update 2017/11/21

表示金額は全て税込みです
IT-1277B ITALIAN PROG - The Comprehensive Guide To Italian Progressive Music 1967/1979 by Augusto Croce BOOK+CD \6980
 <ガーデン・シェッドのみの特典付き!> イタリア製・英語による、究極のイタリアン・ロック辞典! 初回出荷500冊のみサンプラーCD付き。

19曲入りサンプラーCDの内容(年代は出版元のインフォによる)

◆1-2:RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO / Io E Lui Part 1&Part 2−72〜73年頃のスタジオ未発曲音源で管楽器やチェンバロをフィーチャーしたヘヴィ・プログレ。もしかすると出なかったシングル音源か。
◆3-4:IL PAESE DEI BALOCCHI / Note Di Vetro、L'Amore Innato−72〜73年頃のスタジオ未発曲音源で正にあの72年作を思わせる詩情と翳りが香る必聴曲。優しいヴォーカルや重いハモンドの音色、ピアノなど涙を誘う。
◆5-7:E.A.POE / Jaws Main Title、Jaws End Title、La Canzone Dell'Angelo−最初の2曲は、なんとあのジョーズの伊語吹き替え版映画のテーマ曲をE.A.POEが演奏した76年のシングル。ゴブリン風のジャズ・ロック。ラストの曲はラヴ・ロック風で当時のスタジオ未発曲音源。
◆8-9:OFFICINA MECCANICA / Stai、Vieni Via Da Qui−元メンバー2人によるレオ・ネロ風のデカダン・プログレ未発。
◆10-11:GLI ESSERI / Il Corpo Di Una Madre、Un Mare Di Tranquillita−72年にリリースされた激レア・コレクターズ・シングルで有名。翳りが落ちる邪悪でメロウなイタリア然とした内容。
◆12:DALTON / Riflessioni−1stのインスト曲にヴォーカルを後(最近)で重ねた未発別ヴァージョン。
◆13-14:LATITUDINE 45 / Neve、Informatica−NEVEは82年の激レア・シングルで邪悪さを秘めたヘヴィ・プログレ。後者は未発。
◆15-16:I NUMI - Intro、Infiniti Mondi Nel Fuoco Della Vita−70年初期の未発ライヴ。オルガンのクラシカルさが光る。
◆17-18:BREZNEV FAN CLUB QUALE / Messaggio Tale、L'Appetito Dell'Urlo−70年代初期のスタジオ未発音源でSHOWMEN-2風、またはジャズ・ロック。
◆19:ESTATE DI SAN MARTINO / Sere D'Agosto 80年前後の未発録音で完全なジェネシス系シンフォ。バンクス満開。

本の内容

 約800ページにて70年代のイタリアン・プログレを中心に約560アーティスト&バンドを、英語解説により詳細なバイオ、ディスコグラフィー(LP、シングル、CDを網羅し、他にもジューク・ボックス盤、イタリア国外盤・日本盤紙ジャケなども)を掲載。レコード番号等の基本データはもちろん、コレクターズ・アイテムは1stプレス、2ndプレスのジャケットの違い、内袋、インサート類の付属品の解説まで手抜き無し。さらに、主な26レーベルのヒストリー&リリース・データ、100ページ以上のカラーによるジャケット写真(各アーティストのLP、シングル、CD)、ラベル(年代による違い、シングルやプロモ盤も含む)、SIAEスタンプの種類も掲載。レコード会社やアーティスト・マネージメントのスタッフに加え、現地の廃盤コレクターなど総勢約300人以上が資料提供に協力。これぞ、究極。一家に一冊の必携・保存版。ハードカヴァーで約22cmx 16cm x 4cm、重さ1.5kgというヘヴィ級重量。今までよくあったジャケット写真だけを並べたものとは、まったく別の次元の圧巻の内容です。*僕が寄稿した"JAPANESE POINT OF VIEW"が本辞典の巻末にTHE LAST WORDSとして英訳で掲載されており、その日本語原文をガーデン・シェッドのみの特典としてお付け致します。イタリアン・プログレを見い出した日本人の一人として何か書いてくれ、ということだったので70年代から振り返り書いています。

IT-2224 ACCORDO DEI CONTRARI / Violato Intatto CD \2700
 スリリングさを保ちながら強固に凝縮されたサウンドを聴かせる2017年作。初期のジャズ・ロックに屈折したヘヴィ・プログレが融合したダークな風貌はイタリアならではで、新加入のサックスをフィーチャーしながら、アグレッシヴなギター、ハードなオルガン、カンタベリー風味のエレピ、妖しいムードを醸し出すムーグ&アープがテクニカルながらもストイックなアンサンブルを展開していく。インストメインだが涼しげなメロトロンと共に妖艶な女性ヴォーカルも入る。また、DEUS EX MACHINAのヴァイオリニストが1曲ゲスト参加しており好演。3面開きデジパック自主盤。
IT-1237 ACQUA FRAGILE / Same CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。PFMのプロデュースで73年にリリースされた1st。英語で歌われ、もろジェネシスとジェントル・ジャイアントを思わせる曲調とコンセプトは当時の他のイタリアン・ロックにはない完全な英国プログレ描写によるマニアックさがあり、その展開にはシンパシーを感じずにいられない。2ndはかなり洗練されるが、このもろ出し1stも人気が高い。怪奇骨董の頃のジェネシスが満ち、後にPFMに引き抜かれるヴォーカリスト、BERNARDO LANZETTIの声の印象が残る。
IT-1818 ACQUA FRAGILE / Mass-Media Stars CD \2200
 2011年リマスター&英国盤。71年にパルマで結成された彼ら。74年にリリースされた本2ndもまた、1st同様にPFMとCLAUDIO FABIのプロデュースにより制作。結果、よりPFMへ接近したテクニカルな内容となった。緻密なアレンジと繊細な演奏、劇的にメロトロンも導入され、シンフォニックな叙情美が広がっていく。英語で歌うBERNARDO LANZETTIの存在が効いて、PFMより先にアメリカ・デビューも果たす。その後、トリップのJOE VESCOVIも加わったが、BERNARDO LANZETTIがPFMに引き抜かれバンドは解散。はずせない名作だ。
IT-2251 ACQUA FRAGILE / A New Chant CD \2500
 良い出来で驚かされる43年振りの2017年作。ヴォーカルのベルナルド・ランゼッティとオリジナルのリズム・セクションの3人で再編。ギタリストなど他のメンバーはゲスト扱いだが、ストリングス・セクションも含め彼らゲスト陣が演奏を引き立てており、1stや2ndの雰囲気を上手く醸し出している。ムーグ系やオルガン、テクニカルで時に甘美なハーモニーを奏でるギターなどアンサンブルが充実。PFMに似たところや、ジェントル・ジャイアント色、地中海色も健在。1曲はイタリア語で歌われ、また1曲ピート・シンフィールドが詞を提供。
IT-1238 ADRIANO MONTEDURO E REALE ACCADEMIA DI MUSICA / Same CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。シンガー兼ギタリストのアドリアーノがメンバー・チェンジを経たレアーレをバックに起用し、74年にリリースした名作。イタリアン・プログレ屈指の童話風ジャケットにサウンドが重なり、とてもたおやかな歌心を浮かび上がらせる。リリカルな一曲目や、シンフォニックに盛り上がる2曲目など、非常に奥深い作風だ。ナイーヴで繊細な情景が映し出されていく、カンタウトーレとプログレ・バンドが叙情的に感性をコラボさせた忘れられない1枚。
IT-0647 AGORA / Live In Montreux CD \2600
 75年にモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに出演。その時のライヴ録音でのデビューは有名な話。細かく刻み込まれるリズムの乗って、ホットなギターとエレピがテクニカルに舞う。海原を感じさせるようなゆったりとしたサックスのメロディーと、ヒューマンなスキャットがポイント。スタジオ・ミュージシャンによるグループだったらしく、<うまさ>はダントツ。次作では、より地中海色に輝く。見開き紙ジャケット。
IT-0646 AGORA / Agora 2 CD \2600
 光りを放つ地中海色を増した76年リリースの2nd。ブリリアントにせめぎ合うサウンドが、オープニングから勢いよく流れ出す。悲しい軋みを高鳴らせるソプラノ・サックスに各楽器が感情の丈をあらわしてゆけば、一瞬、アルティのような閃光を輝かせる。残響を加えたシンバルやパーカッションの録り方が生きていて奥行きのある定位を構成。古代ローマへ遡るような、いにしえのイメージが沸く。見開き紙ジャケット。
IT-2259 L'ALBERO DEL VELENO / Tale Of A Dark Fate CD \2800
 イタリアらしいホラー・リスペクトのプログレッシヴ・ロックを聴かせるバンドの2017年2nd。ヴァイオリン&ヴィオラとフルート奏者が加わった6人編成にて、妖しく、寂しげで、邪悪に、かつロマンチックな世界観が描かれていく。ゴブリンがシンフォニック・ロックになったようなサウンドだ。途中、ピアノと生ストリングスによるクラシカルなチェンバー風味もあり、前半はストイックな要素も多いが、後半になるとIL FAUNO DI MARMO (THE REBUS) あたりを思わせるヘヴィ・プログレとなり、耽美な赤い血が黒く沸騰していく。デジパック。
IT-2019 ALBERTO RADIUS / Radius CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> アレア・ファンも必聴作。72年リリースの1stソロ。メンバーが凄い! DEMETRIO STRATOS、GIULIO CAPIOZZO、PATRIK DIJVAS、GIANNI DALL'AGLIO、VINCE TEMPERAらを曲によって使い分け、終始ヘヴィなメガトン級のサウンドを繰り広げている。1曲目はトレのSOGNANDO E RESOGNANDOのオープニングへつながっていくようなエモーショナルさを見せ、それだけでもワクワクするが、ストラトスがピアノを弾き歌う2曲目、アレアのメンバーが参加し、そのタイトルもずばりAREA!のヘヴィ・ジャズ・ロック・ナンバーなど、再認識しておきたい1枚。
IT-2260 ALDO TAGLIAPIETRA / Invisibili Realta CD \2700
 元オルメの中心人物、アルド・タッリャピエートラの2017年作。前作と同じくオルメの屈指の名作「フェローナとソローナの伝説」あたりを思い出させる作風でありながら、才能にあふれた若手バンドと制作しており、たおやかな哀愁の歌心、オルメ節を散りばめながら彼らのフレッシュなセンスを上手く取り込み、中盤あたりで見せるシュールな情景も新味となったイタリアン・シンフォを描き出している。アレンジやプロデュースも共同で行われた結果だ。もちろん、70年代のオルメを思わせるアナログ感たっぷりのシンセ、くぐもったオルガン、そして地中海の陽光に揺れるアコギなど、サウンドの面影も申し分なく、とても聴き込める内容となっている。
IT-2252 ALIANTE / Forme Libere CD \2700
 ワイルドにプログレッシヴなオルガンが弾き倒されピアノが滑走する桜庭統を彷彿させるナンバーからBARICENTRO風のジャズ・ロックまで演奏するキーボード・トリオの2017年デビュー作。通してプレモリを思わせるシンセなどシンフォニックなエレメンツも持っており、インストながら曲想は豊かで、たおやかな曲になるとオルメあたりも浮かび、超絶テクで畳み掛けるタイプではないが、イタリアならではの歌心を滲ませている。どちらかと言うと叙情派だ。ベースとドラムスはEGOBANDのメンバー。
IT-2239 ALICE / La Mia Poca Grande Eta' CD \2980
 <300枚限定・伊盤初CD化&4曲ボーナス入り> 75年リリースの1st。リマスターにより、素晴らしい音質、臨場感に圧倒される。屈指の必聴傑作が最高の化粧直しをした感じだ。ダニロ・ヴァオーナの甘美なシンフォニック・オーケストラ、合唱、メロトロンやハープシコードも含む多彩なキーボードらに包まれ、アリーチェのヴォーカルが優雅に響きわたる。同年代のプーのアルバムに匹敵。ジャンカルロ・ルカリエッロのプロデュース。10曲目でギターを弾いているのはプーのドディ(曲も提供)。全作詞はステファーノ。ラストはフォッリも歌った感動の名曲。76年と77年の必聴シングルから4曲ボーナス入り。リマスター&デジパック。
IT-0004 ALICE / Gioielli Rubati CD \2500
 アリーチェはまず本作から。バッティアート&カチャパリア絡みの傑作85年作。伝統的な生のストリングスにデジタル・テクノロジーをミックスさせたアレンジは、当時あまりにも斬新だったもの。80年代のイタリアのシーンを代表する1作。まさにイタリアの宝石と言えるもの。優雅で美意識にあふれる。女性ヴォーカル・ファン必聴作。バッティアートのFISIOGNOMICAと併せて聴くとさらに良い。
IT-1622 ALPHATAURUS / Same CD \2600
 イタリア屈指のヘヴィ・シンフォ・プログレの傑作。アコギが地中海色を導き、プログレッシヴなハモンドやヘヴィなギターが支配する前半から、イタリアならではのドラマチックでクラシカルな趣を強めていく後半へ。レスリーで歪み唸るムーグが各所で重厚さを醸し出す。妖し気なハープシコードのリフから、一気に爆発する3曲目(個人的な伊シンフォ・ベスト10に入るナンバーです。他はトリアーデの旧B面の2曲目とか)はイタリアン・シンフォの極致。73年リリース。リマスター&3面開き紙ジャケット。
IT-1779 ALPHATAURUS / Attosecondo CD \2500
 傑作。これぞ、イタリアン・ヘヴィ・シンフォの王道と叫びたくなる2012年作。オリジナル・メンバーのギタリストとメイン・コンポーザーだったキーボーディストを中心に復活。5曲入り約50分の力作となっており、最初の2曲はどちらも10分近い新曲で、残りは92年に発掘された2ndへ向けてのデモ作、DIETRO L'URAGANOに入っていた3曲をヴォーカル入りで再考し新録で完成させたものだ。屈指の名作として知られる73年の1stから「間もない第2章」といった意味のタイトル通り当時の重厚感をキープし、圧倒的なシンフォニック性を見せ付ける。壁も打ち砕くようなシンセや、クラシカルなオルガン、美しいストリングス系などオーケストレーションは本バンドならではだろう。畳み掛けから一気に炸裂する壮大さ。そして熱い歌心。最高です。見開き紙ジャケット。
IT-2121 ALUNNI DEL SOLE / Dove Era Lei A Quell'Ora CD \3200
 <300枚限定> 72年リリースのデビュー・アルバム。犯罪を題材にしたコンセプト作(後に映画化)で、オーケストラが重要なパートを占める旧A面は似たテーマが流れる組曲となっている。歌とオケで片面を綴るといった手法は画期的だったと思われ、最近オクラ入りになっていたヴァージョンも出た。また、先のボックス収録盤では2曲目の最初が1分ほどカットされていたが、本盤ではノーカットとなっている。単体としては初CD化。アルバム以前の初期レーベル、PARADEやLIBERTY時代の68年〜70年のシングルから5曲ボーナス入り。何曲かは2作目のアルバムでアレンジ違いで再収録されている。デジパック&リマスター。
IT-2185 ALUNNI DEL SOLE (PAOLO MORELLI) / Di Canzone In Canzone CD \2800
 ファンの間で幻となっていた92年作がパオロ・モレッリ追悼企画として2016年リマスターで再発された。82年で解散し、10年のブランクを経てリリースされたもののマイナー配給だった為、すぐに廃盤になり長年入手困難になっていた11作目のオリジナル・アルバムだ。ピアノやアコギ、そして淡いオーケストレーションをバックに切々と歌われる愛の賛歌はデビュー当時から一貫したもので、ほとんどの曲がバラードというのも彼ららしい。イタリアの詩情に満ちあふれている。かの10枚組ボックス未収です。デジパック。
IT-1995 ALUNNI DEL SOLE / Gli Album Originali - 10CD BOXSET 10CD \5980
 初CD化多数の全盛期アルバム全部入りボックス! 全イタリアン・ミュージック・ファン感涙の珠玉の10枚組で、昔なら初期PRODUTTORI ASSOCIATI、中期RICORDI、後期RCAという風に叶うはずのなかった原盤権を現在すべて伊ソニーが持っている、このタイミングだからこその組み合わせ。実は当店から伊ソニーに何度も強く本企画のリクエストを出していたもので、ようやく実現。リーダーのパオロ・モレッリが亡くなり、イタリア・サイドでも追悼盤として制作された。全作素晴らしいが、ジャンピエロ・レヴェルベーリのオーケストラをフィーチャーし、かつバンドが洗練された演奏を聴かせる中期はイ・プーにも匹敵。ロマン組曲を思わせるジャケットの76年作などシンフォ・ファンも必聴の感動作だ。各紙ジャケット入りで特製ボックスに収納。オーケストラが美しく映える全リマスター(1作のみオリジナル・プレスからのアナログ起し)。

収納アルバム・10タイトル:

1972:Dove Era Lei A Quell'Ora
1973:...E Mi Manchi Tanto
1974:Jenny E La Bambola
1976:Le Maschere Infuocate
1977:‘A Canzuncella
1978:Liu
1979:Tarante
1980:Cantilena
1981:Carezze
1982:Quando Si E Soli Come Me

IT-1475 ALUSA FALLAX / Intorno Alla Mia Cattiva Educazione CD \2600
 イタリア然としたクラシカルなシンフォニック・ロックを聴かせる彼らの唯一のアルバム。FONIT CETRAの中でもPROCESSION/FIABA、SAMADHIなど激レアが多いLPQシリーズから74年にリリースされたマイナーな存在でありながら、楽曲やアレンジの完成度は驚くほど高く、ニュー・トロルスを思わせるフルートや華麗なストリングス・シンセを交え、屈折した早い展開の畳み掛けもあり、重厚なムーグ、ポイントとなるノスタルジックな光景を醸し出すフレンチ・ホルン、そして絶唱型のヴォーカルなどインパクト十分。当時のシーンの層の厚さを証明している。必聴作。見開き紙ジャケット&リマスター。
IT-2052 ANALOGY / Same CD \2800
 イタリア盤・紙ジャケットにて新装リリース。イタリアン・コレクターにとっては忘れられない伝説の女性ヴォーカル・プログレ・バンド。ドイツ人との混合でTHE JOICE(クレジットはYOICE)として結成され、72年に改名し6ケタの激レア作として知られるヌード・ジャケットの本作をリリース。フラワーカルチャー色を匂わせる反面、演奏は手堅く、イタリア人キーボーディストが弾くプログレッシヴなハモンドと、ハードなギター、ジェニー・ソッレンティも彷彿させるアシッドな女性ヴォーカルをメインに展開。時折、寂しげなリコーダーも加わり、サイケやアートロックを超えたサウンドを聴かせる。YOICEのシングル等4曲ボーナス入り。
IT-2253 ANDREA ORLANDO / Dalla Vita Autentica CD \2800
 ドラマチックでクラシカルな2017年デビュー作。ジャケットからイメージは伝わらないが、バンコの1stのノリ、ポセイドン級のメロトロン、イル・パエーゼ彷彿の弦のカットインなど、曲が変わるごとにパノラマの如く、ど真ん中の王道シンフォが真正面から次々とやってくる。それも最近の凝った窮屈なものではなく、ズバッ、ドバッ、とプログレを赤裸々に聴かせる。泣きは70年代初期の大泣き。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、歪んだオルガンなどアナログ感たっぷり。イタリアの昔のレコードの音。融合しないオケとロックバンドのガチの共存。だからカッコいい。LA MASCHERA DI CERAのヴォーカルを始め、 LA COSCIENZA DI ZENO、HOSTSONATEN、FINISTERREのメンバーが参加。中心人物はこれらのバンドと関わりのあるドラマー。見開き紙ジャケット。
IT-2053 APOTEOSI / Same CD \2800
 イタリア盤・見開き紙ジャケットにて新装リリース。儚い女性ヴォーカル、クラシカルなピアノ、美しいストリングス・キーボードと多彩な音色のアープ、時折入るフルートらが淡い叙情性を描き、一方でテクニカルなギターとハモンド、速い手さばきのドラムスが骨格のしっかりとした名作へ押し上げている。全体に線の細さを感じるものの、女性ヴォーカリストのニュアンスが溶け込んでおり、数多いイタリアン・ロックの中でも愛聴物として知られてきた1枚だ。ミステリアスな奥行きと影のある哀愁が魅力的。75年リリース。
IT-1817 AREA / Arbeit Macht Frei CD \2500
 リマスター2012年盤。地中海に照りつける光をギラギラと感じる骨太の73年デビュー作。本作のみメンバーとしてサックス奏者やPFMへ移るパトリック・ジヴァスが在籍。バンド史上最もヘヴィな1枚だ。ネイというアラブの笛の音をまねたシンセ音とリフが耳に残る1曲目「7月、8月、9月 (黒)」は彼らの縮図であり、ジャズ・ロックを超越したプログレッシヴなサウンドは今もインパクト絶大。ブックレットには例のピストルやアナログ盤のフォト、バンドの未発フォト、配給データ、ファリセッリによるメッセージ等を新たに掲載。
IT-1375 AREA / Caution Radiation Area CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。前作を思い出させるバルカン変拍子で畳み掛ける1曲目、ハードなリフとミュージック・コンクレートとフリー・ジャズが怒涛にせめぎ合う2曲目、そのテンションをさらに加速させる3曲目などバンドのグルーヴ感が明らかにアップ。新加入のベーシスト、タヴォラッツィによるトロンボーン、ギタリストのトファーニが操るシンセ、ストラトスが弾くハモンドなどマルチプレイも彼らの音の厚さの鍵だ。74年リリースの2nd。
IT-1376 AREA / Crac! CD \2500
 オリジナルにあったステッカーをミニ復刻1枚封入! クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。最もアレアが凝縮された傑作! 1曲目はバルカンとアラブがミックスされた変拍子リフを自在に展開させ圧倒するが、今聴くとヴォーカルが意外にイタリア的だったりする。そして圧巻のジャズ・ロックへ突入する2曲目、3曲目などフリーなソロと緻密なバックの緊迫感、飛び交う過激な音色などあまりにも刺激的だ。再び地中海色も加わっている。74年リリースの3rd。
IT-1439 AREA / Are(A)zione CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。初期のサウンドに一区切りを付けたライヴ盤で、リンゴをかじる音が今でも耳に残っている。アナログだとA面が1st、2nd、3rdからの代表曲で、B面が即興演奏となっており、バンドのプロモーションが上手く考えられている。なので、ベスト的な要素もあり、深く掘り下げなければ本作1枚でアレアを聴いたと言っても会話は進む。後でリリースされた未発ライヴ群に比べてコンパクトな内容だ。75年リリースの4th。
IT-1377 AREA / Maledetti CD \2500
