update 2024/11/13

UK,IRELAND CD OTHERS CD

表示金額は全て税込みです

〓[UK、IRELAND FOLK]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
FK-0690 AARDVARK / Same CD \3300
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART V> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第5弾。初CD化。70年にBODKINで知られるWEST LABELにて、アセテートのみ(現存するのは2枚のみで50万円!)残されたメガ・レア盤。これまで誰も聴いた事が無かったという知られざる幻の作品。スコットランドのハイランド地方の人里離れた村に住んでいた、フォーク・ロック・バンドで、ギター、ベース、フルート、バグパイプ、ヴァイオリン、ヴォーカルのトリオ編成にて、ヒッピー感覚を交えた自作曲を聴かせる。トラッド色は無くオリジナリティを感じさせる正統派で、バグパイプで曲を繋いでいくところもスコティッシュ的。あのDECCAのアードバークとは全くの別バンド。2024年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。各320枚限定リリース。
FK-0526 AMAZING BLONDEL / England + Blondel CD \2200
 2010年デジタル・リマスター盤。ISLAND RECORDSからリリースされた72年の名作4th「ENGLAND」と73年の5th「BLONDEL」のカップリング。ストリングス・アンサンブルとオーボエなどによる室内管弦楽風の格調高いアレンジが美しい、中世ルネッサンス宮廷音楽と、英国フォークを掛け合わせたような優雅なサウンド。チャーチ・オルガンとコーラスで厳かに歌われるハレルヤや、ラストでのラメント、アコギとストリングスのためのシンフォニアといったインスト曲も印象的。他のバンドには無いオリジナリティを誇る。「BLONDEL」では、STEVE WINWOODやPAUL RODGERS、女性ヴォーカルのSUE&SUNNYらのゲストを迎え、ウォーム・ハートなフォーク・ロックを聴かせ、次作への布石を感じさせる。スリップ・ケース付き。英国盤。
FK-0588 ASLAN / Pawn For Thought CD \2800
 初CD化。女性ヴォーカルをフィーチャーした6人編成のフォーク・バンドの75年1stアルバム。STONE ANGELらと並び、後からコレクターに知られ話題となったレア・アイテム。アコースティック・ギターをバックに、まろやかな美コーラス・ワーク、リコーダー、フルートも導入したメロディアスなサウンド。かつてスティーライ・スパンがアカペラで歌った「THE KING」も彼ら流のアレンジで聴かせ、また、エルトン・ジョンの「LOVE SONG」なども取り上げており、レリジャス系の中でも当時トップと言われたアルバムだが、あまりそれっぽくないところも我々にとっては聴きやすい。2015年リマスター&紙ジャケット仕様・限定盤。インサート付き韓国盤。
FK-0593 ASLAN / Second Helping CD \2800
 初CD化! 1stアルバムと甲乙付け難い、77年リリースの2作目。STONE ANGELらと並び、後からコレクターに知られ話題となったレア・アイテムで、女性ヴォーカルをフィーチャーした6人編成のフォーク・バンド。美声女性ヴォーカル&ウォームハートな男性ヴォーカルによるまろやかな芳香を放つハーモニーも、当時の英国フォークらしさが充満していて堪らない。レリジャス系の中でも当時トップと言われたアルバムだが、サイケ・ポップな色合いもあり、あまりそれっぽくないところも聴きやすい。名盤。2015年リマスター&紙ジャケット仕様・限定盤。インサート付き韓国盤。
FK-0527 BACK ALLEY CHOIR / Same CD \2800
 WOODEN HORSE等で知られるYORK RECORDSから、72年に500枚のみリリースされた激レア・アイテム。彼らの唯一作が待望の初CD化。男女ヴォーカル、エレクトリック・ギター、ベース、ドラムス、曲によりヴァイオリンやリコーダーも入る7人編成のフォーク・ロック・バンド。ウォームハートな男性ヴォーカルも英国的で良いが、特に女性ヴォーカリストの声が良く、リヴァーブを効かせた幻想色のあるサウンドで聴かせる、フェアポート・コンヴェンションの名曲MEET ON THE LEDGEや、JADEのFLY ME TO THE NORTHでの清楚な趣き、そして、アコギをバックに女性2人のハーモニーで聴かせる10曲目などは絶品。自作曲、トラッド・アレンジも。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0667 THE BENJAMIN DELANEY LION / Satori CD \2600
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART III> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第3弾として、初CD化を中心とした17タイトルを各380枚限定リリース。初CD化。69年にリリースされた激レア・アンダーグラウンド・フォーク作品。アコースティック・ギターと味わい深い男性ヴォーカルに、リコーダー、バッキング女性ヴォーカルも加えた、内省的で静謐なサウンドに満たされていく。INCREDIBLE STRING BAND 影響下のバンドで4曲カヴァーも含むが、ジャケット、タイトルのような東洋的なイメージは無く、非常に英国的。原盤は3枚のみの存在が確認されている。2021年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。
FK-0643 BRAN / A Box Of Bran 3CD BOX \5800
 <3枚組限定ボックス> コレクター必携! 今回初CD化となる8曲のメガレア・ボーナス・トラックを追加収録したコンプリート・ボックス! ウェールズの至宝! 激レア女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォーク・ロック・バンドが残した1st〜3rdの3作品を各紙ジャケットにて収納。メロトロンの洪水で始まる1曲目からスタートし、初期ルネッサンスを思わせる曲調や、泣きのギターをフィーチャーしたドラマチックなシンフォニック・ロックのラストなどが特筆で、当時のイギリスの中でも閉鎖された地域であったウェールズならではの翳りとオリジナリティで聴かせる75年作1st、マニアックな雰囲気を醸し出し多彩に聴かせる76年2nd、メンバー・チェンジを経てラスト作となった78年3rdの3作品。ボーナス・トラックは、74年のEP「BRAN」からアルバム未収録曲を4曲(美声女性ヴォーカルで綴る哀愁のCOLLEDは絶品!) と、BRANの前身バンド「ATGYFODIAD」の唯一作である74年のEPから4曲(AGOR DY GALONではメロトロンもフィーチャー!)を収録。当時のレア写真などを掲載した40ページ・ブックレット封入。英国盤。
CD1:AIL DDECHRA (1975) + 8 BONUS
CD2:HEDFAN (1976)
CD3:GWRACH Y NOS (1978)
FK-0627 BRAN / Gwrach Y Nos CD \2800
 初CD化! メロトロンをフィーチャーした1st「AIL DDECHRA」で知られるウェールズのプログレッシヴ・フォーク・ロック・バンドの78年3作目にしてラスト・アルバムが、前2作に続き遂にCD化。ギター&ヴォーカルのJOHN GWYN以外のメンバーが一新され、バンドのブレインでもあり、後にPERERINにも参加する女性ヴォーカリストでキーボーディストのNEST HOWELLSが脱退したことで、サウンドが大きく変化し、前2作とは違ったツイン・ギターによるロック・アルバムとなった。メロディアスで叙情的な曲もあり。歌詞はウェールズ語。2017年デジタル・リマスター盤。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0678 BRIDGET ST.JOHN / From There To Here - UK/US Recordings 1974-1982 3CD BOX \4200
