update 2017/11/17

SPAIN PORTUGAL

表示金額は全て税込みです

〓[SPAIN]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
SP-0258 ALAMEDA / Same + Misterioso Manantial + Aire Calido De Abril + Noche Andaluzam 2CD \3600
 2枚組による4in2。IMAN並のテクニカルなジャズ・ロックを聴かせる79年の1st、衝撃のスパニッシュ・ギターが印象的な80年の2nd、ラヴェル張りのエキゾチックな生ストリングスを配し、アンダルシア独特の節回しで哀愁を込めて歌われる81年の3rdと83年の4th。どれも甲乙付け難い出来だ。絶妙な光と影のコントラストに胸を打つ叙情があふれんばかりに流れ出す名作4枚。眩い音にくらくら。
SP-0351 AMAROK / Retrospectiva CD \2500
 4曲の未発表曲、ヴァージョン違い1曲、ライヴ1曲を含む16曲入りコンピレーション。現在廃盤の94年の1stから2曲、やはり現在廃盤ながらも傑作と名高い95年の2nd、CANCIONES DE LOS MUNDOS PERDIDOSからも3曲を含み前半は初期4作品からのベストとなっている。ライヴは05年ポルトガルでの収録で、PFMのセレブレーションやJETHRO TULLを織り込んだ演奏で楽しませる。未発表曲は02年から04年に録音されたもので、女性ヴォーカル入りでAMAROK然と聴かせる11曲目、アラビックな12曲目、12弦ギターが美しいジェネシス風の13曲目、チェンバー風の14曲目など、ファン必携の編集になっている。07年メキシコ盤。
SP-0494 AMOEBA SPLIT / Dance Of The Goodbyes CD \2800
 「21世紀のプログレッシヴ・ロック100」で大枠掲載されながらも、すでに廃盤になっていた2010年名作がボーナス1曲入り2014年新装版としてリリース。大西洋に面したガリシアの街、ラ・コルーニャのバンドの1stアルバムで、英語で歌う女性ヴォーカル、ハモンド、ミニ・ムーグ、ピアノ、メロトロン、ギター、フルート、サックスをフィーチャーし、キャラバンやハットフィールド、スペインのバンドならムジカ・ウルバナあたりを思わせるカンタベリー・サウンドを展開。各インストゥルメンタルがソロを取り合い、一方で非常にハートフルなアンサンブルを見せ、シンフォニックなリリカルさを持ち合わせているのが特徴だ。ラストに23分の組曲を持ってくるなど、トータル60分越えの力作! 見開き紙ジャケット・メキシコ盤。
SP-0511 AMOEBA SPLIT / Second Split CD \2800
 デビュー作のDANCE OF THE GOODBYESが「21世紀のプログレッシヴ・ロック100」で大枠掲載された彼らの2016年2nd。管楽器奏者を3人配したインスト・ジャズ・ロックを展開しており、前作ではキャラバンやハットフィールドなどカンタベリー色そのものだったが、本作ではブラスをフィーチャーした、より広範囲のブリティッシュ・ジャズの影響下にあり、また、ヴァイオリンやチェロによるチェンバー色も含め、渋い作風となっている。スペインのバンド然とした幻想色漂う4曲目や、キーボーディストのプログレ趣味が滲み出るラストは特筆。見開き紙ジャケット。
SP-0378 ASFALTO / Same (1st) CD \2800
 伝説のレーベル、CHAPAの1番として78年にリリースされた1st。実際にはビートルズのカヴァー作を76年に出してはいるものの、本作をグループの1作目とカウントしたい。この後、バンドは早くも分裂してしまい、本作の立場も微妙になるのだが、キーボードが効いた以降のサウンドとは違う風味があり、ツイン・ギターやアコギがメロディアスにひっぱる、例えばWISHBONE ASHをアルゼンチンあたりの叙情で歌わせたようなハートフルさが光る。今、改めて聴くと締まった演奏とハードでもありソフトな曲作りが上手い。
SP-0358 ASFALTO / Al Otro Lado CD \2800
 78年リリースの2nd。TOPOを結成する為に抜けたメンバーの代わりにウルグアイからやってきた元PSIGLOのキーボーディスト、JORGE GARCIAが加入。曲も彼が全曲書き、バンドをシンフォニックなスタイルへ一新させた。テクニカルなシンセ、オルガン、ピアノを華麗に配し、ややハードでメロディックなギターとヴォーカルで聴かせる。10分を超えるタイトル曲などJORGE GARCIAのプログレシッヴなキーボードが炸裂。まさにPSIGLOを思い出させるヘヴィさで迫ってくる。彼らの代表作でもあり、CHAPAレーベルの外せない名盤だ。
SP-0520 ASFALTO / Cronicas De Un Tiempo Raro CD \2800
 プログレへ回帰したと思わせる1曲目。カッコいい。そして、歌心が広がっていく2017年作。前作にあったポップ色は薄くなり、アルゼンチンにも似た陰りを帯びたメロディックでハードなサウンドで展開。ムーグ、オーヴァーハイム、ハモンド、CS80といったヴィンテージなキーボード群の鳴りもよく、シンフォニックな情景をバックにエモーショナルなギターがソロを取る場面や、4曲目のようなテクニカルに疾走するナンバーなど新境地もあり、かつ最後までどの曲も出来が良く、ドラマチックで、バンドの最高作となったのでは。3面開きデジパック。
SP-0526D ASFALTO / Sold Out 2CD+DVD(PAL) \3600
 2017年にマドリッドで行われた45周年記念ライヴ。NUのヴォーカリストや女性ヴォーカリストなど多数のゲストを迎え開催された。新作「CRONICAS DE UN TIEMPO RARO」からの曲を散りばめながら、前半では80年代や90年代の曲を、後半では1stの曲を中心に演奏。大きな歓声の中、NUのヴォーカリストが登場し、イアン・アンダーソン張りのハードなフルートを聴かせるあたりはプログレ・ファンなら唸ってしまうだろう。仕掛けも良く、スクリーンを使い、まるでタイムマシーンで年代を追いかけるようなオープニングになっており、映像は後半でも効果的に用いられる。新作絡みで、SUPERTRAMPのジョン・ヘリウェルが3曲でゲスト参加。綴じ込み付き3面開きデジパック。
SP-0355 ATILA / Intencion CD \2700
 76年リリースの彼らの2nd。リマスター&ボーナス入りにて出直し。スパニッシュ・ロックとしては初期の作品で、記憶にオルガン・ロック的なイメージが強かったものの、今、改めて聴き直すとソリーナやシンセも配し、けっこう構築的に作られたシンフォだったりして驚く。ギターは凶暴だが泣きまくっており、ユーロピアン・プログレ然とした重厚さと哀愁の1曲目、ベガーズ・オペラとラッテ・エ・ミエーレをくっ付けたような2曲目、クラシカルなフレーズが受け継がれていく3曲目、トッカータを展開させた4曲目と、どれも聴き応えがある。ボーナスは再編された後の99年の4枚目のアルバムから。スリップケース付き。
SP-0308 AZABACHE / No Gracias CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。80年リリースの2nd。群を抜く傑作シンフォだった1stと比べると、ヴォーカルをメインにしたサウンドへ変化しており、全体としてはCPなどこの年代の花形キーボードを添えたポップさを感じてしまうが、リーダーが祖国ウルグアイから持ち込んだ南米のバンドを思わせるハートで聴かせてしまう。テクニカルなギターなど、ハツラツとした展開とメロディアスな構成がこのバンドらしい。ラストはシンフォで、前作の余韻を味わえる。
SP-0214 AZAHAR / Elixir CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。ウルグアイのOPUS ALFA、DIAS DE BLUESを経てスペインへ渡ったホルヘ・バラルが、グラナダやカナリオスらと活動していたミュージシャンを誘い、マドリッドで結成したグループ。アンダルシア風の濃いムードに満ちた77年リリースの作品。ヴォーカルに絡み付くようなギターと、金属的な音色のソリ−ナらにより内に秘めた炎の如く、メロディアスかつ情熱的に進行してゆく。ただし、ドラムレス! 個性派の多いスパニッシュ・プログレの中でも特に異色と言えるのでは。オリジナルLPのブックレットはラヴェンダーの香り付きであった。1作目。