 クランプス・レーベル30周年を記念して限定リリースされた見開き紙ジャケット(内袋も再現)&リマスター09年盤。クランプス・バッジ付き。フリー・ジャズや現代音楽のミュージシャンを加え、相互の触発をレコーディング。過激さを失わず洗練された凄みのジャズ・ロックの2曲目、フリーさとメカニカルな変拍子で聴き手の脳を圧倒する3曲目、4曲目、弦楽四重奏をクラシカルかつ暴力的にバランスを取った5曲目、アヴァンギャルドに壊れてしまうラストまで実にトゲトゲしい。ライヴを挟み77年にコンセプト・アルバムとしてリリースされた5th。
IT-1959 ARTI E MESTIERI / Tilt CD \2200
 <クランプス・レーベルから再発・2014年盤> 74年リリースの不朽の名作。フリオ・キリコの衝撃的なスーパー・ドラムスをフィーチャーし、時に叙情的なメロトロンや歌心あふれるヴォーカルなど、テクニカルな面だけでよく話題になってしまうが、理想的なイタリア色がその人気の鍵だろう。ヴァイオリンや管楽器もポイントだ。シンフォ・ファンもジャズ・ロック・ファンも必聴。解説不要の傑作。
IT-1960 ARTI E MESTIERI / Giro Di Valzer Per Domani CD \2200
 <クランプス・レーベルから再発・2014年盤> 閃光のような地中海ジャズ・ロックを展開する75年リリースの2nd。1stに比べるとコンパクトな曲調になったが、詰め込まれた音の密度は圧倒的に高く、かつアルバム構成もスリリングで聴き応えは落ちない。PROCESSIONからヴォーカリストを迎えヴォーカル・パートも強化。切り込むヴァイオリンやソリッドなギターのテンションも凄まじい。
IT-1961 ARTI E MESTIERI / Quinto Stato CD \2200
 <クランプス・レーベルから再発・2014年盤> キリコを中心とした新生アルティとして79年にリリースされた3rd。ベッペ・クロヴェッラの代わりにERRATA CORRIGEやESAGONOを経たキーボーディストが参加しており、サックスやトランペットの他にフルートも導入。フュージョン寄りの部分もあるものの、一気に吐き出される畳み掛けは、やはり圧巻。ジジ・ヴェネゴーニが友情ゲスト参加。
IT-1687 IL BALLETTO DI BRONZO / Sirio 2222 CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 70年リリースの1st。ナポリで結成され、当時はNATOのキャンプで歌っていたという。ジャンニ・レオーネはまだ参加しておらず、ツェッペリンを思わせる屈折したハード・ロックを、時折りサイケデリックな風味を交え聴かせる。カッコいい3曲目、イタリアン・シンフォの幕開けと言われる弦オケやハープシコードを導入したバロッキーな5曲目等、この作品の重要性は高い。伊ファンのみならず、ハード・ファン必聴アイテム。原盤はウルトラ・レアで10万円じゃ買えない。紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-0820 IL BALLETTO DI BRONZO / YS CD \2500
 イタリアン・プログレ黄金期の72年リリースにリリースされた傑作ヘヴィ・シンフォ。他に類を見ない曲構成と展開、邪悪なギター、プログレ然としたキーボード、神々の美のような硬質のメロトロン、情熱ほとばしるヴォーカル、屈折極まりないリズム、など、奇跡的とも言える内容。イタリアン・ロック史に刻み込まれた必聴名作。73年のLP未収シングルからLA TUA CASA COMODAをボーナス収録。
IT-1591 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Same CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 72年リリースの1st。イタリアン・カテゴリーに鎮座する歴史的名盤。R.I.P.、METAMORFOSI、TRACCIAとバンドの家宝とでも言えるナンバーをすでにこのデビュー作で揃えており、以降の作品と比べると幾分シンプルな構成だが、その分、インパクトやメロディーの印象度は強い。まだシンセはほとんど用いられず、ハモンドとピアノをNOCENZI兄弟が弾き分けるといったアンサンブルで、ジャージィなギターや、兄弟によるクラリネット、リコーダー、チェンバロも本作の聴き所。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1922 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Darwin! CD \2200
 黄金期72年にリリースされた、イタリアン・クラシカル・ロックのあまりにも内容の濃い不朽の傑作。キーボード・ラビリンスとは、まさに本作のこと。聴けば聴くほど改めて怪物作だと思ってしまう。オルガン、ピアノにアナログ感たっぷりのムーグ、もはや鍵盤的なフレーズのギター、妖しげなクラリネット、最大の特徴であるヴォーカル、ダイナミックな疾走感、エロチックな闇、この複雑極まりないアンサンブルの裏の裏までじっくりと聴きたい。
IT-1645 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Io Sono Nato Libero CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 73年リリースの3rd。彼らの音楽性やテクニックを集成した15分越えの1曲目。シンセ、ピアノ、ハモンドがバカテクで飛び交い、果てはサウンド・コラージュまで織り込まれ、本作ではまだゲスト扱いだが、RODOLFO MALTESEの仕業だと思われる大胆なアコギの導入。そして、乱れ打たれるパーカッション群。ジャズ、ルネッサンス音楽まで盛り込まれ、終焉へ。スタジオを駆使した彼ら最大の難曲だ。クラシカルに積み重ねられたアルバム後半も名作名演! 見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-0040 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Garofano Rosso CD \2500
 76年リリースのサウンド・トラックとして使用されたもの。インストながらもその断片は一級のイタリアン・プログレッシヴ・ロックであり、又、中世音楽の香りもある。トスカーナ地方あたりの、なだらかな丘陵地帯の風景が思い浮かぶ。次作COME IN UN U'LTIMA CENAへのプロト・マテリアルとして知られる。隠れた重要作。
IT-0041 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Come In Un'ultima Cena CD \2500
 76年リリースの6作目。個人的なイタリアン・プログレのベスト3の1枚。イタリアならではのキリスト教土が生んだ宗教色と中世音楽、そしてクラシックから強く影響を受けた作風。見事なコンビネーションのNOCENZI兄弟のツイン・キーボード、畳み掛けるリズム、クラシカルな唱法のヴォーカルetc.それらはまるで1枚の教会画のようで、遠くから威厳を放ち、近くに寄るとそのディテイルの細かさに驚嘆するような、もう芸術的な傑作!
IT-0042 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Di Terra CD \2500
 ミラノ・スカラ座のオーケストラとの共演盤。78年リリース。インストの上、オーケストラの領域がバンドのそれをオーバーしていまっている程の交響曲的な作品。NOCENZI兄弟のクラシックへの挑戦作。近代クラシックのカラーを持つあまりにも壮大なスケールのシンフォニック・ロック異色作。彼らならではの哲学がここにある。オリジナルLPはコーティング・ジャケ。
IT-0043 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Canto Di Primavera CD \2500
 79年リリース。イタリア然とした詩情あふれるサウンドと、洗練された感覚を持った作品。この年代は他のイタリアン・プログレがほとんど死滅していただけに孤高と言える。地中海の香りも深く非常に輝きを放つ彼らの代表作のひとつ。この作品には、地中海民族楽器も多く使用されていて、来日時、ロドルフォさんは、ほんとうはリュートでこのタイトル曲を日本でやりたっかったと僕に言っていました。
IT-0044 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Capolinea CD \2500
 80年リリースのライヴ・アルバム。パワフルなノリで聴かせる1曲目や、シンプルなアレンジで押しまくる6曲目などを聴くと、彼らのアレンジと演奏が常にその時点でのベストなものを目指していて、少したりともその姿勢を崩していないことがわかる。3曲目もスタジオ盤以上にドラマチック。ほんとうに素晴らしいバンドだと実感。
IT-0871 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Seguendo Le Tracce CD \2500
 75年のライヴ! 奇跡的な録音状態のテープが発見され、さらにデジタル・リマスター技術によりファンなら誰もが唸る圧巻のクオリティーでのリリースとなった。その音質はもちろん、各楽器のバランスの良さ、そして75年というヴィンテージが持つ音色で展開される、スタジオ版アレンジの枠を超えたインプロヴィゼーションの多彩さ。NOCENZI兄弟のツイン・キーボードに絶句。MALTESEはトランペットを高々と吹きまくり、GIANNI NOCENZIもクラリネットで華を添える。26分に拡大されたMETAMORFOSIはもう銀河で、シンセ・アンサンブルからはGAROFANO ROSSOの誕生が近く見える。必聴!! 曲目;R.I.P.(English version)、L'Albero Del Pane、Danza Dei Grandi Rettili、Passaggio、Non Mi Rompete、Dopo... Niente E Piu Lo Stesso、Traccia II、Metamorfosi
IT-0735D BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / In Concerto - Cio' Che Si Vede E' DVD(PAL) \3200
 遂にDVD! 以前、BMGイタリアーナからVHSでリリースされていた92年、ローマでのライヴ。完ペキな演奏、プログレ・ファン納得の選曲、手元もバッチリのマルチ・カメラ・アングル、イントロなどにイメージ映像も意味深に重なり、彼らのトータル的なメッセージがリアルに伝わってきます。70年代当時のライヴ映像もチラっと拝むことも出来ます。家宝になること間違いなし。デジタル・リマスター・DOLBY DIGITAL 5.1 曲目、IN VOLO、R.I.P. (REQUIESCANT IN PACE)、L'EVOLUZIONE、MOBY DICK、IL GIARDINO DEL MAGO、750.000 ANNI FA.... L'AMORE、NON MI ROMPETE
IT-1761 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Same - 40 Anni 2CD \3200
 我々は何回このバンドに驚かされるのか。ケタ外れの規格外をまたやってのけた。72年1stアルバム前後に書かれていたスタジオ盤未収曲を40年を経て新録。それら3曲(POLIFONIA 5:20、TENTAZIONE 7:03、PADRE NOSTRO 7:44)と、2012年4月のローマでのライヴからR.I.P.、METAMORFOSI、TRACCIAの3曲、計6曲をディスク2に収録した、72年リリースの1stの40周年記念2枚組。ディスク1はオリジナル・アルバムのリマスター盤。さて、未発表曲の新録は、なんとVITTORIO NOCENZI(ピアノ&オーケストレーション)、TOM SINATRA(ギター)、CARLO MICHELI(サックス&シンセ音源)、TIZIANO RICCI(チェロ)の布陣で2012年に録音されており、体調不良が伝えられるジャコモとマルテーゼは居ない。だが、ここに演奏されている未発表曲は紛れもなくバンコであり、1st〜3rd期の匂いが終始立ち込める。そして、何か生命の終焉を訴えているような物悲しさと、回想の美しさに満ちている。自らのレクイエムの如く。でも、2012年のライヴではジャコモとマルテーゼも加えた管楽器入りのフルメンバーで、信じられない迫力で畳み掛ける大パノラマティックな演奏を聴かせている。またアレンジが途方もなく進化しており、超絶、悶絶。◆40周年記念限定盤 ◆60ページの綴じ込み付きで未公開フォト多数やライナーノーツを掲載 ◆豪華ハードカヴァー・パッキング仕様 ◆「ジャケット」や「盤面ラベル」は企画に合わせた新デザインを採用 ◆リマスター音源。
IT-1843 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Darwin! + Darwin! Live 2012 - 2CD Legacy Edition 2CD \3980
 驚愕! オープニングからオリジナルとの違いが明確に分かり、これはもう新作のような72年作ダーウィンの2013年リミックス!&リマスターをディスク1に、ダーウィンを全曲プレイした2012年のライヴ+バッティアートがデュオを取る合唱団入りの新曲をディスク2に収録した2枚組スペシャル・レガシー・エディション。リミックス・ヴァージョンは楽器のセパレーションが格段に良くなり、アグレッシヴ色が強まったハモンド、銀パネルに反射するかのようなシンセ群、圧倒的な深みを見せるヴォーカルなどオリジナルと比較にならない程だ。2012年ライヴは、フランチェスコ、ヴィットリオ、ロドルフォの3人に管楽器奏者を含む4人を加えた7人編成により、鉄壁な演奏を聴かせる。すべての曲のタイムが引き伸ばされトータル1時間近い圧巻の内容で、体調不良の噂など吹き飛ばすかの如く、ダイナミックでスリリングなステージを繰り広げている。リアレンジなど、いつもながらその完ペキさには脱帽だ。未発フォト掲載36ページの綴じ込みブックレット付きハードカヴァー&デジパック盤。
IT-2254 BANCO DEL MUTUO SOCCORSO / Io Sono Nato Libero - Legacy Edition 1973-2017 2CD \3200
 未発ボーナス・ディスク付き2枚組レガシー・エディション2017年版。73年のアルバム・リマスターをディスク1に、5曲の未発(新曲)ナンバーとヴィットリオ・ノチェンツィの弾き語りセルフインタビューをディスク2に収録。新曲は現在のメンバーで録音されており、1曲目は1stのようなノリにピアノやシンセをバンコ然とフィーチャーしハードなギターも効かせた7分近いソリッドなナンバーで地中海色も美しいが元フレーズへの展開がたまらない。2曲目はそれと分かる元フレーズを軸に組み立てられたアルバムのアンサーソング風。3曲目も有名なあのアルバム・フレーズが入るピアノ・インプロヴィゼーション。4曲目はシンセとプログラミング・リズムによるヴィットリオ・ノチェンツィならではのクラシカルな曲。5曲目は2分半と短いがバンコが凝集された70年代のアルバムに入っていてもおかしくない出来。40ページの豪華ブック仕様。新曲の歌詞、データ、フォト、当時の記事、ディスコグラフィーツリー等を掲載。

BANCO DEL MUTUO SOCCORSO 2017 メンバー;

 VITTORIO NOCENZI キーボード、ヴォーカル
 FILIPPO MARCHEGGIANI ギター、ヴォーカル
 NICOLA DI GIA ギター、マンドリン
 MARCO CAPOZI ベース
 FABIO MORESCO ドラムス
 TONY D'ALESSIO ヴォーカル

IT-1806 BAROCK PROJECT / Misteriosevoci CD \2500
 今やイタリア必聴バンドのひとつとなった彼らの、まさに原石と言える07年デビュー作。この時点では、ずばりPFMの影響を感じさせ、規律正しいクラシカルさと70年代に通じる憧憬と哀愁が入り混じる。優雅で美しいシンフォニック性に、伊語の甘いヴォーカルとラヴロック調にもなる歌メロがマッチ。核となるのは構築的なオルガン、ピアノ、シンセ、そして、彼らの特徴的なキーボードによるオーケストレーションだが、ギターも入り、バランスもいい。3曲目、7曲目なんて、出来過ぎであとが恐いが、その予感は09年作で見事に的中!
IT-2147 BAROCK PROJECT / Vivo 2CD \2800
 2015年のミラノでのライヴをフル収録した2枚組2016年作。前半は3作目のCOFFEE IN NEUKOLLNをメインに1作目と2作目の曲も加えたセットリストで、後半は4作目のSKYLINEをメインにアルバム期にスタジオで録音されていた9分の未発表曲をボーナスで加えたもの。編成はキーボーディストのルカ・ザッビーニを中心とした5人だが、まるで数人のキーボーディストが居るかのようなオーケストレーションや、ギターの領域まで入ってしまうシュミレーターでのソロなど、ピアノ、オルガン、シンセ、ストリングスの音色チェンジがマジカルで生演奏であることが信じ難いほど。アコギの繊細さやコーラスも非の打ち所が無い。ただ、唯一のカヴァーであるLOS ENDOSも完ペキだが、オリジナル曲がここまで素晴らしいと、逆に何か違和感が。見開き紙ジャケット自主盤。
IT-2218 BAROCK PROJECT / Detachment CD \2600
 正統派のクラシカルな要素を残しながらモダンな作風も取り込んだ2017年作。畳み掛けるキーボードの押し寄せ、ハートフルなヴォーカル&コーラス、エモーショナルでテクニカルなギター、中世風味のアコギ、オーケストラ入りかと思わせる高度な管弦楽アレンジなど鮮烈な展開がこれでもかと続く。正に彼らの真骨頂だ。その中にジャケットが物語るダークなロマンチックさが溶け込んでおり、儚く甘いピアノや幽幻なアンビエントなど、ここが新味だろう。傑出した3曲目から4曲目への流れは白眉の出来。キャメルで来日したTIGER MOTH TALESのPETER JONESが2曲でヴォーカル参加。75分近い超力作! 3面開きデジパック。
IT-2136 BIGLIETTO PER L'INFERNO / Same CD \2600
 ボーナスとして近年のイタリア盤CDではカットされていた5曲目の中間部分約1分(彼ららしいインストが展開されている)がノーカットで入った完全ヴァージョンを収録した2012年イタリア盤。地獄への招待状とも訳せるバンド名が物語るイタリアン・プログレ屈指のヘヴィ・シンフォ74年傑作。イル・バレ、セミラミス、ムゼオらに並ぶ。立ち込める邪悪な雰囲気の中、息もつかせないほどの畳み掛けを見せる。もう、死にそうなぐらいにドラマチック。駆け回るキーボード、唸るレスリー・トーン、噛み付くようなフルート、退廃美も見せるヴォーカルなど終始圧巻!紙ジャケット。
IT-1200 BIGLIETTO PER L'INFERNO / Il Tempo Della Semina CD \2600
 リマスター&トリデント・ナンバー9番にて出直し。74年に録音されていたにもかかわらず、バンド解散のためミックス段階でストップしてしまった彼らの幻の2nd。ここには同じくリリースされなかった幻のシングル、VIVI LOTTA PENSA、L'ARTE SUBLIME DI UN GIUSTOも収録。よりシンフォニックな作品として完成されようとしていたことがわかる。とにかく良い。イタリア・ファンなら迷わず必聴。リマスター&見開き紙ジャケット。
IT-1683 BLOCCO MENTALE / POA CD \2500
 初期PFMに似たファンタジックな叙情を持つ、まったく日本人好みのイタリアン・シンフォニック・ロックの名盤のひとつ。プログレッシヴなハモンド、クラシカルなピアノ、美しいフルート、ジャージィなサックス、しゃがれ声とハイトーンの、タイプの違う2人のヴォーカリストを上手く配分し、情熱を帯びる展開に、たおやかでノスタルジックな趣きを交え典型的なサウンドを聴かせる。アルバムはこれが唯一の物であった。ギリシャ語で草原を意味するタイトルが付けられており、歌詞、ジャケットには、自然などエコをテーマにしたコンセプトが見られる。73年リリース。リマスター&見開き紙ジャケット。同年のシングルから両面ボーナス入り。
IT-2234 I CAMALEONTI / Vita D'Uom CD \2980
 <300枚限定・初CD化> 69年作としては、かなりプログレッシヴな作風を持っている。イタリア初のQディスク(4曲入り12インチ)と言われ、彼らにとっても初のオリジナル・コンセプト作となった。基本はラヴ・ロックだが展開はプログレ的に凝っておりクラシカルな合唱など意表を突かれる。オーケストラも前衛的で、ギターやオルガンは時に激しくソロを取りハードな一面すら見せる。1曲目にはフランコ・ムッシーダ参加説も。CBSリリースのシングルを中心にアルバム未収から17曲もボーナスが入っており、こちらもイタリア・ファン必聴となっている。また、スペイン語、英語に加え珍しいドイツ語ヴァージョンも聴ける。リマスター&デジパック。
IT-0992 CAMPO DI MARTE / Same CD \2600
 バンドによるリディレクションで出直し。73年リリース。メロトロン、ハモンド、ピアノ、フルート、ホルンをフィーチャーしたクラシカルな美意識と、たおやかなアコースティック・パート、ギターと変拍子で見せるヘヴィさ、そして、歌心のあるヴォーカルがイメージをふくらませて共存。殺伐としたジャケットからは想像し難い広角的なシンフォニック・ロックを聴かせる。録音当時プランニングされた曲順(裏表が逆)と曲目に直してのリマスターリングにて。ハードさを好んだレコード会社がヘヴィな曲のあるほうをA面にしていた。見開き紙ジャケット。
IT-1592 CAPITOLO 6 / Frutti Per Kagua CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! イタリア黄金期72年にITからリリースされたヘヴィ・プログレ・ファン・マスト・アイテム。旧A面は約20分の大作となっており、フルートが噛み付き、サックスが叫び、ギターが泣き、クラシカルなハモンドやコーラスが雰囲気を染める。ハードなパートとアコースティックでリリカルなパートの振れ幅が凄い。その流れは後半へ引き継がれ、シンセも加わり、数多いイタリアン・ロックの中でも印象に残る3曲目で完全に打ちのめされる。当時は隠れた名作だったが、今は知られるべき名作。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-2248 IL CERCHIO D'ORO / Il Fuoco Sotto La Cenere CD \2800
 70年代にオルメ・スタイルのプログレを演奏していたバンドの2017年作。当時アルバムを残すことなく、近年復活した。イタリア然とした歌心のヴォーカル、鳴りのいいオルガンやメロトロン、熱っぽく泣くギター、陽光が揺れるアコギ、豪快なリズム・セクション、そしてクラシカルな香りなど確かにオルメに通じている。郷愁を誘うノスタルジーが広がり、ピアノやシンセを伴った畳み掛けも風格十分。70年代の曲作りの良さそのもののだ。ラストはイヴァン・グラツィアーニのカヴァー。NUOVA IDEAのパオロ・シアーニやジョルジョ・ウザイ、RDMのピノ・バッラリーニがゲスト参加。
IT-1977 CERVELLO / Melos CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> イタリアのトップ・プロデューサーとなった、コッラード・ルスティーチが率いたグループで、ヘヴィ・シンフォの傑作として知られる73年にリリースされた唯一作。ギリシャ古代詩をモチーフに、狂気とロマンティシズムあふれる宴を描いていく。密教、邪教、といったイタリア独特の邪悪な雰囲気が充満し、反面、アコギやフルートも駆使し、南イタリアの光にも満ちる。超人的な変拍子の持続は圧巻だ。呪文コーラスで引き込む導入部で早くも失神!