 <3枚組ボックス> 彼女自身が監修した、74年から82年までの音源を収録した3枚組。初期の名盤を収録したボックス「DANDELION ALBUMS AND BBC RECORDINGS COLLECTION」の続編と言える3枚組ボックス。74年〜82年の音源を収録したもので、74年にクリサリスからリリースされた4作目にしてラスト・アルバム「JUMBLEQUEEN」は、ドリーミー・フォークの名曲をタイトルに掲げ、ストリングス・アンサンブルを導入し内省的な姿が映し出される曲も。76年にニューヨークへ移住し、78年〜82年にかけてニューヨークの一流ミュージシャンとコラボした楽曲を集めた「TAKE THE 5IFTH」、そして、ディスク3には「THE NEW YORK SESSIONS」と題した今回初出となる未発表14曲を含むレア発掘音源を17曲収録。各紙ジャケット収納。
CD1:JUMBLEQUEEN (1974) + 6 BONUS (3 UNRELEASED)
CD2:TAKE THE 5IFTH (1978-1982)
CD3:THE NEW YORK SESSIONS 17 SONGS (14 UNRELEASED)
FK-0647 CAEDMON / Same CD \2800
 <自主限定盤> 長らく廃盤で入手困難だった珠玉の名盤が2019年リマスター&見開き紙ジャケット仕様にて待望の再発。78年に自主盤でリリースされた当時の唯一作で、ロック・サイドのエレクトリック・ギターと、時にアグレッシヴな様相を垣間見せるチェロをフィーチャーし、リコーダー、キーボードなどによるプログレッシヴ・フォークを聴かせる7人組。アンサンブルを駆使したテクニカルな演奏を交えつつ、マイナー調の物悲しい旋律に乗せて歌う儚くも美しい女性ヴォーカルが絶品。当時の英国ならではの叙情溢れる感動作。音質もリマスターによりかなり向上している。アナログ原盤は30万円以上の値が付くレア盤。スコットランドのバンド。
FK-0649 CAEDMON / Rare CD \2800
 <40周年記念限定盤> 78年に名盤にして唯一作「CAEDMON」を残したスコットランドのバンドの、オリジナル・メンバー5人による2019年新作。儚い歌声を聴かせた女性ヴォーカリストANGELAも健在で、さらに若手女性ヴォーカリストも参加。ロック・サイドのエレクトリック・ギターが導入されることでプログレッシヴ・フォークの様相を増し、また、曲調もかつてのアルバムを継承しており素晴らしい出来。前半は新曲5曲、後半は75年にスタジオ録音されていたアルバム未収録曲の未発表音源を5曲と、78年の未発表ライヴ音源1曲を収録。6&7曲目にアナログ盤付属のアルバム未収シングル2曲 (RARE/PEACE) と、ラストに未発表のシークレット・トラック1曲を追加収録。見開き紙ジャケット仕様。自主盤。
FK-0658 CROOKED OAK / From Little Acorns Grow CD \2800
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART II> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第2弾として、初CD化を中心とした15タイトルを各380枚限定リリース。初CD化。76年に500枚のみ自主盤でリリースされた、プログレッシヴ・フォーク・トリオの1stアルバム。SPRIGUNS OF TOLGUSのようなトラディショナル性と、メランコリックな神秘性を持ったマジカルな作品。アコギ、フィドル、ホイッスル、マンドリン、シターン、民俗弦楽器ボロン(JANE CASSIDY)も加え、味わい深いヴォーカルで歌い聴かせる。自作曲と、アイリッシュ・トラッド等も含む。2021年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。*同時発売予定だったAS YOU LIKE IT / ELEGY / KARAKORUM の3タイトルは11月中旬に発売延期
FK-0680 CROOKED OAK / The Foot O' Wor Stairs CD \2600
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART IV> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第4弾として、6タイトルを各380枚限定リリース。初CD化。79年にリリースされたフォーク・ロック・バンドの2作目。アコギに加え、ノーザンブリアン・スモール・パイプ、アイリッシュ・パイプ、ホイッスル、シターン、フィドル等も加えたトリオ編成にて、トラッド曲を突き詰め独自のアレンジで聴かせる、ジャケットのイメージにぴったりのサウンド。本シリーズの第2弾で初CD化された「FROM LITTLE ACORNS GROW」の次作にしてラスト・アルバム。2022年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。
FK-0669 DAVE KEIR / Same CD \2600
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART III> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第3弾として、初CD化を中心とした17タイトルを各380枚限定リリース。初CD化。CROOKED OAKで知られる英国のマイナー・レーベルFOLKLAND RECORDSから、76年にリリースされたスコティッシュ・フォーク1stアルバム。技巧的で流麗なアコースティック・ギターに乗せて歌う、ロイ・ハーパーを思わせるようなサウンドとなっている。また、仄暗い幻想と哀愁漂う曲もあり、自作曲に加えトラッドも取り上げている。現在もフォーク・シンガーとして活動中。2021年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。
FK-0665 DUNCAN BROWNE / Give Me Take You CD \2500
 長らく廃盤で入手困難だった英国レア・フォークの名盤。IMMEDIATE RECORDSから68年にリリースされた1stアルバム。リュートのようなナイロン・ギターと、ハープシコード、ハモンド・オルガン、室内楽風の管弦楽を用いた、ルネッサンス音楽からの影響を映し出すクラシカル美に彩られた儚くも美しい作品。厳かな混声合唱で劇的に幕を開け、英国の良き時代のロマンチックな夢をナイーヴに描き出していく様は、まさに吟遊詩人のよう。そして、ラストに再びドラマチックな感動が待ち受ける。当時、NICK DRAKEの「FIVE LEAVES LEFT」と並び評価された。初出のリハーサル5曲、アウトテイクやデモ、シングル曲など、10曲ボーナス・トラックを追加収録。
FK-0616 ECLECTION / Same CD \2500
 68年にELEKTRAからリリースされた唯一作。現フェアポート・コンヴェンションのGERRY CONWAY、フォザリンゲイ結成前のTRAVOR LUCASらを輩出した事でも知られる外せない1枚。オーケストラを全編にフィーチャーし、男女ヴォーカルによる、メロウなサイケ感覚が漂うフォーク・ロック・サウンドを聴かせる。女性ヴォーカルがメインの曲もあり、少しCURVED AIRを思わせる部分も。英国特有の翳りを持ちオーケストラが哀愁を奏でる7曲目などドラマチックな曲もあり。ボーナス・トラックとして68年のアルバム未収シングルから3曲(PLEASE / MARK TIME / PLEASE (MKII))を追加収録。2016年デジタル・リマスター&英国盤。
FK-0644 FLIBBERTIGIBBET / Whistling Jigs To The Moon CD \2600
 メロウ・キャンドルの女性ヴォーカルALISON WILLIAMSと、ギタリストのDAVID WILLIAMSが中心となって、78年に南アフリカで200枚のみリリースされ、原盤発掘時は大騒ぎになった幻のアルバム。事実上メロウ・キャンドルの変名2ndと言えるような位置づけで、メロウ・キャンドルをよりシンプルに、アコースティックにしたサウンドで、トラッド色を持つ絶品のフォーク・ロック作品となっている。また、英国調のポップでキュートな雰囲気も継承されている。2018年リマスター盤。