SP-0309 AZAHAR / Same CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。79年リリースの2nd。ドラムレスながらエキゾチックなアンダルシア色を粘っこく出していた特異な1stとは違い、本作ではドラムスを加えハード・プログレで正面から迫る。曲によってはジャズ・ロック、ヴォーカルは典型的なアンダルシアン・スタイルなので、サウンドは後のAZABACHEへは続かず、CAIに近いポジションを取る。美しいソリ−ナ、熱いギター、フラメンコ・リズム、閃光が走るスパニッシュ・ギターが印象的。ある意味では単発的な存在。
SP-0415 BARCELONA TRACTION / Same CD \2500
 バルセロナのジャズ・ロック・バンド。75年リリースの1st。ギターレスのトリオ編成でエレピとアコースティック・ピアノをメインに手数の多いキリコ・タイプのドラマーが煽る。エフェクティヴなベースや曲によって使用されるムーグがプログレ色を出し、緩急が付けられた展開など全編インストながらも練られた作曲とトリオと思わせないアレンジの上手さ、イメージの醸し出し方等で飽きさせない。さらに、インプロヴィゼーションにおいてもメロディアスさを保ち、地中海色もほんのりと漂わせている。リマスター09年盤。
SP-0259 BENITO LERTXUNDI / Zuberoa CD \2600
 デジパック&リマスターにて出直し。先のCDではカットされていた曲も完全収録。バスクの歌をベルチョラリと言う。その代表的なベルチョラリスト、ベニト・レルチェンディ。現在までに、13枚のアルバムをリリース。本作は、77年に2枚組でリリースされた4作目の2in1 CD。フルート、ヴァイオリン、ピアノ、パイプ、アコーディオンに加え、マイナー調に流れるハモンドとホルンが印象に残る。心に染み入るバスクの歌がここに。ここから以降、すべて名作。
SP-0260 BENITO LERTXUNDI / Altabizkar CD \2600
 デジパック&リマスターにて出直し。先のCDではカットされていた曲も完全収録。本作も2枚組で81年にリリースされた5作目。シリアスな厳格さと、中世的な重みと暗さを持つ傑作。特に20分を越える組曲はオルガンや管もフィーチャーし、バスクとフランス軍の戦いを題材にした、静かなるシンフォニック性が傑出したもの。バスクを代表するフォーク・シンガーが放った異色プログレ作。OLATZ ZUGASTIも参加。歌声も聴かせてくれる。
SP-0261 BENITO LERTXUNDI / Gaueko Ele Ixilen Baladak CD \2600
 デジパック&リマスターにて出直し。女性ヴォーカリスト&ハープ奏者のOLATZ ZUGASTI、そしてANTONIO BRESCHIを迎え、85年にリリースされた6作目。生ストリングスも配した、シリアスで美しいアコースティックな内容。極めてピュアーだ。彼の歌声はほんとうに優しく、OLATZのヴォーカルやBRESCHIのピアノらと溶け合って、バスクの森で木霊する。
SP-0262 BENITO LERTXUNDI / Pazko Gaierdi Ondua CD \2600
 デジパック&リマスターにて出直し。89年リリースの8作目。彼の作品に欠かすことのできない女性ヴォーカリスト&ハープ奏者のOLATZ ZUGASTIをフィーチャーし、ティン・ホイッスル、リコーダー、ヴァイオリンも加え、さらに、ケルティックな響きも現れた。バスクの感性によるケルティックなメロディーがとても新鮮で詩情的。以降、96年まで彼はしばらく沈黙してしまう。
SP-0263 BENITO LERTXUNDI / Hitaz Oroit CD \2600
 デジパック&リマスターにて出直し。なんとも格調のある屈指の出来となった96年作。室内楽調のクラシカルなヴァイオリンとチェロ、フルートのしっとりとした響きは、今までにない優雅さを漂わせている。もちろん、OLATZ ZUGASTIも参加。あまりにも美しく、バスク詩情あふれる歌心が、肌にやさしい春の風のように、たおやかに流れます。9作目。
SP-0479 BLOQUE / Hombre - Tierra Y Alma CD \2800
 ジャケット共々ハード・シンフォしておりインパクト十分な79年リリースの2nd。前作から華麗に変身。クオリティーがアップし方向性がまとまった。ハードといってもNUやMEZQUITAのようなアルバムを一気に畳み掛けるタイプではなく、なめらかなメロディアスさがあり、英国のバンドに影響されたような構築美アンサンブルをテクニカルに聴かせる。特に組曲になっている後半は、邪悪でダークな雰囲気の中、劇的に目まぐるしく展開。密度の高い力作となっている。本作ではアラビック色も放っている。
SP-0029 BLOQUE / El Hijo Del Alba CD \2800
 80年リリースの3rd。ジャケットが地味な分、かなり損をしてきたと思われる作品。あまりスペイン色は強くはないが、80年というスパニッシュ・プログレの全盛期に制作されたものだけに、リッチにオーケストラやメロトロンをフィーチャーし、フラメンコ・ギターもジャージィーに取り入れるなど、リズム・セクションを始めメンバーのテクニックも向上し、曲によってはジャズ・ロックとして持って行ってもいいようなキレと上手さを見せる。完成度は高い。CHAPAレーベルを代表するバンドのひとつ。
SP-0489 CAI / Mas Alla De Nuestras Mentes Diminutas CD \2600
 自主制作で78年にリリースされたスパニッシュ・シンフォの最高峰のひとつ。以前に新装アートでCD化されていたが、オリジナル・アートワークでは初。アンダルシアの先端の街、カディスのバンドらしいフラメンコ色と地中海色を持ち、彩り鮮やかなサウンドを展開。鳴り響くストリングス・キーボード、エキゾチックに疾走するシンセ、テクニカルなエレピ、きらびやかなオルガン、泣きとコンビネーション豊かなギター、哀愁を絞り出すようなヴォーカル、ジャズ・ロックとしても一級のリズム・セクションなど、もう、理想型。
SP-0462 LOS CANARIOS / Todas Sus Grabaciones (1967-1972) 2CD \3200
 初CD化。クラシカル・ロックの大傑作、CICLOSを74年にリリースしたCANARIOSの70年激レア1st、LIBERATEと、アリオラへ移籍し72年に発売された、こちらも激レアの2nd、CANARIOS VIVOSを全収録し、当時のシングルや未発音源を加えた、バンド初期のリマスター・コンピレーション2011年盤。60年代の音源も含むので、ビートルズ影響下のビート・ポップから、サイケ・ハードまで、シーンに感化されながら変化していく彼らのサウンドが聴ける。その後のスペインの音楽界にも大きく貢献したTEDDY BAUTISTAの曲とアレンジは、クラシックやジャズも取り込み、1stアルバムはハモンドやブラスオケを大胆に使用した、早くもコンセプト作となっている。
SP-0379 COMPANYIA ELECTRICA DHARMA / Diumenge CD \2500
 08年リマスター盤。その突出したオリジナリティーや完成度で語るならインパクトの強い3作目のTRAMUNTANAか、かつてフールズ・メイト誌の表紙にもなった最も有名なジャケットの4作目、L'ANGEL DE LA DANSAだろう。だが、75年にリリースされた本1stでは以降の作品とは趣が違う、迫真のスーパー・ジャズ・ロックが繰り広げられている。管楽器やアコギが醸し出す地中海フレーバーも異国情緒あふれ、陽光の叙情性をプラス。イタリアで言うならアゴーラやエトナに近い音。テクニックも超絶。鮮烈だ。
SP-0380 COMPANYIA ELECTRICA DHARMA / L'Oucomballa CD \2500
 08年リマスター盤。76年リリースの2nd。FORTUNY3兄弟によってバルセロナで結成された彼ら。カタルーニャ地方の民俗色を取り込みアイデンティティーを発散させていくが、テノーラというソプラノ・サックスにも似た木管楽器をフィーチャーし、本作ではまだ前作の流れに乗ったギターやエレピがエネルギッシュにせめぎ合う正統派ジャズ・ロックも聴かせる。部分的にはICEBERGあたりにも近い。ノスタルジックな地中海が映り、5曲目の中間部はモナコの海岸をクラシックカーで走るルパン3世を何故か連想してしまう。
SP-0381 COMPANYIA ELECTRICA DHARMA / Tramuntana CD \2500
 08年リマスター盤。77年リリースの3rd。各レビューでチャルメラ風と片付けられてしまっているカタルーニャ独自の民俗管楽器のテノーラ、または高域のティブラをフィーチャーし、この地方のサルダーナという舞踏音楽を取り入れ、アルバム1枚がバルセロナの祭典のようなコンセプトを持っている。地中海独特のワビサビというか哀愁が漂い、ICEBERGのMAX SUNYERに対抗出来る超絶ギタリストのESTEVE FORTUNYのギターが光る。ボーダーラインを行き来する2曲目、3曲目あたりのアレンジが最高だ。サムラ・ファンは必聴!