IT-1594 CHERRY FIVE / Same CD \2500
 廃盤だった伊盤が再プレス。昔は最もミステリアスな謎を持ったイタリアン・シンフォの1枚だった。現在のデータでは74年に録音されるも2年間オクラ入りになっていたオリジナル・ゴブリンの変名アルバムだ。SIMONETTI(KEY)、MORANTE(G)、PIGNATELLI(B)らゴブリンの3人に、英語で歌うシンガーとドラマーのCARLO BORDINIの5人編成。レコードには後者の2人しかクレジットが無く、曲名にはTHE PICTURE OF DORIAN GRAY、OLIVERといったSIMONETTIのバンド・キャリアが隠されていた。テクニカルなギターに、ハモンド、メロトロン、ムーグらをフィーチャーした、YES、ELP影響下の出来すぎた内容は今聴いても衝撃的。ゴブリンとはサウンド形態がまったく違う。
IT-2074 CHERRY FIVE / Il Pozzo Dei Giganti CD \2800
 レジェンドの復活が続くイタリアン・プログレッシヴ・ロック。遂にチェリー・ファイヴも素晴らしい新作をリリースした。ダンテの神曲をテーマに持ち込み、ヴォーカリストのトニー・タルタリーニ、ドラマーのカルロ・ボルディーニの2人のオリジナル・メンバーに、TAPROBANのキーボーディストを始め、ギタリストとベーシストを加えた5人編成で録音。英語で歌われイエスの影響も強かった当時のアルバムの畳み掛けるテクニカルさを受け継ぎながら、本作はイタリア語で歌われ、イタリア色がむんむんと立ち込めるサウンドとなり、ハモンド、ムーグ、メロトロン、クラヴィ、ローズらの豪華なヴィンテージ・キーボードに攻撃的でかつエモーショナルなギターが絡み、切々としたバラードやグリフォンにも似た中世色も織り込まれた渾身の必聴作となっている。
IT-2203 CHRISTADORO / Same CD \2800
 ファビオ・ズッファンティやYUGENのパオロ'SKE'ボッタが始めたニュー・プロジェクトの2017年作。ゲストでPFM脱退後初のレコーディングと言われるフランコ・ムッシーダやビリエットのオリジナル・キーボーディストが参加。中心となるのはセッション・マンとして知られるドラマーで、各曲はダッラ、ヴェッキオーニ、ヴェンディッティ、バリオーニ、バッティアートらの名曲を用い、そこにフリップナイズされたギターやメロトロン&オルガンなどをプログレッシヴにフィーチャーし、イタリアン・プログレの要素に加えパープルやサバスなどのフレーズを大胆に加えた、正にこのメンツならではの挑戦作となっている。紙ジャケット。
IT-1500 CICCADA / A Child In The Mirror CD \2500
 魅惑の女性ヴォーカリスト、エヴァンゲリアをフィーチャーしたギリシャのシンフォニック・プログレ・バンド。2010年作。英国のグリフォンやスパイロジャイラを敬愛するというメンバー。メロトロンやオルガンを担当するキーボーディストはリコーダーやフルートも吹き、曲によってチェロ、ホルン、トランペット、サックス、クラリネットも入り、また、本来ドラマーが居ないバンドなので、リリース元のイタリアからDFAのドラマーがほぼ全曲を好サポート。彼のタイトなプレイにより、中世色や、淡い幽幻さをファンタジックに香らせたサウンドがテクニカルで高度なプログレッシヴ・ロックへ昇華されており、アングラガルドのような展開も見せる。英語で歌われているが、2曲はギリシャ語でコンテンポラリー系へ。なので、ギリシャ女性ヴォーカル・ファンも見逃せない。YUGENの管楽器奏者、キーボーディストもゲストで参加。
IT-1525 CITTA FRONTALE / El Tor CD \2500
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター2010年盤。75年リリース。ウーノ派と分裂したオザンナのヴォーカリスト、LINO VAIRETTIらが結成したグループ。正確には再編で、オザンナの母体であり、極初期にはイルバレのGIANNI LEONEも参加していた。オザンナ同様に南イタリア、地中海のアイデンティティーが濃い。アコースティックなパートも多くオザンナのような狂気は薄いが、それでもハードに突き刺さるギターやサックス、リリカルなフルート、そして何よりもLINOの歌声により質感は似ている。
IT-1978 CLAUDIO ROCCHI / Viaggio CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> アシッド・フォーク・ファン必聴の70年リリースの1st。マウロ・パガーニがフルートとヴァイオリンで参加しており、何か思い詰めたようなロッキのヴォーカルにアクセントを加え、曲によっては女性ヴォーカルも交え、ドリーミィーに深くまどろむ。エフェクトなどプログレッシヴな風味も醸し出され、イタリアのシンガーの作品の中でも、特異な作風となっている。感覚に酔う部分とピュアな感性が絶妙に入り混じった、この年代でしか味わえない音。
IT-1979 CLAUDIO ROCCHI / Volo Magico N.1 CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> アシッド・フォークだった前作から、シンフォニックなプログレ色を一気に強めた71年リリースの2nd。旧A面全てを使った妖しい大曲が素晴らしく、この手だとソレンティの1stと並ぶ。ギターとピアノが印象的なフレーズを繰り返し、コーラスや女性ヴォーカル、メロトロンも劇的に導入し、ギターソロ(ニュー・トロルスのベッローニ)が唸りを上げるラストまで彼の感傷的なヴォーカルをサポート。カンタウトーレ的な旧B面もリリカルで愛聴してしまう。
IT-1980 CLAUDIO ROCCHI / La Norma Del Cielo CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> 前作の続編として72年にリリースされた3rd。プログレッシヴ最前線にいたカンタウトーレで、何か吹っ切れたような包容力から生まれる音楽は孤高の輝きに満ち、ハモンド、フルート、ソリーナ、ヴァイオリン、ギター、女性コーラスらをナチュラルに響かせ、彼のヴォーカルも含めそれらがどんどんと美しく柔らかな結晶になっていく。アシッドとシンフォニックの夢見の融合。この年代のイタリアしか生めなかった奇跡の音だろう。2013年他界。
IT-2261J CLAUDIO SIMONETTI'S GOBLIN / Live In Japan - The Best Of Italian Rock 2Blu-Spec CD+DVD(NTSC) \5940
 「クラウディオ・シモネッティズ・ゴブリン / ライヴ・イン・ジャパン 〜 ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック」 2016年10月に行われた公演から第2部のゴブリン・ベスト・ヒッツ・ショウの全貌を約1時間半、21曲を収録。デモニアでも来日したリズム・セクションとのトリオ編成(ベースはギターとブズーキも演奏)に曲によってエロチックな女性ダンサーを加えたステージ。ローラーやマークの旅などゴブリン・スタジオ・アルバムからのナンバーに、サスペリアなどサウンド・トラック・ナンバー、さらにソロ名義の曲、また、インフェルノからエマーソンへのオマージュが2曲足された構成にて、スクリーンに映画のシーンを映し出しながらパワフルかつ妖艶に演奏されていく。アルバム未収のシングル曲CHI?の両面完奏や、覆面バンドのIL REALE IMPERO BRITANNICOのナンバーも演奏されており、日本側からのリクエストもあってか、非常にマニアックな選曲となっている。4面開き紙ジャケット&BLU-SPEC CD仕様。日本企画盤。解説入り。国内盤
IT-2225 CONQUEROR / Storie Fuori Dal Tempo CD \2500
 長らく入手困難だった彼らの05年名作が新規ボーナス入り&リマスター&デジパックで2017年新装リリース! 愛しい女性ヴォーカルを聴かせイタリア然としたキーボードを華麗にプレイする姉と、リリカルなフルートやサックスを担当する妹の、美人姉妹率いるシンフォ・バンドの2作目で、地元、メッシーナ海峡に伝わる伝説、蜃気楼を生み船を誘惑する海の妖精、FATA MORGANAをコンセプトにした組曲を収録。ロカンダ、メタモルフォッシ、アポテオジといったクラシカルなイタリアン・プログレと、ジェネシス系シンフォが融合し、オリジナリティーをプラスしての展開は本当に魅力的。16年録音のリリカルなボーナス曲も含めて、とてもファンタジックな必聴作!3面開きデジパック。
IT-0611 CONSORZIO ACQUA POTABILE / Il Bianco Regno Di Dooah CD \2500
 イタリアン・シンフォ・ファン待望の新作が5年の沈黙を破り、決意も新たに立ち上げられたセルフ・レーベルよりリリースされた。前作同様、BANCOやLOCANDA DELL FATEのような複雑に入り組んだアンサンブルとイタリア然としたヴォーカル。リコーダーやウィンド・コントローラーを駆使した木管系の音色と多彩なキーボード・トーンが生み出すファンタジックな世界。架空の王国をコンセプトにし、ラストの20分を超える組曲まで非常に聴き応えのある内容。イタリア式の濃さがたまりません。
IT-1943 LA COSCIENZA DI ZENO / Same CD \2600
 2011年のデビュー作が、2曲のボーナス入り&見開き紙ジャケットで新装リリースとなった。FINISTERRE、NARROW PASS、IL TEMPIO DELLE CLESSIDREにも参加経験を持つミュージシャンらで08年にジェノヴァで結成。丹念な作曲が見られ、少しLA MASCHERA DI CERAも思わせ、フルートやアコギなどHOSTSONATENにも近く、ZUFFANTI(この人は居ないけれど)系シンフォ・ファン必聴作となっている。イルバレ、ムゼオ、バンコ、PFMといった佇まいも見せるが彼らなりに消化されており、中でもイタリア語のヴォーカルの良さと、メロトロン、もしくはストリングス系のキーボードの美しさは群を抜いている。ボーナスはフィンランド雑誌企画CD収録音源から。
IT-1857 LA COSCIENZA DI ZENO / Sensitivita CD \2500
 まるでバンコを思わせるオープニング。多くのファンが待ち望んだ彼らの2作目となる2013年作。ヴァイオリン、チェロ、フルートを加え、さらにツイン・キーボードの片方が傑作ソロをリリースしたHOSTSONATENのキーボーディスト、LUCA SCHERANIにチェンジ。なので、メロトロンやシンセなど圧倒的なシンフォニック色を展開させており、FABIO ZUFFANTIも嫉妬するようなイタリア色に満ちた必聴作となっている。生弦がコンチェルト・グロッソの如く絡む場面や、変拍子ラビリンスでの畳み掛け、パッショネイトな伊語のヴォーカルなど、どれも本格的だが、巧みなピアノの美しさはロカンダ並!
IT-2030 LA COSCIENZA DI ZENO / La Notte Anche Di Giorno CD \2700
 ヴァイオリン奏者をメンバーに加え制作された2015年作。結果、女性的なクラシカルさを湛えた叙情派シンフォとなっており、イタリア語による歌心が映える作品となった。たおやかな導入部からアトラクティヴに展開してゆき、スリリングさや優雅さも織り込み新境地を見せる前半、妖しい邪悪なヘヴィ・プログレをテクニカルに、かつシアトリカルにアレンジした彼ららしい後半、アナログ盤を意識した24分と20分の組曲が2つ収録されている。佳境には古の王国のパレードを思わせる華やかさもあり、一気に聴かせる必聴作となっている。前作同様ピアノの美しさも格別だ。チェロ奏者に加え、ホストソナテンのフルート奏者と女性ヴォーカリストがゲスト参加。3面開きデジパック。
IT-2084 LA CURVA DI LESMO / Same CD \2800
 2015年最高峰のひとつと言える、LA COSCIENZA DI ZENOのステファノ・アニーニとファビオ・ズッファンティのシンフォニック・ロック・プロジェクト。2人が信頼を寄せる周辺ミュージシャンのエドモンド・ロマーノやルカ・スケラーニを始め17人の協力メンバーが参加しており、中でも特筆は70年代のイタリアン・プログレを代表する2人の女性ヴォーカリスト、ジェニー・ソレンティ(SAINT JUST)とユッタ・ニーンハウス(ANALOGY)が参加。また、イタリアン・ケイト・ブッシュことベアトリーチェ・アントリーニや地元ジェノヴァのカンタウトーレも数人参加しており、このヴォーカリスト人事もさることながら、ヴィンテージ・キーボードや生の管弦楽をフィーチャーし、70年代&HOSTSONATEN系イタリアン・シンフォにクリムゾンやジェネシスなど英国シンフォが少し合わさった風な、といえる美しく叙情的でドラマチックなサウンドに仕上がっている。ジャケットに描かれているヴァレンティーナを生み出したイラストレーター、グイド・クレパックスをリスペクトした作品だ。LA FABBRICA DELL'ASSOLUTOと並ぶ、この秋の伊シンフォの必聴傑作。見開き紙ジャケット。
IT-1091 DALTON / Riflessioni - Idea D'infinito CD \2600
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。72年リリースの1st。原盤は激レア中の激レア、金を積んでも無いものは無いと言われるのが本作のオリジナルLP。ピアノ、ソリーナ、フルートと、ブリティッシュ・ナイズされた荒々しいギターとハモンド、そしてイタリア然とした歌心のあるメロディアスなヴォーカル。同じフレーズの小曲をリフレインさせ、時に熱く押しまくり、時に叙情的に聴かせる。全体にはヘヴィだが曲が良く、ニュー・トロルス並みの情緒とまとまりを見せている。リマスター。1曲目の当時のライヴをボーナス収録。
IT-0890 DALTON / Argitari CD \2600
 見開き紙ジャケット&リマスター、4曲ボーナス入りで出直し。75年リリースの2nd。歌心あふれる1曲目、イタリアならではのクラシカルなハモンドとフルートが絶妙な2曲目、シンフォニックな3曲目、インスト・ナンバーの4曲目、1stを思わせるヘヴィ・プログレ風の5曲目...と、まさしくあの70年代の名作群に肩を並べる捨て曲なしの力作。ボーナスの内1曲は74年のシングル(LP収録曲の歌詞違い)だが、他の3曲は未発テイクのようで、やはりLP収録曲のヴァージョン違いやハード・ロック・チューンも。
IT-0488 DE DE LIND / Io Non So Da Dove Vengo E Non So Dove Mai Abdro Uomo E Il Nome Che Mi Han Dato CD \2600
 72年リリースの彼らの唯一のアルバム。典型的な、邪悪な雰囲気を孕むイタリアン・ヘヴィ・プログレの忘れ難き1枚。豪快な押しの中に、フルートやアコ・ギで演出するノスタルジックな叙情パートが散りばめられ、ドリーミィーさも生み出し、その対比が鮮やか。呑みこまれ、吐き出されていくような曲展開。その後、ソロ・シンガーとして活躍するVITO PARADISOのヴォーカルも良い。ムンムンとしたイタリア色。王道の音。必聴作。見開き紙ジャケット。
IT-0873 DELIRIUM / '71-'75 2CD \2800
 70年代の3枚のLP全曲に加え未収シングルも10曲収録された伊ワーナー・リマスター盤2枚組。ノスタルジックな哀愁に郷愁を掻き立てられるイヴァーノ・フォッサティ在籍の1st(71年)、メロトロンが導入され心のこもった自家製白ワインの味のような2nd(72年)、田舎のテーブル・ワインが格上げされて一気にD.O.C.をもらったような3rd(74年)。3作目はハモンドとツバ飛しフルートで押す最もプログレッシヴな攻撃面を持ち、ストリングス・オーケストラも効果的に導入。シングル曲はメロトロンをここぞと使ったKING'S ROADや、E'L'ORA、SIGNOREと言ったアルバム曲より本命とマニアから指名され続けたものが、もれなく収録。コンプリートでしょう。保存版。
IT-0094 DEVIL DOLL / The Girl Who Was...Death CD \2800
 90年代に突如イタリアン・ロック・シーンに登場し、その謎に包まれたマニアックなサウンドと、アナログ盤がファン・クラブ対象プレスの為、入手困難といったコレクター性の高さで、往年のマニアを惹きつけたバンド。本作は88年にカセットのみでリリースされたデビュー作。89年にリリースされたオリジナル盤LPは、当時ライヴ会場のみでの少数販売だった。その後、94年になって若干のリミックス&カットなど手を加えてようやくCD&LPで一般流通された。バンドに加え、混声合唱団や、スリリングなストリングス・アンサンブルを配した本格的なシンフォニック・プログレをダークかつシアトリカルに展開。
IT-1830 DEVIL DOLL / Eliogabalus - Fan Club Edition CD \2500
 <500枚限定ファン・クラブ・エディション> 見開き紙ジャケット&リマスター・イタリア盤。90年にリリースされた2ndで、最初に日本に入って来た作品。プログレ・ファンだけでなく、ゴシック・ファンも巻き込むなど、当時凄い反響を呼んだ。Mr.ドクターの謎めいたヴォイスに、妖しいヴァイオリンやピアノを絡めた劇場型のサウンドを構築。今聴くとリズムなど幾分シンプルで、暗さも浅いが、エモーショナルなギターから混声合唱団へと展開していく後半はシンフォニックで、衝撃的な結末が映し出されるかのようなラストで一気に引き込まれる。新装ブックレット&内袋付き。
IT-1808 DEVIL DOLL / Sacrilegium - Fan Club Edition CD \2500
 <500枚限定ファン・クラブ・エディション> 見開き紙ジャケット&リマスター・イタリア盤。すべて見た人は居るのか? と思ってしまうほど強烈なコレクターズ・アイテムを誇る彼らが2013年早々に本盤をリリースした。92年作3rd。どれか1枚を、というのであれば先ずはこれから。パイプ・オルガン、ストリングス、混声合唱団を導入し、全1曲という大作アルバム。Mr.ドクターの豊富な自己資金を投じたことがうかがえる力作で、彼らの魔力が詰まった最高傑作。マネージメントはイタリアだが、実際にはスロヴェニアのグループ。新装ブックレット&内袋付き。
IT-1227 DEVIL DOLL / The Sacrilege Of Fatal Arms CD \2800
 鬼才Mr.ドクターの脚本&監督で93年に自主映画のサウンド・トラックとして制作された4th。前作の3rdアルバムSACRILEGIUMに収録されている曲のロング・ヴァージョンや、別ヴァージョンも含む。混声合唱団、ストリングス・アンサンブルをフィーチャーしたサウンドの完成度は、サントラといってもハンパじゃない出来で、ただア然とするしかない。本作もやはり10セット限定のLPボックスがあり、単体のアナログ盤が存在するもオフィシャルにはリリースされていない。また、本ジャケット版は96年プレス・イタリア・ヴァージョン。
IT-1782 DEVIL DOLL / Dies Irae - Fan Club Edition CD \2500
 <500枚限定ファン・クラブ・エディション> 見開き紙ジャケット&リマスター・イタリア盤。すべて見た人は居るのか? と思ってしまうほど強烈なコレクターズ・アイテムを誇る彼らが沈黙を破り2012年夏に本盤をリリースした。96年の今のところ最終作。前作を上回る壮大なスケールで制作された5作目で、オペラチックな女性ヴォーカルやヴァイオリン奏者をフィーチャーし、混声合唱団、パイプ・オルガン、オーケストラも、いつもながらスリリングかつドラマチックな演出を見せる。デヴィル・ドールを聴かずして、90年代は語れない。20ページ・ブックレット&内袋付き。
IT-1649 I DIK DIK / Suite Per Una Donna Assolutamente Relativa CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! ムーグ、ハモンド、ピアノ、チェンバロ、メロトロンがふんだんに使用されたシンフォニック度満点の72年作。それまでポップ・バンドだった彼らがプログレッシヴ・ロック・ムーヴメントに感化されリリースした問題作だ。切れ目なく続くアルバム構成やドラマチックな展開など、シンフォ・バンド顔負けの仕掛けが用意されている。後半の妖しい重厚さを抜け、キーボードが重なり告げられるエンディング・テーマなど、全身の血液が逆流するようなカタルシスを感じる。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-2122 I DIK DIK / Storie E Confessioni CD \3200
 <300枚限定・伊盤初CD化> ナターレ・マッサーラのオーケストラを配し、愛が香る統一感で聴かせる73年作。収録曲のうち半分はエルトン・ジョンなどの伊語カヴァーだが、そう言ったことは忘れて聴いたほうがいい。ハモンド、ソリーナ、ピアノらで作り上げたシンフォニックな演奏をバックに、アモーレ・ミオとイタリアの哀愁を切々と歌う名曲の2曲目で、もうバラ色だ。マウリツィオ・ファブリツィオによるラストも、とてもイタリアしている。73年〜75年のシングル(後者はフンカ・ムンカ参加の必聴曲)とアルゼンチン・リリースのスペイン語ヴァージョン等ボーナス8曲入り。デジパック&リマスター。
IT-0548 DONELLA DEL MONACO / Schonberg Kabarett 1989 Recordings CD \2200
