年時代の思い出をテーマに郷愁を誘う美しい世界観で聴かせるコンセプト・アルバム。マルチプレイヤーが多いため、7人編成のバンドの中で4人がキーボードを担当し、5人がギター・パートに係わっている。12弦ギターやメロトロンも英国調で、2015年のスタックリッジと共に来日した女性ヴァイオリニストCLARE LINDLEYのプレイも欠かせない。イタリアのスタジオにメンバーが集まっての録音で、ハートフルな彼らのサウンドに、よりリアルな深みを与えている。ブルー・レイには、DOLBY ATMOS, 5.1 SURROUND SOUND & HIGH RESOLUTION 24-BIT STEREO MIXESを収録。 UK
BS-19006 MANDALABAND / Legacy - The Story Of Mandalaband 1975-1978 4CD BOX \5800
 <4枚組ボックス> 英国シンフォニック・ロック史上に残る傑作2作品。75年作の1st「MANDALABAND」と78年作の「THE EYE OF WENDOR」が、リーダーのデヴィッド・ロールによる2024年リマスター盤と、2024年リミックス盤の4枚組ボックスにてリリース。さらに今回初CD化となるシングル・ヴァージョン3曲を含むボーナス・トラック9曲も追加収録。バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト、ジャスティン・ヘイワード、10CC、マディ・プライアーといった優れたミュージシャン達による凝った演奏はもちろん、オーケストラや合唱団をフィーチャーした、マルチ・トラック数の多い作品。最新リマスターにより色鮮やかに甦る。リミックスは、ディテールにかなり違いが出ており、より壮大なスケール感と荘厳な響きを持たせ、約50年経ってさらに手が加えられた内容は必聴と言わざるをえない。ボーナス・トラックのデモ音源では、オーケストラを使わず、ウーリー・ウォルステンホルムとデヴィッド・ロールのキーボードによるオーケストレーションによるもので、彼らがライヴでも遜色なくこのアルバムを演奏出来たであろう事を証明している。各紙ジャケット収納。ブックレット封入。
CD1:MANDALABAND (2024 REMASTER)
CD2:THE EYE OF WENDOR: PROPHECIES (2024 REMASTER)
CD3:MANDALABAND (2024 DAVID ROHL REMIX VERSION) +3 BONUS
CD4:THE EYE OF WENDOR: PROPHECIES (2024 DAVID ROHL REMIX VERSION) +6 BONUS(内、3曲は今回初CD化のシングルVer)
UK
BS-18998 EXPERIMENTAL / Homonimo - Limited Edition CD \3200
 クリムゾン、ロバート・フリップ影響下のバンドのお蔵入りとなっていた未発表アルバムが23年の時を経て初リリース。2001年の録音で、ツイン・ギター、チャップマン・スティック/ドラム・プログラミングといったトリオ編成にて、ポリリズムの応酬に邪悪に歪んだギターをフィーチャーし、ディシプリンをより過激にしたようなプログレッシヴ・ロックに近年のモダンさも加えて聴かせる、本格派クリムゾン・リスペクト・サウンドで、リズムなどかなり迫っている。一時期多発したこの手のものとは一線を画する出来。昨年、オリジナルメンバーにて再結成を果たし本国で注目され、本作のリリースが実現された。2024年リマスター盤。デジパック仕様。 CHILE
BS-18986 L'UOVO DI COLOMBO / Schiavi Del Tempo CD \3300
 再入荷。<200枚限定・自主盤> 73年に唯一のアルバムをリリースしたL'UOVO DI COLOMBOがオリジナル・メンバーであり、FLEA、ETNAでも知られるベーシストのエリオ・ヴォルピーニによって再編され50年振りに新作2ndを制作。いくつかの新曲に73年作からの新録3曲と、さらにFLEAとETNAの曲も新録。メンバーだったマランゴーロ兄弟らゲストを迎え、ある意味、彼らのキャリアをニュー・レコーディングでプログレッシヴに集約した作品と言える。マランゴーロ兄弟とギタリストのカルロ・ペンニーシらで録音されたジャージィでテクニカルな新曲はどちらかと言うとETNAを思わせるが、L'UOVO DI COLOMBOの73年作の1曲目を始め、FLEAの再現度も素晴らしく、ハモンドやムーグのヴィンテージ感やリズム・セクションなど申し分ない。他にもRDMやRRRのヴォーカリストも参加。また、単に録音プロジェクトではなく、数か月に渡りライヴ・ツアーも行われる予定だ。イタリアン・ロック・ファンにはまたひとつ驚きの再編となっている。2024年作。自主盤CDR。 ITALY
BS-18606 OMNI / Cronicas Del Viento 2CD \3800
 再入荷。泣きが甘美に立ち込めるずばりキャメル直系シンフォの2023年作。アンダルシアはカディスのバンドで16年振りにリリースされた待望の4作目。スパニッシュ・ムードも漂わせながらの優美でカラフルに舞う哀愁のサウンドは、かつてのIMANやCAIあたりも思わせ、ロマンチックな世界が描き出され、月夜のファンタジーが浮き上がる。ギターが奏でる極上の叙情、アラビック・パーカッションを泳ぐように奏でられるシンセと共に泣きじゃくる。風のクロニクルと題された本作ではスペイン語のヴォーカルもフィーチャーしており、リリカルなフルートやリコーダー、サックスらゲストも多く参加。彼らもまたギターとの絶妙な絡みを見せる。後半ではエキゾチックな幽玄さも漂う2枚組での大作となった。最高作だろう。必聴まちがいなし! 1stの曲を新録したボーナス1曲入り。3面開き紙ジャケット。 SPAIN
BS-18990 EL RELOJ / La Esencia Es La Misma CD \2800
 かつてはアルゼンチンのセミラミスとも言われたハード・プログレ・バンドが、リーダー以外のメンバーを一新し、83年にリリースした3作目。ツイン・ギター、ムーグなどをフィーチャーした6人組により、洗練されたテクニカルなプレイと、スペイン語の情熱的なハイトーン・ヴォーカルも駆使し、ジャズ・ロック・テイストや、スタイリッシュなインスト・サウンドも織り込んだ、新たなスタイルに挑戦した力作。初期に見られたようなヘヴィなギターは陰を潜め、手業と伸びやかなプレイで聴かせる。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18989 EL RELOJ / Santos Y Verdugos CD \2800
 94年に再結成されリリースされた4作目。それ以来、長らく廃盤で入手困難だったアルバムが30年振りにアルゼンチン盤にて再発。ツイン・ギターによる速弾きのハードなギターや、スペイン語の情熱的なハイトーン・ヴォーカルを駆使したヘヴィ・プログレ。テクニカルに疾走し爆発させるが、ハード一辺倒ではなく、ピアノや幻想的なシンセをフィーチャーした曲もあり、シンフォニックな趣やプログレッシヴな展開も見せる。どこか翳りを帯びたサウンドに民俗色も加味し、欧米のバンドとは一線を画する南米ならではの構成となっている。2024年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18988 LE FRANCIS DECAMPS DELIRIUM / ...A Couches CD \3600
 <初回入荷特典:直筆サイン入りポストカード付き・500枚プレス限定盤> 2022年11月12日にフランスで行われたライヴを収録。ユーロ・ロック史上で語り継がれる傑作、アンジュの74年作「AU-DELA DU DELIRE (新ノア記)」を、オリジナル・キーボーディストのフランシス・デカンによりリメイクした、22年作のシン・新ノア記と言える「BIEN AU-DELA DU DELIRE」を再現したライヴ盤。22年に5か所で、23年に2か所でのツアーが行われた。シンフォ・バンドMOTISのメンバーがエレクトリック・ブズーキとキーボードで参加し、フランス屈指のスティックチャップマン奏者PASCAL GUTMANの手腕も光る4人編成にて。ドラマチックなメロトロン、シアトリカルなヴォーカル等踏襲しながらも、フランシスの感性でファンタジック&コンテンポラリーに描き上げ、オリジナルをリスペクトしつつ、全くの新作として接する事が出来たスタジオ・テイクをベースに、ダイナミックな臨場感と70年代アンジュのライブを彷彿させるシアトリカルな世界観を味わえる傑作ライヴとなっている。3面開きデジパック仕様。自主盤。 FRANCE
BS-18987 IT BITES FD / Return To Natural CD \3300
 ファン待望のフランシス・ダナリー率いるイット・バイツの再結成が遂に実現。名盤「EAT ME IN ST. LOUIS」以来、35年振りとなる2024年新作。ハートフルなヴォーカルとテクニカルで伸びやかなギターを駆使した、キャッチーかつメロディアスなサウンドで、近年のソロに近いコンテンポラリーな印象と、初期イット・バイツを思わせるスタイリッシュなアレンジも散りばめた、流石の出来となっている。また、繊細なアコギやクラシカルなパートも取り入れ、ジェネシス影響下の幻想的なキーボードも光る。昨年アルバムに先駆けリリースされ話題となったライヴ盤とはメンバーが異なり、フィッシュ・バンドのキーボーディスト、フランク・ザッパやアラン・ホールズワースとの共演で知られる敏腕セッション・ドラマー、バンドメイトのベーシストといった精鋭での4人編成にて。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-18947 PALLAS / The Messenger - Limited Mediabook Edition CD \3800