SP-0382 COMPANYIA ELECTRICA DHARMA / L'Angel De La Dansa CD \2500
 08年リマスター盤。78年リリースの4th。初期のパワーあふれる代表作。グラリャ、テノーラといったカタルーニャの管楽器をフィーチャーし、民俗舞踏音楽を取り入れながら最もプログレッシヴ・ロックなスタイルへ昇華させた。本作のクレジットを見ると各メンバーがジェントル・ジャイアント張りのマルチ・プレイヤーで、ヴァイオリンもこなし、サウンドのカラフルさも一段と増した。ハイレベルな超個性派。クセの強さがダメな人も居るだろうけれど、ハマると病み付きになるモンスター盤であることには間違いない。
SP-0383 COMPANYIA ELECTRICA DHARMA / Ordinaries Aventures CD \2500
 08年リマスター盤。イキなジャケットの79年リリースの5th。カタルーニャの舞踏音楽サルダーナをロックでアレンジし、欠かせない2枚リードの民俗楽器テノーラをフィーチャーした彼ら。(なのでチンドン屋風とかチャルメラ風とか言わないで) いかに彼らがカタルーニャの文化に根ざし民衆から受け入れられているかは近年のDVDを見ればよくわかる。圧倒的な熱狂ぶりはまるで英雄の如し。前作までの流れを集約させながらより多彩なサウンドでハイブリッド化。ボーナス3曲追加。本作後はアーバンなエスノ系へ。
SP-0215 EDUARDO BORT / Same CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。バレンシア出身のシンガー。アナログ時代には、トリプル・メロトロンのクレジットが話題に。それは、特に旧B面で初期クリムゾンの如く鳴り響く。遠く果てない叙情へ旅立つような味わいの中、ハモンド、ムーグ、メロトロンを配し、時にヘヴィに、時にアコースティックにメリハリを付け展開。そして、ラストで一気にクライマックスに。幾度もメロトロンの波が押し寄せ、大海原へ呑み込まれるように誘われる。シンフォ・ファン至福の瞬間。75年作。
SP-0490 EDUARDO BORT / Same - 40th Anniversary Edition 2CD \3200
 <40周年記念限定盤2枚組> アルバムのニュー・ミックス+2曲の未発ボーナスをディスク2に収録した2014年リマスター盤。バレンシア出身のギタリスト兼シンガーが75年にリリースした1作目で、アナログ時代には、トリプル・メロトロンのクレジットが話題に。同時使用というわけではないが、それは、特に後半でクリムゾンの如く鳴り響く。遠く果てない叙情へ旅立つような味わいの中、ハモンド、ムーグ、メロトロンを配し、時にヘヴィに、時にアコースティックにメリハリを付け展開。そして、ラストで一気にクライマックスに。幾度もメロトロンの波が押し寄せ、大海原へ呑み込まれるように誘われる。終盤での初期イエスのような畳み掛けも聴き所だ。2nd収録曲の初期ヴァージョンと未発曲をボーナス収録。3面開きデジパック。
SP-0035 ENBOR / Same CD \2600
 79年にバスクXOXOAレーベルからリリースされた1st。フルート、キーボード、ギター、男女ヴォーカルをフィーチャーし、ITOIZよりもなめらかで、バスク地方特有の感傷的なメロディーが哀愁を誘う。フォーク・ロック調にまとめられており、ITOIZのあの歌心に打たれた方は、ぜひ本作も聴いてみて下さい。エキゾチックなパイプも響き、最もバスクらしい名作。
SP-0036 ENBOR / Katebegiak CD \2600
 同じくXOXOAレーベルから、80年にリリースされた2nd。1stに比べると、インスト・パートが増し、旧A面すべて使った大作が聴き物。フルート、ギター、リズム・セクションはジャズ・ロック色も加味し、バランスの取れたそのなめらかなサウンドと、メロディアスなヴォーカルで聴かせる。ITOIZに似たバスク特有の色彩と哀愁。ラストで女性ヴォーカルも華を添える。
SP-0200 ERROBI / Same CD \2600
 今や、バスクで元ITOIZのJUAN CARLOS PEREZと1、2を争う人気ポップス・シンガーとなったANJE DUHALDE率いる彼らの77年の1st。ITOIZの1stよりも1年早くリリースされた本作こそ、プログレッシヴな要素を加味したバスク産の最初のロック・アルバムであった。ジャズ・ロック的な完成度を求めるなら、79年作4thのAMETSAREN BIDEAとなるが、初期2枚はバスクならではの朗々としたベルチョラリのスタイルがあり、後の、ITOIZやENBORといったバスク産のシンフォニック・ロックの布石となっている。ウォームハートなフォーク・タッチにバスクの哀愁が滲み出る。名作。原盤LPはコレクターズ・アイテムとしても有名。
SP-0201 ERROBI / Gure Lekukotasuna CD \2600
 ジャズ・ロック・タッチで幕を開ける78年の2nd。前作のようなベルチョラリ・スタイルのフォーク・タッチと、リズムがしっかりとしたジャズ・ロック・タッチに曲によって分かれ、ジャズ・ロック・タッチの曲では、やはり、ITOIZやENBORに通じる泣きのシンフォニック性も見せる。7曲目がいい例。バスクならではのというか、バスクにしかない音。アルバム後半の出来がとても良い。次作のライヴ、BIZI BIZIANはXOXOAレーベルの1番(実際には100番)という記念すべきレーベル始動作となった。
SP-0037 ERROBI / Ametsafen Bidea CD \2600
 XOXOAレーベルの記念すべき1枚目(番号は100番)として、3作目がリリースされた彼ら。本作は79年にリリースされた4作目。バスクの中では異色のジャズ・ロックをスピーディーに展開。切れのよいドラムや、流れるようにプレイされる早弾ギターは圧巻。初期作から受け継がれるアコ・ギやリコーダーの牧歌的な歌もメロディアス。ヴォーカリストのANJE DUHALDEは、後にヒット・シンガーとして成功を収めた。
SP-0040 FUSIOON / 2nd CD \2600
 オルガンの頻度が高まり、EGGあたりから影響されたカンタベリー色を聴かせる74年リリースの2nd。ジャケットから想像出来ない硬派で高度な音楽性を持っており、3曲目のクラシカル・ロックも前半はジャージィに攻めるなど、いわゆるドグサレ系オルガンロックやハード&サイケ物には当てはまらない。優しいヴォーカルをフィーチャーしたラストの組曲も逸品。
SP-0049 GANBARA / Itsas Zabalean CD \2600
 傑作。めちゃくちゃ良いです。98年リリースの6作目。女性美ヴォーカルをメインに、ケルト色も含んだコンテンポラリーで非常に美しいバスク・フォークを聴かせてくれる。前作よりも幾分アコースティックに戻り、しっとりとした叙情美にあふれている。コンテンポラリー・トラッド・フォークの世界・トップ・レベル。気に入らない人はいないと断言!