FK-0534 FOLKAL POINT / Same CD \2800
 遂にCD化が叶った英国メガ・レア・フォーク最後の砦。MIDASレーベルから71年にリリースされた、美声女性ヴォーカルのシェリー・ムジアリクと、アコースティック・ギター3人による4人編成のバンド唯一作。当時彼らは学生で、このレコードも友人に配ったり、ライヴ会場で販売したのみで、市場にはほとんど出回らなかった。その為、世界にも数枚しか存在しないので、今でも原盤は30万円では買えないと思う。やはり本作は、女性ヴォーカル、シェリーのメロウな声がなんと言っても絶品で堪らない。LOVELY JOAN、SCARBOROUGH FAIRといったトラッド曲、ジョニ・ミッチェルの名曲CIRCLE GAMEや、ジョーン・バエズ、ボブ・ディランの曲も取り上げ、作風はシンプルながらもファン垂涎の逸品。韓国盤。紙ジャケット仕様。
FK-0602 FUCHSIA / Same CD \2800
 メロウ・キャンドルやキャラバン、キャメルのプロデューサーとして知られるDAVID HITCHCOCKのプロデュースにより、リリースされたプログレッシヴ・フォークの名作。ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラを配し、室内弦楽アレンジをロック・アンサンブルに導入させ、男女ヴォーカルで聴かせる。女性ヴォーカルの曲も多く、声質も当時の英国フォークらしくて良い。当時の英国特有のサイケ&アシッド色も少々ありそれらがミックスされ濃い幻想色となっている。70年の唯一作。2015年デジタル・リマスター盤。
FK-0188 GALLERY / The Wind That Shakes The Barley CD \2800
 73年にMIDASレーベルからリリースされた激レア・フォーク1stアルバム。物悲しいヴァイオリン、男女ヴォーカルの美しいヴォーカル・ハーモニーが哀愁に満ちたサウンド。コンチェルト・グロッソを思わせるようなヴァイオリンが高鳴る9曲目など聴き所多し。ボーナス・トラックとして69年に録音された20分のホーム・レコーディングが収録されている。
FK-0599 GAY & TERRY WOODS / Backwoods CD \2800
 75年にポリドールからリリースされたプログレッシヴ・フォーク・ロックの名盤1st。スティーライ・スパン、ウッズ・バンドを経て、デュオ名義でリリースされたデビュー作で、バンド最高傑作であり、英国フォーク史上に残る名作のひとつ。メロディアスなサウンドと、ウォームハートで味わい深いテリーとゲイの美声で聴かせるどの曲も素晴らしいが、特に、叙情がドラマチックに押し寄せギターが咽び泣く「THE HYMN」は英国ロック・ファンに是非とも聴いてもらいたい名曲。ドラムスにMICHAEL GILESが参加していることで、廃盤時代からプログレ・ファンにも注目されてきた。40年を経た今聴いても全く色褪せていない真の名盤。2015年リマスター&紙ジャケット仕様・限定盤。インサート付き韓国盤。
FK-0624 GOTHIC HORIZON / The Jason Lodge Poetry Book CD \2800
 DECCA傘下のARGOレーベルから71年にリリースされた1stアルバム。カラフルなジャケットが印象に残る英国フォーク・レア・アイテム。ヴォーカル・ハーモニーが英国的で優しく響く2人の男性を中心にした9人組。フルートや、メロトロンも導入されていることで、廃盤時代からコレクターにも人気のアイテムだった。哀愁をたたえた牧歌的でメロディアスなフォーク。ドリーミィな雰囲気が全体を包み込む。2017年リマスター盤。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0935 HEDGEHOG PIE / The Green Lady CD \2800
 初CD化。昔からプログレ・ファンに知られる英国フォーク・ロックの75年名作2nd。アコ&エレクトリック・ギター、ドラムス、DANDO SHAFTのヴァイオリニストMARTIN JENKINSが参加し、また、随所にピッコロやフルートを効かせていて、それも良い。ヴォーカルは美声女性と男性ヴォーカルによるものだが、特に、女性ヴォーカルがメインのタイトル曲は、プログレッシヴ・テイストのあるヴァイオリンがカッコイイ代表曲。スティーライ・スパンのRICK KEMPのプロデュースによる6人組のバンドで、やはり、時にスティーライを思い起こさせるところも。長らくCD化が待たれていた残された1枚だ。美しいジャケットも秀逸。2023年リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0659 ISOLATION / Same CD \2800
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART II> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第2弾として、初CD化を中心とした15タイトルを各380枚限定リリース。73年に100枚のみRIVERSIDE RECORDSから自主盤でリリースされたメガ・レア・プログレッシヴ・フォーク・ロック作。原盤は白ジャケにスタンプが押してあるだけのもの。12弦&エレクトリック・ギター、ベース、ヴァイオリン、ピアノ、フルートも効かせた、別れと孤立をテーマにした深く暗いコンセプト・アルバムで、メランコリックな叙情を帯びた内省的なサウンドが一連のSEPTEMBER PRODUCTIONのバンドを連想させる。2021年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。
FK-0691 JEREMY HARMER / Idiosyncratics And Swallows' Wings CD \3600
 初CD化。69年に自主盤で99枚のみリリースされた知られざるメガ・レア・フォーク作。メランコリックで内省的なアンダーグラウンド・フォークで、彼のアコギとハートフルなヴォーカルに加え、TREES結成前のDAVID COSTAが数曲でギターを弾き「TUESDAY P.M.」では、共作にてサイケデリックな側面を描き出している。アコギをメインにしているが、エレクトリックな曲も含み、また、フルート、ヴィオラ、ベース、ドラムスのミニ・チェンバー・アンサンブルや、英国調のオーケストラ、厳かな女性コーラスを加えた曲もあり、BERT JANSCHや、WILL MALONEを思わせるところも。大学在学時に自主リリースし、当時関係者のみに販売したため市場に出回ることが無かった。現在は20万円以上で取引されている激レア物。
FK-0671 JOHN STRANG / The Masterpeace CD \2600
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART III> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第3弾として、初CD化を中心とした17タイトルを各380枚限定リリース。初CD化。68年に友人2人と共に録音したドリーミィ・フォーク・アルバム。自主盤で25枚のみプレスされたという激レア・アイテムで、アコギに乗せて歌う、消え入りそうな繊細な美声女性ヴォーカルも加えた儚くも静謐な空間は、ヴァシティ・バニヤン辺りにも通じるものがあるが、サウンドに反して、歌詞はアルマゲドンの風景や、死者の野原を闊歩する、といったようなもので非常に難しいテーマとなっている。2021年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。
FK-0684 JUSTINE / Same CD \2800
 70年にリリースされた英国レア・フォーク・バンドの唯一作。可愛らしい声質の女性ヴォーカリスト2人と男性4人のバンド。ギター、フルート、ピアノ、ストリングス、ドラムス等をバックにした男女のメイン・ヴォーカルとコーラスによるもので、例えるならWESTWINDに似たドリーミィ・ポップ・サウンドを聴かせ、また、時折り入るビートルズ風の美しいメロディー・ラインも当時らしい。中心メンバーのJOHN McBURNIEはこの後JACKSON HEIGHTSに加入し、6&12弦ギターを聴かせた。見開き紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0934 LESLEY DUNCAN / Moon Bathing CD \2800