 再入荷。<メディアブック仕様 / 限定盤> シンフォ・ファン必聴の9年振りとなる待望の新作。ALAN REEDがバンドに復帰しての1作目となる2023年作。翳りを帯びた内省的な英国叙情と、ダークなドラマ性、ストリングスやピアノ、アコギを織り込んだクラシカルな幻想美が絶妙なバランスで配された力作。そして、ALAN REEDの哀愁を帯びたヴォーカルが胸を締め付け、彼のバンドに於ける存在の大きさをまざまざと見せつけている。「THE SENTINEL」が冷戦の懸念と、それが投げかけた影と呼応していたのに対し、本作「THE MESSENGER」は、環境問題から戦争の脅威等、現代社会の様々な問題を取り上げたコンセプチュアルな作品となっていて、ラストのタイトル・トラックで感動的に幕を閉じる。イマジネイティヴなイラストが施された36ページの綴じ込みブックレット付きの特別限定盤。自主盤。 UK
BS-18940 WARA / El Inca - 50th Anniversary Edition CD \3200
 再入荷。<50周年記念・限定盤> 南米ハード・プログレの最高峰、73年にリリースされたボリビアの秘宝が、2023年リマスターにて再発!ユーライア・ヒープやディープ・パープルに影響を受けながらも、プログレ寄りで、ハード、プログレッシヴ、シンフォ、サイケ、ボリビアの伝統音楽も織り交ぜた、アイデンティティー溢れる独自のサウンドを展開する。プログレッシヴなオルガン、エネルギッシュなギター、強力なリズムに加え、バカロフのようなバロッキーな生のストリングス・アンサンブルや、フルートも特筆。邪悪な空気を発散させるが、それ一辺倒ではなく、スペイン語によるヒープ調のヴォーカルやコーラス・パートに加え、歌心のあるハートフルなヴォーカルとメロディアスな叙情に満ちた曲や、ラストのクラシカル・ロック調のアレンジを加えた曲まで、南米ならではのサウンドの豊かさを感じさせる。WARAはアイマラ語で「星の光」という意味。ド級の傑作だ。リマスターにて音質もかなり向上! BOLIVIA
BS-18985 MARCELLO CAPRA / Voyage CD \3300
 PROCESSIONの1stで鋭いプレイを見せていたギタリストの2024年作。彼はバンドを離れた後、セッション・ミュージシャンとなり、アコースティックな地中海作品を数枚リリース。フラット・ピッキングから繰り出される端正な音色のオベーションや変則チューニングによるバート・ヤンシュのような独創的スタイルのアコギに加え、本作ではエレクトリック・ギターも使用され、タッピングのパーカッシブな妙技が生む複雑な流動性や、多重やエフェクトによる眩惑感も交えた超絶プレイを見せ付けている。サックス奏者とアルティ・エ・メスティエリのベッペ・クロヴェッラがハモンド、ムーグ、メロトロン、ストリングス・キーボードで数曲参加。ベッペは曲も提供している。 ITALY
BS-18984 TONY PAGLIUCA / Immagin Arie CD \3300
 <2023年リマスター&ボーナス入り新装盤> 70年代からレ・オルメに参加しトリオ全盛期を形成したキーボーディストの93年作。キーボードとプログラミングによるシンフォ寄りのインスト中心のサウンドで、美声の女性ヴォーカリストが1曲、ギタリストが2曲アコギでゲスト参加している。美しくファンタジックなイメージが広がっていく曲を始め、自然のナチュラルな詩情を感じさせる曲や、万華鏡の如くカラフルなナンバー、オーケストラを想定したクラシカルな曲や少しヴァンゲリス調に加え、ピアノを配したアコースティックなものまで音楽性は豊か。未発表ボーナス3曲入りで1曲目ではフェローナ・ソローナのフレーズが聴け、2曲目はオルメのギタリストへ捧げられており、ラストは伊ヴォーカル入りで、まるでオルメ。 ITALY
BS-18982 ANDREAS AARFLOT / Det Rivna Pianot CD \2850
 初CD化。スウェーデン語で歌うコケティッシュな女性ヴォーカルをフィーチャーしたカンタベリー系ジャズ・ロックの78年作。ピアノ、オルガン、サックスをプレイするマルチ・ミュージシャンの唯一のソロ作で、タイトなリズム・セクションに曲によってフルートも配し、ペッカを思わせるコンテンポラリーなスタイルから中盤のようなシンフォニックな叙情も見せるナンバーまで、ギターの卓越した弾き込みと泣きやクラシカルなチャーチ・オルガンも交え聴かせる完成度の高い作品だ。全編で北欧の涼し気な空気がなんとも心地良い。リマスター。 SWEDEN
BS-18981 ETHOS / Open Up CD \2850
 クリムゾンの狂気のヘヴィさと無垢な叙情が交差しスタートする77年リリースの2nd。メロトロンなどシンフォニック度はさほど変わらず、加えてよりテクニカルでマニアックなスタイルへ持っていっている。QUILL、PENTWATER、CATHEDRAL、BABYLONらがこの年代に完成させていたアメリカ独自のプログレッシヴ・ロックだ。ジャケットのせいなのか1stの「Ardour」と比べると何故か人気が無いようだが、演奏、オリジナリティーで取るなら本作だろう。これをよく当時のメジャーが出したな、と思うほど一直線。ダークで硬派だ。リマスター。 USA
BS-18980 ARIEL / Perspective CD \2850
 初CD化。キーボード、ギター、ドラムスのインスト・トリオが85年に自主リリースした激レアな唯一作。アメリカらしい猛烈な弾き込みの激しいスリリングなサウンドのシンフォニック・ジャズ・ロックとなっており、3人そろって誰もが前へ出ようとするテクニカルさに加えファンタジックなシンセや気取ったエレピなど、タイトルのパースペクティヴを実践するクリアーな構築とプログレッシヴな攻めを繰り返していく。また、ベースを補うヘヴィなムーグの使用が特徴的だ。ハード・エッジではないがラッシュの影響があるのでは。リマスター。 USA
BS-18979 FRANK PISANI / Sky CD \2850
 初CD化。シンガーが77年にマイナー・レーベルからリリースした作品で、まさかこのジャケットからと誰しもが想像出来ないオルガンやメロトロンが1曲目から噴き出す。シャウトなヴォーカルにハードなギターと基本アメリカン・ハードなのだが、マイケル・クアトロのアルバムのようにウェイクマン張りのハモンドが弾き倒されるインストがあったり、ピアノがジャージィなナンバーやシンセが背景でイリュージョンを醸し出すバラードなどアメリカの知られざるレア物の奥の深さは計り知れない。バンド編成だがクレジット無し。リマスター。 USA
BS-18848 NEXUS / Insania - Limited Edition CD \3300
 再入荷。正統派シンフォ・バンドの2023年新作。メキシコのCAST、キューバのANIMA MUNDI、そして、このアルゼンチンのNEXUS。南米のプログレ・シーンの代表格と言えるバンドの6年振りとなる待望のアルバム。エマーソン影響下のダイナミックなキーボード&ハモンドの弾き倒し、クラシカルなピアノ・ソロ、エモーショナルなギター、タイトなリズムセクションによる、構築性のあるスリリングかつテクニカルなインスト・パートに加え、愁いを帯びた歌心のあるスペイン語の可憐な女性ヴォーカルも映える。ダークなプログレッシヴ性やファンタジックな叙情も加えた、シンフォニックかつドラマチックな、オリジナリティあふれる傑作。アレンジも絶妙。前作ではゲスト参加だった女性ヴォーカリスト兼ベーシストのROXANA TRUCCOLOをメンバーに迎えた4人編成にて。シンフォ・ファン必聴作。 ARGENTINA
BS-18847 NEXUS / En Concierto - Homenaje A Crucis - Limited Edition CD \3300
 再入荷。アルゼンチンの人気シンフォ・バンドのライヴ盤。CRUCISとNEXUSの曲を演奏し2020年11月21日に配信された無観客スタジオ・ライヴを収録。彼らは76年に2枚のシンフォニック・ロックの傑作を残したCRUCISを敬愛しており、GUSTAVO MONTESANOをゲストに迎えフェスに参加した事も。オルガンをフィーチャーし、イタリアン・ロックにも似た情熱的でテクニカルなサウンドを聴かせるCRUCISの名曲を5曲プレイしているが、オリジナルをリスペクトしながらも、見事にNEXUSの持ち味でサウンドを今にアップデートさせている。演奏力も遜色なくCRUCISに迫っている。また、20年前のNEXUSの初期の曲もブラッシュアップ!NEXUSの1st&2ndの曲を中心に、2017年作からも選曲した6曲演奏した、全11曲。ベーシストのROXANA TRUCCOLOが新加入した、新作「INSANIA」と同じメンバーでの4人編成にて。2023年リリース。 ARGENTINA
BS-18975 THE C SIDES PROJECT / Foxes On The Road CD \3200
 ex.MAGENTAのギタリストとドラマーが中心となりスタートさせたウェールズのシンフォ・バンドの2023年新作6th。ジェネシス、イエス影響下のバンドながら、ケイト・ブッシュを連想させるコケティッシュな美声女性ヴォーカリストがリード&バッキングと、存在感を示している。エモーショナルかつテクニックのあるギター、タイトなリズムセクションをフィーチャーした、ダークかつハードなサウンドへとダイナミックな変化を遂げた。アコギ・アンサンブルも加えた細やかなアレンジ、オルガンも取り入れた色彩豊かなキーボードのセンスも光る。見開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-18974 DAMIAN WILSON & ADAM WAKEMAN / Can We Leave The Light On Longer CD \3200