SP-0445 GOTIC / Escenes CD \2500
 韓国M2U盤。言わずと知れた大傑作。インストながらそれを全く感じさせない緻密な音作り。フルート、ギター、シンセらが確実なリズム隊と一糸乱れぬ美アンサンブルを紡ぎ出していく。キャメルとケンソーが混ざり合ったような知性と優美な幻想性が至高の音楽となって奏でられる。そして、遥かヨーロッパの彼方の憧憬をエキゾチックに描き出す創造性。これほど、イマジネーション豊かな作品は他には無い。夢に手が届いたような錯覚。バルセロナ出身。78年作。見開き限定紙ジャケット仕様。
SP-0143 GUADALQUIVIR / Same + Camino Del Concierto 2CD \3600
 セビリア出身ならではの、エキゾチックなジャズ・ロックを演奏する彼らの1stと2ndのカップリング2CD。フルートやストリングス・オケも加え、限りなくイメージを掻き立てる78年リリースの1st、より多彩なゲストを迎え鮮やかなコントラストを放つ80年リリースの2nd、両作ともCAIやIMANに並ぶ出来。ややもすればフュージョン・タッチになってしまうICEBERGに比べ彼らはアンダルシアのシュールさとプログレを感じさせ、舞うフラメンコ・ギターやカットインするフラメンコ・タップ&手拍子がなんとも鮮烈。
SP-0272 GUALBERTO / Same (A La Vida Al Dolor) CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。イスラム細工が妖しく輝くような1作目。75年作。ギターやシタール、ヴァイオリンが独自の哀愁を作り出していく他に類を見ない、強烈な個性派。グラナダのカルロス・カルカモ参加。前半はヴォーカル(英語とスペイン語)をフィーチャーするフォーク・ロック調で、後半になるとファズ・ギターも加わり突如サイケ・プログレ調になる。次作、VERICUETOSではガウディが憑依。シュールな芸術性が爆発。
SP-0313 GUALBERTO / Otros Dias CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック&デジタル・リマスター盤。79年リリースの、室内管弦楽と彼のギターによるチェンバー風のクラシカルな異色作。ピアノも入り、小編成の管弦楽に合わせて彼はアコースティック・ギターを弾いている。アンサンブルから発せられる線の細い模様がここでもガウディの装飾のようで、音楽性は彼ならではの、アコースティック・ガルベルトとでも呼べるもの。優雅で眩しくも、オーボエが物悲しく、地中海風味もイスラム色を交え漂う。王家の黄昏といったシーンが浮かぶ。スペインのシーンの奥深さを知る1枚。
SP-0059 HAIZEA / Same CD \2600
 2枚の作品を残したバスクのグループ。77年に超マイナー・レーベル、IOIOTSからリリースされた1st。GUDRUN張りのプログレッシヴ性を見せる2ndとは違い、優しいノスタルジックな、あたたかみのあるバスク・フォークを聴かせる。魅力いっぱいの女性ヴォーカリスト、AMAIA ZUBIRIAと、詩情あふれる歌声のTXOMIN ARTOLAを中心にせつない哀愁を歌う。女性ヴォーカル・フォーク・ファン必聴作。
SP-0060 HAIZEA / Hontz Gaua CD \2600
 バスクが産み落とした最大の傑作、そして問題作となった2nd。ピュアーなフォーク指向のTXOMINから、XABIER LASAへ主導者が変り、女性ヴォーカリスト、AMAIA ZUBIRIAの存在を最大限に引き出した、オパス・アヴァントラにも通じるプログレッシヴな作品となった。闇に光るAMAIAのヴォーカルに身震いしてしまう。プログレ・ファンも女性ヴォーカル・ファンも必聴。79年リリース。
SP-0421 HERBA D'HAMELI / Inversa Visual CD \2500
 バルセロナから必聴プログレ・バンドが浮上。フルートをリリカルにフィーチャーし、キャメルのメロディアスさと美学に地中海色をほんのり加えたようなサウンドで、シンフォニック色を前面にジャズ・ロック色とクラシカルさを織り交ぜながら聴かせる。さらにカタルーニャ語で歌われるハートフルなヴォーカルが良く、こんなに歌心を持ったバンドはそうは居ない。そしてメタルや今風のシンフォにまったく感化されていないナイーヴな質感にはシンパシーびんびん。実はある程度キャリアがあるバンドで初期はアマロックのようなアコースティック色があり01年デモ作を経て04年にCDをリリース。06年に3作目に取り掛かるもメンバー脱退のためプレスされることなく未発に終わり、完全なシンフォ・バンドとなるため理想的なメンバーを獲得し本4作目に至っている。09年作。
SP-0220 HILARIO CAMACHO / De Paso CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。ジャケット通りの非常にファンタジックな歌物。75年リリースの3作目。瑞々しいアコ・ギや美しいフルート、さり気ないメロトロンの導入が印象的で、たとえばイタリアのアドリアーノ・モンテデューロ+レアーレを思わせるようなサウンド。温かく味のある彼のヴォーカルも良い。10枚以上の作品をリリースし、最もプログレ色が出たのが本作だった。スペインだと、LUIS EMILIO BATALLONのAHI VENO MAIOと並ぶ出来!
SP-0314 HILARIO CAMACHO / La Estrella Del Alba CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。スペインのシンガー系の好作のひとつ。76年リリース。特にイタリアのカンタウトーレ系が好きな方におすすめ出来るメロディアスな内容で、語りかけるように歌われていく。インスト曲もあり、彼の伝えようとする詩情がギターやストリングスらと安らかに心に染み入る。前作、DE PASOと共に叙情的でファンタジックな内容です。本作でもメロトロン・クレジットがあり、それっぽい音が聴こえる。AZABACHEのJORGE BARRALを始めプログレ系のメンバーが参加。
SP-0226 ICEBERG / Tutankhamon CD \2800
 ギタリスト、MAX SUNYER率いるジャズ・ロック・グループ。75年リリースの1st。後のアルバムはジャズ・ロック色が強いが、本作はシンフォニック・ロック色が強い。特に一曲目は衝撃的なシンフォニック・チューン。メロトロン調のキーボードもドラマチックに盛り立てる。クリムゾン的な曲調も。デジパック。
SP-0064 ICEBERG / Coses Nostres CD \2800
 76年リリースの2nd。MAX SUNYERのテクニカルなギターを中心に、スパニッシュ・モードでエキセントリックに展開してゆく。ソロへ絡むシンセや、シンフォニックな広がりを生むストリングス・アンサンブルも効果的。インストだが、スリリングなキメとタメの連発でまったく飽きさせない。デジパック。
SP-0065 ICEBERG / Sentiments CD \2800
 ヘヴィなドライヴ感がさらに加わった77年リリースの3rd。圧巻作。ジャズ・ロック・ファンは必聴だ。初期プリズムにクリムゾン系の攻撃性を加えたような、強力なサウンドに一聴でノックアウト。正視できない程。しかもメロディーが美しく、イタリアのエトナを越えているかも。デジパック。
SP-0067 ICEBERG / En Directe CD \2800
 ライブ盤で78年にリリースされた4th。スタジオ盤未収ナンバーでインプロビィゼーション中心のジャズ・ロックを展開。当時のクロスオーバー・サウンドとも言える。アル・ディ・メオラとリー・リトナーをミックスしたようなMAXのギター・プレイに終始圧倒。キーボードのサポートも見逃せない。
SP-0066 ICEBERG / Arc.En.Ciel CD \2800
 79年リリースの5作目で彼らのラスト作。最も洗練された作品で、スパニッシュ・ジャズ・ロックの極致。アル・ディ・メオラ級のテクニックで弾きまくるMAX SUNYERのプレイに舌を巻く。カラフルなキーボード・アレンジも良い。この時点で、MAXはすでにソロ、BABELをリリースしているが、その後もソロを2作リリース。さらに、よりフュージョン寄りのグループ、PEGASASを結成。5枚のアルバムをリリース。デジパック。
SP-0336 IMAN CALIFATO INDEPENDIENTE / Same + Camino Del Aguila CD \2980
 アンダルシアの風味を息づかせ、かつイタリアン・プログレを彷彿させる必聴名作の78年リリースの1st、IMAN CALIFATO INDEPENDIENTEと、80年にリリースされた2nd、CAMINO DEL AGUILAの06年リマスター2in1CD。カラフルでシュールなイメージが広がる彼らのサウンドは、シンフォニック・ロックとジャズ・ロックの中間を行くもので、かつてスペインNO.1と言われたテクニックから生れる素晴らしいもの。リリカルなピアノやアコ・ギも美しいし、数少ないヴォーカル・ナンバーもノスタルジックで絶品。
SP-0513 IMANOL & KLABELIN KOMIK / Jo Ezan CD \2600
 初CD化。バスクの激レア・プログレッシヴ・ロック必聴名盤の1枚で、BENITO LERTXUNDIと並ぶシンガー、IMANOLがバンドを率い81年に超マイナー・レーベルIZからリリースしたミステリアスな作品。バスク特有のベルチョラリと呼ばれるフォーク・スタイルと、ヴァイオリンやサックスもフィーチャーしたハードでアシッドなジャズ・ロックが混在。テクニカルなピアノやファズ・ギターが畳み掛けるリズムによって押し出される中盤など邪悪さも混じり、イタリアのバンドやERROBIあたりも思わせるのでは。加えて、女性ヴォーカリスト、アマイア・ズビリア!が2曲でゲスト参加。リマスター。
