「21世紀のプログレッシヴ・ロック100」で大枠掲載されながらも、すでに廃盤になっていた2010年名作がボーナス1曲入り2014年新装版としてリリース。大西洋に面したガリシアの街、ラ・コルーニャのバンドの1stアルバムで、英語で歌う女性ヴォーカル、ハモンド、ミニ・ムーグ、ピアノ、メロトロン、ギター、フルート、サックスをフィーチャーし、キャラバンやハットフィールド、スペインのバンドならムジカ・ウルバナあたりを思わせるカンタベリー・サウンドを展開。各インストゥルメンタルがソロを取り合い、一方で非常にハートフルなアンサンブルを見せ、シンフォニックなリリカルさを持ち合わせているのが特徴だ。ラストに23分の組曲を持ってくるなど、トータル60分越えの力作! 見開き紙ジャケット・メキシコ盤。
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