 イギリスの女性ヴォーカリストの草分け的存在で、幅広い層での人気を誇る彼女の75年4thアルバム。クリス・スペディングを筆頭にスタジオ・ミュージシャンらを従えた、コンテンポラリーでポップ・テイストのあるサウンドに乗せて、はつらつとしたナチュラルな美声を響かせる。ストリングス、フルート、サックスを導入した曲もあり、夫であるJIMMY HROWITZのピアノ、クリス・スペディングのスライドギターも光る。当時セッション・シンガーとして、フロイドの狂気や、アラン・パーソンズら数多く参加していた事でも注目された、その実力はお墨付き。2023年リマスター盤。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0685 MAE MCKENNA / Mae Mckenna + Everything That Touches Me + Walk On Water 2CD \3500
 スコットランドのフォーク&トラッド・バンドCONTRABANDの可憐な女性ヴォーカリストがTRANSATLANTICに残した初期3枚を3in2の2枚組にてリリース。ハープシコードやオーケストラも加えた75年の1stアルバム「MAE MCKENNA」、優美でゆったりとしたサウンドに乗せて歌う76年の「EVERYTHING THAT TOUCHES ME」、そして、今回初CD化となる77年の「WALK ON WATER」の3枚。ジョン・レノンの「イマジン」等、各アルバムとも彼女のフェイヴァリット・ソングを取り上げカヴァーした作品となっているが、新感覚にて上手く自分のものとしており、どのアルバムも優しくフェミニンな彼女の魅力に溢れている。バックにはマーティン・ブライリー(ex.グリーンスレイド)、グラハム・プレスケット(ex.グリフォン)らも参加。ボーナス・トラックとしてシングル曲を2曲追加収録。3枚とも英国盤では初CD化となる。紙スリップケース付き。2023年デジタル・リマスター盤。
FK-0043 MADDY PRIOR / Changing Winds CD \2500
 78年にマンダラバンドのDAVY ROHLのプロデュースの元に制作されたソロ・アルバム。ストリングス・アレンジもマンダラバンドのRICHIE CLOSE。特に6曲目の10分近いナンバーは、静寂の中に木霊する彼女のヴォーカルの導入部から始まり、ハープシコードをフィーチャーしたクラシカルなインスト部をはさみ、そして静寂で幕を閉じる、英国然としたシンフォニック・ロック・アレンジの名曲。WOMAN IN THE WINGSと共に彼女が70年代に残した傑作アルバム。
FK-0674 MANDY MORTON & SPRIGUNS / After The Storm - Complete Recordings Box 6CD+DVD(NTSC) BOX \9800
 <7枚組・限定ボックス> 英国女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォークの最高峰! 初CD化、初出ライヴDVD、未発表ボーナス音源、レア・シングル曲等を含む、2022年リマスター&コンプリート・ボックス。SPRIGUNSの前身バンドSPRIGUNS OF TOLGUSの75年作と、今回初CD化となる74年のカセット作品「ROWDY DOWDY DAY」(92年にKISSING SPELLからアナログ盤でリリース)。その後、SPRIGUNS名義となり、DECCA からリリースされた、エレクトリック・ヴァイオリンやロバート・カーヴィーのオーケストラ・アレンジも取り入れたプログレッシヴ・フォーク・ロック2作と、MANDY MORTON & SPRIGUNS名義での3rd「MAGIC LADY」の3枚の名盤。そして、MANDY MORTONのソロで、弦楽四重奏風の美しいメロディが宝石のように散りばめられた珠玉の80年の名作「SEA OF STORM」と、ロック色を増した「VALLEY OF LIGHT」のソロ2作品。さらに、今回の目玉のひとつと言える79年のライヴDVDは、彼女のヴォーカル&ギターと、キーボード、ベース、ドラムス、ヴァイオリンの5人編成にて、未発表2曲を含む、プログレッシヴ・ロック・アレンジとなっている。映像はマルチカメラによるプロショットで撮影されたもので、見応え充分の必見貴重映像! MANDY MORTONの監修によるコレクター垂涎ボックス。各紙ジャケット収納。写真も多数掲載した48Pブックレット封入。
CD1:SPRIGUNS OF TOLGUS / Jack With A Feather (1975) + SPRIGUNS OF TOLGUS / Rowdy Dowdy Day (1974)*初CD化
CD2:SPRIGUNS / Revel Weird And Wild
CD3:SPRIGUNS / Time Will Pass +4 BONUS (4 Unreleased)
CD4:MANDY MORTON AND SPRIGUNS / Magic Lady +1 BONUS (Winter Storms by Mandy Morton & Chris Mills / 1987 7'single)
CD5:MANDY MORTON / Sea Of Storms +1 BONUS (Single Mix)
CD6:MANDY MORTON BAND / Valley Of Light +2 BONUS (Skeleton Rock Unreleased by Spriguns + Flying High by Mandy Morton)
DVD:MANDY MORTON BAND / Live In Cambridge 1979 (Unreleased Live)*初出ライヴ映像
FK-0633 MARIAN SEGAL & JADE / Fly On Strangewings - The Anthology 3CD \4800
 初出のレア音源を多数収録した3枚組。集大成的決定版!70年に名盤を残した女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォーク・ロック・バンド。ディスク1は70年の唯一作「FLY ON STRANGEWINGS」にボーナス・トラック7曲を追加。英国調の格調高いストリングス・アンサンブルが導入され、ドラマチックな盛り上がりをみせるタイトル曲は特に絶品。ハープシコードが随所に使用され、オルガンやアコギとの絶妙のアンサンブルを聴かせる。ボーナスの内2曲は71年にシングル用に録音された未発表曲(BIG YELLOW TAXI / CAROLINA IN MY MIND)でJOHN WETTONがベースで参加。ディスク2「DAVE WAITE & MARIAN SEGAL / PAPER FLOWERS (1967-1969) 」は、JADEの為に書かれたが、アルバムには収録されなかった未発表曲や、レア・シングル曲、デモ、ライヴなどのお宝貴重音源集。さらにボーナスを6曲追加。ディスク3「MARIAN SEGAL / KISS OF THE BUDDHA (1971-2013」は、JADE 解散後の未発表音源や、MARIAN SEGAL BANDのデモ等も含む全19曲。各紙ジャケット仕様。スリップケース付き。当時の貴重写真満載の24Pブックレット封入。
FK-0486 MELLOW CANDLE / Swaddling Songs CD \2500
 24BITデジタル・リマスター、08年英国盤。英国フォーク・ロック史上に残る傑作中の傑作。女性ヴォーカル2人の美しいヴォーカル・ハーモニーに、身も心も蕩けていく。美しい絹のような肌触りと、メロトロンまで導入したフォーク・ロック・サウンドは、他のアルバムとは確実に一線を画し、プログレ・ファンにも廃盤時代から注目された。それはまさに美の結晶といえるサウンドで、スパイロジャイラ、チューダー・ロッジと共に、英国レア女性ヴォーカル・フォークの3美神と言われるマスト・アイテム。プロデュースはDAVID HITCHCOCK。72年にDERAMからリリースされた唯一作。
FK-0681 MYTHICA / A Wallet Of Winds CD \2600