SP-0406 ITOIZ / Same CD \2300
 08年リマスター盤。バスク地方が生んだ至宝イトイス。XOXOAレーベルの第2弾として78年にリリースされたオリジナルLPは6ケタのウルトラ激レア・アイテム。観音開きで、ポスターが付いていた。シンセ、オルガン、ピアノ、ギター、フルートらがハートフルなヴォーカルと絡み合ってシンフォニック・ロックにフォーク・ロックがミックスされたようなナイーヴな切なさを染み出す。英国のプログレ・バンドから影響を受け、クリエイティヴなロックを目指したものだとメンバーは語るが、英国どころか他のスペイン物にもつながらない景色が取り巻く、哀愁のユーロ・ロック必聴名盤。
SP-0407 ITOIZ / Ezekiel CD \2300
 08年リマスター盤。リズム・セクションをチェンジして経て引き締まった80年リリースの2nd。本作ではフルートの他に、ヴァイオリンやサックスもフィーチャーされ、彩りが鮮やかになり、室内楽風のタッチから、メンバーのソロをジャズ・ロックっぽく取り入れたものまでバンドのアレンジ力が高まっている。特筆は1曲ながら女性ヴォーカリストのITZIARが歌っており、その美声に魅入られてしまう。バスクの地方色もたたえ、哀愁と叙情に染まるシンフォニック&フォーク・ロックの傑作となった。プログレ度で選ぶなら1st、完成度で選ぶならこの2nd。でも、3rdも忘れがたい。
SP-0408 ITOIZ / Alkolea CD \2300
 08年リマスター盤。82年リリースの3rd。バスク特有のセンチメンタルな歌心はそのままで、アンサンブルが最も洗練された作品となった。がっちりとしたテクニカルな演奏は重厚な響きを持ち、そこへ美しく流れ込むストリングス・シンセやピアノの叙情性、ギターやオルガンの翳りなど前2作と比べるとバンドが格段に上手くなっている。哀愁を帯びたヴォーカルとの調和も素晴らしく、今このリマスター盤で聴き直すと実は本作が最高作だったんだな、と確信するほど出来がいい。この後、バンドは音楽性をチェンジしポップ・バンドへ変身。リーダーでありヴォーカリストのJUAN CARLOS PEREZはソロで成功しバスクきってのスターとなる。
SP-0079 ITZIAR / Same CD \2600
 イトイスの2nd、EZEKIELにもゲスト参加していた魅力的な女性ヴォーカリスト、ITZIAR EGILEORをフィーチャーするバスクきっての秘蔵的な名作。79年リリース。フルート(イトイスのメンバー)、アコ・ギなど繊細なバックもファンタジックで、全体にジャケットのような月夜の妖しい美しさが漂う。人里離れた森の中の広場で演奏されたような隠避性。屈指のバスク・フォーク・プログレッシヴ・ロック・アルバム。ノリはイトイスに近いが、暗い。それが、またいい。
SP-0077 IZUKAITZ / Same CD \2600
 XOXOAレーベルの第4弾として、78年にリリースされたバスクきっての女性ヴォーカル・フォーク・プログレの1枚。ドラムレスに、ヴァイオリン、フルート、ホイッスル、ベース、E・ギターらが奏でる、バスク特有の暗さを持つフォーク・ロック調にケルティックな要素も入り、さらにアシッドな雰囲気を加えたまさに幻の逸品! 当時、オリジナルLPを手に入れるのに苦労しました。
SP-0078 IZUKAITZ / Otsoa Dantzan CD \2600
 80年に同じくXOXOAレーベルからリリースされた2nd。アシッド・フォーク色の強かった1stに比べ、よりケルティックな要素が加わり、清涼感のあるバスク・トラッド&フォークを聴かせてくれる。ピアノ、フルート、ホイッスル、パイプ、ギターetc.、そして数曲の女性ヴォーカルがこの作品を印象付ける。
SP-0514 JESUS MUNOZ / Strategies CD \2500
 スペイン・アストゥーリアス地方のギタリストの2016年新作。マイク・オールドフィールドからの影響を感じさせるエレクトリック&アコースティック・ギターを駆使し、キーボード、リズムも取り入れたマルチ・プレイによるインスト・シンフォニック・ロック作品。12のパートから成る組曲を含む、優美でブリリアントな曲調の全9曲。1曲のみヴォーカル入り。自身は、作曲面に於けるイエスの影響を、そして、スティーヴ・ハウとマイク・オールドフィールドの影響を語っている。様々なスタイルでプレイするギタリスト然とした作風となっている。デジパック仕様。
SP-0525 KOSKA / Same + Bihozkadak CD \2600
 初CD化。76年にIZレーベルからリリースされた1stと79年にXOXOAレーベルからリリースされた2ndの2in1CD。バスク特有の歌心を持ったレア・アイテムで前者はファズ・ギターにフルートやリコーダーも配した妖しいサイケ色も持つ。後者はバスクの個性的なロック&フォーク・シーンが頂点を迎えた時期のリリースで、ロックにドリーミィさを交えた夜を彷徨うような前半の作風が独特。後半はハードさも。ENBORやERROBIほどシャープな演奏ではないが、バスクならではの雰囲気が味わえる。
SP-0413 KOTEBEL / Ouroboros CD \2500
 09年新作5th。変拍子を多用し緻密なアレンジを隅々まで施した技巧派シンフォニック・プログレ。ツイン・キーボード、ギター、ベース、ドラムスの5人編成となり、複雑にめまぐるしく畳み掛け、そして押し捲り、ラビリンスに捕らわれ迷い込む圧巻のインスト・コンセプト・アルバム。随所にマニアックなイタリアン・プログレからの影響を感じさせ、まさにバンコのダーウィンにメロトロンを加えたような曲からスタート。そのサウンドの重厚さはさることながら、テクニカルなピアノ・プレイに目を見張り、先が読めない息もつかせぬスリリングな展開に圧倒される。また、後半ではストリング・シンセをダイナミックに導入し、ネオ・クラシックのようなインテリジェンスさも醸し出す場面も。ボーナス・トラックとしてラストに07年の約16分のライヴを1曲追加収録。3面開きデジパック仕様。
SP-0515 KOTEBEL / Live At Prog-Resiste 2013 - Limited Edition 2CD \2800
 超絶なテクニックを誇るスペインの技巧派シンフォ・バンドの初となるライヴ・アルバム。変拍子を多用し緻密なアレンジを隅々まで施した、息もつかせぬめまぐるしい怒涛の展開と、イタリアン・プログレの影響を感じさせるマニアックなサウンドで圧倒し、ツイン・キーボードら5人による個々の演奏テクニックを駆使し余すことなく再現している。40分を越える組曲「CONCERTO FOR PIANO AND ELECTRIC ENSEMBLE」と、09年作「OUROBOROS」、06年作「OMPHALOS」、03年作「FRAGMENTS OF LIGHT」から選曲。ベルギーのライヴ・イヴェント「PROG-RESISTE 2013」でのライヴ音源9曲に加え、さらに、ボーナス・トラック2曲(07年&2011年のライヴ音源)を加えたコンプリート・エディション。2016年リリース。3面開きデジパック仕様。
SP-0527 KOTEBEL / Cosmology CD \2500
 スペインの技巧派シンフォ・バンドの5年振りとなる2017年新作7th。テクニカルなピアノ&シンセのツイン・キーボードをフィーチャーした、従来通りの目まぐるしい超絶サウンドに加え、随所に変幻自在の美旋律を奏でるフルートを効かせた妖艶で叙情的な場面も織り込んだ、30分を越える組曲「COSMOLOGY SUITE」を軸にしたコンセプト・アルバム。変拍子を多用した緻密なアレンジと巧みなバランス感覚に圧倒される。インテリジェンスな香りと情熱が迸るインスト作。2010年にリリースされたダンテの「PARADISO」プロジェクトに収録された曲のリマスター・ヴァージョンを含む全9曲。3面開きデジパック仕様。
SP-0081 LISKER / Same CD \2600
 XOXOAレーベルから79年にリリースされた作品。ヴォーカル(もちろんバスク語)も少々入るが、二人のギタリストによるファズ・ギターとフルートをメインにしたサイケ・ハード&ジャズ・ロック。だがバスクの独特の風味が強く、他からは絶対生れないオリジナリティーのある作品となっている。オリジナルLPはコレクターズ・アイテムとして知られ特に海外で異様に高い。
SP-0093 MAX / Babel CD \2800
 ICEBERGのリーダーでギタリストのMAX SUNYERがグループ在籍時の78年に、FUSIOONのドラマーらの協力を得てリリースした1stソロ。ICEBERGのラスト作、ARC.EN.CIELに通じる洗練されたジャズ・ロック。中にはかなりジャズ寄りな曲もあり、少々フュージョン趣味も出ているが、いきなテンションとバカテクぶりはここでも圧巻。デジパック。
SP-0094 MEDINA AZAHARA / Paseando Por La Mezquita CD \2800
 コルドバで結成され、アンダルシアが世界に誇るバンドとなった彼らの記念すべき79年デビュー作。フラメンコ色強いエキゾチックな歌い回しと、情熱的なノリ、そして、アラビックながらもヒット性を持ったキャッチーさが融合し、最もスペインらしいメロディアスなハード・プログレッシヴ・サウンドとなっている。プログレっぽいと言えば本作か次作。
SP-0096 MEDINA AZAHARA / ...En Al-Hakim CD \2800
 89年リリースの5作目。中期の名作。4作目のCARAVANA ESPANOLAでは、なにか行き詰まってしまったような感のあった彼らだが、本作の充実度は見事。ドラマチックなメロディーと、劇展開の連続。捨て曲もない。アラビックでエキゾチックなハード・シンフォ・サウンドはまさに日本人好み。爆発的に売れだす新生メディナの誕生作。インパクト120%のアンダルシアの雄!