 同じジャケットとタイトルなのでややこしいが、こちらは89年に新録されたニュー・ヴァージョン。半分はクランプスから79年にリリースされたシェーンベルク・キャバレーの再録、半分はレイナルド・アーンを歌ったこの時点での新作で、89年に「シェーンベルク・キャバレー」としてLPリリースされたものと同じ内容。79年のウルトラ・レア・オリジナル作と比べると年代的な質感の差以外は見事に継承されており、たそがれ夢香る、彼女の究極のクラシカル・ロマンの美学に満たされている。オリジナル作から1曲ボーナス入り。ファンならぜひ聴き比べたい。
IT-0416 DONELLA DEL MONACO / Fragments 1975-2002 CD \2200
 オパス・アヴァントラと録音した75年の幻の2ndシングル・ALLEMANDAも収録した彼女のアーカイヴ集。特にシングルB面のFLOWERS ON PRIDEはLPのテイクとはぜんぜん違い、息も止まる究極の差!(2nd LPはドネラのヴォーカルではないですからね)。他の曲も今まで未発表だったもの。また新録もオパス調でめちゃ良い。最大の必聴作が遂に陽の目を見た。
IT-1195 DUELLO MADRE / Same CD \2700
 08年リマスター・見開き紙ジャケットにて出直し。73年リリースのジャズ・ロック作。IL VOLOのベーシスト、BOB CALLERO在籍作として知られ、ギターはNUOVA IDEAを経て彼と共にOSAGE TRIBEにも在籍。また、CIRCUS 2000からやって来たドラマーは後にNOVAへ参加。フルート、サックスらの管楽器を加えたサウンドで、1曲目のヴォーカル・ナンバーにはカンタベリーとイタリアをミックスしたテイストがあり、2曲目も地中海というよりは英国を連想させ、PICCHO DAL POZZOらと同類のしたたかな匂いを感じる。プロデュースはGIAN PIERO REVERBERIでキーボードも少し弾いている。
IT-1831J E.A.POE / Generazioni (Storia Di Semore) CD \3390
 「エドガー・アラン・ポー / 世代(反逆の物語)」 <リマスターSHM-CD・限定紙ジャケット> イタリアン・プログレの中でもシンフォニック系に限定するなら1、2を争う激レア・アイテムとして知られる74年リリースの作品。彼ら唯一のアルバムだ。不利な条件の中、3日間で録音し仕上げたものらしく、ベースなど荒さも露出しているが、哀愁漂う控え目なヴォーカル、少々ジャージィでメロウなギター、クラシカルなキーボードなどアンサンブル指向の整合感が美しく、オルガンが先導するナンバーはオルメに近い。中盤がハイライトだろう。解説・歌詞・対訳付き。国内盤
IT-1626 EMILIO LOCURCIO / L'eliogabalo - Operetta Iperrealista CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! PIERROT LUNAIREやTERESA DE SIOが参加していることで知られる77年のコンセプト・アルバム。ロック・オペラとなっており、LUCIO DALLAやROSALINO CELLAMARE(現RON)ら一級ヴォーカリストが参加しているが、ポップとも歌物とも一線を画す攻撃的でプログレッシヴなアレンジが聴き所。クラシカルなピアノやヴァイオリン、エキセントリックなギター、メロトロンらもポイントとなり、当時のイタリアならではの想像性に富む内容を見せる。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1627 EQUIPE 84 / ID CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! メロトロン・ファン必聴アイテムとして語られる70年リリースの4作目。クラシカルでイタリア特有の翳りが覆い、シーンの黎明期に制作されたにもかかわらず、ハモンド、ピアノ、ハープシコードなどキーボードをふんだんに使用したシンフォニックでプログレッシヴな名作だ。哀愁を感じさせるも、甘く優しいヴォーカルが聴き手の心を酔わせる。ドラムスはPFMのチョッチョ。FORMULA 3あたりのイメージにも近い。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-2096 EQUIPE 84 / Sacrificio CD \3200
 <300枚限定・伊盤初CD化> シンフォニック・プログレとして彼らの作品を評価すると本作が最高作だろう。74年リリースの7作目で、曲によってオーケストラもフィーチャーし、GIANNI D'ERRICOやNUOVA IDEAのメンバーを助っ人として要所に配し、リズム・セクションやギターのテクニカルな小技を効かせたサウンドは他のラヴ・ロック・バンドとは一線を画するもの。そして極上のヴォーカルが甘く歌い上げる。情熱があふれ出し走り出す後半はイタリアン・ロックのハイライトだ。ボーナスとしてアルバム未収の75年〜77年の極上シングル3枚と、プロモ盤収録曲、さらに未発の英語ヴァージョンなど計9曲入り。デジパック&リマスター。
IT-1628 ERA DI ACQUARIO / Antologia CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! シチリア出身の彼ら。唯一作となる73年リリースの本作は独特だ。美しいフルートやクラシカルなアコギ、たおやかでメロディアスなヴォーカル、フォーク・タッチとも言えるアコースティックな詩情が流れ出す曲と、ニュー・トロルスを思わせるアグレッシヴながらもポップな感覚のあるサウンドをバックにハイトーンで歌い切るハードな曲が同居しており、当時のシーンの層の厚さを物語る。ギタリストは2nd後のイル・ヴォーロに加入していたようだ。紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-0542 FABRIZIO DE ANDRE / Creuza De Ma CD \3000
 MAURO PAGANIとの共作と言っても差し支えない84年リリースの傑作。24ビット・デジタル・リマスターにて出直し。PAGANIは作曲、アレンジ、そして、ヴァイオリン、フルート、サズ、ブズーキらと、彼が吸収した地中海音楽のすべてを、光と香りを添えてこの作品に注ぎ込んだ。FRANCO MUSSIDAも参加し、この時期のPFMでは見られなかった真価を発揮。ANDREのひなびた声でせつせつと歌われていく中、鮮やかなコントラストが映し出され、聴く毎にその迷路のような道筋で新たな感動を覚える。
IT-2005 IL FAUNO DI MARMO (THE REBUS) / The Rebus Years 2001-2012 2CD \3200
 2014年度イタリア再発の超目玉! 70年代からタイムスリップして来たかのような伝説のヘヴィ・シンフォ・バンド、THE REBUSの驚愕の音源集。現在IL FAUNO DI MARMOに改名しており、最新作、CANTI RACCONTI E BATTAGLIEが当店でロング・セラーとなっている彼ら。結成は01年。レコード・フェアやライヴ会場のみで売られたというREBUS名義の2枚の激レア・スタジオ作、THE REBUS(02年)と傑作ACROTERIUS(05年)のリマスターに、ボーナスを1曲加えた2枚組だ。彼らのサウンドは言われなければ完全に70年代の音。吹き荒れるフルート、攻撃的なギター、プログレッシヴなオルガン、妖しいシンセ、ワイルドなヴォーカル、豪快に畳み掛けるリズム・セクション。そして、ヴィンテージ感あふれる曲調。ビリエット・ペル・リンフェルノの邪悪さ、カピトロ・セイの切れ味、セミラミスの狂気といったものが浮かぶ。鮮烈に切り返すアコースティックな地中海色も映え、インパクトは壮絶だ。イタリアン・プログレ・ファン必聴!
IT-1651 FESTA MOBILE / Diario Di Viaggio Della Festa Mobile CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! この年代のイタリアン・ロックにはびびるほどピアノが上手いバンドが幾つかあった。スタジオ・ミュージシャンのシークレット・リリースとも言われる73年の本作も正にそうで、その正確さと痛快さはもう快感。でも、ただテクニックのみの作品ではなく、鋭いハープシコード、シンフォニックなストリングス・シンセ、感情的なギター、そして、何よりもメロディアスなヴォーカルと、作曲のセンスも素晴らしい。数人は後にバリチェントロを結成。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-0864 FLEA / Topi O Uomini CD \2600
 しばらく廃盤だったイタリアン・ハードの名作のひとつ。イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスターで出直した。72年リリース。ETNAの前身バンドだが、こちらはイタリア屈指のリズム・セクションをフィーチャーした、痛快極まりないハード・プログレとなっている。重量感のある変拍子をビシバシと決め、伊語の歌メロのメロディーも良く、迫力の内容でズンズン迫る。イタリア色強し。ベースはL'UOVO DI COLOMBOへ、ドラマーはETNAを経てGOBLINへ。
IT-1652 FORMULA 3 / Dies Irae CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 70年リリースの1st。ALBERTO RADIUS(G/VO)、GABRIELE LORENZI(KEY/VO)、TONY CICCO(DR/VO)が結成した伝説のトリオ。ヘヴィながらも郷愁を秘めたギターとハモンド、荒くもタイトなドラムス、そして3人がそれぞれ取る個性の違ったヴォーカル。インストを重視したプログレ指向と、甘い切なさでヒットを狙うポップさが混在しており、この音楽性は彼らが当時残した4枚のアルバムすべてに共通している。合唱をドラマチックに導入したタイトル曲、怒りの日は衝撃的だ。紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1689 FORMULA 3 / Same CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 甘くて切ないポップを過激でプログレッシヴな演奏で聴かせる71年リリースの2nd。ヒット性を持ちながらも、ニュー・トロルスのそれとはまた違うキャラを確立しており、全曲モゴールとバッティスティによる作詞作曲も手伝って、当時、最もポピュラーなロック・バンドとなった。地を揺るがすハモンド、闇を切り裂くギター、雷鳴のようなドラムスで構成される演奏と、シンプルでキャッチーなカンタウトーレ・スタイルのヴォーカル、この対比、共存が生み出すサウンドはイタリアならでは。紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1981 FORMULA 3 / Sognando E Risognando CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> イタリアン・プログレッシヴの必聴名作の1枚。72年リリースの3rd。刻々と表情を変える夕刻の風景、そして闇に包まれていく瞬間。そんな、オープニングから一転し、感傷的なヴォーカル・パートへ。ヘヴィでかつ泣きのギター、ワイルドなハモンド、プログレ然としたムーグ、シンフォニックな叙情をたたえるストリングス・キーボードらが渦巻き、最も日本人好みのメロディアスでドラマチックな展開を終始見せる傑作。唯一無二の音楽性のトリオ作。
IT-1982 FORMULA 3 / La Grande Casa CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> ラディウス作曲による1曲目(中間部は涙なしでは聴けない)はそのままイル・ヴォーロへ結び付き、3人の共作による3曲目は感動な出で立ちのシンフォニック性を見せつける。また、旧B面はすべて、モゴール&ロレンツィ作詞曲によるもので、バッティスティの影からは脱したものの、逆にバッティスティに近づいたような作風。ピュアな歌心と沸き立つような叙情美だけを抽出した彼らの73年リリース・ラスト作4th。イタリア珠玉の詩情と狂おしい美!
IT-1219 FRANCO BATTIATO / Fisiognomica CD \2600
 08年デジタル・リマスター盤。イタリアン・ポップス史を変えたとまで言われる彼の88年リリースの大傑作。当時は聴き慣れないデジタル・サウンドも今聴くと、より生オケ、ピアノ、合唱団に溶け合っている。これってワインの熟成のようだ。それが音楽で起っている。優雅なルネッサンス色を持ち、憧憬が映し出され、イタリアの華やかな至高の時間が流れる。マスター・テープのフォトやオリジナル・レコードのラベル&内袋も掲載。スーパー・ジュエル・ケース仕様。
IT-1430J I GIGANTI / Terra In Bocca CD \3590
 「ジガンティ / 犯罪の歌」 09年リマスター・SHM-CD。見開き紙ジャケット仕様。ポスター、リーフレットもCDサイズで封入。71年にマフィアをテーマにリリースされたコンセプト作で、作曲はヴィンチェ・テンペラ、助っ人ミュージシャンとしてラッテミのギタリストやアレアのベーシストなど有能な人材が投入されたスリリングで重厚な豪傑作。マスターは当時RIFIからレコード化されたほうのオリジナル・ヴァージョンを採用。イタリアではオンエア出来ない、と言われるリアルな歌詞の対訳と、歌詞・解説付。国内盤
IT-2255 GLAD TREE / Ostinatoblu CD \2500
 PROCESSIONのオリジナル・ギタリスト、MARCELLO CAPRAのアコースティック・プロジェクト2017年作。彼はバンドを離れた後、セッション・ミュージシャンとなり、ソロでも作品を数枚リリース。フラット・ピッキングから繰り出される早弾きは圧巻で、かつバート・ヤンシュのようなスタイルを持ち、エレクトリックも交えた彼のギターと、フルート、ホルン、ベース、キーボード、曲によってヴォーカルが入る編成で、クラシック、ジャズ、フォークらがミックスされたハイブリッドなスタイルで聴かせる。ラストはタルもやっているバッハのブーレ。
IT-1968 GOBLIN / Roller CD \2500
 リマスター2012年盤。プロフォンド・ロッソとサスペリアの間、76年にリリースされた2作目。メンバー・チェンジがあり、フレア、エトナを経た凄腕ドラマー、AGOSTINO MARANGOLOを迎え、また、キーボーディストをもう一人加え、ツイン・キーボード編成で制作された。繰り出されるスリリングなサウンドは、クリアーでかつダイナミックなジャズ・ロックとなり、シモネッティが考案する独特のシンセ・フレーズを骨子に発展していく。彼らのオリジナル・アルバムとして、ぜひ聴いておきたい1枚。
IT-1315 GOBLIN / Il Fantastico Viaggio Del Bagarozzo Mark CD \2500
 3面開きデジパック&リマスター08年盤。彼らの作品の中で最もシンフォニックな1枚。78年リリースの4作目。サウンド・トラックから離れ、彼らの中で唯一ヴォーカルをフィーチャーしたオリジナル・アルバムで、イタリアン・シンフォとしてのドラマチックな内容を鋭角的なイメージを発散させながらテクニカルな演奏で聴かせる。メロディアスさがきらきらと光り、ジャズ・ロック的なイメージやサスペリアの印象を覆すはず。ジャケでパスしていた方も多いのでは。芸風の達者さではある意味ニュー・トロルスに匹敵。
IT-1785 GRUPPO 2001 / L'Alba Di Domani CD \2500
 イタリア盤初CD化。72年にナポリのマイナー・レーベルからリリースされたサルディニアのグループ。彼ら唯一のアルバムで、1曲目はロカンダを思わせる畳み掛けと甘いヴォーカルが交差するイタリアン・シンフォのハイライトのひとつ。その後も、たおやかな歌心をメインにメロトロンが遠鳴りするなど、ファンタジックな叙情性とプログレッシヴなアレンジを交え、淡い陽射しを感じるノスタルジックさに包まれていく。クラシカルさには宗教色も秘め、本土のバンドとはどこか違うエキゾチックさも魅力。見開き紙ジャケット&72年のシングルからボーナス1曲入り。
IT-1086 GRUPPO D'ALTERNATIVA / Ipotesi CD \2600
 72年という黄金期にリリースされた1枚。フルート、バスーンの管楽器に、ハモンド、ギター、ヴォーカルがイタリアの情緒を描き、クラシカルな面も見せるが、統制されストイックでテクニカルな意思の固さを持っており、情熱にまかせて展開していく他のイタリアン・ロックとは一線を画す。後のカンタベリーを思わせるような熱くならないジャズ・ロック思想もあり、でもそれが、たまんなくイタリアなのが本作。プログレッシヴな完成度はかなり高い。美意識を失わない当時の異色作。見開き紙ジャケット。
IT-1196 HOSTSONATEN / Winterthrough CD \2600
 四季シリーズの冬。純スタジオ作としては01年の名作、SPRINGSONG以来の6年振りとなる08年作。しんしんと雪が降るロマンチックさを感じさせる内容で、ギター、ピアノ、オルガン、シンセ、メロトロン、管楽器らが織り成すピュアーラヴなサウンドに包まれる。全編インストで切れ目なく曲がつながって行き、クリーミィーなほどメロウだが、流行のメランコリックな音響派にはならず、幻想に思いがあふれ、これぞシンフォニック・ロックと叫びたい、けっして弾き倒しからは生まれない高貴さとドラマチックさがある。6曲目で涙しない人は居ないと思う。見開き紙ジャケット。
IT-1352 HOSTSONATEN / Springsong (remake 2009 version) CD \2600
 01年にリリースされた叙情派シンフォの名作、スプリングソングの09年リメイク版。オリジナル・トラックをベースにアレンジが加筆され、サンプラーだったものを生メロトロンへ差し替え、ベース・パートを録り直し、パーカッションら細部への追加録音、そして未発の関連作から13分の組曲のボーナス収録、作品のイメージを沸き立たせる新たなジャケット・ワークなど、もう新作と言ってもいい内容となった。リコーダー、フルート、ヴァイオリンらの詩的要素もさらに際立ち、初期アンソニー・フィリップスにも似た、ロマンが香る傑作度が確実に増した。見開き紙ジャケット。
IT-1404 HOSTSONATEN / Autumnsymphony CD \2600
 09年作。四季シリーズの秋。その季節感というか、夏が過ぎた寂しさと、落ち葉が舞う哀愁が見事に描かれていると思う。ジェネシスチックでギターが泣きまくる2曲目、ヴァイオリン、フルート、ピアノがリリカルな温かみを届けてくれる3曲目、突如来る木枯らしのようなフリー・パート、まさに秋空の夕暮れを映し出す美しいオーケストレーション、どこまでも感動的だ。6曲目でのトランペットからバグパイプへメロが受け継がれる瞬間のリアルな郷愁。ジャズ風味を持ち、メロトロンが冬の足音のように忍び寄るぞくぞく感。女性スキャットが入るラスト2曲はもうすっかり晩秋といった感じで、悲しみが止まらない。必聴傑作! 見開き紙ジャケット。
IT-1597 HOSTSONATEN / Summereve CD \2600
 傑作必聴シンフォとなった2011年作。四季シリーズ完結編「夏」だ。こんな感動的な作品とリアルタイムで巡り合えるって素晴らしい。フルート、オーボエ、弦楽四重奏も配し、この美しい完成度を目にし稚拙な表現で申し訳ないが、ジェネシスシンフォをベースにニュー・トロルスのリリカルなクラシカルさを加えた、とでも言えば少しは伝わるか。力強い太陽、イタリアにみなぎる光り、風が戯れる碧い海、そんなドラマチックさの中で、ロマン香る「春」から、哀愁の「秋」へ移り変わっていく、ある意味、主役が描かれており、実はここが「始まり」なのかもしれない。愛聴してください。見開き紙ジャケット。
IT-2127 HOSTSONATEN / Symphony N.1 - Cupid & Psyche CD \2800
 スモール・オーケストラとバンドを融合させた本格的なクラシカル・ロック・シンフォニーの2016年作。ギリシャ神話をコンセプトに展開する全編で生管弦が高鳴る艶やかな作品で、見事なオリジナル・クラシック・コンポーズが花咲いている中、ハモンド、ムーグ、メロトロン、そして、エモーショナルな泣きのギターなどファビオ・ズッファンティならではのプログレッシヴ・ロック・アイテムを織り込んだ実にアトラクティヴな内容となっており、ニュー・トロルスのコンチェルト・グロッソ風の儚い切なさも漂わせるなどリスペクトを感じさせるバロック風味も灯した、万人のイタリアン・シンフォ・ファンへ絶大なアピールを示している。見開き紙ジャケット。
IT-0580 HUNKA MUNKA / Dedicato A Giovanna G. CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 本名ROBERTO CARLOTTO。メロトロン、ハモンド、さらにオーケストラを加え、シンフォニック&ドラマチックに盛り上がるプログレッシヴな歌物の名作。イタリア黄金期72年のリリース。哀愁に満ちあふれたメロディーとヴォーカルはまったく日本人好みのもの。メロトロンとハモンドとオーケストラの3重重ねのなんと劇的なこと。あの4曲目がなんの歪もなく聴けます。リマスターに感動。BMG ITALIANAに感謝! 変型ジャケット!! 歌詞内袋付き。完璧か。*完全初回限定盤!