 アリーナに新加入したヴォーカリストのダミアン・ウイルソンと、バンドメイトのキーボーディストでマルチプレイヤーの、アダム・ウェイクマンとのコラボによる2024年新作。メロディアスなサウンドに乗せてハートフルなヴォーカルで綴るシンフォ作。また、アダムの父親(リック・ウェイクマン)譲りの流麗で品の良いピアノも印象的。ドラムス、トランペット奏者も参加し、キャッチーな曲から一転し、オルガンや18人編成の合唱団を加えた厳かな導入部から始まるバラードもあり、引き付ける。コンセプト・アルバム。デジパック仕様。 UK
BS-18970 TEDDY LASRY / E MC2 CD \3200
 初CD化。ジャケットと共にプログレ・ファンに有名な76年作。キーボードを主体とするマルチ・ミュージシャンの天体をテーマにしたコンセプト作で、シンセ&ミニマム・ミュージックがシンフォ寄りになっている好例だ。冒頭のエレピのロマンチックな響きからパルスのようなクラヴィの弾き込みにアープが神秘的な哀愁を奏で、本作の目玉のひとつJANNICK TOPとANDRE CECCARELLIというフランス屈指の強靭なリズム・セクションがフィーチャーされる。中盤ではスペーシィな部分もあるものの、フルート、クラリネット、サックスらの管楽器、マリンバらの打楽器も使用され、いわゆるベルリン・スクール系とは様相が違った内容となっている。かつて国内盤LPのリリース広告が大々的に掲載されるも直前に回収騒ぎになった。リマスター見開き紙ジャケット。 FRANCE
BS-18969 TRITONUS / Same CD \3600
 <2023年リマスター&ボーナス2曲入り> 72年に結成され、名門BASFから75年にリリースされた1st。ドイツのELPと言えばTRIUMVIRATを思い浮かべるが、よりマニアックでシンフォニックなのがTRITONUSであった。エマーソンの影響を強く感じさせるハモンド、まるでグレッグ・レイクのようなアコギとヴォーカルなど、まさにELPをモデルとしたサウンドながら、リック・ヴァン・ダー・リンデン風なピアノや、メロトロンとパイプ・オルガンのドラマチックな導入、きらびやかなハープシコードなど、トレースにも似たヨーロピアン・テイストにも包まれる。アルバムに先駆けて自主リリースであったと思われる73年の激レア・シングルからオルガンの熱い弾き倒しが聴ける2曲を収録。 GERMANY
BS-18968 CHRIS BRAUN BAND / Both Sides CD \3600
 女性ヴォーカリストをフィーチャーしたブルージィなハード・プログレを聴かせる72年デビュー作。名門BASFからリリースされた激レアで、英語で歌われるハスキーな女性ヴォーカルが哀愁を醸し出し、ギターとバタバタとしたドラムスが攻める熱いサウンドだが、巧みなアコギをバックにドリーミィなコーラスを聴かせるナンバーや、同じくアコギとフルートを配したナンバーなどフォーク・ロック・タッチも混在しており、くぐもったギターが郷愁を放つなど全体のクオリティーは高い。1曲目のオルガン、ラストのエレピ、見え隠れするジャズ色など正にこの年代のドイツならでは作風の力作だ。リマスター。 GERMANY
BS-18931 MOON SAFARI / Himlabacken Vol.2 CD \3200
 再入荷。10年振りながらそのブランクを全く感じさせない傑作となった2023年作。完ぺきなコーラスでキャッチーに迫る1曲目からキュンとしたカヤック張りのシンフォへ移る2曲目の流れでもう早くも虜に。素晴らしいソングライティング力、プログレファンを満足させるアレンジ力、より巧みになった演奏力、そして10年の月日による円熟と俯瞰の効いたプロデュース力。どれもが超一流で、ジェネシスやイエスを感じさせながらも、特に引きのパートでは北欧のクリアーな叙情美が立ち込め、ドラマチックに高揚するダイナミックな波に呑み込まれていく。ポップでありながらも変拍子でスリリングにはじける3曲目、一転、また胸キュンのピアノで始まる極美バラードの感動的な4曲目、荘厳な歴史を目の当たりにしているような5曲目、そこからスタイリッシュな現在へタイムスリップしたかのような6曲目、なんというドラマ性だろう。そしてハイライトとも言える21分越えの7曲目。彼らの楽曲の中でも最高クラス。さらにアルバムは続くが、ラスト・ナンバーがまたこれがハマり過ぎ! 自主盤。 SWEDEN
BS-18965 VILLBLOMST / Same CD \2800
 初CD化。ノルウェー語と英語で歌われる叙情的なシンフォと北欧のメロウさで聴かせるジャズ・ロックがミックスされた79年作。リズムにはジェントル・ジャイアントの影響を感じさせ、ギター、シンセらと歯切れの良いサウンドを聴かせる好作だ。全体に漂う薄暗い雰囲気の中、時折フィーチャーされるストリングス・キーボードの冷たい響きが美しく、終盤では哀愁の泣きが立ち込める。90年代に入るとシンフォ・バンドのFRUITCAKEを結成し、95年にはANEKDOTENのクリムゾン・カヴァーCIRKUSを含む驚愕の北欧オムニバスCD「This Is An Orange」をリリースしたBRISKEBY RECORDSのオーナーのバンドで同レーベルの最初の作品だった。アルバムはこれが唯一。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18964 HADES / Same CD \2800
 初CD化。専任のフルート奏者を配し、リリカルなプレイからタル張りのハードな奏法まで自在に繰り広げるハード・プログレッシヴ・バンドの74年作。巧みなギターとノルウェー語のヴォーカルをフィーチャーし、同国のHOSTの1stにも似たサウンドを聴かせる70年に結成されたバンドで、タルのブーレそのもののようなクラシカルなナンバーも含み、たしかに影響は隠せないが、ジャズ色をハードに織り交ぜた演奏は時にフォーカスあたりも感じさせ、英国よりもヨーロッパの叙情が流れる。本作が唯一作で、74年にライヴ録音されるも、ANEKDOTENやANGLAGARDらを手掛けていたノルウェーのプログレ専門レーベルCOLOURSから92年に初アナログ・リリースされた。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18898 HAKON GRAF - JON CHRISTENSEN - SVEINUNG HOVENSJO / Hideaway CD \2800
 再入荷。初CD化。RUPHUSのキーボーディストやMOOSE LOOSEのギタリストとベーシストに多数の作品に参加しているECMのハウス・ドラマーが加わり77年にリリースされた連名作「Blow Out」の続編と言える82年作。ただ、本作にはギタリストが参加しておらず、初期RUPHUSの要だったキーボーディストのHAKON GRAFのソロ色の強い作品となっている。美しいシンセやエレピがゆったりと幽玄に流れ、ポリムーグによるストリングスやタウラスベースもフィーチャーし、北欧然とした幻想的なシリアス系シンフォとジャズ・ロックが混在する内容となっている。メロディ楽器の立ち位置も取る強固なベース、時に装飾的なドラムス、12弦の導入もあり、ペッカあたりの感性にも通じるのでは。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18960 SBB / Porwanie Aldo Moro CD \2800
 ワルシャワのドキュメンタリー映画のため78年に録音されたアーカイヴ音源。同年のアルバム「Follow My Dream」に近い曲想の美しいシンフォ作となっており、ポルタメントが効いたシンセや滑らかなストリングスに、きらめき続けるピアノやエレピをフィーチャーし、華麗なサウンドを煌びやかに聴かせる派生的な好作となっている。序盤は繊細でイマジネイティヴなイメージだが、ドラマチックな5曲目、そして、アルバム未収ながらライヴのハイライトとなっていた凄まじいシンフォニック・ジャズ・ロックの「Wiosenne Chimery」ではあのウェルカムの1曲目のフレーズの原型が聴ける。19年にアナログ・オンリーでリリースされた音源をCD化した2024年盤。ライヴ・ヴァージョンなど初出を含む3曲のボーナス入り。リマスター。 POLAND
BS-18954 DRUGI NACIN / Same CD \3500
 <デジパック&2021年リマスター盤> パープルやヒープの影響を感じさせながら旧ユーゴスラヴィアらしい哀愁のサウンドを聴かせる1975年デビュー作。孤独と愛をテーマにしたコンセプト作で、甘いトーンからハイ・トーンまで歌い分けるヴォーカル&コーラスとメロウなハモリを聴かせるツイン・ギターをメインに、メロトロンかと思わせるツイン・フルートが鍵となり、中盤から後半はまどろむシンフォ色も流れる旧ユーゴを代表する1枚だ。控え目ながらハモンドも入り、またインスト曲もありエレピ入りのジャージィな演奏も聴かせている。なおバンド名はフェデリコ・ガルシーア・ロルカの詩から付けられた。本作後、兵役でメンバーが抜けたため、ギタリストらはGRUPA NEPOCINを結成。 CROATIA
BS-18951 THE TWENTY COMMITTEE / The Cycle Undone CD \3300
 アニー・ハズラムが1曲ゲスト参加しているシンフォ・バンドの2023年作。甘美なメロウさから早回しジェントル・ジャイアントのようなテクニカルなサウンドまで自在に変化し、時にフォーカスも思わせるクラシカルさを見せ、ヨーロッパ然とした泣きも聴かせる本格派だ。近年ルネッサンスに参加しているキーボーディスト(&ヴォーカル)を中心に結成され、ジェネシスやイエスなど彼がリスペクトするクラシック・プログレを21世紀フォームへアップグレードしつつ、ギターハーモニーなどアナログ感を残し、鮮烈なシンセを交え、シンフォニックな中にジャージィな弾き込みを配している。アニー・ハズラムをフィーチャーした曲では流麗な美旋律ピアノとオルガンにアコギなどルネッサンスを意識した曲想となっており、哀愁が幻想と共に溶け込んでいく。LARRY FASTによるマスタリング。デジパック自主盤。 USA