SP-0517 MEDITERRANEO / Estrechas Calles De Santa Cruz CD \2600
 初CD化。ピアノやギターが切々と奏でる物悲しくも美しいオープニング・ナンバーが印象に残る78年リリースの1st。この1曲でアルバムの価値を不動にする名曲だ。他は、歌心あふれるヴォーカルを交えたジャズ・ロックとなっており、スピーディなリズムに乗って軽やかなシンセやエレピが踊る、少々カンタベリー風味も感じさせるテクニカルな演奏を繰り広げている。地中海に開かれたバレンシアの港街、アラカントで結成。そんな陽光とロマンチックな夜の風情が浮かぶ好作となっている。次作以降、バンドは徐々にポップ化していく。リマスター。
SP-0432 METAMORFOSIS / Papallones I Elefants CD \2500
 本作のみで消えたカタルーニャのジャズ・ロック・バンドの82年必聴作。全編インストながら、ツイン・ギター、キーボード、リズム・セクションの5人が繰り広げるテクニカルなサウンドは、1曲目のような哀愁のシンフォニック色と、2曲目のようなアンダルシア色を持ち合わせ、CAIやMUSICA URBANAを思わせるスペイン独特の凝縮感で聴かせる。地中海の雄大さを映し出すイマジネイティヴな3曲目も良いが、アルバム・ハイライトのドラマチックな4曲目での緩急を付けたコンビネーションはとても素晴らしく、センチメンタルな旋律と後半のカラフルなソロの応酬は特筆。デジパック。
SP-0286 MEZQUITA / Recuerdos De Mi Tierra CD \2500
 コルドバで結成された彼らの79年リリースの1st。邪悪な雰囲気で一気に畳み掛けるインスト部分はまるでアラビアン・モードのセミラミス。フレーズが熱気を帯び、早い早い。改めて聴くとそのテクニックに驚く。スパニッシュ・ギターの腕前も流石で圧巻。正確な手拍子や生のストリングス・セクションも入り、アンダルシアの情感たっぷりのヴォーカルが入ればアラメダを倍速で聴いているようだ。変拍子まみれの屈指のハード・シンフォであり、ぎらぎらのスパニッシュ・プログレ必聴作!
SP-0104 MODULOS / Todos Sus Singles 1969-1976 2CD \3600
 彼らのレア・シングル中心に編集された、マニアびっくりの2枚組ベスト(69〜76)。聴き所は74年の4作目から79年の5作目の間にリリースされた2枚のシングルと1枚のプロモ盤で、4作目のようにメロトロンもフィーチャーした非常に良い出来。曲によってはなんとなくイエスを意識したようなところもあって、彼らの最もプログレ期の録音だったと思われる。
SP-0419 MUSICA URBANA / Same CD \2500
 傑作。76年リリースの1st。スパニッシュ・フレイバーを全編でたたえたカンタベリー影響下のジャズ・ロックで英国のその筋の名盤と比べてもまったく引けを取らない。ギター、シンセ、エレピ、フルート、クラリネット、サックス、巧みなリズム・セクションらの精巧さと緻密さはあまりにも鮮やかでセンシティヴ。叙情性とテクニカルさが見事なバランスで組み立てられている。そのスキのない作曲力はスペインの中でもダントツだ。かつてスペインのハットフィールドと言われたそのサウンドは今も輝き続けている。リマスター09年盤。
SP-0518 MUSICA URBANA / Iberia CD \2800
 スパニッシュ・カンタベリーの最高峰と言われるバルセロナのジャズ・ロック・バンドの78年作2ndがリマスター&見開き紙ジャケットで2016年新装リリース。スリリングな1stも傑作だが、クラリネット、フルート、トランペット、フリューゲルホルン、サックス等の多彩な管楽器をオーケストラのように配し、高度な作曲技術で複雑に構成された本作もまた傑作だ。各曲がストラヴィンスキーを始めとする作曲家へ捧げられており、パートによっては近代クラシックにも接近。シンセ、ピアノ、ギターとスピーディなリズム・セクションでスパークする場面や、エキゾチックなスペイン色に染まるアコースティック色など、実にカラフル。繊細。緻密。そして、超絶。
SP-0106 NEURONIUM / Quasar + Vuelo Quimico 2CD \3600
 ヨーロッパで絶大な評価を受けたグループ。二人のシンセ奏者と、一人のギタリストによる編成。77年の1stと78年の名作2ndのカップリング2CD。K.シュルツェのMIRAGEをよりマイナー調にしたようなシンセ群に、フリップ・トーンのギターが加わる。アコ・ギや叙情的なヴォーカル・パートなど、フランスのパルサーの初期3作にも通じる哀愁・幻想美。古くから知られてきた名盤だ。
SP-0108 NU / Cuentos De Ayer Y De Hoy CD \2800
 失神級の大傑作。スペイン、そして世界レベルでの屈指のハード・プログレッシヴ・アルバムと言える。ヴァイオリン、フルート、メロトロン、ハイ・トーンのヴォーカルetc.をフィーチャーし、畳み掛ける様はあまりにもエキゾチックでかつエキセントリック。攻撃性と妖し気なムードが入り乱れ、中世の殺気だった古城へほうり込まれたような錯覚に陥る。79年リリースの1st。
SP-0306 NU / A Golpe De Latigo CD \2800
 ブラス・メロトロンで華やかに幕を開ける80年リリースの2nd。ハモンド、ギターと同等にフルートがハードに前面へ出るへヴィ・プログレッシヴを展開。クラシカルな要素や中世の放牧風味など含めて完全なタル直系の音。個性が突出した傑作1stに比べると幾分曲はシンプルになっているものの、リズム・セクションもよく締まっており、狂おしいヴォーカル、切り込んでくるヴァイオリンなど、充分にエキセントリックで強烈そのもの。ラストも圧巻。バンドはこの後メタル化する。
SP-0109 OLATZ ZUGASTI / Kantu Baten Bila Nabil CD \2600
 このスペイン枠のバスク物で何回も登場する女性ハープ奏者。91年リリースの1stソロ。傑作として高い評価を得ている作品。彼女の独白的なヴォーカル(そう、彼女はヴォーカルもいいんです!)と美しいハープをメインに、ギター、フルート、アコーディオン、パーカッションetc.を加え、内面的なバスクならではの詩情を聴かせる珠玉の内容となっている。うつむいた暗さが独特。
SP-0110 OLATZ ZUGASTI / Bulun Bulunka CD \2600
 9年振りにリリースされた2000作。バスクきっての名作と言われる前作、KANTU BATEN BILA NABILとほぼ同じ路線で、彼女のあの独特の淋し気なヴォーカルと、詩情を紡ぎ出すようなハープはまさに珠玉。なにか自分が、はずかしくなってしまうほどの無垢の世界。控えめながら、バックのアンサンブルもこれ又美しく幻想的。絶品。女性ヴォーカル・ファンなら彼女の作品はすべて外せない。
SP-0180 OLATZ ZUGASTI / Elearen Lainoa CD \2600
 3作目となる02年作。バスクの美を結集したかのような傑作となった。幻想色をたなびかせるシンセ、幽幻な響きを加えるハープ、いつまでも身をゆだねていたい彼女のヴォーカル、深みを与える管弦も淡く重なり、ファンタジックな味わいが神聖なまでに表面化し、あの幽閉されていた孤独な暗さのカーテンが開かれた。そこは涙が出そうなほど優しさにあふれる癒しの世界。バスクの風が光と共にそっと流れ込む。すべての女性ヴォーカル・ファンに聴いていただきたい。バスクからまた至宝が生まれた。
SP-0450 OLATZ ZUGASTI / Gau Hotzenean Ere CD \2600