IT-0800 IBIS / Sun Supreme CD \2600
 結局、歴史は繰り返されているが、本バンドも法的な制約上イビスと名乗っているだけで、ニュー・トロルスに違いなかった。UTでヴィットリオと本メンバーが分裂し連名作をリリース後、さらにオリジナリティーを求め74年に制作されたのが本作。元アトミック・ルースターのドラマー、RIC PARNELLを迎え、アルバム両面とも組曲形式で力のこもった展開を見せ、細やかなシンフォ・アレンジが全体に施されている。NICO DI PALOのギターやヴォーカルの個性が生かされ、MAURIZIO SALVIのキーボードもかなりテクニカルに構成されている。イタリア盤見開き紙ジャケット
IT-2256 ISPROJECT / The Archinauts CD \2800
 メロトロンがメインとなり、シンセ、オルガンも加わって壮大な叙情をドラマチックにあふれさせるオープニング。まるで地元のアンドリアの広大な草原を映し出すかのようなサウンドだ。若い男女デュオ英ヴォーカル(女性は美声)を中心にした2017年デビュー作で、ファビオ・ズッファンティの協力の元、彼のバンド、Z-BANDのメンバー(G/Key/Dr/Sax&Flute)らが参加。結果、HOSTSONATENの冬編あたりを思わせるロマンチックさに適度なヘヴィさがミックスされ、さらに、ジェネシスなど英国プログレが垣間見える。ただ、なによりも自然なフレッシュさが引き出されており、風通しが良く、爽やかな美観が浮かび上がる力作となっている。見開き紙ジャケット。
IT-1087 JACULA / Tardo Pede In Magiam Versus (35TH ANNIVERSARY EDITION) CD \2980
 - ヤクラ - この響きは別格だ。コレクターにとってはPFMよりもBANCOよりも夢に現れた幻だった。ずっと噂されていた35周年記念スペシャル盤。デジタル・リマスター、3面開きデジパック、ボーナス・トラック、ヴィデオ・トラック入りというイタリア・ファン必携の仕様。パイプ・オルガンと女性ヴォーカルを中心に生み出される、ヨーロッパのキリスト教土が生んだ72年の傑作。かつて、伝説の中で眠り続けた孤高のアルバムだ。邪悪な異教、オカルティックなイタリアの闇に包まれる。BARTOCCETTIは前身のINVISIBLE FORCEや、後のANTONIUS REXも含めて同じ曲を繰り返し収録しており、ドラキュラ伯爵のようにこの年代をさ迷っているが、本作の圧倒度を超えるテイクはない。グレゴリアン・チャントが荘厳に覆うボーナス&ヴィデオは73年の未発曲。ただし、本当の年代かどうかはまたしても不明。
IT-0861 JUMBO / DNA CD \2600
 72年リリースの2nd。シンフォニック性が爆発している3rdとは違って、こちらはJETHRO TULLがピザ釜で焼きあがったようなアツアツのヘヴィ・シンフォの傑作。英国で生まれた知能的なハード・プログレッシヴの論法を、地元産のオリーブ・オイルやトマトで味付け。影を落とす邪悪な闇と、強烈なアイデンティティーに圧倒。クセの強さだと、パレポリ・クラス。イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-0143 JUMBO / Vietato Ai Minori Di 18 Anni? CD \2600
 73年リリースの名作。とにかく、1曲目から2曲目あたりのインパクトがもの凄い。とてつもない音数がまとまって、ドーッと走り出すような。シンフォニックな壁というよりは、塊。そして、展開の鮮やかさ。ピアノとヴァイオリンのクラシカル美にうっとりとしていると、またまた怒涛の演奏が押し寄せてきて圧迫されてしまう。これぞ、イタリアン・シンフォの醍醐味。イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-2262 KERYGMATIC PROJECT / Chronicles From Imaginary Places CD \2700
 キャッチーに迫るキーボード・トリオの2017年作5th。コリンズ・ジェネシスからの影響を感じさせながらも、エマーソン・レイク・アンド・パウエルのような派手さも持つ。きらきらとしたキーボードとポップなヴォーカルの組み合わせが特徴で、パワフルなドラミングと80年代風のポリシンセやブラスシンセが目立つが、中にはオルメ調のアナログ感もあり、イタリアン・レジェンドからの影響も語っているのが分かる。歌詞にはゴシック小説やイギリスの劇作家〜ロマン派の詩を用いた組曲もあり、意外と奥が深い。デジパック。
IT-2263 KU.DA / Kudalesimo CD \2700
 多様な音楽性を誇っていた70年代のイタリアン・プログレ。北イタリアから浮上した若手4人のデビュー作となる本2017年作もイタリアのアイデンティティを感じさせながらもピーター・ガブリエルの3rdソロあたりの毒気と現在のポストをミックスさせた、プログレッシヴ・ロックのカテゴリーに入れることが出来る個性的な内容となっている。メンバーはオーディション・プログラムで賞を取っており、スキルも十分。ヴォーカルを軸にしているが、サウンドは屈折と刺激が入り混じり、ヴァイオリンも入る。サイケデリックな幻影も。
IT-2135 LATTE E MIELE / Passio Secundum Mattheum CD \2500
 イタリアン・シンフォニック・ロックの10指に数えたい72年リリースのデビュー作。バッハのマタイ受難曲をベースに混声合唱団とパイプ・オルガンをバンドの演奏と同等にフィーチャーした、クラシカル・ロックの傑作。基本はキーボード・トリオだが、ギターも独特で印象に残る。だが、彼らの場合なんと言ってもヴォーカル・パートの良さで、温かみと愁いが混じり合い、時が深呼吸するかのような詩情があまりにも美しい。2014年の再録ヴァージョンも必聴傑作となってた。74年のシングルから儚い名曲MESE DI MAGGIOボーナス入り。
IT-1679J LATTE E MIELE / Aquile E Scoiattoli CD \3390
 「ラッテ・ミエーレ / 鷲と栗鼠」 ドラマーによって再編され、76年にMAGMAレーベルの1番としてリリースされた3rd。旧B面すべてを使った、型にとらわれない自由な展開を見せるファンタジックなシンフォニック・ナンバーや、比類なき哀愁に満ちた3曲目など、本作もまた愛聴すべき名作だ。PAPILLONの延長線上にあるサウンドとは言え、クラシックをベースにした作曲やテクニックの面ではツイン・キーボード編成で聴かせる本作のほうが上。なお本CDには、初CD化となるファン必聴の76年にGROGとMAGMAレーベルからリリースされたアルバム未収シングル3曲をボーナス収録。2011年リマスターSHM-CD紙ジャケット・解説・対訳付き。国内盤
IT-1275 LATTE MIELE / Live Tasting CD \2800
 イタリア・ファン必聴の最新ライヴ08年盤。オリジナル・メンバーの3人に3rdのベーシストともう一人キーボーディストを加えた5人編成。組曲・受難劇でいきなりドラマチックに幕を開ける。メロトロンこそ使っていないが、女性合唱団もフィーチャーされ、しかも新たな小曲が加筆され20分少しのコンパクトな展開ながらオリジナルの感動を再現するには十分なアレンジだ。合唱団にねばっこく絡むギターなど当時の雰囲気をとどめている。続くは組曲パピヨンから3曲。クラシカルな気品と甘いヴォーカルが最高。鳥肌が立ちまくる。さらに組曲パヴァーナが続く。20分超えのアレンジでこちらも小曲が加筆されている。ダイナミックな展開から夕暮れ叙情を映し出す壮大さがシンフォニックに広がる。ラストは6分の新曲で、ニュー・トロルスを思わせる佳曲。プログチッタ有力候補です!
IT-1935 LATTE MIELE / Passio Secundum Mattheum - The Complete Work CD \2800
 シンフォ・ファン必聴傑作! イタリアン・ロックの不朽の名作「受難劇」がリメイク、新たに完全版として録音された。全パートを再考し、タイトルと組曲の流れを一部変更しながら、新たに7つのパートを加え、オリジナルと同じく混声合唱団やパイプ・オルガンをフィーチャーし、さらに弦楽四重奏を加え制作。荘厳なクラシカルさにアグレッシヴさも持ち合わせ、かつナイーヴなヴォーカルでロマンを灯す壮大なスケールは古典絵画の如く、圧巻のドラマチックさで迫ってくる。オリジナルにあった、あの早春の夢のような香りを残しつつ、生弦が効いたシンフォニック色、イタリアならではの宗教色が濃くなった。単なるリヴィジテッドを超越した奇跡的な内容となっている。アルド・デ・スカルツィ、ジョルジョ・ダダモ、リノ・ヴァイレッティ、アルヴァーロ・フェッラ、ソフィア・バッチーニ、エリーザ・モンタルド、ロベルト・ティランティらのナレーター陣も豪華。
IT-0147 LEO NERO / Vero CD \2500
 IL BALLETTO DI BRONZOのGIANNI LEONEが77年にリリースした1stソロ。非常にイタリア然としたメロディアスなヴォーカルを中心に盛り上がるシンフォニックな前半、YSを思わせる複雑なキーボード・プログレッシヴ・サウンドを聴くことが出来る後半、ともに情熱がほとばしり、リスナーを離さない。後半部分にはイル・バレの3作目用の曲として書かれていたパーツを含んでいるとか。
IT-0665 I LEONI / La Foresta CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 唯一の本LP(71年)とシングルを2枚リリースしたピエモンテのトリオ。VO/KEY、G/B/FLUTE、DRの編成。曲は後にプラヴォやベルテのプロデューサーとして知られる別の人物の手によるもの。イタリア然としたオルガン、美しいピアノ、淋しく響くリコーダー、たおやかな旧ラテン語のヴォーカル、一転して展開される邪悪なヘヴィ・プログレッシヴ・ナンバーなど雰囲気十分。この影と叙情の混在はイタリアならでは。イメージとしてEQUIPE 84に近いメロディアスな音。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-1632 LIBRA / Musica E Parole CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 同年代のPFMにも通じるテクニカルでかつメロディアスなサウンドを聴かせる75年リリースの1st。アコギをバックにイタリア然としたヴォーカルをたおやかに歌うパートと、元BUON VECCHIO CHARLIEのキーボーディストがハモンド、ムーグ、クラヴィ、ストリングス・シンセ、ローズらでもたらすプログレッシヴ色、絡みつくようなギター、熱いリズムらのジャズ・ロック指向が一体となって繰り広げるホットでややハード・タッチの内容。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-0786 LOCANDA DELLE FATE / Forse Le Lucciole Non Si Amano Piu CD \2500
 美の衝撃が走る傑作。77年リリース。もちろん、アルバム後半や、シンフォニックな波が幾度も押し寄せてくるラストも鳥肌ものだが、胸のすくようなインストの1曲目のインパクトときたら1回聴いただけで忘れられない。数多いイタリアン・シンフォの名作群の中で、MAXOPHONEと並ぶ屈指の構築美サウンドをテクニカルな演奏でシンフォニックに描き切る不朽の名作。ロマンチックに統一されたトーンはイタリアNO.1か。名シングルからボーナス1曲入り。
IT-1999 LOCANDA DELLE FATE / Homo Homini Lupus CD \2800
 2000年にリリースされ、イタリアン・プログレッシヴ・ロック・ファンを驚かした2ndアルバムの2014年新装盤。オリジナル・メンバー5人に、1曲のみミケーレ・コンタも加わっており、現在は復活しバンドに参加しているリード・ヴォーカリストのレオナルド・サッソを抜いた編成で録音されている。2人のギタリストが歌うヴォーカルをメインにした、たおやかなサウンドだが、フルートも加わり、美しい詩情と歌心にあふれる叙情はまさにあの妖精ロカンダの世界。心打たれる美しいメロディーとアンサンブルはイタリアン美学の結晶だ。ロマンが煌く。見開き紙ジャケット。
IT-1725 LOCANDA DELLE FATE / The Missing Fireflies CD \2200
 必聴! 伊意LE LUCCIOLE MANCANTIと題された2012年作。オリジナル・メンバーのヴォーカル、キーボード、リズム・セクションに、新たなギターともう一人キーボードを加えた6人編成により4曲を新録。タイトルから察することが出来るように、あの77年の傑作アルバムに収録出来なかった初スタジオ録音となる8分前後の傑出した2曲を含み、しかも、ロカンダ・サウンドを生み出していたミケーレ・コンタ(現在ソロを制作中)のペンによるものなので、ロマンと叙情を結集させたシンフォニック・ロックとなって甦り、感動を呼ぶ。また、77年のライヴが3曲追加収録されており、オーディエンス録音で、メロウ盤とテイクも違う。
IT-2128 LOREDANA BERTE / Streaking CD \2200
 <2016 REMASTERED EDITION> フリー・セックスを歌ったコンセプトとヌード・ジャケットで論議を呼んだ74年デビュー作。結局、RAIのお叱りを受け、アナログ初回盤は回収となり、高値のコレクターズ・アイテムとなった。ヘヴィなベースとクラヴィがメインとなった1曲目や、ストリングス・シンセが緩く流れ語りのようなヴォーカルで聴かせる2曲目など、明らかに当時のポップ・スタイルとは違い、すでにデビューし正統派の女性ヴォーカリストとして高い評価を受けていた姉のミア・マルティーニに対する反発だったとも言われている。それでも終盤には甘いイタリア然とした曲もあり、必聴だ。3曲目はプログレ・バンドのI LEONIの曲。作曲者が同じで、この作曲者は本作のメイン・コンポーザーである。
IT-2167 LOREDANA BERTE / Normale O Super CD \2200
 <2016 REMASTERED EDITION> IL VOLOのマリオ・ラヴェツィがプロデュースし、ヴィンチェ・テンペラがアレンジを担当した彼女の76年作2nd。音色的にギターとキーボードもこの2人だろう。作曲にも参加しており、イタリアの女性ヴォーカル物だと同時期のパティ・プラヴォやマルチェラと並ぶIL VOLOが映る傑作だ。優雅なオーケストラと併用されるハモンドやソリーナ、切り込むようなアレンジも多用される弦セクションなどドラマチックな曲も変化に富み、ハードなナンバーまで収録されている伊プログレ・ファンも聴き逃せない屈指の名作となっている。
IT-1146 LUCIANO BASSO / Voci CD \2700
 76年リリースの名作。1曲未発ボーナスを加えて見開き紙ジャケット&リマスターにて待望の出直し。ソロ名義だがバンドを主体とする完全なイタリアン・プログレッシヴ・ロック作で、クラシカルなピアノなどレアーレ・アカデミア・ディ・ムジカを思わせ、また、ヴァイオリン、チェロ、ハープシコード、女性コーラスも本格的に織り交ぜ、タイトなリズム・セクション、ハモンド、ギターがダイナミックさを出す。ジャケットからシンセ物、または弦オケ入りのシリアスもの、と思わないように。ボーナスは75年のスタジオ・セッション。
IT-1232 LUCIANO BASSO / Cogli Il Giorno CD \2700
 78年リリースの2nd。レコードがレアだった為、1stのVOCIより知名度は落ちるものの、本作はイタリアならではの作り込まれたクラシカル・プログレの必聴作。美しくパッションに満ちたピアノ、絡み付くギター、ヴァイオリン、チェロ、ファゴット、フルート、隙間を埋めるストリングス・シンセなど、リズム・セクションは入らないものの、見事なまでにイタリアン・ロックの美景を映し出している。オパス・アヴァントラ張りのオペラチックな女性ヴォーカルも妖しく印象的。リマスター&見開き紙ジャケット。ライヴの1曲ボーナス入り。
IT-1056 MADRUGADA / Same CD \2600
 74年リリースの1st。ヴォーカルとハーモニーを聴かせるややラヴロック風でもあるが、実はこのバンド、キーボード・トリオであって、その作風はE.L.&P.と対極する。ピアノ、エレピ、オルガン、ソリーナが瑞々しくバックを務め、タイトなリズム・セクションが引き締める。あまり感情を表に出さない清楚さがポイントで、若く淡い詩情にあふれ、この質感と作品全体から浮かび上がる印象は他のイタリアのグループとは一線を画しており、イタリアン・ロックを聴き込まれた方ほど本作のオリジナリティーが見えると思う。軽いジャズ・ロック・ノリや、後半ではイル・ヴォーロを思わせるシンフォニックな大曲もあり、イタリアにしてベタつかない希有の名作。当時のライヴ2曲、初期デモ、06年新録のボーナス4曲入り。見開き紙ジャケット。
IT-1057 MADRUGADA / Incastro CD \2600
 77年リリースの2nd。ヴァイオリンにルチオ・ファブリを迎えるなど、ゲストの力もありプロダクションがアップした。特に大曲の1曲目はイタリアならではの美的センスに満ちたジャズ・ロック寄りのシンフォで、音色も含めてイル・ヴォーロを思わせる。地中海も見え、彼方へ飛翔するエフェクティヴなギター、ヴァイオリン、フルート、そして歌心あふれるヴォーカルなど、1stにあった希有の淡い詩情は青春を通り抜け大人になった。後半ではカンタベリー風のテクニカルなサウンドをメロウに聴かせる。しかし、これがまたイタリア的! 3年を経た2作、両作ともそれぞれ違った良さがあり、甲乙付け難いと思う。当時のライヴから3曲ボーナス入り。見開き紙ジャケット。
IT-1526 MARCELLA BELLA / Original Album Series 5CD BOX \3300
 ワーナー・ミュージック・イタリアから5枚組2010年限定ボックス。リマスター&紙ジャケットにて収納。イル・ヴォーロと切っても切れないのが、この70年代のスーパー・女性ヴォーカリスト、マルチェラだ。もう、彼女の単独アルバムの再発なんてありえないだろう、と思っていたら、なんと、まさかの1stから5th(ライヴ盤除く)の5枚の初期スタジオ作が一気に再発となった。イ・プーで知られるジャンフランコ・モナルディのオーケストラに包まれるデビュー作にして名作の72年作、ラディウスやダッラーリオがロック色を持ち込み、かつオケを効かし、彼女のチャーミングさに抵抗出来ない73年作、同じく、ラディウス、テンペラらの演奏が一聴でそれと分かる74年作、ラヴェッツィ、テンペラのシャープなプレイとモナルディのオケを組み合わせ、彼女の歌唱力も一段とアップした76年作、テンペラ、ラディウス、ラヴェッツィらがこぞって参加し、イル・ヴォーロの香りを織り交ぜ、オケもイタリア然と加え、天性の妖艶なヴォーカルで圧倒する77年作の5枚。すべて必聴名作! 収録アルバム:TU NON HAI LA PIU PALLIDA IDEA DELL'AMORE ('72)、MI... TI... AMO ('73)、METAMORFOSI ('74)、BELLA ('76)、FEMMINA ('77)
IT-1458J MARIO PANSERI / Adolescenza CD \2050
 「マリオ・パンセーリ / 秘められた記憶」 09年リマスター&見開き紙ジャケット。正直、この作品がまた国内盤で出るとは思っていなかった。73年にリリースされた故パンセーリの2作目。ピアノとオーボエが木枯らしに舞う落ち葉のような光景を描き、切々と温かなヴォーカルで歌い出される。小説を基にしたコンセプト・アルバムで、リズム・セクションなど甘くなりすぎないメリハリもあり、キーボード、フルート、ギターらがイタリア然としたシンフォニック色を醸し出す。遠い日を見つめる優しい歌心は絶品。歌詞・対訳付。国内盤
IT-2264 MARYGOLD / One Light Year CD \2800
 初期マリリオンに影響された彼らの11年振りとなる2017年作。94年にヴェローナで結成。ジェネシス、マリリオンのカヴァー・バンドとして地元で活動していた。06年のデビュー作からよりオリジナリティを高め10年近く構想を温めて録音されたのが本2ndだ。甘いトーンのエレクトリック・ギターと繊細なアコギ、オルガンやシンセなどバランスの取れたキーボード、少しガブリエルっぽいヴォーカル、そして時折入るフルートなど全体には月影の頃のジェネシスっぽさが強く、THE WATCHほどモロではないものの、曲は良く出来ている。
IT-1472 LA MASCHERA DI CERA / Petali Di Fuoco CD \2500
 イタリアン・プログレッシヴ・ロックの最高峰まで迫った感のある2010年作。PFMのチョッチョをプロデューサーに迎え、新たにギタリストを加え、力任せに展開していた初期から比べると曲は計算高く美しく磨かれており、アコギやピアノなど叙情的な部分にも溜め息が漏れる。もちろん、ヴィンテージ色はキープしたままで、シンセやオルガンが唸り、フルートが絡み付き、メロトロンが押し寄せる、といった本来のサウンドに新たな魅力がプラス。ギターが甘美に泣く5曲目、妖しさが立ち込める6曲目、ラッテミ級の美メロの7曲目など中盤はHOSTSONATENにも近いが、そういった印象をぶっ飛ばしてしまう程、後半は我が道を行き、感動を呼ぶ。シンフォ・ファン必聴!