BS-18949 DAVE KERZNER / Heart Land Mines Vol.1 CD \3500
 フィル・コリンズの息子が在籍し注目を集めたジェネシス直系のシンフォ・バンドSOUND OF CONTACTを経て、IN CONTINUUM、MANTRA VEGA、ARC OF LIFE 等、英米で活躍しているキーボーディストDAVE KERZNERと、複数のギターの名手、リズムセクション、ストリングス奏者等ら、多数のゲストを迎えリリースされた2023年新作4th。90年代後半に手痛い失恋の果てに放浪の旅に出た過程で書かれた曲をスタジオ録音し、新たに完成させたアルバム。メロトロンや、アコースティカルなパートも織り込み、彼のハートフルなヴォーカルで詩情豊かに綴る、ジェネシスやフロイドが香る、シンフォニック・ロック作となっている。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。 USA
BS-18903 WHITE WILLOW / Ingis Fatuus CD \3200
 再入荷。<2023年リマスター盤> 廃盤で長らく入手困難だった最も幽幻な95年デビュー作が待望の再リリース! 後に音楽性を変えていく彼らだが、本作に漂う儚い美しさは絶品で、ヴェールに透ける妖しい銀燭の影絵のような世界は唯一無二。女性ヴォーカルをフィーチャーし、ギター、フルート、ヴァイオリン、チェロ、リコーダー、パイプ、クルムホルン、シンセ、オルガン、生々しいメロトロンも加え、北欧の夢想美と初期クリムゾンの叙情をミックスさせたシンフォを聴かせる。ロセッティの詩を用いたルネッサンス風味の曲やケルト色も。当時、バンドは自分たちをシンフォニック・アレンジメントを深く掘り下げたフォーク・ロック・バンドであると考えていた。ソロでも知られるTIRILL MOHNら本作のみの編成が生み出した稀有な名作。リーダーのJACOB HOLM-LUPOによる新規リマスター。 NORWAY
BS-18946 THE ROUND WINDOW / Everywhere & Nowhere CD \2800
 ハートフルなヴォーカルを活かしたメロディック・ロックを軸に、プログレッシヴ、シンフォニック、アコースティックからの影響を包含する「ワイドスクリーン・ロック」と自称するバンドの2023年新作2nd。10分を越える長尺曲からスタートし、キャッチーなサウンドの中にも、ノスタルジックなピアノの音色が気を引き、ストローブス辺りに通じるような歌心のある牧歌的な叙情も英国的だ。4曲目ではPETER JONESがサックスで参加し存在感を示している。メロディアスな「エピローグ」で幕を閉じる。ミックス&マスタリングはCOSMOGRAFのROBIN ARMSTRONG、そして、ジャケットのアートワークはFROST*も手掛けているPAUL TIPPETTによるもの。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-18945 LES PENNING & ROBERT REED / The Goat of Christmas Past CD \2200
 毎年恒例となっているクリスマス・キャロル6曲入りの新作EP。マイク・オールドフィルドを彷彿させるエレクトリック・ギターをふんだんに散りばめ、本作ではMAGENTAのCHRISTINAもヴォーカルで参加。中世音楽風の自作曲3曲と、74年に7インチのB面でマイク・オールドフィールドが取り上げた、16世紀の英国フォークで、ユーモラスな楽曲の「FROGGY (FROGGY WENT A COURTING)」では、VANESSA BRANSONのパートをCHRISTINAが。映画サウンド・オブ・ミュージックの「THE LONELY GOATHERD」、トラッド曲の全6曲。MAGENTAのブレーンROBERT REEDの(アコ&エレクトリック・ギター、キーボード、ベース)と、かつて「オマドーン」にも参加した、LES PENNING (リコーダー、クルムホルン、ホイッスル、ナレーション)の2人のアンサンブルが美しい。2023年作。紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-18943 MONARCH TRAIL / Four Sides CD \3200
 ジェネシス&バンクス路線をひたすら突っ走るシンフォニック・ロックの理想郷モナーク・トレイルの2023年作。ドラマチックかつ透明感のある繊細な色彩はカナダならではで、広大な叙情が重なり合うように沸き立ち渦巻く。風を切るシンセ、荘厳なオルガン、澄んだストリングス、その深さに吸い込まれるメロトロンらが幾層にも響き合い、リリカルでかつミステリアスな光景をプログレ然と描き出していく。ウォームハートなヴォーカルとメロウで巧みなギターも良く、攻撃的な変拍子など的確なリズム・チェンジにて、22分越え、19分越えといった長尺曲を一気に聴かせる。リコーダー、オーボエの哀愁を交えつつ、本バンドの大きなポイントの端整なピアノが繰り出すクラシカルな気品が加わり、他にない高品質のオリジナリティーを生み出している超力作! ジェネシス&バンクス・ファン必聴です。デジパック自主盤。 CANADA
BS-18941 PETE DELLO AND FRIENDS / Into Your Ears - Special Double CD Edition 2CD \4200
 71年にネペンサ・レーベルからロジャー・ディーンのジャケットでリリースされた激レア・フォーク・ロック作が初CD化。管弦楽やピアノをクラシカルに加えた英国然としたサウンドと親しみやすいメロディー、飾り気の無い歌声で聴かせる。オケはリリカルに響くがアコギが牧歌的で、ポップなメロウさのセンスが光る。今まで何度かCD化されてきたもの(ディスク2)は、全てリイシュー・ミックスにての再発で、全くの別物と言える。今回初CD化された71年のオリジナル・アルバム・ミックス(ディスク1)は、異なる楽器構成とアレンジ、異なるヴォーカル&ハーモニー・ヴォーカルのメロディ・ラインなど、ややシンプルな印象を受けるが、当時の英国ならではの重厚な気品高さを醸し出している。ディスク2には、アルバムのリイシュー・ミックスと、ボーナス・トラック10曲(レア・シングル、デモ、オリジナル未発表音源)を収録。リマスター盤。3面開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-18853 VRAJITOR'S TENEBRARIUM / E.N.L.D. CD \3300
 再入荷。伊プログレ・ファン必聴! GOBLINを始め、JACULA、DEVIL DOLL、FABIO FRIZZIらイタリアのジャッロ系と呼ばれるホラー&神秘主義の文学/映像美をイメージしたプログレをリスペクトするフィンランドのヘヴィ・シンフォ2023年デビュー作。ハープシコードや荘厳なパイプ・オルガンをフィーチャーし、ブズーキも交えたサウンドはまさに、と言った感じで、北欧の同趣向のANIMA MORTEやMORTE MACABREと比べるとシンセによるネオ・シンフォ的な要素もあり、ダークで耽美な世界感にステンドグラスのような光が差し込む。さらに曲によっては伊語の女性ナレーションや妖しいクラリネットも入り、鮮やかなギターソロ、クラシカルなストリングス、ジャージィなサックス、夜空に広がる哀愁など、終盤はまるでイタリアン・ロックのラビリンス。言われなければ完全にイタリアの音だ。その内容に驚愕したイタリアのレーベルからのリリースとなった! 3面開きデジパック。 FINLAND
BS-18933 GOD BLESS / Anthology - 50th Year Anniversary Celebration CD \3200
 インドネシア・プログレッシヴ・ロック界のレジェンド・バンドが結成50周年を記念し、チェコ交響楽団をフィーチャーし75年のデビュー作からラスト・アルバムまでの選りすぐり12曲を新アレンジで再録した2023年盤。彼らのデビュー・アルバムと言えば、アレ。例の1曲目もオーケストラ入りでエモーショナルなギターソロを聴かせているが、流石にアレはやっていない。だが、録音のゴージャスさは半端なく、超ドラマチック。ハードでキャッチーなサウンドと圧巻のオケの合体にインドネシア語のエキゾチックなヴォーカルが加わる様は正に王者の風格だ。アコギとピアノのから展開するシンフォニックなナンバーや、しみじみと歌込まれるナンバーもあり、たまりません。インドネシアが誇るスーパー・ギタリストのトーパティも参加。スリップケース付き。 INDONESIA
BS-18930 MEDINA AZAHARA / El Sueno Eterno 2CD \4500
 ドラマチックでエキゾチックな渦に巻き込まれていく、オリジナル・アルバムとしては5年振りの2023年作。2枚組での大作で、リフが効いたメロディックなハード・シンフォからアンダルシアの哀愁が燃えたぎるヘヴィなミドルテンポ、アコギやピアノが彩る魂のバラードまで、熱いヴォーカルとコーラス、エモーショナルなギター、きらめくシンセ、荘厳なオルガン、ストリングスや管楽器を配したオーケストレーションらがプログレッシヴな展開も織り交ぜ「永遠の夢」と題されたバンドの新たな旅立ちを不死鳥のジャケットと共に見せ付ける。ややキャッチーかと思う前半だが、進むにつれアンサンブルは重厚かつテクニカルになり、かつ、どの曲も鮮やかに良く出来ており、後半でのフラメンコ・ギター&パルマ(手拍子)の導入、畳み掛ける3連リズムなど、近年のアンダルシアの若手バンドからの刺激もあるのか、大物の風格を全面に押し出した別格作となっている。ラストはウンベルト・トッツィの「Io Camminero」カヴァーで感動的に締めくくられている。ベルト付き14cm x 15cm3面開き紙ジャケット。 SPAIN