 <SEELIE COURT LABEL SERIES PART IV> コレクター驚愕の新レーベルSEELIE COURT LABELの超メガレア・アイテムCD化第4弾として、6タイトルを各380枚限定リリース。初CD化。69年に録音され、71年にアセテート盤1枚のみを残した幻の未発表スタジオ・アルバム。アコースティック・ギター(&ヴァイオリン)、ハーモニカ、ヴォーカルによるトリオで、C.O.B.やI.S.B.、DULCIMER辺りを連想させるような、当時の英国を色濃く感じさせる味わい深さを持った、70年代のアンダーグラウンド・フォーク・ファン垂涎の作品。リーダーによるライナー・ノーツと歌詞が掲載されたブックレット付き。2022年リマスター&見開き紙ジャケット仕様。
FK-0655 OBERON / A Midsummer's Night Dream - Deluxe Edition 2CD \2800
 <デラックス・エディション2枚組> 71年に99枚のみリリースされた激レア・フォークの唯一作。ディスク1に本編を、ディスク2に、初CD化となるアルバム・リリースの3か月前に録音された71年のライヴ盤「LIVE SPRING 1971」を収録。ヴァイオリン奏者兼美声の女性ヴォーカリストJULIAN SMEDLEYを擁する7人編成のバンドで、フルートが効いた、当時のアンダーグラウンドな雰囲気を漂わせたドリーミィなサウンドながら、アコースティック・ギターの演奏を聴いているとBERT JANSCHからの影響を感じられ、随所にPENTANGLEの影響を強く感じさせる。英国調の格調高い室内管弦楽風のクラシカルな趣もあって良い。ライヴには、アルバム未収のSCARBOROUGH FAIR、FLUTE SONATAの2曲を含む7曲を収録。2021年版。3面開きデジパック仕様。
FK-0689 PANAMA LIMITED / Indian Summer CD \3200
 70年にHARVESTからリリースされた異色のアシッド・フォーク・バンド。PANAMA LIMITED JAG BANDから改名後の作品で、前半ではジャケットのイメージ通りの荒涼としたサウンドに、DENIS PARKERの枯れたヴォーカルがマッチ。後半の、ジャニス・ジャップリン影響下の女性ヴォーカリストANNE MATTHEWSがメイン・ヴォーカルをとるタイトル曲以降では、ハープシコードやピアノ等も導入。当時の英国特有のアンダーグラウンドで、サイケデリック感覚のプログレッシヴ・フォーク味を帯びる。通好みの強烈な個性を放つ1枚。ジャケはヒプノシス。2024年リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0145 THE PENTANGLE / Cruel Sister CD \2500
 デジタル・リマスターでの出直し。残念ながらボーナス・トラックは無し。70年リリース4th。デジタル・リマスターにより清らかなJACQUI McSHEEの美声ヴォーカルが際立っている。BERT JANSCHとJOHN RENBOURNという英国2大ギタリストが同時に在籍したというだけでも、歴史に残る名グループと言える彼らの名作。全曲トラッド曲を取り上げ中世音楽色も加えたアルバム。あの名作が今、鮮やかに甦る。
FK-0688 PEREGRINE / Songs Of Mine CD \3200
 初CD化。72年にウェールズのマイナー・レーベルであるWESTWOODからリリースされた英国レア・フォーク・バンドの唯一作。12弦&アコ−スティック・ギターのアンサンブルと男性ヴォーカル(&コーラス含む)で聴かせるトリオによるウォームハートなフォーク・アルバム。柔らかい雰囲気のメロディアスな曲が多い中、当時の英国の香り高いドリーミィさやマイナー調のアンダーグラウンドな趣の曲もあり気を引く。フォーク・ファン垂涎のコレクターズ・アイテムとしても知られる1枚。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0687 PETE DELLO AND FRIENDS / Into Your Ears - Special Double CD Edition 2CD \4200
 71年にネペンサ・レーベルからロジャー・ディーンのジャケットでリリースされた激レア・フォーク・ロック作が初CD化。管弦楽やピアノをクラシカルに加えた英国然としたサウンドと親しみやすいメロディー、飾り気の無い歌声で聴かせる。オケはリリカルに響くがアコギが牧歌的で、ポップなメロウさのセンスが光る。今まで何度かCD化されてきたもの(ディスク2)は、全てリイシュー・ミックスにての再発で、全くの別物と言える。今回初CD化された71年のオリジナル・アルバム・ミックス(ディスク1)は、異なる楽器構成とアレンジ、異なるヴォーカル&ハーモニー・ヴォーカルのメロディ・ラインなど、ややシンプルな印象を受けるが、当時の英国ならではの重厚な気品高さを醸し出している。ディスク2には、アルバムのリイシュー・ミックスと、ボーナス・トラック10曲(レア・シングル、デモ、オリジナル未発表音源)を収録。リマスター盤。3面開き紙ジャケット仕様。
FK-0642 SARABAND / Close To It All CD \2800
 初CD化。73年にウェールズのFOLK HERITAGE からリリースされたフォーク・バンドの唯一作。チューダー・ロッジに通じるような暖かな雰囲気を持つと言われる名盤。美しく響く2本のアコースティック・ギターとリコーダーのアンサンブル、可憐な美声女性ヴォーカリストと、男女ヴォーカルのハーモニー等でアコースティックに綴るが、曲によりゲストでエレクトリック・ギター、ドラムスも加わり、カラフルなサイケ・ポップ感覚もあり。THE HONEY DEWの後身バンド。紙ジャケット仕様。2018年デジタル・リマスター。韓国盤。
FK-0559 SPRIGUNS / Revel Weird And Wild CD \2500
 英国盤&2013年デジタル・リマスター盤。後発の英国レア・プログレッシヴ・フォークの名盤。72年に残された激レア・トラッド・バンドのSPRIGUNS OF TOLGUSを経て、ロック色を加えてSPRIGUNS名義で76年にDECCAからリリースされた1st。美声の女性ヴォーカリスト、マンディ・モートンが率いる、キーボード、アコースティック&エレクトリック・ギター、ベース、ドラムス、そして、エレクトリック・ヴァイオリンを加えたフォーク・ロックを聴かせる。プロデューサーはスティーライ・スパンのティム・ハート。2013年版。
FK-0677 SPIROGYRA / The Future Won't Be Long - The Albums 1971-1973 3CD BOX \3800
 <3枚組・限定ボックス> メロウ・キャンドル、チューダー・ロッジと並び、英国美声女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォーク・ロック「三種の神器」と称賛されたバンドの71年、72年、73年の全3枚のアルバムを収録したボックス。孤高の傑作3rdは、木管楽器と、ヴァイオリン、チェロ等のストリングスが英国調に優美に、そしてバーバラ・ガスキンの何とも言えない美しく心にしみ入る歌声が一体となり溶けていく。メロウな雰囲気と独特のオリジナリティに包まれた、一瞬に凝縮された美の結晶。深い翳りと叙情に包まれた名盤3枚。各紙ジャケット収納。ブックレット封入。2022年リリース。
CD1:ST.RADIGUNDS
CD2:OLD BOOT WINE + 4 BONUS
CD3:BELLS, BOOTS AND SHAMBLES +1 BONUS
FK-0653 SPIROGYRA / St.Radigunds CD \2500
 2017年リマスター&英国盤。廃盤レコード時代には、メロウ・キャンドル、チューダー・ロッジ、そして、スパイロジャイラの3rdアルバムBELLS、BOOTS AND SHAMBLESの3枚が、英国美声女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォーク3種の神器と呼ばれていました。本作は、そんな彼らの71年リリースの1st。バーバラ・ガスキンの美声ヴォーカルがもう何と言っても極上。そのオリジナリティーあふれるサウンドは、他に類を見ない。深い翳りと叙情に包まれた、英国的な香りに満ちた傑作。デジパック仕様。
FK-0571 SPIROGYRA / Bells Boots And Shambles CD \2500