IT-1811 LA MASCHERA DI CERA / Le Porte Del Domani (Italian Version) CD \2500
 必聴傑作。このアートワークで、えっ、と来ませんか。イタリアン・シンフォの最高峰を行く彼らによる、オルメの「フェローナとソローナの伝説」の続編。光りあふれる惑星と、闇に支配された惑星は、その後どうなったのか。そんなストーリーをオリジナルのフレーズや雰囲気を交えつつ、マスケラ然と炸裂するメロトロンやハモンド等のヴィンテージ感あふれるプログレッシヴ・サウンドで展開。超ドラマチックで感動的な内容となっている。ゲストでデリリウムのマーティン・フェデリックがフルートで参加。イラストは当時、レコードのジャケットを描いたアーティストによるもの。本盤はイタリア語ヴァージョン。見開き紙ジャケット。
IT-1812 LA MASCHERA DI CERA / The Gates Of Tomorrow (English Version) CD \2500
 必聴傑作。このアートワークで、えっ、と来ませんか。イタリアン・シンフォの最高峰を行く彼らによる、オルメの「フェローナとソローナの伝説」の続編。光りあふれる惑星と、闇に支配された惑星は、その後どうなったのか。そんなストーリーをオリジナルのフレーズや雰囲気を交えつつ、マスケラ然と炸裂するメロトロンやハモンド等のヴィンテージ感あふれるプログレッシヴ・サウンドで展開。超ドラマチックで感動的な内容となっている。ゲストでデリリウムのマーティン・フェデリックがフルートで参加。イラストは当時、レコードのジャケットを描いたアーティストによるもの。本盤はミックス違いの英語ヴァージョン。言葉による雰囲気の違いだけでなく、キーボードやギターなどの別ミックスにより新しいリスナーにもアピールする狙いがあり、単なる英語ヴァージョンとは意味合いが違う。これだけの傑作なので伊語ヴァージョンと合わせて両方持っていたい。見開き紙ジャケット。
IT-1188 MAURO PAGANI / Same CD \2700
 78年にリリースされた傑作1stソロ。PFM全員と、デメトリオ・ストラトスをはじめアレアのメンバーらをバックに、地中海プログレッシヴ・ロックを眩いばかりに展開。どの曲も光が生き生きとあふれ出るかのような、鮮烈な印象を残す。女性ヴォーカリストのテレーサ・デ・シオや、ブズーキなどの地中海民俗楽器の導入も新鮮な味わいで、当時、ここから地中海音楽に目覚めたファンも多いはず。リマスター、見開き紙ジャケット。
IT-1301 MAXOPHONE / Same (ITALIAN version) CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター&ボーナス2曲入り08年盤。イタリアン・ロック史のベスト10に誰もが入れるシンフォニック・ロックの大傑作。75年作。テクニカルでかつ叙情的なそのサウンドは、バロック音楽からの影響も強く、PFMに匹敵する出来と言える。たぶん、イタリアン・ロックの中で<最もイタリア色にあふれたインターナショナルな音>を聴かせるグループだ。イタリア語ヴァージョンに77年の必聴シングルの両面をボーナス・トラックとして収録。特にIL FISCHIO DEL VAPOREは一聴で彼らとわかる作風で良い。
IT-2205 MAXOPHONE / La Fabbrica Delle Nuvole CD \2800
 たった1枚のアルバムでレジェンドになった彼らの42年振りの2017年作。当時からのモダンなセンスに、あの中世的なノスタルジーを放つ雰囲気を交え、じっくりとスタジオで練り上げられた新作で、クラシックやジャズも取り込んだ音楽性は遜色なく健在。ヴァイオリンもフィーチャーし、ジェントル・ジャイアントが見え隠れする巧みで職人的な曲調にアルベルト・ラヴァシーニの歌声が響けば、もうマクソフォーネの夢世界。再編成組ではムゼオ・ローゼンバッハやラッテミと並ぶ当時色を残した新作となるのでは。イタリアン・ロック・ファン必聴! 見開き紙ジャケット。
IT-2100 METAMORFOSI / ...E Fu Il Sesto Giorno CD \2800
 イタリア盤・見開き紙ジャケット&リマスター2015年新装盤。なんと言っても郷愁誘うノスタルジックさが魅力の72年デビュー作。ハモンド、ピアノ、ハープシコードをクラシカルに操るキーボーディストと強力なオペラチックなヴォーカルは明らかに教会音楽の影響を感じさせるもので、バロックフルートやリコーダーを中世アンサンブル風に配したプログレッシヴな前半と、ヴォーカルをメインに宗教的なテーマを朗々と歌い上げる後半とに趣向が分かれているが、後半の宗教観こそダンテの神曲をコンセプトにした次作INFERNOへ発展したと思わせる。
IT-1090 METAMORFOSI / Inferno CD \2600
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。73年リリースの2nd。多彩で目まぐるしいキーボード群と、熱唱タイプのヴォーカルで押し切るイタリアン・シンフォの代表作。とにかくキーボードが手を変え品を変え出て来て、その度合いは半端じゃない。CDクレジットだと見逃してしまうが、組曲として構成された大作で、効果音も含めてきちんと作曲されている。よく教会の天上画を描く職人の試練話を聞くが、そんな大仕事の厳しさが宗教色と共に伝わってくる熱意の塊だ。イタリア人ならではのまっしぐらさが生んだ脱帽の1枚。リマスター。
IT-2180 METAMORFOSI / Purgatorio CD \2700
 ダンテ神曲3部作の煉獄篇としてリリースされた2016年作。彼らならではの宗教色を帯びた至高のイタリアン・シンフォとなっており、クラシカルなキーボード群と慈悲に満ちたヴォーカルにリズム・セクションが一体となり、まるで亡者を導くかのような重い展開を見せる前半、浄罪から天国へ登っていく壮大な後半、共にMETAMORFOSIの真骨頂だろう。73年のインフェルノから04年のパラディソを経て、ようやく抜けていた第2部となる本作プルガトリオが完成。こんなスケールで作品をリリースした彼らに惜しみない拍手を送りたい。イタリア人の芸術魂がここに。デジパック。
IT-1159D IL MITO NEW TROLLS / TR3 CD+DVD(PAL) \3200
 04年のコンチェルト・グロッソ1&2ライヴDVD! もうひとつのニュー・トロルス、IL MITO NEW TROLLSによるオーケストラとの共演ライヴ。NICO DI PALO、RICKY BELLONI、GIORGIO USAIらにEXTRAのメンバーとゲスト・キーボード・プレイヤーによる激クラシカル&ドラマチックな演奏。NICO DI PALOは終始立っての熱演。アンコールはオケをフィーチャーした禿山の一夜。これがまた重厚でカッコいい。トリプル・キーボードとオケが重なる迫力は相当なものだ。マルチ・カメラで捉えられたメンバーの表情やオーケストラのディテールも鮮やかに映し出されている。バックステージやリハのボーナス映像入り。CDは甘く華麗な、プー張りのポップな新曲6曲(NICO DI PALOは居ないが、GIANNI BELLENOが参加)にDVDのコンチェルト・グロッソ1&2ライヴ音源トラックを加えたもの。3面開きデジパック。DVD曲目;(CONCERTO GROSSO PER 1) 1.ALLEGRO 2.ADAGIO 3.CADENZA - ANDANTE CON MOTO - (CONCERTO GROSSO PER 2) 4.VIVACE 5.SOLO DRUMS 6.SOLO ORGAN 7.VIVACE REPRISE 8.ANDANTE (MOST DEAR LADY) 9.MODERATO (FARE YOU WELL DOVE) 10.FINALE VIVACE - ENCORE 11.UNA NOTTE SUL MONTE CALVO
IT-2229 MOBIUS STRIP / Same CD \2500
 サックスとピアノをメインに聴かせるジャズ・ロック・バンドの2017年デビュー作。管楽器には地中海の香りがあり、ピアノは丹精で美しくクラシカルな情緒も見せる。ギターレスの4人編成でフュージョン寄りの部分もあるものの、クリアーなタッチが好感色。ピアノがフィーチャーされるほどプログレになるあたりがイタリアっぽく、また、ベースも上手く、かなりのメロディを弾き込んでいる。ラストではシンセやオルガンも導入されプログレッシヴなセンスを高めている。ラツィオの山沿いの風光明媚なソーラで結成された若手バンド。
IT-2221 MOGADOR / Chaptersend CD \2500
 美しい繊細さと力強さが織り成し鮮烈なインパクトを放つ2017年作。5年振りとなる4作目だ。ヴァイオリンやフルート奏者をゲストに迎え、テクニカルでハードなサウンドにアコースティックの叙情を交えたコントラストの変化が素晴らしく、ギターやキーボードのきめ細かなアレンジが全編で冴え渡っている。PFM的なイタリアの陽光に見え隠れするジェネシス、イエス、ジェントル・ジャイアント、カンタベリーなどの英国ルーツが一味違う趣を醸し出している。75分近い大作で前半は新曲7曲、後半はデビュー作から組曲形式で見事にリアレンジされた新録となっている。イエスに参加したジョン・デイヴィソンもゲスト入り。自主盤。
IT-2230 MONKEY DIET / Inner Gobi CD \2800
 邪悪なクリムゾン系のバンド、PROPHEXYのギタリストと元ACCORDO DEI CONTRARIのベーシストらが結成したギタートリオの2017年デビュー作。ファズ系のハードなギターをフィーチャーし、ジャケットが物語る妖しいサウンドを展開。ギターサイケと初期サバスが混ざったようなとも言えなくないが、ヘヴィかつジャージィに暴れるベースや曲によって入るプログレッシヴなシンセ、基本インストながらイタリアらしい厳かな中世風コーラスなど興味を惹かれる雰囲気を持っている。3面開き紙ジャケット。
IT-2242 MONNALISA / In Principio CD \2800
 ムゼオを思わせる哀愁がほとばしる熱唱ヴォーカルをフィーチャーし、ヘヴィなギターにオルガンやシンセをドラマチックに交えたハード・シンフォの2017年デビュー作。重厚なヴィンテージ感に21世紀バンドならではのエモーショナルなソロやテクニカルなアンサンブルを配し、ストリングス・キーボードが顔を出すとジェットのようなイタリアらしい陰影も表れる。プログレ然としたインスト・ナンバーもあり、邪悪系ながら演奏力の高さも示される。09年にヴェローナで結成。最初はパープルなど英ハードの影響下だったが、プログレに傾倒し本作に至っている。
IT-0851 MORGAN / Nova Solis CD \2390
 BMG ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE AND REMASTERED EDITION! 72年にRCAイタリアーナからリリースされた名作1st。ハモンド、ピアノ、シンセ、クラビネットらを終始メインにし、リズム隊と一体となってテクニカルに迫る様はイタリアならTRIP、英国ならBEGGAR'S OPERAあたりを思わせ、ピアノ・プレイにあたってはウェイクマン並みに聴かせる。畳み掛けにさらに畳み掛け。後半はホルストの惑星を組曲として使用。キーボード・ファン必聴作。見開き紙ジャケット仕様。*完全初回限定盤!
IT-2198 IL MUCCHIO / Same CD \2700
 イタリア盤・見開き紙ジャケットにて新装リリース。イタリアン・ロック黎明期、70年リリースの激レア・アイテム。同年代のニュー・トロルスに近いイタリア然としたヴォーカル&コーラスと影を持つハモンドをメインに聴かせる好作だ。アルバムはギターレスで録音されており、その分ヘヴィさはないが時折フィーチャーされるクラシカルなクラヴィがいい味を出してる。ボーナスで72年と73年のシングル4曲を収録。路線は同じだがギター入りで、後者はムーグ・シンセも入る。当時のイタリア臭さがプンプンする内容だ。乞う再評価。
IT-1984 MURPLE / Il Viaggio CD \2800
 黄金に輝くイタリアン・シンフォを聴かせる6年振りの2014年作。復活した前作では手探り感もあったものの、本作ではドラマチックな風格すら漂わせており、彼ららしいクラシカルなアレンジを散りばめた美しい手応えのある内容となっている。オリジナル・キーボーディストとリズム・セクションに、新たなギタリストと女性ヴォーカルを加えた編成で、バンドとしても締まったチームワークを感じさせる。リリカルなピアノ、プログレッシヴなハモンド、イタリア然としたシンセなど、ギターやヴォーカルの良さ以上に、主役はキーボードだ。なお、1st以前の70年代初期から演奏されていた当時未収曲の新録も含んでいる。見開き紙ジャケット。
IT-1985 MUSEO ROSENBACH / Zarathustra CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> イタリアン・プログレッシヴ・ロックのすべてが凝縮された73年リリースの怪物作。憂いを帯びたメロトロンが流れ出し、いきなりドラマチックな展開にノックアウトされる。カタストロフィーに満ちた哀愁のメロディーが繰り返され、なにか熱病にかかったような陶酔と、すべての局面において劇的な圧倒力で突き進んでいく。旧A面の組曲は幾度の山を越え衝撃のクライマックスを迎えるが、旧B面の3つの曲も並大抵でない。ヘヴィ・シンフォの極致。
IT-1838 MUSEO ROSENBACH / Barbarica CD \2500
 必聴! 2013年スタジオ新作。環境破壊や地球愛をテーマにし、LUPO GALIFI、GIANCARLO GOLZI、ALBERTO MORENOのオリジナル・メンバー3人に、ツイン・ギター、キーボード、ベースの4人のミュージシャンを加え新曲を5曲(トータル約40分)録音。メロトロンを思わせる荒涼としたストリングス、屈折したフレーズを織り込むプログレッシヴなギター、ヴィンテージ感をもたらすオルガンや妖美を幻想的に重ねるシンセ、熱い哀愁をクラシカルに歌い上げるヴォーカル、貫禄ありの重厚なリズムなど、70年代にもう1枚幻のアルバムがあって、それを聴いているかのような感覚になる、まさにムゼオな崇高でドラマチックなヘヴィ・シンフォを展開。3面開き紙ジャケット。
IT-0175 NEW TROLLS / Concert Grosso 1 + 2 CD \2300
 イタリアン・ロック史に残る感動の名作中の名作。コンチェルト・グロッソ1作目と続編のNo.2の2in1CD。シェイクスピアのハムレットの台詞が引用され、生か死か、と問う、永遠の名曲・アダージョを含む71年のグロッソ、華麗なコーラスを織り交ぜながらドラマチックなシンフォニック・プログレを聴かせる76年の続編グロッソ2、共に絶対の必聴盤。LUIS ENRIQUEZ BACALOVのバロック・オーケストラとイタリアン・ロックの融合は壮麗さに包まれて、僕の記憶から一生消えることはない。
IT-1414 NEW TROLLS / Searching For A Land CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。72年に2枚組でリリースされた大作の2in1CD。LPでの1枚目はヴィットリオとマウリツィオのクラシカルな趣向が出ており、来日公演でもオーケストラ入りで演奏さた3曲目のIN ST.PETER'S DAYや続く4曲目など、CONCERTO GROSSOの一部であってもおかしくない楽曲に心を打たれる。2枚目はライヴ収録となっており、ニコの趣向が出たロック・バンドとしての凄まじい演奏を聴くことが出来、一部、スタジオでも手を加え、旧D面では教会音楽を意識したコーラスやオルガンから怒涛のヘヴィ・プログレへ展開。
IT-1415 NEW TROLLS / UT CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター09年盤。72年リリース。本作を彼らの代表作として挙げるファンも多い名盤で、キーボーディストのMAURIZIO SALVIが光るクラシカルな一曲目、NICO DI PALOの独占場とも言える重厚なハード・ロック・ナンバーの6曲目、そして、ニュー・トロルスの真骨頂である哀愁のバラードのラスト・ナンバーなど、最もイタリアらしい情熱に満ちあふれている。ただ、本作ではヴィットリオがほとんど関わっておらず、他のメンバーと分裂。才能がにらみ合う緊迫感とやるせなさが交じり合い、他の作品には無い独特の雰囲気を持っている。
IT-1527 NEW TROLLS / FS CD \2500
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター2010年盤。81年リリースのコンセプト・アルバムで、タイトル通りFS(イタリア国鉄)による旅をテーマにしたもの。シンフォニックなキーボード・オーケストレーション、クィーン張りコーラス・ワーク、泣きのギターを場面場面に仕掛け、華麗にドラマが進行していく。特に後半は彼らならではのドラマチックな展開を見せ、イタリア・ファンなら文句なしに納得出来る内容となっている。4人編成にシェイプアップし制作された80年代の彼らの必聴名作。
IT-1110 NEW TROLLS / Concerto Grosso - The Seven Seasons CD \3200
 感慨無量。。。31年振りのコンチェルト・グロッソ07年新作。ファンの頭の中で永久に鳴っているコンチェルト・グロッソ。クラシカルなオーケストラ、ドラマチックなバンド演奏、優しいヴォーカル、極上のコーラス、手の届かない格調の高さ、優雅なまどろみ、ヨーロッパのロマン、叶わぬ夢などあのイメージが華麗に乱舞する。もう奇跡と言うしかないでしょう。ポイントをふたつみっつ挙げるなら、アルバム全体を使った余裕、30年の円熟、バカロフではないアレンジャーの違いでしょうか。最も美しい曲のイタリア語ヴァージョンをボーナス収録。
IT-1833 LA LEGGENDA DEI NEW TROLLS / Concerto Grosso N.3 CD \2500
 ファン待望の本家ニュー・トロルスの2013年新作。アレンジャーにルイス・エンリケ・バカロフを迎えての新曲によるコンチェルト・グロッソ3。07年にTHE SEVEN SEASONS (Concerto Grosso)をリリースしたものの、ヴィットリオ、ジョルジョ、ジャンニ、ニコの黄金期の4人にバカロフが加わった本作こそ、71年と76年の新作続編グロッソ3と命名。前半はオーケストラを配したクラシカルでスリリングなバロックたっぷりのシンフォニック・ロック、後半もオケ入りにて前半の雰囲気を保ちつつ友人や音楽仲間をリスペクトした華麗な歌物を収録しており、ニコが96年に書いたフレディ・マーキュリーへ捧げられた曲も。たしかに、SEVEN SEASONSと比べるとバカロフの趣向にて、70年代の傑作2枚に通じる栄華がある。来日メンバーだったギタリストら2人がサポート参加しているが、ニコがアクシデント以前に録音したギターソロも使われている。プログレ・ファンだけでなく、全イタリア音楽ファン必聴の出来! 3面開き紙ジャケット。
IT-0752 NICO GIANNI FRANK MAURIZIO / Canti D'Innocenza Canti D'Esperienza CD \2600
 72年、ニュー・トロルスの5枚目のアルバムのUTを制作時にヴィットリオと決裂した4人が73年に連名でリリースしたアルバム。後に余儀なく改名しIBISとなるが、彼らはこのアルバムをニュー・トロルス名義でリリースするつもりだった。その後も歴史は繰り返され、この時点でも、2つのニュー・トロルスが存在していたことになる。本作はUTのハード・プログレ路線を拡大させたもので、今聴くとNICO DI PALOのソロ作のようにも感じるが、クラシカルなピアノや熱いヴォーカルは紛れもなくまたニュー・トロルスなのである。イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-2032 NOT A GOOD SIGN / From A Distance CD \2700
 強烈なインパクトで圧倒されるオープニング。そして訪れる静寂と透き通った叙情。かすみのようなメロトロン。もう、この数分だけでもプログレ〜シンフォの真髄が畳み掛けるように炸裂。YUGENを始め、今やイタリアを代表するレーベルとなったALTROCK関連のミュージシャン達が立ち上げたプロジェクトの2作目となる2015年作だ。お互いの才能の高さゆえの手探り感もあった前作だが、本作ではクリムゾンなど70年代プログレの影響をモダン化するだけでなく、音楽性に柔軟性を持たせた内容となっており、テクニカルでスリリングな反面、オーボエやアコピを物悲しくフィーチャーした曲などモリコーネもリスペクトする彼らならでは趣向も。静と動の落差はYUGEN譲りで異常なほど。3面開きデジパック。
IT-1986 NUOVA IDEA / In The Beginning CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> 3枚の上位クラスのアルバムを残した彼らの71年リリースの1st。同じジェノヴァのニュー・トロルスの弟分的なサウンドを持っており、後の2作がシンフォなのに対し、本作は前半がヒープやパープルの影響を受けた邪悪な雰囲気のヘヴィ・プログレ、後半は初期トロルスを思わせるイタリア然としたヴォーカル&ハードとなっている。後にトロルスへ加入するジョルジュ・ウザイのハモンドが光る。アルバム・タイトルは英語だが、歌詞はイタリア語。
IT-2073 NUOVA IDEA / Mr.E.Jones CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> ヘヴィ・シンフォを典型的なイタリアン・サウンドで聴かせる72年リリースの2nd。地味なジャケットを吹き飛ばす名作だ。毎作ギタリストが違っている彼らだが、本作はコンセプト・アルバムとなっており、オリジナリティーという点で抜き出ている。ニュー・トロルスを思わせる華麗なコーラスやチェンバロの導入などクラシカルな音楽性とハードで邪悪な攻撃性が両立しており、また、生オケやメロトロンも控え目ながらヴィンテージ感を伝えている。