BS-18902 LE ORME / Le Orme ...And Friends - Limited 3CD Box 3CD \9800
 オルメの新たな企画から生まれたサイト&ライヴ販売限定の3枚組2023年盤。ディスク1にIL LEONE E LA BANDIERAと題された現在のメンバーでのバンドのみの2023年新作アルバムを、ディスク2にはFRIENDSと題されたTONY PAGLIUCAを始め、JIMMY SPITALERI( METAMORFOSI )、TOLO MARTONらバンドに加入歴のあるメンバーをフィーチャーしたオルメとのコラボ的な新曲での2023年アルバムを、ディスク3は「FRIEND 2」と題し、オムニバス形式でバンドと深い関わりのあるアーティストを10組収録。まるでアルドを思わせるたおやかで優しいヴォーカルをフィーチャーしたシンフォニックで叙情的なIL LEONE E LA BANDIERA、ゲストのプレイを交えながら新境地を見せるFRIENDS(アレアのPAOLO TOFANIも1曲参加)、合せてオルメ初の2枚組アルバムと捉えることも出来、またオルメ最後の新作とも言われる両作、近年のオルメと70年代のオルメがミックスされたようなサウンドと歌心だ。ディスク3「FRIEND 2」にはTRIP、MANGALA VALLISといったかつて共演したバンドの既発曲に加え、OSANNAの伊プログ・メドレー・ニュー・ヴァージョン(ライヴ収録)や、未CD化のDIVAE PROJECTにGIANNI NOCENZIがゲスト参加しバンコの「La Citta Sottile」をカヴァーしたテイクや、23年末リリースのMOONGARDENの新作からや、まだ作品をリリースしていない必聴シンフォ・バンドのTAL NEUNDERらを収録。ナンバーリング入りトールサイズ3面開きデジパック限定盤。*今回のみの入荷です。完売後の再入荷はございません。
CD1:LE ORME / IL LEONE E LA BANDIERA (2023)
CD2:LE ORME with Friends / FRIENDS (2023)
CD3:V.A. / FRIEND 2 (2005-2023)
ITALY
BS-18925 ROZ VITALIS / Quia Nesciunt Quid Faciunt CD \3300
 サンクト・ペテルブルグのキーボーディスト率いるプログレッシヴ・ロック・バンドの5年振りとなる2023年作。以前はクリムゾンやジェントル・ジャイアントの影響とロシアン・アヴァンギャルドをミックスさせた作風だったが、ダークなロマンチックさに棘が隠れているようなシンフォへ変っており、変拍子を多用し、メロトロン系フルート、プログレ然としたギター、フレンチ風の太いベースらに加え、リリカルなピアノやハープシコードの印象的な導入、トランペットやクラリネットもフィーチャーしたジャージィさなど新たなオリジナリティーを確立している。抽象的に広がる妖しい夢想感はロシアならでは。タイトルはラテン語が用いられ「彼らは自分たちが何をしているのか分かっていない」の反戦意。デジパック。 RUSSIA
BS-18920 SBB / Live Cuts - Katowice 2012 2CD \3200
 未発ライヴ・シリーズ「Live Cuts」第8弾。2012年に新作アルバム「SBB」のプロモーションの為、ポーランドのカトヴィツェで行われたコンサートを2枚組で完全収録した2023年盤。その新作「SBB」の曲をメインにしたジャズ色の前半、 Odlot、Memento Z Banalnym〜、Freedom With Us、Walkin Around The Stormy Bayといった代表曲にムーグのインプロやドラムス・ソロを交えたシンフォ色の後半、どちらも彼らの真骨頂の演奏だが、注目はギタリストのAPOSTOLIS ANTHIMOSがキーボードも弾いており、エレクトリックな空間をJOZEF SKRZEKとのツイン・キーボードで描き出している。また「SBB」はAPOSTOLISがドラムスを兼任していたので、本ライヴではジャズコン優勝者のIREK GLYKが担当。リマスター。 POLAND
BS-18918D MOSTLY AUTUMN / Back In These Arms - Live 2022 2DVD(PAL) \4800
 MAGENTAと並ぶ人気の英国女性ヴォーカル・シンフォ・バンドの最新2枚組ライヴDVD。スクリーンやライトを多用した、アーティスティックなステージングでサウンドと美しく呼応する。カメラワークにもこだわりを感じさせる、見応えのある一級の映像だ。パンデミックにより度々延期になっていた、最新作「GRAVEYARD STAR」のツアーから。エモーショナルなギターをフィーチャーしたドラマチックなサウンドに乗せて歌うOLIVIAの美声ヴォーカル、そして、ANGELAの叙情たっぷりのフルートも特筆。近年の3作からを核に、1999年のデビュー作を含む8作品からの曲を幅広く演奏。また、アルバムのボーナス・ディスクのみに収録された2曲(GAZE / HEART BODY AND SOUL)のライヴも貴重で、さらに今回は、リーダーのBRYAN JOSH のソロ・アルバムJOSH & CO.からの曲 (IN FOR THE BITE)も1曲披露。ポテンシャルが高く新旧の名曲揃いの全21曲、2時間半。先にCDでリリースされた物の映像版。自主盤。 UK
BS-18915 TRYO / Suramarica - Limited Digipack Edition CD \3200
 2023年新作。ギター・トリオによるヘヴィ・プログレを聴かせてきたが、専任のキーボーディスト、パーカッション、ヴォーカリストを加えた6人編成となり、大きく進化を遂げた。テクニカルなプレイで引き付けるギターと、ギターと張りあうようなブイブイとしたベース、的確なリズムで織り成す硬派で鋭角的なサウンドは健在だが、本作では、今までにはなかった、エマーソンの影響を感じさせるプログレッシヴなシンセやオルガンをフィーチャーし、また、スペイン語による情感豊かなヴォーカルを加えるなど、歌心も持ち合わせた南米産ならではのシンフォニック・ロックとなっている。コンセプチュアルなテーマを持った作品。デジパック仕様。 CHILE
BS-18905 MELANIE MAU & MARTIN SCHNELLA / The Rainbow Tree CD \3500
 MAGENTAのクリスティーナにも似た美声女性ヴォーカリストと、FLAMING ROWのギタリストの2人にリズムを加えた5人組のアコースティック・プロジェクト。フェイバリット・ソングを取り上げたカヴァー集の第4弾。グリフォンのリチャード・ハーヴェイ辺りを思わせる技巧的なアコギのアンサンブルが素晴らしく息をのむ。ケルティック・アレンジを施したジェントル・ジャイアントの「FREE HAND-MEDLEY」からスタートし、ヴォーカル・ハーモニーを活かしたメロディアスなバラードへと変化させたユーライア・ヒープの「RAINBOW DEMON」、曲の良さをしみじみと感じさせるニール・モーズ・バンドの「A LOVE THAT NEVER DIES」、ラストはクラナドの「SIUIL A RUIN」で締めくくる。曲により、イリアンパイプ、ホイッスル、フルート、チェロ、ブズーキも効かせている。他、KANSAS、PHIL COLLINS、PETER GABRIEL、RUSH、PORCUPINE TREE、NIGHTWISH、OPETH、IRON MAIDENの全14曲。どの曲も美しくテクニカルにアレンジされ、見事に自分たちのものにしている。2023年リリース。3面開きデジパック仕様。自主盤。 GERMANY
BS-18877 EDDIE MULDER / To The Centre CD \2950
 再入荷。キャメル愛に加えフォーカスも感じさせる人気シンフォ・ギタリストの2023年作。FLAMBOROUGH HEAD、LEAP DAY、TRIONを掛け持ちしながら15年以降毎年アルバムをリリース。本作で9作目となる。アコースティック作も多い彼だが、本作ではゲストでカヤックのTON SCHERPENZEELを迎えるなどバンド色を打ち出しており、シンフォ・ナンバーからアコギの美しい音色まで、穏やかでノスタルジックなメロディーは切なくも甘美に、各曲が独立した短編小説のように構成され、無駄な音符は弾かないと語る彼らしいハートのこもったプレイを聴かせる好作となっている。また1曲ヴォーカル・ナンバーが収録されており、月光に照らされた湖から流れてくるような幻影を漂わせる。まさに叙情のブレンド作。3面開きデジパック。 HOLLAND
BS-18901 LOGOS / Bokeh (Logos + Asrava) 2CD \3800
 廃盤だった2作、98年デビュー作「LOGOS」の23年リミックスをディスク1に、01年作2nd「ASRAVA」をディスク2に収録したリマスター2枚組2023年盤。その年のイタリアン・シンフォのベスト1、2を争う出来だった14年作3rd「L'ENIGMA DELLA VITA」で浮上した彼らが人知れず自主制作でリリースしていた2枚だ。98年作LOGOSはデビュー作ならではの初々しさを持っており、オルメに影響を受けた淡い翳りと瑞々しい叙情が魅力で、伊語で歌われ、ヘルマン・ヘッセからインスパイアされた20分近い曲など緩急を付けながら引き込んでいく。神秘的な幕開けの01年作ASRAVAはシンフォニックでテクニカルな構築が飛躍しており、変拍子も配し、オルメに加えバンコあたりの影響も感じさせるイタリア特有のラビリンスと哀愁が溶け合う。また両作共、アコギ、ナイロン・ギターのリリカルさも見逃せない。伊ファンはぜひ! 3面開き紙ジャケット。 ITALY