 2013年リマスター&英国盤。珠玉の名作。73年にリリースされた3rd。その昔、初めてこのアルバムを聴いた時には、世の中にこんな音楽があったのかと、涙しました。今でも、どのアーティストのどのアルバムも決して越える事の出来ない、孤高の1枚だと言い切れる、まさに傑作。木管楽器と、ヴァイオリン、チェロ等のストリングスが英国調に優美に、そしてバーバラ・ガスキンの何とも言えない美しく心にしみ入る歌声が一体となり溶けていく。メロウな雰囲気と独特のオリジナリティに包まれた、一瞬に凝縮された美の結晶。ボーナスとして73年のアルバム未収シングル「I HEAR YOU'RE GOING SOMEWHERE (JOE REALLY)」1曲追加。
FK-0626 STORYTELLER / More Pages CD \2800
 71年にTRANSATLANTICからリリースされた2ndが初CD化。メンバー・チェンジを経た7人編成でのプログレッシヴ・フォーク・ロック作。ジャケットもあわせ70年の1st「STORYTELLER」の方が有名だが、ドリーミィな感覚の漂うサウンドに乗せてウイスパーなCAROLINE ATTARDの女性ヴォーカルが響く3曲目や11曲目、12曲目など、当時のアンダーグラウンド・フォークの雰囲気たっぷり。アコギ、ベース、パーカッションに加え、トランペット、フリューゲルホルンも味わい深い。2017年リマスター盤。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0597 TEA & SYMPHONY / An Asylum For The Musically Insane CD \2500
 69年にHARVESTからリリースされた1stが、2015年デジタル・リマスター英国盤にて再発。サイケ、アシッド、フォーク、ジャズ、ブルース、クラシックがプログレッシヴにミックスされた、コーマス辺りにも通じるような異端的なサウンドで聴かせるセンセーショナルな名盤。木管を加えたトリオに、サンディー・デニーやストローブスのアルバムにも参加したベーシストのRON CHESTERMAN、COLOSSEUMのギタリストCLEM CLEMPSON、LOCOMOTIVEのベーシストMICK HINCKSらがゲスト参加。ボーナス・トラック1曲(アルバム未収シングル)追加収録。
FK-0614 THERAPY / Almanac CD \2800
 初CD化! 清楚でメロウな雰囲気を持つ美声女性ヴォーカリストFIONA SIMPSONをメインに配した英国プログレッシヴ・フォーク・トリオがCBSからリリースした72年デビュー作。バンドが奏でるアコギ・アンサンブルに加え、ストリングス・クァルテット、ハープシコード、フルート、オーボエ、バスーン等による、品格のある室内管弦楽調のアレンジを大幅に取り入れた、クラシカルな趣のある風雅なサウンドが絶品。ペンタングルのベーシストDANNY THOMPSONと、ドラマーのTERRY COXがゲスト参加。12星座をモチーフにしたメロディアスでロマンチックなコンセプト・アルバムとなっている。2016年デジタル・リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0506 TRADER HORNE / Morning Way CD \2500
 08年24bit デジタル・リマスター英国盤。70年にDAWNレーベルからリリースされたプログレ・フォークの名盤。アイルランド生まれのJACKIE McAULEYと、フェアポート・コンベンションの1stに参加し脱退後 のJUDY DYBLEを中心にした5人編成のバンドの唯一作。アコースティック・ギターを中心に、ウォーム・ハートなJACKIEのヴォーカルと、JUDYの美声によるハーモニーが心地良く響くピュアなフォークながらも、ハープシコード、オルガン、ピアノ、チェレステ、フルート、クラリネットなどによるアコースティック・アンサンブルがドリーミィで、ファンタジックな世界に包まれる。ボーナス・トラックとして、レア・シングル曲2曲を追加収録。
FK-0540 TUDOR LODGE / Same CD \2500
 2011年リマスター盤&英国盤初CD化。71年にVERTIGOからリリースされた当時の唯一作。廃盤時代から、スパイロジャイラの3rd、メロウ・キャンドルと並ぶ英国プログレッシヴ・フォークの最高峰としてあまりにも有名なアルバム。春の木もれ陽のようなアン・スチュワートのヴォーカルと美しいフルートの調べ。フォーク的な中に室内管弦楽風のメロディを取り入れた高貴な気品に満ちた珠玉の名作。ボーナス・トラックとしてアルバム未収シングル曲「THE GOOD TIMES WE HAD」を追加収録。
FK-0103 VASHTI BUNYAN / Just Another Diamond Day CD \2800
 70年にPHILIPSからリリースされた、JOE BOYDのプロデュースによる究極の女性ヴォーカル・フォークの名盤。内省的で優しく慈愛に満ちた彼女のヴォーカルに心ときめく。バックも、ROBERT KIRBY、SIMON NICOL、DAVE SWARBRICK、ROBIN WILLIAMSON ら一流のメンバーだがサポートに徹している。ボーナス・トラックとして、LOVE SONG (レア・シングルのB面)、アンリリースド・アセテートのI'D LIKE TO WALK AROUND IN YOUR MIND、WINTER IS BLUE (アンリリースド・アセテート)、IRIS'S SONG (ヴァージョン違い) の4曲が追加収録されている。
FK-0666 WESTWIND / Love Is... CD \2800
 70年にPENNY FARTHING LABELからリリースされた英国レア・フォーク・トリオの唯一作。可憐な美声女性ヴォーカルと男性コーラスも交えた、ポップでメロウなサウンド。特に、アコギ、チェロ、フルート等でしっとりと聴かせる「SLEEPY CITY」や、キュートな「SUN ACROSS THE SNOW」、室内弦楽風のストリングスを加え、物悲しいメロディと甘いヴォーカルで綴る「ROBIN HILL」は絶品。柔らかく優しい空気に包まれる逸品。なんと当時、日本盤でシングル盤「シャボン玉の恋」がリリースされた事もある。紙ジャケット仕様。
FK-0555 WOODEN HORSE / Same CD \2800
 コレクター垂涎のレア・フォークを輩出したYORK RECORDSから72年にリリースされた1st。ウォームハートな男性ヴォーカルと、キュートな美声女性ヴォーカルSUSAN TRAYNORの、男女ヴォーカルで聴かせるフォーク・アルバム。3人のアコースティック・ギター・アンサンブルとベースをバックにした5人編成のバンド。リリカルなピアノを加えた9曲目やラストなど、柔らかい色彩でパストラルに描き出し、女性ヴォーカルをメインにした4曲目や11曲目などでは、まろやかな芳香を放つ。軽やかなメロディの中にも英国叙情を持つ。2012年リマスター盤。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0556 WOODEN HORSE / II CD \2800
 ストローブスのトニー・フーパーのプロデュースを得て、フォーク・ロックの名作アルバムへと進化した73年2nd。デビュー作と同様、コレクター垂涎のレア・フォークを輩出したYORK RECORDSからリリースされた激レア盤。ウォームハートな男性ヴォーカルと、キュートな美声女性ヴォーカルSUSAN TRAYNORの、男女ヴォーカルと、ハーモニーの美しさで聴かせる。アコースティック・ギターのアンサンブルに加え、シンセ、ドラムス、フルート、サックスも取り入れたフォーク・ロック調となり、初期ストローブスを連想させるようなところも。この後、女性ヴォーカリストのSUSAN TRAYNORはNOOSHAと改名してポップ・ロック・バンドのFOXに加入。2012年リマスター盤。紙ジャケット仕様。韓国盤。
FK-0656 THE WOODS BAND / Same CD \2500
 次作のGAY & TERRY WOODSの「BACKWOODS」が有名だが、本作はその2人がスティーライ・スパンを経てバンド名義でリリースした71年唯一作。メロディアスなフォーク・ロックと、トラッド曲で構成され、味わい深い男女ヴォーカルで歌い聴かせるが、インスト・パートではテクニカルなプレイも見せる。アコ&エレクトリック・ギター、ベース、ドラムスに加え、格調高いハープシコードや、オルガン、ダルシマー等、楽器も多彩。そして、GAYがソロでキュートな美声を響かせる「JANUARY'S SNOWS」も絶品。2021年リマスター&英国盤。デジパック仕様。