 8年振りとなる2010年新作。久しくアルバムを出していなかった彼女。バスク屈指のハープ奏者で、ヴォーカルでもファンを魅了。70年代からBENITO LERTXUNDIの作品に参加しながらも、91年にようやく1stソロをリリース。その長いキャリアを振り返るような、ルーツを感じさせるアコースティックな作風で、アコギ、ヴァイオリン、管楽器をクリアーに絡め、バスク・フォークの真髄を聴かせる。ラスト2曲は彼女が最近手掛けているチルドレンズ・コーラスのメンバーとのライヴ録音。それにしても、変わらない歌声。優しく瑞々しい。
SP-0507 OLATZ ZUGASTI / Ur Goiena Ur Barrena... CD \2800
 バスクの至宝と言われる女性ヴォーカリスト(&ハープ奏者)の2015年作。ファンタジックな作風となっており、まるで風のようなハープをメインに、ギター、アコーディオン、リズム・セクションによるシンプルなアンサンブルながら、独特の儚さを秘めたリリカルさは彼女ならではの世界で、軽やかで明るめなのに切なさが付き纏う。中盤ではポップなフォーク・ロックも聴かせるが、どこか独白的で、うつむいた暗さが漂っていた初期も思い出させる。この哀愁の幽幻さは、彼女ならではだろう。全曲出来がいい。
SP-0274 PAU RIBA / Electroccid Accid Alquimistic Xoc CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。バルセロナのシンガー。挨拶代わりのスパニッシュ・メロで幕を開ける彼の75年リリースの3rd。ヴォーカルのタイプといいクラウディオ・ロッキような存在。シンセ、ギターに、エレピやリズム・セクションなど、曲、パートによってはヘヴィにも迫る。このレーベルならではの音圧だ。EDUARDO BORTも参加。メロトロンも顔をのぞかせる。この年、シーンが開花を始める息吹を感じさせる音。
SP-0223 PAU RIBA / Licors CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。カンタベリー・タッチとスペインのエキゾチックさをブレンドした味わいを持つ、バルセロナ出身のシンガー。本作にはゴングのデヴィッド・アレンが参加しており、ギターとエフェクトを担当。後半でアレンの持ち味がうまく出ており、古くからパウ・リバの代表作として知られる。不思議なポップ・センスは、初期ケヴィン・エアーズあたりを思わせるか。歌物ファンやカンタベリー系ファンは注目。77年リリースの5作目。
SP-0516 PEPE SANCHEZ Y SU ROCK BAND / Regresion CD \2800
 初CD化。セッション・ドラマーがDOLORESやVAINICA DOBLEに参加していたミュージシャンを誘い76年に録音したジャズ・ロック作。スペインらしいスパイスが効いており、ギター、キーボードに加え、サックス、フルート、トランペット、トロンボーンらの管楽器をフィーチャーしたサウンドはアンダルシアの風味を持ち、GUADALQUIVIRあたりに通じるサウンドを聴かせる。カラフルな鮮烈さの中にアシッドやサイケ掛かったドリーミィさがあるのが特徴だ。荒涼とした哀愁が流れるラストも印象的。80年のシングルから2曲ボーナス入り。リマスター。
SP-0141 SMASH / Todas Sus Grabaciones 1969-1978 2CD \3600
 ヴァイオリン、フルート、シタール、チェレスタ、オルガンなども入るスペインのサイケ・ハード。レアで有名な70年リリースの1st、Same、71年リリースの2nd、WE COME TO SMASH THIS TIMEの2枚のアルバムをはじめ、彼らの音源をたっぷりと収録した2枚組。クラシカルだったり、怪しげであったりする2ndはプログレ・ファンの興味を十分に引く内容。サイケ・ハード・ファンはマスト・アイテム。
SP-0318 THE STORM / Same CD \2800
 リマスター&映像入りにて出直し。74年に名門BASFからリリースされた、スペイン屈指のハード作品。攻撃的なギター、英語によるパワフルなヴォーカル、重厚なリズム・セクション、そして本作を決定付けるマイナー・プログレの影を落とすハモンドで迫る。年代的なサイケ色も残っているものの、全体のヴォルテージ、曲の質は高く、アトミック・ルースター、ファジー・ダックといったあたりが見える英国追従サウンド。セヴィーリャのバンドにしてアンダルシア色無し。ボーナスとして当時の貴重映像(ライヴで良い!)約30分入り。
SP-0487 THE STORM / Lost In Time (Same + El Dia De La Tormenta) 2CD \3200
 待望の初CD化となる、哀愁と情熱のハード・シンフォを聴かせる79年作2nd、EL DIA DE LA TORMENTAと、プログレッシヴなハモンドや攻撃的なギターで圧倒する74年作1stがカップリングされた2枚組2013年盤。英語で歌われる1stはパープルなど英国ハードからの影響が強く、スペイン語で歌われる2ndは5年を経て別バンドのようなシンフォニック・ロックとなり、シンセやソリーナなどキーボードを美しく配し、ギターも泣き、アンダルシアの歌心が切々とドラマチックに加わり、それほど濃くはないものの、初期のMEDINA AZAHARAや同郷セビリアのTRIANAを彷彿。ナンバーリング入り1000枚限定リリース・4面開き紙ジャケット&各内袋付き。
SP-0519 TABLETOM / Mezclalina CD \2600
 初CD化。アンダルシアはマラガのジャズ・ロック・バンドの80年リリースの1st。手拍子が入る1曲からスペイン情緒が流れ出し、全編で特徴と言えるリリカルで浮遊感のあるフルートが心地よい。加えて、サックスをフィーチャーしたヘヴィなVDGG色、ハードなギターで追い込むクリムゾン色、ジェネシスを思い出させる7拍子カッティングなど、途中ごった煮になってしまうものの、それはそれで熱く、郷愁あふれるヴァイオリンやテンションを上げていく終盤など、知名度は低いがメジャーRCA制作らしいプロダクションを持っている。リマスター。
SP-0319 TARANTULA / Same CD \2600
 イタリアン・ヘヴィ・シンフォを思わせるサウンドで迫る名作。77年リリースの1st。クラシカルなインスト・パートと、巧みに唱法を変えるヴォーカル・パートの組み合わせが残す印象は強烈で、ムゼオ・ローゼンバッハ、パンナ・フレッダあたりに非常に近い。メロトロンのような音色のストリングスと、ハモンド、シンセ、力強いギター、畳み掛けるリズム・セクションなどなど、う〜ん、と腕を組んで唸ってしまう。後半は彼らの出身バレンシアを思わせる陽光が射し、中世風味を持った叙情性も加味。韓国SI-WAN盤。限定入荷。
SP-0320 TILBURI / Al Fin CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。アコースティック・ギターをメインにした清涼感のある1st。75年リリース。ところどころにサイケ・フォークが顔を出し、英語で歌われている。牧歌的でもあり、英国のHERONあたりから伝わったような部分もあり、リリカルな暖か味がなかなか本格的。フォーク・コレクターの場合、シリアスな2ndよりずばりこちら。なんのことはないように思われそうだが、原盤LPは日本ではめちゃくちゃレア。VAINICA DOBLEのCONTRACORRIENTEの見開きコーティング盤と張り合うのでは。
SP-0277 TILBURI / Alcocebre CD \2600
 ワーナー・スペインの限定デジパック(3面開き)&デジタル・リマスター盤。グラナダの1作目にメンバーはゲスト参加していた。76年リリースの彼らの2作目。コーラスといいアコースティック・ギターといい、厚ぼったい音の多いこの国のシーンでは異質の出来。曲によってフルートやヴァイオリンも入り、清涼感にひたるアコ指向サウンド。とても瑞々しい。イタリアのペペ・マイナのようなギター・ワークも見られ、独特のポジションを取る。レア・コンピLPからアルバム未収ボーナス1曲入り。