BS-18900 OLATZ ZUGASTI / Hitzno Bat Erran Eta Banua Berhala CD \3200
 8年振りとなる2023年作。ライヴを挟み7作目となるスタジオ作で、彼女のヴォーカルとギターをメインに、キーボード、管楽器、リズム・セクションを加えたシンプルなアンサンブルをバックに独特の翳りを漂わせ、寄り添うように歌われていく。彼女のもうひとつの魅力と言える珠玉のハープもフィーチャーし、自身でコーラスも重ね、本作では軽やかなプログラミングも導入したコンテンポラリーなアレンジが新味だ。たおやかに明日を見つめつつ、社会の影、不安、嘘をテーマにしており、戦争やパンデミックの影が差す。シルエットだけのような、なんとも切ない空気から光が芽生え色を生み出していく終盤など悠然とした彼女ならではの世界観に包まれる。バスクを代表する女性ヴォーカリスト&ハープ奏者。デジパックCDR。 SPAIN
BS-18899 PLUTO / Ouverture CD \2800
 初CD化。ハケット・ファン必聴のマイナー・シンフォの名作「Voyage Into A Dreamers Mind」で知られるPLUTOことマルチ・プレイヤーのPETTER ESPEN GUTHEによる82年作2nd。フルートやサックス奏者など数人のメンバーを加え、バレアリック的なエレクトリック感のあるサウンドを北欧の凛とした叙情に幻想的に落とし込んだ作風で、ノルウェーのマイク・オールドフィールドと評された。震えるようなヴィブラートのギターが映え、きらきらとしたシンセやリズム・マシーンを独自のセンスで配し、ヴォーカル・ナンバーも交え聴かせるクールな内容だ。ニュー・ウェイヴ色もあるが、ハートフルな哀愁が漂いバンドを想定した後半など前作の延長線上のシンフォとして上げれる。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18897 FOLQUE / Dans Dans... CD \2800
 初CD化。彼ら唯一のライヴ盤。デンマークでの84年のMIDTFYNSフェスから収録したもので、リリースは91年だった。7作目の後、活動休止状態だったが、フィドル奏者を呼び戻し、チャーミングな女性ヴォーカルをフィーチャーした後期のメンバー6人で演奏。4作目以降の曲だけでなく、1st、2nd、3rdなど初期の曲も取り上げており、計10曲(MCあり)の集大成的なセットリストとなっている。録音状態も良く、中世トラッド色とタイトなロック色の融合はやはりスプリガンズを彷彿。なお、このフェスはジャズやメタルも含み北欧最大だったとも言われ、数日に渡って開催されていた。フェアポート、プロコル・ハルム、ロバート・プラント、オール・アバウト・イヴらも参加。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18893 DIVAE PROJECT / Stratosferico & Other Stories CD \3300
 初CD化と新作から成る伊プログレ・ファン必携2023年作。RECORD STORE DAY限定で21年にリリースされた6曲入りアルバム「Stratosferico」とジョン・ウェットンへ捧げられた23年の3曲入りシングル「After The War」の初CD化に、「A Gift For Keith Emerson」と題されたエマーソンへ捧げられた新作組曲等を合せ収録した内容の濃すぎるオムニバス作。「Stratosferico」の前半はアレアをリスペクトし、デメトリオ・ストラトスの生前のヴォイスをフィーチャーし、アレアのドラマーやバンコのジャンニ・ノツェンツィが参加。ジャンニのクラシカルなピアノが聴き物だ。同後半はオザンナをテーマにリノ・ヴァイレッティをフィーチャーし、RDMのギタリストやFLEAのベーシストらに加え、あのガゼボも参加し、オザンナ組曲を展開。23年のシングル「After The War」は反戦的な歌詞から選ばれたというエイジアのカヴァーだが、他の2曲はイタリア然としたオリジナルのシンフォ。10曲目は04年のPROGRESSIVAMENTE 1973-2003のみに収録されていたイルバレのジャンニ・レオーネ絡みのイルバレやチェルヴェッロを思わせるヘヴィ・シンフォ。ラストのエマーソンへ捧げられた組曲はELPとイタリアン・シンフォが合体したようなサウンドで、ド派手なシンセとワイルドなハモンドが豪快なリズム・セクションで荒れ狂い、ピアノが蓋を閉じる意味ありげな終焉を迎えるプログレ・ファン必聴曲。デジパック。 ITALY
BS-18891D CYAN / Pictures From The Other Side CD+DVD(NTSC) \3300
 MAGENTA結成以前にROBERT REEDがマイク・オールドフィールドやイット・バイツの影響下で活動したバンド。94年にリリースされた2ndアルバムを再構築し、新たにバンドにて新録した2023年新作。新生イット・バイツに加入したギターの貴公子LUKE MACHINE、キャメルやTIGER MOTH TALEで精力的に活動を続けるリード・ヴォーカルのPETER JONES、バンドメイトのベーシストDAN NELSONの精鋭4人に加え、美声女性ヴォーカリストANGHARAD BRINNも参加。ジェネシス、イエスの影響も映し出すオリジナル曲に対し、曲を書き直し、録音し直し、アレンジも新たに、彼のキャリアを反映させスキルを存分に注ぎ込んだ、一級のシンフォニック・ロックとして甦った。17分の大作「NOSFERATU」を含む6曲が収録されている。DVDには、プロモ・ヴィデオ「THE QUIET ROOM SESSION (LIVE ACOUSTIC PERFORMANCE)」6曲(50分)を収録。前作「FOR KING AND COUNTRY」の曲をROBERT REED(グランドピアノ)、LUKE MACHINE(エレクトリック・ギター)、PETER JONES(ヴォーカル&サックス)の3人でスタジオにて録音しており、アルバムとは全く異なる雰囲気のサウンドが聴ける。「PICTURES FROM THE OTHER SIDE」の5.1サラウンド・ミックスも収録。3面開き紙ジャケット仕様。自主盤。 UK
BS-18884 D'VIRGILIO MORSE & JENNINGS / Sophomore - Limited Edition CD \3200
 <3面開き紙ジャケット仕様・限定盤 / ボーナス・トラック2曲追加> 2023年新作2nd。ニール・モーズが、トランスアトランティックやスポックス・ビアード等に比べて、よりメロウな曲でアルバムを作りたいという発案の元、ビッグ・ビック・トレインのドラマー/ヴォーカリストのニック・ディヴァージリオ、ヘイケンのギタリスト/ヴォーカリストのロス・ジェニングスと共にリリースした連名作の第2弾。イエスやビートルズのような3人のヴォーカル・ハーモニーを活かし、美しいアコギ・アンサンブルや、エレクトリック・ギター、ドラムス、ムーグ、オルガン、パーカッション、グロッケンシュピール、ストリングス等も加え、メロディアスでキャッチーなサウンドの中に、シンフォニック&プログレッシヴなタッチもあり、曲の良さも際立つ。ボーナス・トラック2曲は収録曲の別ヴァージョン。 USA
BS-18880 MAE MCKENNA / Mae Mckenna + Everything That Touches Me + Walk On Water 2CD \3500
 スコットランドのフォーク&トラッド・バンドCONTRABANDの可憐な女性ヴォーカリストがTRANSATLANTICに残した初期3枚を3in2の2枚組にてリリース。ハープシコードやオーケストラも加えた75年の1stアルバム「MAE MCKENNA」、優美でゆったりとしたサウンドに乗せて歌う76年の「EVERYTHING THAT TOUCHES ME」、そして、今回初CD化となる77年の「WALK ON WATER」の3枚。ジョン・レノンの「イマジン」等、各アルバムとも彼女のフェイヴァリット・ソングを取り上げカヴァーした作品となっているが、新感覚にて上手く自分のものとしており、どのアルバムも優しくフェミニンな彼女の魅力に溢れている。バックにはマーティン・ブライリー(ex.グリーンスレイド)、グラハム・プレスケット(ex.グリフォン)らも参加。ボーナス・トラックとしてシングル曲を2曲追加収録。3枚とも英国盤では初CD化となる。紙スリップケース付き。2023年デジタル・リマスター盤。 SCOTLAND
BS-18878 GLASS HAMMER / Arise CD \2980
 3部作を経て新たな方向性を見せる挑戦的な刺激に満ちる2023年作。銀河の隠された驚異を明らかにするためのアンドロイドの探検探求の旅を描いたコンセプト作で、宇宙がテーマとは言え、いわゆるスペース・ロックとはまったくの別物で、全編で女性ヴォーカルをフィーチャーし、期待と不安が入り混じるサスペンシーな様相が彼らのシンフォニック・ロックと融合した過去に無いプログレッシヴなサウンドを作り上げている。サイケデリックな視覚要素を織り交ぜつつ、キーボードやギターをスリリングに絡めたヘヴィでハードな作風にて、特に終盤、エッジの効いたベースとリズム上に、メロトロン、シンセ、オルガンが壮大な熱いうねりを生み出していく様はプログレを半世紀聴き続けて来たファンも釘付けにすること間違いなし。まさにビッグバン。デジパック。 USA
BS-18872 PATTERN-SEEKING ANIMALS / Spooky Action At A Distance - Limited Digipack Edition 2CD \3800