FK-0676 V.A. / A Game For All Who Know - The H & F Recordings 5CD BOX \5800
 原盤ならこの1箱で300万円は越えるであろうお宝アルバム5枚を収納したボックス。ピーター・ハウエル&ジョン・フェルディナンドが残した関連作、ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS(69年)→ TOMORROW COME SOMEDAY(70年)→AGINCOURT(70年)→ITHACA(72年)→FRIENDS(72年)の、激レア・フォーク・プライヴェート・プレス5枚を一挙紙ジャケット仕様&リマスター盤にて収納。ポップ・フォーク&ドリーミィなサントラ2作、サイケ・フォークのAGINCOURT、プログレッシヴ・フォークのITHACA、テスト・プレスのみのITHACAの2NDと言われるFRIENDS。レア・フォト満載の24Pブックレット封入。マニア必携の限定盤。*2016年版・再入荷
CD1:ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS / Same
CD2:TOMORROW COME SOMEDAY / Same
CD3:AGINCOURT / Fly Away
CD4:ITHACA / A Game For All Who Know
CD5:FRIENDS / Fragile

以下、アメリカ、カナダ、ユーロ物の70sレア・フォークも当店のカタログから一部ピック・アップ。
FK-1049 AIGUES VIVES / Water Of Seasons CD \3200
 81年リリースの男女ヴォーカル・レア・フォーク。ゲルマンの森深くからフルートやヴァイオリンを伴ない津々と彼らのサウンドは流れ出る。パンフルートやエレクトリック・ギターなども交え、美声の女性ヴォーカリストが上澄みを優しく撫でるように歌う。その神秘的な翳りや、奥深さはかのヘルダーリンの1stを思わせるほど。特に1曲目は最高! 身も心もとろけるといったまどろみが心地よい幻想感を生む。アナログが欲しくなる音。名作だ。未発に終わった2ndアルバムから4曲ボーナス入り。英語。 GERMANY
FK-1147 BROSELMASCHINE / Same CD \2800
 71年の1stアルバムにして彼らの最高作。HOLDERLINの1st、EMTIDI-Saat と並ぶ、PILZレーベルに於けるプログレッシヴ・フォーク・ロックの3美神。サイケ&ヒッピー色を適度に纏い、夢想感あふれるドイツならではのサウンドに乗せて浮遊するウイスパーな女性ヴォーカル、アコ&エレクトリック・ギター、フルート、シタール、ターブラも用いたミステリアスなメロディから幻惑のメロトロンが流れ出す5曲目が特筆。スティーライ・スパンも取り上げたスコティッシュ・トラッドも彼ら流のアレンジで聴かせる。歌詞はドイツ語と英語。近年再結成を果たし驚かせたバンドのスタート点。2021年リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。 GERMANY
FK-1144 CAROL OF HARVEST / Same CD \3200
 ボーナス・トラック7曲入り(4曲は初出)。女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォークの78年名盤が2020年リマスター盤にて再発。泣きと芯のあるエレクトリック・ギターやシンセをフィーチャーしたジャーマン・ロックをドラマチックに聴かせる、16分のシンフォニックな様相の長尺曲からスタート。英語で歌う透明感のある美声ヴォーカリストがフォーク・タッチなのだが、インスト・パートはかなりプログレ寄りの音で、ゲルマンの叙情に心打たれる逸品。フォークだと思って敬遠していた方にも是非聴いてみて欲しい。原盤は200枚プレスの激レアで40万円クラス。ボーナス7曲のうち、4曲は初出のスタジオ録音で、後任の女性ヴォーカリストIRIS MEYERも加えた未収曲。3曲は旧盤と同じ78年のライヴ音源。32ページ・ブックレットには当時の未発写真多数掲載。 GERMANY
FK-1066 EMMA MYLDENBERGER / Same CD \3200
 女性ヴォーカル・プログレッシヴ・フォーク・コレクター必携の、ジャーマン・レア・フォークが待望の初CD化。本作は78年にリリースされた1stアルバム。フルート、オーボエ、ホルン、オートハープ、グロッケンスピール等を含むアコースティック・アンサンンブルを重視した、OUGENWEIDEのような中世古楽色と、当時のドイツ特有の夢想感も持つ。男女ヴォーカルで歌うが、美声の女性ヴォーカルがリード・ヴォーカルをとる曲も。ボーナス・トラックとして77年の貴重なライヴ音源を4曲と、78年のオムニバス(FOLK&ROCK) に収録された、アルバム未収曲(絶品の女性ヴォーカル必聴曲!) を1曲追加収録。 GERMANY
FK-1108 EMTIDI / Same CD \3200
 ドイツ人とカナダ人の男女デュオが70年にリリースした1st。オリジナルLPは激レアでトップランクの価格を持つ。英語で歌われ、前半はくせのないフォークを聴かせるが、後半になるとサイケ色とドリーミィーさが加わり、女性ヴォーカルに虚ろさが混じる。6弦や12弦のアコギの響きに金属的なブズーキが入り、アンサンブルの繊細さも見せ、その演奏力などポテンシャルは高く、フルートを攻撃的に用いるラストは闇が広がりプログレッシヴだ。当時この1曲を聴かされたらコレクターは大枚を注ぎ込むしかなかっただろう。オフィシャル初CD化。 GERMANY
FK-1146 EMTIDI / Saat CD \2800
 ドイツの名門PILZレーベルから72年にリリースされたプログレッシヴ・フォークの名盤が、2020年リマスター盤にて再発。儚くも美しい女性ヴォーカルが浮遊し、幻想、幻惑、瞑想が一体となったドリーミィなサウンドで聴かせる。メロトロンが効果的にドイツならではの深淵を醸し出し、オルガン、ピアノ、ハープシコード、フルート、6&12弦ギター等で織り成す、プログレッシヴ&サイケ・テイストを持ったサウンドは、まさにこの時代とこの環境でしか生まれ得なかったであろう屈指の産物と言える。見開き紙ジャケット仕様。 GERMANY
FK-1033 GILA / Bury My Heart At Wounded Knee CD \3200
 メンバー・チェンジ後にFLORIAN FRICKEらをゲストに迎え、73年にリリースされた名作2nd。ゲルマンの香りと、憂いのあるプログレ・フォーク・タッチへサウンドが変化した。女性ヴォーカル(英語)をフィーチャーし、ジャーマン・フォーク・ロックの必聴名作の名をほしいままにする。メロトロンやフルートもドリーミィーで、HOLDERLINの1stあたりに近いところも。ボーナス1曲入り。 GERMANY
FK-1105 GURNEMANZ / Fair Margaret And Sweet William CD \3200
 72年の1stカセットの初CD化。女性ヴォーカル入りで、ジョン・レンボーンを思わせるギターをバックに中世フォークを聴かせるグループ。アコギの他にリュートやリコーダー、シタールも曲に合わせてフィーチャーし、英国バラッドや北欧トラッドから影響された楽曲にシェイクスピアの詩まで取り込んだ、夢想的な甘みと例えばヴァシュティ・バニヤンのような虚ろさが魅力。ゲルマン色も漂い当時のPILZレーベルあたり音にも通じるが、ドラッグ色が無くスコアをきちんと演奏している姿が若々しい。73年のライヴから3曲ボーナス入り。 GERMANY
FK-1032 GURNEMANZ / No Rays Of Noise CD \3200
 77年、プライベート・プレスによるリリースのレア・プログレ・フォーク。彼らの2nd。廃盤コレクターの間ではCD化以前から知られて来た。曲によっては、TUDER LODGEを少々感じさせる叙情が漂う。男女ヴォーカルだが基本的に女性がメインで、雰囲気も上々。11曲のボーナス入りで、当時のLIVE音源より。英語。英フォーク・プログレ・ファンも注目! GERMANY
FK-1149 GURNEMANZ / Live & Rare CD \3200