SP-0504 TRIANA / Same - 40 Aniversario CD \2700
 <40周年記念限定盤・見開き紙ジャケット・最新リマスター・4曲の75年未発ライヴボーナス入り> 彼らの衝撃的デビュー作であり、スパニッシュ・プログレの代表作。シーンはここから始まったと言っても過言ではない。スパニッシュ・ギターとアラビックなヴォーカルをプログレ然としたキーボードがまとめ、重厚でかつ技の効いたリズム隊が支える。イントロから強烈なインパクトで迫り、ドラマチックな哀愁の渦に巻き込んでいく。キーボード/ヴォーカル、フラメンコ・ギター&ドラムスの変則トリオだが、エレクトリック・ギターにカナリオスからアントニオ・ペレスが参加。75年作。
SP-0196 TRIANA / Hijos Del Agobio CD \2600
 デジタル・リマスター盤。より個性が強調された77年リリースの2nd。もう、どろソースのようなこってり感があって、アラビックな雰囲気に咽返る。キーボードもエキゾチックさを増し、スパニッシュ・ギターとアンダルシアの華を共演する。絞り出されるような泣きのヴォーカルの濃さ。スタイルだけを真似た、英国のカルメンあたりとは根本的に本質が違う。一般的に彼らの最高作だと言われ、絶頂を向かえたプログレ度で計るなら異論なし。
SP-0197 TRIANA / Sombra Y Luz CD \2600
 デジタル・リマスター盤。重厚というか、好き嫌いを分けていたコテコテとした前2作に比べると、ムダがなく、引き締ったシンフォ・サウンドへ仕上っている79年リリースの3rd。初期3作はどれも甲乙付け難い必聴の出来だが、クセの強い1stや2ndより、初めてこのバンドに接するには本作からのほうが良いかもしれない。特に旧B面がいい。ヘヴィかつ流暢に流れるサウンドがここで完成されたが、バンドはこの後ポップ化。絵に描いたようなスペインの音。
SP-0257D TRIANA / Se De Un Lugar 1974-1981 2CD+DVD(PAL) \4600
 当時の映像を納めたヒストリーDVD付きの2枚組限定ベスト。CDは彼らの6枚のアルバムから代表曲を2004デジタル・リマスターにて、24曲ピックアップ。さらに強力なのは95年にフィルム化された、彼らのデビュー前の74年から81年までのドキュメントで、曲もライヴを含み13曲収録。ギタリストはやはり完全なフラメンコ・スタイルで、ダブルネック奏者をゲストに加え実際には4人編成で演奏されている。なんと言ってもスパニッシュ・ロックを築き上げた王者とその彼らを取り巻く当時のシーン。この映像はかなり貴重なのでは。必見です。デジパック4面開き。
SP-0125 VAINICA DOBLE / 1st + Early Singles CD \2800
 プログレ・ファンの間で非常に人気の高い、スペインの女性ヴォーカル・デュオ。71年リリースのデビュー作に初期のシングルから4曲加えたもの。全体にとてもメロディアスで、リズム・セクション、ギター、オーケストラ、オルガン等をバックに聴かせる。プログレ・ファンをつかまえて離さない哀愁を持った曲調が独特。女性ヴォーカル・ファンは必聴グループ。

〓[PORTUGAL]〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
PO-0110 DULCE PONTES / Peregrinacao 2CD \3500
 哀愁一色に染まった、まさにサウダージを聴かせる女性ヴォーカリストの2枚組での2017年作。ピアノ、ポルトガル・ギター、リコーダー、パーカッションらのアコースティックなバックのアレンジもセンスよくコンテンポラリーで、彼女のヴォーカルを見事に引き立たせている。ありきたりな表現だが、歌の持つ力、歌が伝えられる心、歌がつなぐ人と人、歌が寄り添う自然といった「歌」が最大限に表現された内容だ。ディスク2は幽玄さも漂う。オリジナル曲に加え、スペイン、フランス、アルゼンチンの作曲家の曲も取り上げている。3面開きデジパック。
PO-0081 PETRUS CASTRUS / Mestre 2CD \3500
 プログレッシヴ・ロック・コレクターの最後の難関だった正真正銘の激レア中の激レアがボーナスCD付き2枚組で初CD化! 73年にリリースされた彼らの1stで、本作のみポルトガルの音楽シーンを代表する存在となった弦楽器の名手フリオ・ペレイラが参加し、なんとも翳りと哀愁のあるオルガンやクラシカルなピアノを交え、イタリアやスペインとはまた違うサウンドとメロディーで聴かせる。荘厳なイントロから一気に引き込まれる、その熱気がいい。77年の未発シンフォを2曲加え、さらに、2000年から2005年に録音されたニュー・マテリアル16曲をボーナスCDに収録。これがまた郷愁の歌メロを切々と聴かせるサウダージ・シンフォで良い。3面開きデジパック&リマスター&綴じ込みブックレット付きポルトガル盤。当時は歌詞が問題となり回収されたという、いわく付きのアルバム。時代は変ったが、今回も一発勝負のリリースだという。
PO-0107J TANTRA / Misterios E Maravilhas CD \3390
 「タントラ / 神秘組曲」 かつて、ポルトガルのジェネシスと呼ばれた彼らの78年リリースの1st。シアトリカルなヴォーカルはまるでガブリエルで、ギターはそれ以上にハケットだ。キーボードも遜色なくシンフォニックな彩を与えている。リズム・セクションはどちらかというとジャズ・ロック寄りで、ドラマーはフリオ・キリコ並み。この組み合わせが個性となり、ポルトガル語のエキゾチックさと、ヨーロッパの果ての神秘的なミスティさで正統派プログレを展開。2016年リマスターSHM-CD。紙ジャケット。対訳・解説付き。国内盤
PO-0108J TANTRA / Holocausto CD \3390
 「タントラ / ホロコースト」 1stと甲乙付け難い78年リリースの2nd。シアトリカルなオリジナリティーを強め、その神秘的な淵へ引きずり込まれてしまう。メロトロンや合唱が印象的なタイトル曲に、このバンドの魅力が凝縮されている。エキゾチックな情景のなかで、叙情的なヴォーカルが流れ、ドラマチックな展開を幾度も通り抜ける。泣きまくる4曲目のラストも忘れられない。バンドは03年に復活し、新作やライヴ・アーカイヴをリリースしている。2016年リマスターSHM-CD。見開き紙ジャケット。対訳・解説付き。国内盤
PO-0082 XARHANGA / Bota Fora CD \3000
 メガトン級のレア・アイテム再発! PETRUS CASTRUSに在籍したフリオ・ペレイラがそれ以前に在籍していたオルガン入りハード・プログレ・バンド。彼らが73年に残したポルトガルで最も入手困難と言われる2枚のシングル、ACID NIGHTMARE、GREAT GOATから全4曲と、ペレイラがPETRUS CASTRUSを経てXARHANGAのヴォーカリストと75年にリリースした連名アルバム、BOTA FORAを全曲収録したコレクター必携盤。BOTA FORAは本来XARHANGA名義ではないものの、XARHANGAやPETRUS CASTRUSのメンバーに加え、ADRIANO CORREIA DE OLIVEIRA、VITORINO、FAUSTOらこの年代の重要ミュージシャンが参加しており、今回のCD化にあたってバンド名義が使われている。シングルとは違い、ヴォーカルを聴かせるメロディックな内容で、オルガン、ピアノ、シンセ、ソリーナを交えた翳りのあるプログレッシヴな作りが受けるはず。08年リマスター&紙ジャケット限定ポルトガル盤。


FOR SALE IN JAPAN ONLY.
(c)ガーデン・シェッド 2000 / 無断転載お断りします。