 <ボーナスCD付2枚組・3面開きデジパック仕様/限定盤> スポックス・ビアードのソングライター&プロデューサーとして長年に渡り貢献してきたJOHN BOEGEHOLDが率いるシンフォ・バンドの2023年新作4th。新旧のスポックス・ビアードのメンバー、TED LEONARD (ヴォーカル&ギター)、DAVE MEROS(ベース)、JIMMY KEEGAN (ドラムス)らによる4人編成のバンド。キャッチーかつ構築的なサウンドを聴かせ、シンセ、ピアノ、オルガン、メロトロンをフィーチャーし、エモーショナルかつ堅実なギターと共にソリッドかつドラマチックに迫る。フルートや生のストリングスを加えたバラードも美しく、あくまでもプログレを軸にしながらも様々な要素を取り入れる事で、スポビとは違ったアプローチを見せる力作。イエスを思わせるところも。ボーナスCD(32分収録)には、スタジオ録音1曲と、2022年10月のプログフェス「ProgStock」からライヴ音源3曲を収録。 USA
BS-18871 MAGIA NERA / Vlad CD \3300
 60年代末期に結成されたハード・ロック・バンドの2023年作。当時はフェスにも出演し、ニュー・トロルスのサポート・バンドに抜擢されマグマ・レーベルからのリリース予定もあったものの、惜しくも作品を残さず解散。近年復活し17年に念願のアルバムをリリース。3作目となる本作ではドラキュラ公をテーマにし、メンバーチェンジがあったもののイタリアらしいパッションの強いカンタウトーレ・スタイルのヴォーカルをメインに、ギターが効いたヴィンテージ感たっぷりのプログレッシヴ・ハードをピアノやオルガンやシンセも配しながら聴かせる熱い内容だ。キーボードを押し出したシンフォ色や、ストーリーを語るフォーク色も交えながら、時に物悲しく切ない叙情も見せ、クラシカルなラストまで50年以上の時の重さを感じさせる。見開き紙ジャケット自主盤。 ITALY
BS-18863 DAVID LONGDON / Wild River - Expanded Edition 2CD \3800
 2023年新装版。BIG BIG TRAINのヴォーカリストが2004年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。長らく廃盤で入手困難だったアルバムに、リミックス、リマスタリングを施し、さらにボーナスCDを加えた2枚組。フルートも含む自身のマルチプレイに加え、ギター、ドラムス、ヴァイオリン&ヴィオラ奏者、そして、後にバンドメイトとなるDAVE GREGORY がギターとメロトロンでゲスト参加。カラフルなシンフォ・サウンドの中にも流れる英国叙情はBBTへの布石を感じさせる。生前の計画を引き継ぎ、ROB AUBREYが追悼の意を込めてエンジニアリングを手掛け再リリースを実現させた。若き日の感性と輝きが詰まった美しいタイムカプセルだ。ボーナス・ディスクには、2004年のライヴ音源9曲と、アルバム未収録のスタジオ・トラック、別ヴァージョン等、11曲を収録。3面開き紙ジャケット仕様。 UK
BS-18859 DAYS BEFORE TOMORROW / Now And Then Part II - Stories And Dreams CD \2800
 メジャー級のキャッチーでドラマチックなシンフォを華麗に真正面から聴かせる2023年作。ハイトーンの澄んだヴォーカルをフィーチャーし、甘美なギターやマニアを唸らせるツインによる多彩なキーボード、迫り上げる強力なリズム・セクションが一体となって、イエスやカンサスといったスケールのファンタジーを描いていく。テクニカルなスリリングさがある一方で、ヴォーカルを印象付けるコーラスも分厚く、アコギやピアノなど生の美しさも織り交ぜ、ハードなインパクトと引きの叙情を対比。プログレッシヴなオルガンが切り込み高速シンセがきらびやかに受けるあたりGLASS HAMMERも思わせるのでは。14年振りの2作目。ビルボード マガジンで賞を取っているプロ並みの本格派。3面開きデジパック。 USA
BS-18858 LAND OF CHOCOLATE / Your Finest Hour CD \2800
 ECHOLYNらのメンバーが2000年前後に結成したテクニカル・シンフォ・バンドの19年振りとなる2023年作3rd。オリジナル・メンバーが集結しており、まさにECHOLYNを思わせる変拍子とアレンジとコーラスが入り組んだジェントル・ジャイアント譲りの複雑で強固、そしてヴォーカルはどこか軽やかなサウンドを展開。イエスあたりも感じさせ、詰め込まれる技巧と美しさで攻めるギター、所狭しと駆け回るオルガン、強力なリズム・セクションなどまったくのブランクを感じさせないが、04年の2ndの後に当時録音されていた次作3rd用のベーシック・トラックに音を加え完成させたもので、続いてリリースされるはずだった幻のアルバムと言える内容だ。ヘヴィなダークさもある一方で、落ち着いた叙情を奏でるアコギやピアノなど全体を見渡してみても近年のアメリカには無い、作曲凝縮型の硬派シンフォの頂点を行っている。デジパック自主盤。 USA
BS-18854 T.A.P / Paradigms CD \2800
 もし、ロバート・フリップが今のシンフォ・バンドとコラボしたなら、といった感じのアメリカのクリムゾン・リスペクト系のメンバーが集まったプロジェクト・バンドによる2023年作。HERD OF INSTINCT、DJAM KARETらのリーダー格によるもので、バンドとサウンドスケープなアンビエントを幻想的にミックスさせ、サスティーンを自在に操る哀愁のロング・トーンのギターをメインにメロトロンやハモンドやムーグなどヴィンテージ・キーボードも眩惑的に配し、フルートなどアコースティック楽器も加え、21世紀プログならではのコンテンポなシンフォをハイセンスで展開していく。ジャズ・ロック色もあり、ジャケットからは伝わりにくいが今までにない論法が映し出された力作と言えるのでは。ボーナス1曲入り。デジパック。 USA
BS-18852 ACQUA FRAGILE / Moving Fragments CD \3300
 新たな伝説の始まりすら感じさせる2023年作。ベルナルド・ランゼッティとオリジナルのリズム・セクションの3人にメンバーとしてキーボーディストとギタリストを加えたバンドとして完全復活しており、奇妙な演劇性を背景にしたイタリアならではのシアトリカル・シンフォを展開。伊語と英語で歌われ、ハモンドやメロトロンなど本物にもこだわり、アープ、クラヴィ、ローズなども含めヴィンテージ・キーボード収集家でもあるキーボーディストのスタジオで多彩にオーヴァーダブされている。ゲストでデヴィッド・ジャクソンが加わった6曲目ではジェントル・ジャイアントを感じさせるが、キーボーディストが作曲したインストの7曲目など彼が本作のキーマンだと思い知らされる。また2曲でフィーチャーされる女性ヴォーカルが新味となっている。プログレッシヴに細部まで丁寧に作り込まれた凝り方に脱帽。必聴です。 ITALY
BS-18849 IL SISTEMA / Rock & Stop CD \3400
 ムゼオ・ローゼンバッハとチェレステの母体として知られる伝説のバンドの新たな初出の未発音源(1969〜1971)を収録した2023年盤。ムゼオのギターや、チェレステのチロ・ペッリーノと管楽器奏者を含む5人で、ハードなフルートと破天荒なハモンドをフィーチャーし、オルガンが牽引するヘヴィ・プログレの原石のような演奏を聴かせている。中には26分を越える曲もあり、オルガンが提示するリフにリズム・セクションが合せ、フルートやサックスが加わり、ギターはバッキング中心といった曲作りのためのセッションといった内容だが、プログレッシヴに弾き込まれるハモンドや重厚なノリは迫力十分。曲によってピアノやヴォーカルも入り、ラストはナイスの影響も感じさせる。3年間活動したバンドだと伝えられるが、存在感を見せるキーボーディストのその後が不明なのがとても気になる。 ITALY
BS-18846 THIS WINTER MACHINE / The Clockwork Man CD \3200
 マリリオン、IQ影響下のシンフォ・バンドの2023年新作4th。メランコリックなメロディに乗せてエモーショナルなギターが泣き、リリカルなピアノ、幻想的なシンセ、表現力豊かなハートフルなヴォーカル等で織り成す英国然としたドラマ性を帯びたシンフォニック・ロック作。メンバーチェンジを繰り返しながら進化を遂げている彼ら。本作では新加入したギタリストがメインのリフとラインを手掛けた事で、ソングライターでヴォーカリストのALEX WINTERがメロディ作りに集中する事が出来、彼がかねてから制作したかったという、人間や社会に於ける不条理という深いテーマを持った、チャプター1〜3の3部構成のコンセプト・アルバムを完成させた。デジパック仕様。 UK
BS-18839 YOUTHOPIA / Misha's Journey CD \3200
 人気シンフォ・バンドMOONGARDENのギタリストの2023年作で、キーボード、アレンジ、プロデュースはMOONGARDENを始めSUBMARINE SILENCEでも知られるクリスティアーノ・ロベルシが担当。ドラマーはマルコ・ミンネマンという強力ラインナップだ。パワフルなヴォーカルのハードなロック・ナンバーで始まるが、曲想および音楽性は幅広く、泣きをたっぷり聴かせるナンバーや、ハートフルに高鳴っていくドラマチックなナンバーなど巧みなギターをメインに展開。中でもラストの27分越えの長尺ナンバーはアコギを含むテクニカルなギタースキルを全開させ、オルガン、シンセ、ピアノ、ストリングスとキーボードをシンフォニックに配したMOONGARDENも思わせる傑出ナンバーとなっている。見開き紙ジャケット。 ITALY