 <結成50周年記念盤> 70年代に2枚のレア・アルバム「SPIELMANNSKINDER(1975)」と「NO RAYS OF NOISE(1976)」を残したドイツの伝説のプログレッシヴ・フォーク・バンドが結成50周年を迎えるにあたり、メンバーが集まって発案しリリースした、アーカイヴ・レア音源集。メンバー手持ちの当時のライヴ音源やリハーサル音源から厳選した16曲に、さらにボーナス・トラックとして9曲を収録した全25曲。アコ&エレクトリック・ギター、コンバス等による叙情的でメロディアスな翳りを伴ったサウンドに乗せて、愁いを帯びた美声女性ヴォーカルでしっとりと聴かせる4人組。技巧的なアコギや、マンドリン、ブズーキ、リコーダーのアンサンブルも美しい。デビュー・アルバム以前に、オープンリール・テープで3作品「FAR MARGARET AND SWEET WILLIAM(1972)*CD化済」、「LIAZE(1973)」、「SISU(1974)」を各50枚のみライヴ会場で販売した事もあったそうで、その音源も含まれているかも。音質も良好。2022年リマスター盤。自主盤。 GERMANY
FK-1150 GURNEMANZ / Walking Under Blue Moon CD \3200
 <結成50周年記念盤> 79年に「BLUE MOON」というタイトルで3rdアルバムのリリースが予定されたが、スタジオで録音される事なく幻となり、今回、結成50周年を迎えるにあたり、メンバーが集まってリリースを発案し、3rdアルバムの為の曲を当時残されていたライヴ音源で構成再現し、43年の時を経て実現させた。70年代に2枚のレア・アルバムを残したドイツの伝説のプログレッシヴ・フォーク・バンドで、アコ&エレクトリック・ギター、ブズーキ、コンバス、リコーダー、ティン・ホイッスル等による叙情的でメロディアスな翳りを伴ったサウンドに乗せて、愁いを帯びた美声女性ヴォーカルでしっとりと聴かせる。技巧的なアコギ・アンサンブルも特筆。78年〜79年のライヴ音源で構成されているが音質は良好。12曲目(&16曲目)のタイトル曲は当時の未発表曲で、今回歌詞が見つかり新たに作曲して2021年にスタジオで新録音したもの。ボーナス・トラック4曲入り。2022年リマスター盤。自主盤。 GERMANY
FK-1148 HOLDERLIN / Holderlins Traum CD \2800
 72年にPILZレーベルからリリースされた歴史に残る傑作。ANYONE'S DAUGHTER 、NOVALISらと並び70年代のジャーマン・シンフォを代表するバンドのデビュー・アルバムで、愁いと翳りを纏ったドイツならではのプログレッシヴ・フォーク・ロックを聴かせる。アコギ、チェロ、ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、ピアノ、メロトロン、ドラムス、ゲストによるリコーダー、シタール、ターブラと楽器も多彩で、本作のみに参加している美声女性ヴォーカリストNANNYが絶品の歌声を響かせる。夢想的でミステリアスかつ中世音楽的なクラシカルな趣も持ち合わせた、まさに美の結晶。次作の「HOELDERLIN」から本格的なシンフォニック・ロックへと大きく舵を切る。2021年リマスター盤。見開き紙ジャケット仕様。 GERMANY
FK-1125 LANGSYNE / Same CD \3200
 76年にプライヴェート・プレスでリリースされた激レア・アンダーグラウンド・フォーク・バンドの唯一作で、HOELDERLINの1stやCAROL OF HARVEST、EMTIDI、BROSELMACHINEらと並ぶ、ジャーマン・フォーク10指に入るアルバム。メンバー所蔵のテープから、当時の貴重音源15曲をボーナス・トラックとして追加した2012年版。ルネッサンス音楽やグリフォンから影響を受けたというメンバーによるトリオで、アコギ・アンサンブル、フルート、オルガン、シタール、琴、グロッケンスピール、パーカッションなどを導入した、ほの暗さが漂う幻想的なサウンド。英語で歌われているものの非常にドイツ的。 GERMANY
ME-1151 CHIMERA / Des Duivels Oorkussen CD \3200
 初CD化。ヨーロピアン・プログレッシヴ・フォーク・バンドの名盤として廃盤時代から知られる80年デビュー・アルバムが待望のCD化。全編に流れるアンダーグラウンドで幻想的な雰囲気たっぷりのサウンドに乗せて、オランダ語で歌う美声女性ヴォーカルが絶品。トリプル・ギターによるアコギ・アンサンブル、エレクトリック・ベース、パーカッション、ヴァイオリン、マンドリン、ダルシマー、サックス、リコーダー、ティン・ホイッスルと、多彩な楽器で、トラッドや中世音楽を奏でる。オルガンを効かせた幻惑的な曲や、ダンサンブルなインスト、男女のアカペラも含むが、リコーダーを効かせた物悲しくも美しいメロディが印象的。見開き紙ジャケット仕様。2024年リマスター&オランダ盤。 HOLLAND
ME-1152 CHIMERA / Obstakel CD \3200
 初CD化。81年2ndアルバムは、FOLQUEに並ぶヨーロピアン・エレクトリック・トラッド作で、前作とはアプローチが異なる甲乙付け難い出来となっている。前作同様、オランダ語で歌う絶品の女性ヴォーカルはもちろん、叙情風味を醸し出す男性ヴォーカルも良く心に染みる。アコギ・アンサンブル、オルガン、ベース&フレットレス・ベース、ドラムス、パーカッション、ヴァイオリン、ダルシマー、マンドーラ、ブズーキ、リコーダーなどの楽器のアンサンブルも素晴らしく、FLAIRCKを連想させるようなテクニカルなインスト・パートや、霧の奥から湧き出るような厳かな幻想色も印象的。トラッドや中世音楽を取り上げ、英米のバンドとは違う歴史を感じさせる、こちらも名作。3面開き紙ジャケット仕様。2024年リマスター&オランダ盤。 HOLLAND
FK-1149 EMMANUELLE PARRENIN / Maison Rose CD \2800
 フランスの名門レーベルBALLON NOIRから、77年にリリースされたレア・プログレッシヴ・フォークの名盤。アシッド感覚を伴った神秘的でスピリチュアルなオーラを持った幽玄なサウンドに乗せて、美声女性ヴォーカルが夢想的に響く。彼女の弾くハーディ・ガーディー、スピネッタ、ダルシマーと、ゲストによるフルート、アコギ等によるアコースティック・アンサンブルは中世的な香りをほのかに漂わせ、彼女のヴォーカルをサポートする。自身が地方で集めた伝統的な音楽に由来しており、独特の繊細な世界観に満ちている。そして、タイトル・トラックはあまりにも厳か。近年ではフランスのヴァシュティ・バニアンと言われる彼女の当時の唯一のアルバム。ボーナス2曲(当時の未発表曲 17 DECEMBRE / LA FORET BLEUE)を追加収録。リマスター盤&2022年リリース。デジパック仕様。 FRANCE
FK-1017 HAIZEA / Same CD \2600
 2枚の作品を残したバスクのグループ。77年に超マイナー・レーベル、IOIOTSからリリースされた1st。GUDRUN張りのプログレッシヴ性を見せる2ndとは違い、優しいノスタルジックな、あたたかみのあるバスク・フォークを聴かせる。魅力いっぱいの女性ヴォーカリスト、AMAIA ZUBIRIAと、詩情あふれる歌声のTXOMIN ARTOLAを中心にせつない哀愁を歌う。女性ヴォーカル・フォーク・ファン必聴作。 SPAIN
FK-1018 HAIZEA / Hontz Gaua CD \2600
 バスクが産み落とした最大の傑作、そして問題作となった2nd。ピュアーなフォーク志向のTXOMINから、XABIER LASAへ主導者が変り、女性ヴォーカリスト、AMAIA ZUBIRIAの存在を最大限に引き出した、オパス・アヴァントラにも通じるプログレッシヴな作品となった。闇に光るAMAIAのヴォーカルに身震いしてしまう。プログレ・ファンも女性ヴォーカル・ファンも必聴。79年リリース。 SPAIN
FK-1021 ITZIAR / Same CD \2600
 イトイスの2nd、EZEKIELにもゲスト参加していた魅力的な女性ヴォーカリスト、ITZIAR EGILEORをフィーチャーするバスクきっての秘蔵的な名作。79年リリース。フルート(イトイスのメンバー)、アコ・ギなど繊細なバックもファンタジックで、全体にジャケットのような月夜の妖しい美しさが漂う。人里離れた森の中の広場で演奏されたような隠避性。屈指のバスク・フォーク・プログレッシヴ・ロック・アルバム。ノリはイトイスに近いが、暗い。それが、またいい。 SPAIN


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