IT-1670 NUOVA IDEA / Clowns CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 初期はヘヴィ・プログレだったが、テクニカルで構築的なシンフォニック・ロックへ変貌した73年リリースの3rd。ハモンド、ムーグ、ピアノ、ソリーナらの多種のキーボードを前面にフィーチャーし、曲によってヴァイオリンやブラスも加わる。そのカラフルさが売りだが、後にニュー・トロルスへ加入するキーボードのGIORGIO USAIやギターのRICKY BELLONIらのヴォーカル&コーラスもまた本作の魅力のひとつ。プロフェッショナルさを輝かせたバンドだった。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-2111 I NUOVI ANGELI / I Successi Dei Nuovi Angeli CD \3200
 <300枚限定・初CD化> デビュー当時はイ・プーよりも人気があったと言われるラヴ・ロック・バンドの、71年にJETと同じDURIUMから2枚目のアルバムとしてリリースされた69年〜71年のシングル集。すでにサイケやビートから脱しており、イタリアのバンドらしいクラシカルなハモンドやハープシコードを配し、曲によって管弦楽も絡め、甘いヴォーカル&コーラスを切なくポップに聴かせる彼らだが、オーケストラに依存しないバンド演奏も売りで、ラディウス風のギターなどフォルムラ・トレにも似たノリを持つナンバーも。本編12曲に加え、67年のシングル2枚とピアニストとの69年異色共演アルバムからボーナス6曲入り。デジパック。
IT-2238 OPUS AVANTRA / Introspezione CD \2500
 リマスター&3面開きデジパック盤。74年にリリースされた説明不要のイタリアン・プログレッシヴ・ロック不朽の大傑作のひとつ。古典的な美しさと狂気じみたアヴァンギャルド精神が見事に融合。こういった試みは現在でも引き継がれているが、クラシカルな生楽器とドネラ・デル・モナコのヴォーカルはあまりにも魅惑的で、独占欲に駆り立てられる。他人とシェア出来るタイプの音楽と対極だろう。タイトル曲のロング・ヴァージョンをボーナス収録。
IT-1709 OPUS AVANTRA / Lord Cromwell CD \2200
 クランプス・レーベルから再リリースとなった2011年盤。75年リリースの2nd。女性コーラスを加えたクラシカルで叙情的な美曲とアヴァンギャルドなパートの対比混合は1stの延長線上にあり、より自身の音楽表現を追求したアカデミックなものとなっている。また、ヌオヴァ・イデアのドラマーが参加しているなどロック色も力強く、コンセプトが整っている。本編にはドネラ・デル・モナコは参加していないが、ボーナスとして彼女が歌う幻のシングルから、ALLEMANDAを追加収録。
IT-1316D OPUS AVANTRA / Viaggio Immaginario - Live In Tokyo DVD(PAL) \2300
 衝撃の傑作ライヴ! 08年4月の来日公演を2時間以上収録したDVD。INTROSPEZIONEほぼ全曲を始め、LORD CROMWELL、STRATA、LYRICSらから選曲された楽曲をフルートやストリングス・セクションを加えて演奏。かつてのレコードは傑作群に違いないがどうしても生きたバンドの実体感が薄くスタジオ・プロジェクト的な存在だったが、その印象を覆す舞台パフォーマンスとプログレッシヴ・ロック・バンドとしての活力を存分に繰り広げている。もちろん、ドネラのヴォーカル、特にファルセットになった時のインパクトは凄まじく、ただ、それだけでなく、衣装や演出などメンバーが一体となった見せるステージングは強烈にイタリア文化を感じさせるものだ。録音&映像クオリティーも素晴らしく、このライヴが日本で行われたということを誇りに思いたい。デジパック。
IT-2159 LE ORME / Collage CD \2500
 71年リリース。キーボード・トリオとして再スタートした1作目。タイトル曲を始め、覚えやすい曲が多く、それが彼らのファンの多い理由のひとつだ。クラシカルなオルガンをメインに、たおやかなヴォーカルがなんとも良い。イタリアの良心といった作品。PFMやバンコのデビュー作と同じく、これから何かが始まる、といった若い息吹に満ちている。
IT-0877 LE ORME / Uomo Di Pezza CD \2500
 72年リリース。キーボード・トリオ・スタイルになって2作目。本作と、次作・FELONA E SORONA、そしてCONTRAPPUNTIの3作はぜひ聴いておきたい名作。クラシカルなオルガン、ピアノ、どこか翳りがあって、かつ地中海の陽光が美しい。イタリア然とした歌心に強く引かれる。メロトロンも優美。愛聴盤的な存在。
IT-1633 LE ORME / Felona E Sorona Deluxe Edition 2CD \2980
 未CD化だった英語ヴァージョン(ピーター・ハミルの英詞により英カリスマから73年にリリース)と、伊語オリジナル・ヴァージョンがリマスター2枚組3面開き紙ジャケット(美しいコーティング仕様)で限定リリース。イタリアン・プログレ屈指の名盤として知られるオリジナル・ヴァージョンだが、英語ヴァージョンはピーター・ハミルによる韻を踏んだ英詞の響きが美しく、サウンドに漂う翳りにマッチし、伊語盤とは少し違った歌い回しがあり、旧A面ラストなど崇高な光が射す。バックのミックスも極力同じにしてあるものの、違う箇所もあってその発見も愉しい。内ジャケットやブックレットには当時の未発フォト、マスターテープのデータ、バイオ、LPラベルのコピーなどを掲載。ファン必携!
IT-0192 LE ORME / Contrappunti CD \2500
 あの名アレンジャー・GIAN PIERO REVERBERIをプロデューサー、そしてピアニストとしてメンバーに迎え制作された作品。74年リリース。ライヴをはさんで名作・FELONA E SORONAの後にリリースされたものだが、音楽的には本作のほうが完成されている。複雑なキーボード・アレンジを展開する1曲目や、地中海の光を放つラストが特に素晴らしい。ただ、本作以降、余計なギタリストを加えたり、アメリカ録音など、道をそれてしまい、アコースティックな名作・FLORIANを79年にリリースするまで遠回りをする。
IT-0319 LE ORME / Elementi CD \2500
 非常に良い出来となった2001年作。オルメ然とした中に、新たなオリジナリティーが随所にあって、なにか若々しささえ感じる。たなびくハモンドや、たおやかな歌心も新鮮にさえ感じる。バンドが完全に生き返ったという感じ。ヴァイオリンやチェロも効果的。通して1曲というコンセプト大作。フェローナ〜以来の出来では?必聴です!
IT-0790 LE ORME / L'Infinito CD \2500
 04年作。イタリア風味をオルメ然と残したまま、今日にアップデイトされたサウンドはさらにメリハリが付きシンフォニックに。そして、弦楽四重奏をフィーチャーするなどクラシカルさもかつてのFLORIANのようにエレガントに加わり、インスト曲も交え、本作も前作に引き続き切れ目のないトータルな組曲に仕上げられている。どこかCONTRAPPUNTIのような光にあふれ、ファンタジーがざわめく非常に磨き上げられた味わいと、いつまでも感じていたい余韻が広がる傑作だ。プログレの吟醸仕上げ。まるでギタリストがいるようなシュミレーターも強力。ジャケットはポール・ホワイトヘッド。
IT-1235D LE ORME / Live In Pennsylvania 2CD+DVD(PAL) \3800
 05年のNEARfestでのライヴを収録した18曲入りDVDと同音源の2枚組CDの08年盤。この当時の新作であったL'INFINITOから5曲、UOMO DI PEZZAから最初の3曲、COLLAGEからCEMENTO ARMATO、そして、極めつけはFELONA E SORONAを全9曲たっぷりと演奏。ツイン・キーボードをフィーチャーした4人編成時のもので、ハモンドなどヴィンテージ色を保ちながらの充実感、まるでギタリストが居るかのようなショルダー・キーボードによるギターシュミレーター、片手間ではない本格的なロック・ヴァイオリン、12弦とベースのダブルネック、70年代さながらのシタールなどメンバーのマルチプレイが生き、まずは、CDを聴いてからDVDを見てほしい。より、感動的。演奏、録音、カメラワーク、編集共にハイグレード。リハ等のボーナス入り。イタリアン・プログレ・ファン必見! 3面開き特殊デジパック&カラー・ブックレット付き。
IT-2130 LE ORME / Felona E/And Sorona 2016 2CD \3200
 <999枚限定ナンバーリング入り3面開きデジパック・エディション> レ・オルメのオリジナル・ドラマーのミキ・デイ・ロッシを中心とした現在の彼らが「フェローナとソローナの伝説」をニュー・レコーディングしたリヴィジテッド2016年作。親愛なるファンへ捧げられた50周年記念盤であり、オリジナル・ヴァージョンをリスペクトしつつ、新たな冒険が加えられたアレンジはイタリアン・プログレ・ファン必聴と言えるだろう。ミキ・デイ・ロッシ自身も「賭けもあったが、結果満足のいく内容で、作業そのものがエキサイティングだった」と語っている。どちらかと言うとオリジナルに忠実で、改めて作品の抜き出た良さを実感。伊語ヴァージョンだけでなく、合わせてディスク2に英語ヴァージョンも収録した2枚組にて。*ディスク2の4曲目がマスタリング編集ミスで3曲目と同じ収録になっています。現在修正されたディスクを別に付けております(硬いナイロン袋に直接入っていますので若干スレがあります。ご了承ください)。
IT-2222 LE ORME / Classicorme CD \2600
 イタリアのクラシカル美学と叙情を追求した格調高き2017年作。小編成のオーケストラと男女のオペラチックなヴォーカリストをフィーチャーし、前半は名作UOMO DI PEZZAの曲を組曲風に綴っていくなど、コンチェルト・グロッソとオパス・アヴァントラが同居したような作風で聴かせる。ミキ・デイ・ロッシを中心とし、ハモンド、ピアノ、ハープシコード、メロトロンなどキーボードにクリスティアーノ・ロヴェルシを迎え、また、マルカス・ヴィアナが参加しており1曲ながら彼ならではの華麗なヴァイオリンが聴ける。その新曲を経て後半は後期の曲や近年の曲を管弦楽入りでクラシカルなシンフォニック・ロック仕立てで演奏。他、バッハやヴェルディの曲も織り込み、終盤には、さらに美しくロマンチックな新曲2曲を収録。999枚限定ナンバーリング入りゴールド・ディスク&デジパック・エディション。
IT-1236 OSANNA / L'Uomo CD \2600
 3面開き紙ジャケット&リマスター・イタリア盤。CITTA FRONTALEの主力メンバーに、DANILO RUSTICIや、SHOWMANからELIO D'ANNAが加わってスタートした彼らの71年リリース・デビュー作。一部の曲を英語で歌い、まだ英米からの影響が残ったアンダーグラウンド・ヘヴィ・ロックという感じでもあるが、タイトル曲で見られる美しい叙情や、爆走するヘヴィネスには、何かに取り憑かれた妖しいイタリアン・ペインティングが施され、すでに存在自体が突出。90年代に入りバンドを復活させたLINO VAIRETTIのヴォーカルも彼らの魅力のひとつだ。
IT-0887 OSANNA / Milano Calibro 9 CD \2600
 72年リリースの2nd。<ヨーロッパからの美しき衝撃>という言葉がまさにぴったりのドラマチックな作品。LUIS ENRIQUEZ BACALOVのオーケストラと、初期クリムゾンを思わせるヘヴィなサウンドの掛け合いと融合は何回聴いてもゾクゾクするもの。プログレ・ファンならこれを聴かずして死ねない。リマスター見開き紙ジャケット。歌詞、フォト、ディスコグラフィーが載ったブックレット付き。
IT-1574 OSANNA / Palepoli CD \2600
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター2010年盤。南イタリアのアイデンティティーとヘヴィネスがプログレッシヴ・ロックで見事に融合した、イタリア史に残る怪物的な傑作。狂気とロマンティシズムが美しく溶け合い、まるで作品自体が生き物のような生命感にあふれ、時に高まったエナジーを放流するメロトロンも記憶から離れない。72年リリースの3作目。その後、バンドは分裂をはじめ、DANILO RUSTICIらのプロジェクトUNOと、OSANNAとしての4作目、LANDSCAPE OF LIFEが1ヶ月違いでリリースされた。
IT-1575 OSANNA / Landscape Of Life CD \2500
 イタリア盤見開き紙ジャケット&リマスター2010年盤。74年に本4作目がリリースされた時点でバンドはすでに解散していたとも言われる。アルバムを完成させるにあたってはDANILO RUSTICIの弟でCERVELLOのギター、CORRADO RUSTICIの協力を得た。クリムゾンのアイランズを思わせる幕開けから、メロトロンが流れ出し、妖し気なフルート、ヘヴィなギター、叙情的でメロディアスなヴォーカルが織り成す1曲目。邪悪で秘教的な雰囲気に満たされながらも、終焉を迎えた美が儚く感じ取れるバンドきっての名曲だ。
IT-2223 OSANNA / Suddance CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> 異色の5作目。ウーノ〜ノヴァとチッタ・フロンターレに分裂していたオザンナ一派が再び集まって78年にリリースした必聴作。ELIO D'ANNAは参加せずノヴァに留まったが、DANILO RUSTICIがノヴァでのジャズ・ロック色を持ち込み、ゲストでヴァイオリンやサックスも加え、スリリングな作品を完成させた。管弦入りの壮絶テンションはザオにも匹敵。ヴォーカル・パートになるとイタリア色がぐっと強まるのも魅力。初期とは趣を違えるが、本作もまた傑作。
IT-1317 OSANNA & DAVID JACKSON / Prog Family CD \2600
 ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターを抜けたDAVID JACKSONをフィーチャーしての、オザンナの09年作。L'UOMOから6曲、MILANO CALIBRO 9から3曲、PALEPOLIから3曲、LANDSCAPE OF LIFEから1曲、SUDDANCEから1曲、TAKA BOOMから1曲、CITTA FRONTALEのEL TORから1曲にV.D.G.G.の必殺THEME ONEを加えた選曲で、LINO VAIRETTIを中心とするニュー・メンバーにより新たなアレンジで新録。注目のDAVID JACKSONはほぼ全曲に参加しており、あのサックスの質感に耳が行く。ストリングス・セクションやメロトロンも使いヴィンテージ感にもこだわった内容で、さらに、DAVID CROSS、イルバレのGIANNI LEONEもゲスト参加。曲によってはメドレーでつながれ、クラシカルに生まれ変わったラストのTHERE WILL BE TIMEまで一気に聴かせてしまう。見開き紙ジャケット。
IT-2067 OSANNA / Palepolitana 2CD \2800
 傑作。ナポリのすべてを伝えるべくパレポリの続編的な意味合いの2015年新作「PALEPOLITANA」をディスク1に、現メンバーでリアレンジ新録した72年作「PALEPOLI」の2015版をディスク2収録。両方共、実に良く出来ている。デヴィッド・ジャクソンや女性ヴォーカリストのソフィア・バッチーニをゲストに迎え、曲によってヴァイオリン、ストリングス・カルテット、フルート奏者も加わっている。ダニーロ・ルスティチを彷彿させる驚愕のギターや、エリオ・ダンナの穴を完全に埋めるジャクソンなど、コンセプトを理解したミュージシャン・シップは今が全盛期と言っても過言ではなく、メロトロンも感動的に導入。あそこ、あのフレーズも当然メロトロン。ハードなノリでアンデンティティを追求した両作だが、パレポリのミステリアスな叙情性は伝説から解放されたかのような瑞々しさを湛え、前者ではパッヘルベルのカノンもフィーチャーするなど、クラシカルなアレンジも見事。見開き紙ジャケット&24ページ・ブックレット&内袋付き。
IT-1904D OSANNA / Tempo 2DVD(PAL) \4500
 ファン垂涎の70年代のTV映像(フェスでのリアルライヴ含む!)と、2012年にイタリアで行われたオーケストラ入りMILANO CALIBRO 9を全収録した2枚組・超傑作DVD2013年作。2枚のDVDは、「LIVE IN NAPLES」「OSANNA STORY」と題され、前者は2012年ナポリでのライヴで、デヴィッド・ジャクソンやジャンニ・レオーネらのゲストを迎え、前半はL'UOMO、PALEPOLI、SUDDANCEの曲に加え、THEME ONEや奇抜な格好でレオーネがYS-INTRODUZIONEを披露。後半はオーケストラを加え、MILANO CALIBRO 9を演奏。チッタでも再現されたが、フェイスペインティングでバンドと一体感を視覚的にも生むイタリアン・オーケストラとの演奏は最高の最高で、感動しまくってしまう。DVD後者は、リマスターされた70年代の映像11クリップ含む20曲が収録され、再編後の2000年代以降のライヴも収録。72年ローマでのロックフェスで収録された生々しいPALEPOLIの曲のなど、すべて衝撃的だ。かつて、ジェネシスに影響を与えたとされる彼らのロック・テアトラーレと呼ばれた初期ステージ。イタリアン・ロック・ファンだけでなく、全プログレ・ファン必見である。チッタでオザンナを見た気になっていたが、まだまだ甘かった。本国での彼らの真の姿が記録された歴史的名盤DVD! ネタばらしになるので、これ以上書きません。38ページのカラーブックレット綴じ込み付きハードカヴァー限定仕様。
IT-2190 OSANNA / Pape Satan Aleppe CD \2980
 超痛快! 必聴傑作ライヴ。ジェーン・ソレンティとドネラ・デル・モナコをゲストに迎え16年の5月にヴェローナで行われた公演を収録。セットリストが一新されており、15年作のPALEPOLITANAの曲を中心にL'UOMO、TAKA BOOM、ORO CALDOといったお馴染みのナンバーを加え、PROG GARDEN MEDLEYと題されたBANCO、PFM、AREAのメドレー(どれもオザンナ色に染められていておもしろい!)や永久の友人と語るグッチーニやピノ・ダニーレのカヴァーも披露。全編素晴らしいが、PALEPOLITANA収録のクラシカルな曲をドネラ・デル・モナコが歌い上げれば、もうOPUS AVANTRAの世界。ネタバレかもしれないが、気付かない人も居るだろうとL'UOMOのギターソロは天国への階段。冒頭の新曲のリズムもわざと取り入れているとのこと。そんな新曲はスタジオで録音されたものでダンテ神曲インフェルノから。見開き紙ジャケット。
IT-2152 IL PAESE DEI BALOCCHI / Same CD \2600
 単発ながら忘れ難き傑作。非常に繊細な詩情を流れてゆく映像のように美しく描き出した72年の名作。ふと、昔なつかしいノスタルジックな感傷が心を過ぎる。弦をクラシカルに導入し、パイプ・オルガン風ハモンドもイタリア然と響く。唯一、LATTE E MIELEの1stや2ndの無垢な旋律に通じる。なお、最近になって後にシングルを出した同名バンドは本バンドとは関係の無い別バンドであることが判明し、また、71年にHELPからシングルを出したUNDER 2000が本バンドの前身であることが分かった。見開き紙ジャケット。
IT-1075 PANNA FREDDA / Uno CD \2600
 見開き紙ジャケット&6曲ボーナス入りで出直し。71年リリース。ヘヴィなギター、イタリアらしい影のあるハモンド、邪悪な雰囲気のハープシコード、重いリズムらが熱いヴォーカルと一体となって展開する翳りのあるヘヴィ・シンフォで、全体のまとまりや、曲、アレンジも良く、数あるイタリアン・プログレの名作群の中でも、かなりの上位ランク。既発盤CDボーナスのLP未収シングル2曲に加え、アルバム以前と思われる謎の4曲が新たに追加収録。レーベル・インフォと合わせるとシングルっぽいが、バンド・ディスコグラフィーには無いタイトルで、マスターに偶然残っていた発掘物か。オルガン・ラヴロックで良い曲。
IT-2231 PANTHER & C. / Il Giusto Equilibrio CD \2800
 シンフォ・ファン必聴作となった2017年作2nd。ロカンダやバンコを思わせる鮮やかな畳み掛けのキーボード、ハケット・リスペクトの絶品のギター(最高!)、切なくメロディアスな伊語ヴォーカル、リリカルなフルートなど華麗さがコンパクトにまとまったサウンドが実に良い。前作以上にイタリア色を強めており、特に歌メロ、ジェノヴァのバンドなのでヴィットリオ・デ・スカルツィに影響されたかのような優雅なイタリアン・ヴォーカルが聴ける。そして、貫かれるシンフォニックな壮観にはオリジナリティがあり、何回も聴き込める内容となっている。
IT-2092 PAOLO MORELLI (ALUNNI DEL SOLE) / Dove Era Lei A Quell'Ora ? CD \2700
 なんと、未発表のオリジナル・ヴァージョン! 同タイトルで72年にリリースされるALUNNI DEL SOLEの1stアルバムに先立つこと70年にローマで録音されていた未発ヴァージョンだ。すでにシングル・デビューを果たしていた彼らだが、プログレッシヴ・ロック・ムーヴメントを予感したリーダーでキーボーディストのパオロ・モレッリはゴブリンのプロフォンド・ロッソでも知られるジャズ畑のミュージシャンをオーケストラ・アレンジャーに起用し、歌物でありながらトレンドを感じ取れる本ヴァージョンを録音。だが、一般的ではないとレーベルに判断され、今までオクラ入りになっていた幻のテープだ。リリースされたアルバムのA面を使った組曲とB1が、ここでも珠玉のオーケストラをフィーチャーし収録されている。他に、同曲のピアノ・デモ・ヴァージョン(一部ノイズあり)、次作のアルバム・タイトル曲のオリジナル・ヴァージョンも収録。彼らのファンだけでなく、歌物ファン必聴の内容だ。マニアックな6つ折りポスター型インサート付きリマスター&デジパック。