BS-18834 OMEGA / Egi Jel CD \3000
 <2023年リマスター&4曲ボーナス入り> まさに貫禄の出来と言える06年リリースの16枚目のハンガリー・スタジオ作。全新曲のみを収録した作品としてはこれが最後のアルバムで、唯一の国内メジャー・リリースであった。ヘヴィなギターに負けないポリシンセがうなる1曲目、プログレッシヴにハモンドをフィーチャーしたハードノリまっしぐらな2曲目、オメガ然とした翳りのあるミディアム・テンポの3曲目、シンフォニックなアレンジを見せる4曲目、クラシカルなぶ厚い泣きの5曲目、ガマポリスの頃を思い出させるバラードの6曲目などなど、悲壮感漂うラストまでどの曲も彼ららしい全力投球の全13曲。ボーナスとしてタイトル曲の別ヴァージョンと06年盤初回CDに付いていたDVDからライヴ3曲の計4曲を収録。長らく廃盤で入手困難だった。 HUNGARY
BS-18833 ALF EMIL EIK / Joy & Breath Of Eternity CD \2800
 <2023年リマスター盤> メロトロン入り北欧シンフォの名作として知られる79年作。当時はEMIハーヴェストからリリースされたもので、ALF EMIL EIKのマルチ・プレイを中心にハケットの影響も感じさせる幽玄かつクリアーなサウンドを描き出している。サックスなど管楽器奏者らが加わっているものの、キーボード、ギター、リズム・セクションらどれも演奏力が高く、多重とは思えないグルーヴ感に驚かされる。前半はジャズ・ロックから入っていくが、アコギとシンセが美しくヴォーカルも聴かせる4曲目や美声の女性ヴォーカルをフィーチャーした5曲目のあふれ出るメロトロンは鳥肌物。まさに北欧ならではの深淵の幻想感に包まれる。神秘的な後半も良い。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18832 SALUKI / Same CD \2800
 <2023年リマスター盤> JUNIPHER GREENEを経たギタリストや後にRUPHUSに参加するキーボーディスト、ドラマーが在籍するジャズ・ロック・バンドの76年作。当時の唯一の作品で中期RUPHUSの女性ヴォーカリストもコーラスで参加。ブラスを押し出したファンキーな1曲目で惑わされるが、ピアノとギターが美しい叙情を奏でるRUPHUS風の2曲目、テクニカルなシンセとメロディアスなヴォーカルで聴かせるキャラヴァン彷彿の3曲目へと続き、ストリングス・キーボードも幻想的に広がる北欧シンフォ的な中盤も良い。そして、シンセ、ギター、サックス、オルガンがソロを繰り広げる終盤は後期RUPHUSへ受け継がれていく。コレクター垂涎。近年再結成された。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18831 KONG LAVRING / Den 2Den CD \2800
 <2023年リマスター盤> 美しいハーモニーを聴かせる女性ヴォーカリスト2人をフィーチャーしての北欧然とした暗さを持つエレクトリック・トラッド&フォークを聴かせる78年作2nd。本作ではほぼメンバーが入れ替わっており、幾分シンプルなアレンジだった前作と比べ、ギター、マンドリン、ダルシマー、リコーダー、リズム・セクションらにファゴットやホルンなど木管楽器の淋しげなアンサンブルや、ランゲレイクと呼ばれるノルウェー民俗弦楽器のツィター、さらにピアノ、エレピ、クラヴィのキーボードをゲストで加え、またFOLQUEのフィドル奏者も参加している。深く掘り下げられた古代ノルウェーのメロディと純粋な地元の言語による激レア名作。リマスター&見開き紙ジャケット。 NORWAY
BS-18830 GALAHAD / The Long Goodbye CD \2950
 キャッチーでモダンなサウンドと、巧妙でスペクタクルな展開が融合したシンフォニック・ロック作。TWELFTH NIGHTのベーシストMARK SPENCERがメンバーに加わった5人編成での2作目となる2023年新作。LEE ABRAHAMのアコ&エモーショナルかつハードなギター、オーケストレーションも交えたシンフォニックなキーボード、ソリッドなリズム、ハートフルなヴォーカルで織り成す。老化のプロセスと早期認知症という困難なテーマを取り上げた、ラストの長尺曲がアルバムのハイライトで、メロトロン系を加えた美しい英国叙情が香り立ち感動を呼び起こす。プロデュース、ミックス、マスターリングはKARL GROOM。ボーナス・トラックとして「DARKER DAYS」「OPEN WATER」のアルバム未収の2曲を追加収録。デジパック仕様。自主盤。 UK
BS-18825 OVEJA NEGRA / Orsai CD \2800
 初CD化。短命バンドの当時の唯一作である83年デビュー・アルバム。70年代にSOLUNAやRAYUELAで活動したメンバーらが新たに結成したトリオで、SUI GENERIS辺りに通じるような、アコ&エレクトリック・ギター、リズムによるメロディアスなサウンドと、柔らかなヴォーカル&ハーモニーで叙情的に綴る。また、ゲストも参加しており、1曲目ではサイケデリックなギターをフィーチャーし、9曲目では、RAUL PORCHETTOのエレピのプレイが光っている。瑞々しく淡い情景美に彩られた、当時のアルゼンチンならではのサウンド。ボーナス・トラック6曲追加収録。2023年リマスター盤。 ARGENTINA
BS-18818 JAZZ Q / Live Plzen 1980 CD \2800
 1980年の未発ライヴ。チェコのボヘミア地方西部のプルゼニで録音されたもので、メンバーが保管していたアーカイヴ・テープからリマスターされた2023年盤。80年作「Hodokvas」から数か月後のステージで、アルバムから2曲、79年のEPから1曲、スタジオ盤未収曲等で構成。キーボード、ギター、ベース、ドラムスの4人編成にて、マジカルなムーグやローズに加えストリングス・シンセも配し、マハヴィッシュヌの影響に東欧のエキゾチックで美しい幻想色を溶かし、幽玄でゆったりとしながらも、その粘っこさで迫り来る緊迫感は彼らの真骨頂だろう。まどろむメロディーをタイトなリズム打ちとヘヴィなベースが音数を増しながら音圧を高めていく2曲目あたりはクリムゾンの手法も見える。 CZECH REPUBLIC
BS-18815 YESTERDAYS / A Moonlit Night In Budapest 2007 CD \2800
 衝撃のデビュー作「Holdfenykert」リリース・ツアー時の07年ハンガリーでのライヴ2023年盤。FLAMBOROUGH HEADらも出演したプログフェスで収録されたもので、最近マルチが見つかり、リーダーの手によってミックスされた。傑作「Holdfenykert」の曲を中心に、この時期のみのメンバーでアルバムでも絶賛された透明感あふれる美声の女性ヴォーカルとゴティックを彷彿させる絶品フルートをフィーチャーしたリリカルなシンフォは、イエス、ジェネシス、キャメルの影響を感じさせながらも、すでにハイクオリティーで完成されており、ジャージィさやコンテンポラリーなソフトポップ風味も交え、ライヴでも奇跡的な魔法に包まれている。キーボードの鳴りも良く、メロトロン系も配され、ギターは繊細かつスタジオ盤よりも若干ハードに。オープニングはサプライズ。西ルーマニアのハンガリー少数民族に属するトランシルヴァニアのバンド。デジパック自主盤。限定入荷! ROMANIA/HUNGARY
BS-18607 SFF / The Complete Recordings 3CD \4200
 妥協のない美学と独創性を追求したスーパー・シンフォニック・トリオ、SFF(SCHICKE FUHRS FROHLING)。彼らが当時に残した、SYMPHONIC PICTURES (76年)、SUNBURST (77年)、TICKET TO EVERYWHERE (79年)の3枚のアルバムと、02年に発掘リリースされたLIVE 75、以前のCDにもボーナス収録されていた78年ブレイン・フェスから2曲を加え、リマスターしたコンプリート収録の3枚組2023年盤。テクニカルな曲調にダブル・メロトロンがプログレ然と鳴り響く76年1stはムーグも弾くドラマーと、複数の鍵盤を自在に操るキーボーディストと、バンドのキーマンと言えるギター/ベース/キーボードをマルチにこなすプレイヤーの3人がロックという枠にとらわれず繰り広げる頭脳的なモンスター作。その延長線上にある77年2ndは鋭角的に畳み掛ける一方で、リズムを押さえキーボードや甘美なトーンのギターの響きを重視さた幻想的な広がりも見せる。前作も含めてヴォーカルが入らない全編インストであることに気付かないほどイメージが沸く。なお、2ndはベーシストがクレジットされ4人になっている。79年の3rdは確実に次世代のサウンドを取り入れた意欲作となっており、スタイルは違うがラストなどエニワンズ・ドーターも見えるスタイリッシュさがある。LIVE 75は1st以前の音源で、メロトロン入りで屈折するダークな曲調をクリムゾンの影響を覗かせながら展開。ラウドな録音も手伝ってアルバムでのイメージよりヘヴィだ。内4曲はアルバム未収曲。部分的にはISLANDのようなヘヴィネスも。
CD1:SYMPHONIC PICTURES + SUNBURST
CD2:TICKET TO EVERYWHERE + 2 BONUS (BRAIN FESTIVAL 1978)
CD3:LIVE 1975
GERMANY

解説は個人の主観で書いています。それぞれの好みもあり、また聴いて来られた音楽歴、プログレ歴で受け止め方も違ってくると思いますので、
解説は目安としてください。オープンな気持ちで接してもらえ、音楽を楽しんでもらえるのが一番かと思います。店主。


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