IT-1693 PERIGEO / Azimut CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! イタリアのソフト・マシーンとも言われる彼らの72年デビュー作。整合感が美しい後の作品に比べ、本作は幾分アヴァンギャルドでハードな側面も持っている。ただ、今聴くとその未完な荒さが刺激的で、ギターやサックスが唸りを上げる2曲目などデダルスにも近い。英国ジャズ・ロックから強い影響を受けながらも、クラシカルなピアノが華麗に流れるタイトル曲では地中海色も香らせ、テクニカルなラストまで当時のシーンに触発されたエネルギーに満ちている。紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1656 PERIGEO / Abbiamo Tutti Un Blues Da Piangere CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! イタリアのソフト・マシーンとも言われる彼らの73年リリースの2作目。エレピとサックスが特徴で、そこにリリカルなアコギを絡めるなど美しい情景を描くかのように作り出されるサウンドはイマジネィティヴな深みに満ち、タイトル曲など絶品だ。弓で弾かれるウッド・ベースを始め、切々と各インストルメンタルが歌う哀愁はどこからくるのか。後にはフュージョン色を強めてしまう彼らだが、ジャズ・ロック・ファンでなくとも、本作あたりはぜひ押さえておきたい。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1955 PIERSALIS / Plancton CD \2800
 奇跡の初再発! GRUPPO 2001のリーダーであり、キーボードとヴォーカルを担当していたPIERO SALISの74年ソロ作。超マイナー・レーベルからリリースされたもので、そのレア度はトップ・オブ・メガレア。正直、イタリアへ廃盤を買い付けに行っていた時にも、一度も現物を見ることすら出来なかった1枚だ。悠久の美を奏でるピアノ、優雅なオーケストラ、たおやかなアコギらをバックに切々と歌われていく。その歌心は南イタリアの哀愁に翳ったノスタルジックさが折り重なり、なんとも言えない郷愁に包まれる。曲によって濁ったフルート、オケに寄り添うメロトロン、ヴァイオリンに絡むエルカ・ストリングス等も配し、特に突如クラシカルなシンセが左右にパンされる5曲目や緩急が効いた6曲目はGRUPPO 2001を彷彿。バンドメイトのギタリストも参加。かつてキング・レコードがCD再発を予定し、広告まで載せた後に発売中止となった、正に幻のアイテム! カンタウトーレと言うよりは、アルンニ・デル・ソーレあたりの雰囲気にも近い。必聴名作! 見開き紙ジャケット。
IT-1755 P.F.M. / Storia Di Un Minuto CD \2200
 72年リリースの1st。2nd、3rdと並ぶイタリアン・ロックの傑作。すでに並外れた音楽性とオリジナリティーを持ちながらも、デビュー・アルバムらしい若さと素朴さが、この作品のたまらない魅力のひとつとなっており、甦る世界、セレブレイションといった超名曲の本盤収録のオリジナル・ヴァージョンもドレスアップされた英語盤とはまた違う良さを持っている。まさに、イタリアが香る無垢の1枚。後に薄れてしまう幻想的なアコースティック色も特筆。
IT-1657 P.F.M. / Per Un Amico CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 72年リリースの2nd。誰もがイタリアン・ロック・ベストの5指、いや3指のうちの1枚として語るあまりにも完成された大傑作。イタリアン・ロックはこれを聴かなければ始まらない。アコースティック色はより磨かれルネッサンス音楽も取り込み、シンフォニックなドラマチックさを強調し、ジャズやクラシックなど高度なテクニックと楽曲、そしてその硬さを感じさせない夢見心地のロマンの香り。この徹底された美学はシンフォニック・ロックの究極の姿だ。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1460 P.F.M. / Photos Of Ghosts CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス6曲入り。日本のイタリアン・ロック熱の最初の1枚。ピート・シンフィールドの英詞により73年にマンティコアからリリースされたインターナショナル盤。シンセ系がオーヴァー・ダヴされた1曲目など、ドラマチックな面が強調されている。ボーナスはPHOTOS OF GHOSTS (インスト・ミックス)、RIVER OF LIFE (ファースト・ミックス。シンフォニックに盛り上がる部分のメンバーのコーラスやメロトロンの聴え方が違っていて、こちらは幽玄かつ素朴な魅力あり)、OLD RAIN (ファースト・ミックス)、IL BANCHETTO (ファースト・ミックス)、MR.9'TILL 5 (インスト・ミックス)、CELEBRATION (シングル・エディット)。当時のフォトを掲載したセピア・トーンのブックレットも雰囲気があっていい。
IT-1694 P.F.M. / L'Isola Di Niente CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! THE WORLD BECAME THE WORLDの伊語盤にあたる74年リリースの4作目。アンサンブル、演奏面での絶頂期。混声合唱団を導入した1曲目から超ドラマチックな、まさに鳥肌物の衝撃作だ。アレアから来た新加入のベーシスト、パトリック・ジヴァスの存在が効き、テクニカルな強度が増す。今でもライヴのハイライトとなるLA LUNA NUOVAや、初期のアコースティック色を純化させたDOLCISSIMA MARIAを始め、驚きの鮮度とハードルの高さを誇示。パガーニのプレイも壮絶だ。紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1461 P.F.M. / The World Became The World CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス3曲入り。74年作のL'ISOLA DI NIENTEにタイトル曲(原題IMPRESSIONI DI SETTEMBRE)を加えて、ピート・シンフィールドの英詞によりマンティコアからリリースされたインターナショナル盤。混声合唱団を導入した1曲目から超ドラマチックな、まさに鳥肌物の衝撃作だ。アレアから来た新加入のベーシスト、パトリック・ジヴァスの存在が効き、テクニカルな強度が増す。ボーナスは英国シングル・ヴァージョンのLA CARROZZA DI HANS (喝采を重ねたやつ)、レア・エディットのFOUR HOLES IN THE GROUND (約1/2タイムのコンパクトさ)、75年アレンジ・ヴァージョンのCELEBRATION。
IT-1546 PFM / Cook - Expanded 3CD Limited Edition 3CD \2700
 各紙ジャケット・ボックス入り2010年英国リマスター盤。マンティコア・シリーズの極めつけ、とでも言える限定盤で、あの名ライヴ盤クック(伊タイトル LIVE IN USA)の最新リマスターをディスク1に、音源となった74年8月31日セントラル・パークの16chマルチから2010年に新たにミックスした9曲をディスク2と3に収録。クックに収録されなかったRIVER OF LIFE(感激!)など興味が尽きないが、収録曲もミックスが違う為(またクックは別日の音源も使用している為、ディスク3のALTA LOMA 5'TIL 9は20分近くもあり、メロトロンのうねりが凄い。さらに同ディスクのCELEBRATIONからのメドレーはドラムソロをノーカットで収録し17分以上のタイム)、ファン必聴となっている。それにしても凄いお宝が出たものだ。24ページのカラー・ブックレット付き。ポストカードが2枚付いた初回限定仕様。曲目;■DISC ONE:COOK 2010 REMASTERED-1. FOUR HOLES IN THE GROUND、2. DOVE...QUANDO、3. JUST LOOK AWAY、4. CELEBRATION (The World Became the World含む)、5. MR.9'TIL 5、6. ALTA LOMA 5'TIL 9(William Tell Overture含む)■DISC TWO:LIVE IN CENTRAL PARK AUGUST 31st 1974-1. RIVER OF LIFE、2. FOUR HOLES IN THE GROUND、3. IS MY FACE ON STRAIGHT、4. DOVE...QUANDO...、5. GUITAR SOLO、6. JUST LOOK AWAY■DISC THREE:LIVE IN CENTRAL PARK AUGUST 31st 1974-1. MR.9'TIL 5、2. ALTA LOMA 5'TIL 9 (William Tell Overture含む)、3. CELEBRATION / DRUM SOLO / THE WORLD BECAME THE WORLD
IT-1473 P.F.M. / Chocolate Kings - Expanded 2CD Edition 2CD \2300
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス・ディスク付きのEXPANDED 2CD EDITION。ACQUA FRAGILEからBERNARDO LANZETTIが加わり、英詞により76年にリリースされたパガーニ在籍最後のアルバム。ヒステリックなまでのテンションを見せるインスト・パートと光り輝く叙情の対比があまりにも鮮烈。ボーナス盤には76年英国公演からトータル1時間を越える計7曲を収録。マルチから同年にロンドンでミックスされたものをリマスターした音源なので音質はアーカイヴとしては最上級。火を噴くシンフォニックとでも言える凄まじい演奏で、FOUR HOLES IN THE GROUNDなど倍以上のタイムの14分台へ引き伸ばされ怒涛のインプロヴィゼーションが聴ける。この1曲でも本盤の価値があるぐらいだ。しかも初出6曲! ライヴ曲目:PAPER CHARMS、FOUR HOLES IN THE GROUND、ACOUSTIC GUITAR SOLO、OUT OF THE ROUNDABOUT、CHOCOLATE KINGS、MR.NINE'TILL FIVE、ALTA LOMA FIVE'TILL NINE/WILLIAM TELL OVERTURE
IT-1462 P.F.M. / Jet Lag CD \1980
 2010年リマスター&英国盤。ボーナス1曲収録。77年に自主レーベル・ZOOからリリースされたジャズ・ロック指向の作品。マウロ・パガーニが脱退したのにもかかわらず、以前よりも地中海色を強め、皮肉にもパガーニの1stソロの音にも近い。眩いばかりのコントラストが鮮烈で、音の一粒一粒が際立つ。隠し味的なメロトロンも再認識。ボーナスは76年の未発英国ライヴからLA CARROZZA DI HANS。約15分の収録で、爆撃のようなドラムソロを挟みTHE WORLD BECAME THE WORLDへ展開。まだパガーニが在籍しており、凄まじいフルートを吹いている。ギターソロも激しく超エネルギッシュ! レコードインナーをレイアウトした6面開きブックレット。
IT-0211 P.F.M. / Suonare Suonare CD \2300
 前作の地中海サウンドから一転し、ホットでメロディアスなヴォーカルをメインに置いたサウンドで聴かせる80年作。通算10作目。LUCIO FABBRIの加入による影響も大きい。ヴォーカル・メインといっても、巧みなアレンジやレンジの広い演奏のうまさには脱帽。親しみやすいツボを押えた曲作りも、流石PFM流といったところ。
IT-2158 P.F.M. / PFM? PFM! CD \2200
 これぞ、超変革。チョッチョ、ムッシーダ、ジヴァス、ファブリの4人に、スタジオ盤ながらドラムスにヴァルテル・カッローニを加え、鉄人チョッチョがヴォーカルに専念する編成を打ち出しリリースされた84年作。完全なポップ作であるものの、ひねりの効いたバッキング、ヴォーカル・パートの合間のキメ、ヴァイオリンやギターのソロなど超一流の仕事がしてあり、中途半端にプログレを引きずらないプロフェッショナルな姿勢は当時よりも今聴いたほうが、納得できる。TVプログラムのテーマに使用された1曲目や、5曲目のTIGRE(虎ですよ、虎!)など、ある意味、新鮮。イタリア盤では初CDとなる2016年盤。
IT-1987 PFM / Ulisse CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> リマスター2014年再発。このアルバム・リリースは当時ちょっとした事件だった。フランツ・ディ・チョッチョ、パトリック・ジヴァス、フランコ・ムッシーダ、フラヴィオ・プレモリによって再結成され、97年に10年振りにリリースされた復活作第1弾。ポップながらも曲がすべて良く、イタリア色が戻り、シンフォ感もあり、生き生きとした開放感と音楽に対する情熱がひしひしと伝わってくる会心作となっている。やはりプレモリの復帰は大きい。すべてがPFM!
IT-1988 PFM / Serendipity CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> リマスター2014年再発。この年代のトレンドを生んだコッラード・ルスティーチのプロデュースで3年振りにリリースされた2000年作。ストリングス・カルテットやプログラミングなど、バンド以外にも多彩な音数を詰め込んだパワーみなぎる作風となっており、ルスティーチの色が出たハードなポップ・ナンバーと、メロトロンをフィーチャーしたドラマチックでシンフォニックな7曲目等のプログレ回帰ナンバーが違和感無く並ぶ。ミレニアムにふさわしい力作。
IT-0216 P.F.M. / 10 Anni Live 4CD \7500
 96年に突如リリースされた4枚組ライヴ・ボックス。DISC 1はバンド創世記の71年から72年のテイクでクリムゾンの21世紀のカヴァーも含む。DISC 2は73年から74年のテイクで正にイタリアン・プログレッシヴ・ロック黄金時代。DISC 3はバンドがよりテクニカルになった75年から76年のテイク。DISC 4は77年から78年のテイクに国内盤に入っていなかった80年代のテイクが3曲入ったイタリア盤のみの選曲。カラー写真を多用した書籍型ブックレットは約50ページもあって実にマニアックな内容。ファン必携!
IT-0939 P.F.M. / Dracula (Opera Rock) CD \3000
 05年作。彼ら初のロックオペラ作となっており、ナターレ・マッサーラ指揮のブルガリアン・シンフォニー・オーケストラ入り。ムッシーダのギターとプレモリのキーボードは冴え渡り、アコ・ギやハモンド、ピアノ、シンセなどヴィンテージ感もあり、70年代初期のPFMにあった夢想的な部分まで取り戻している。スリリングでドラマチックな演奏に、テーマがもたらす妖しくて美しくて物悲しい雰囲気を重厚にたたえ、後半では荘厳な混声合唱団も加え、圧巻のスケールでラストを迎える。女性ヴォーカリスト、ドルチェネーラも参加。
IT-2008 P.F.M. / Stati Di Immaginazione CD \2300
 映像のイメージをサウンドで表現しリンクさせた06年コンセプト作。CD単体は初リリースとなる。全曲インストとなっており、エモーショナルかつダークなサウンドは真にプログレッシヴ・ロックを道を歩む彼らならではの挑戦的なもので、流石の出来となっている。スリリングなインプロヴィゼーションで釘付けにする1曲目から、アルキメデスの生涯を綴ったドラマチックなラストまで、その濃さに加え、新鮮さが多々あるのに驚く。プレモリは作曲のみのクレジット。キーボードはルーチョ・ファブリやツアー・メンバーが担当。
IT-1793 PFM / Celebration 1972-2012 3CD \3500
 未発ライヴ音源をディスク3に収録した40周年記念スペシャル限定盤。72年にリリースされた1stのSTORIA DI UN MINUTOと2ndのPER UN AMICOをディスク1と2に、そして未発ライヴ12曲(1曲のみPROG EXHIBITION時の音源)をROAD RARITIESと題されたディスク3に収録。彼らが再活動を始め最初のピークとも言える来日前の2001年のドラマチックさが圧巻のライヴや、その初段階の97年のライヴ、また、今となっては貴重な編成時の85年のライヴ(長いインストが聴ける!)、円熟した素晴らしい深みを見せる03年のライヴ等、クリアーな音質も特筆。特に2001年の4曲を聴くと、やはりプレモリの存在が効いており、凄まじい音圧のアグレッシヴでかつ繊細なイタリアン・プログレシッヴ美学の真髄を畳み掛けている。ファン必聴! ◆40周年記念限定盤 ◆60ページの綴じ込み付きで未公開カラーフォト多数やライナーノーツを掲載 ◆豪華ハードカヴァー・パッキング仕様 ◆全リマスター音源。「ディスク3・ROAD RARITIES」の曲目LA CARROZZA DI HANS(2010)、RAIN BIRTH(2001)、RIVER OF LIFE (APPENA UN PO'/2001)、MR.9 TILL 5 (GENERALE/2001)、E'FESTA(2001)、ENTRANCE(1985)、IMPRESSIONI DI SETTEMBRE(1985)、INTRO A DOVE... QUANDO...(1997)、DOVE... QUANDO...(1997)、IL BANCHETTO(2003)、DOUBT'S COLORS(2003)、PROMENADE THE PUZZLE (GERANIO/2003)
IT-2170 PFM / Marconi Bakery 1973-1974 3CD \3800
 「PHOTOS OF GHOSTS」「L'ISOLA DI NIENTE」「THE WORLD BECAME THE WORLD」の3枚のアルバムに初出となる73年英国レディング・フェス出演時のライヴ1曲を含む、当時のライヴ・ボーナスを計7曲加えた2016年リマスターによる3枚組。チョッチョによる監修で、彼の秘蔵フォトも提供されている。そんな、貴重なカラーフォト(コンサート・ポスター、レコード発売告知、ライヴ等)や当時の記事(ほのぼのとした当時の日本語記事もあり!)、さらにバイオなどが掲載された60ページのブックレット付きハードカヴァー・トール仕様。40周年記念として12年にリリースされた3枚組「CELEBRATION 1972-2012」の続編と位置付けられるファン必携品。

ライヴ・ボーナス曲目;
21ST CENTURY SCHIZOID MAN (MILANO 1971)
LA CARROZZA DI HANS (UK 1973 AT READING FESTIVAL)
MR 9 'TILL 5 (BOSTON 1974)
IS MY FACE ON STRAIGHT (USA CLEVELAND 1974)
CLEVELAND KEYBOARD JAM (USA CLEVELAND 1974)
FOUR HOLES IN THE GROUND (BOSTON 1974)
LA CARROZZA DI HANS (NEW YORK 1974)


IT-1875 PFM / In Classics - Da Mozart A Celebration 2CD \3200
 2013年スタジオ新作! 数年前からリリースが噂されるも、ライヴ先行となっていたオーケストラとの共演盤。前半はクラシックを、後半はオリジナルをそれぞれオケ入りでアレンジ。モーツァルトの魔笛からスタートし、まるで最初からPFMの曲であったかのような、バンド+オケの融合を見せる。PFMのパートとして付け加えられた展開や、ムッシーダのハードなソロなど、単純なクラシック物ではないことは、すでに来日公演でも証明済みだ。そして、オーケストラがもたらすロマンチックな叙情。後半のPFM名曲ナンバー+オーケストラの素晴らしさも最高! 比べるのは野暮だが、来日公演とは違い、大人数によるオーケストラのシンフォニックな音圧と深みに圧倒される。初回3面開きデジパック。
曲目;ディスク1 01.IL FLAUTO MAGICO - OUVERTURE (MOZART)、02.DANZA MACABRA (SAINT SAENS)、03.DANZA SLAVA N.1 (DVORAK)、04.SINFONIA N. 5 IV ADAGIETTO (MAHLER)、05.ROMEO E GIULIETTA - DANZA DEI CAVALIERI (PROKOFIEV)、06.LA GRANDE PASQUA RUSSA (RIMSKIJ - KORSAKOV)、07.NABUCCO - OUVERTURE (VERDI) ディスク2 01.LA LUNA NUOVA、02.PROMENADE THE PUZZLE、03.DOVE...QUANDO、04.MAESTRO DELLA VOCE、05.IMPRESSIONI DI SETTEMBRE、06.SUITE ITALIANA、07.GUGLIELMO TELL - OUVERTURE*LIVE(ROSSINI)
IT-1989D PFM / Paper Charms - The Complete BBC Recordings 1974-1976 2CD+DVD(NTSC) \3500
 全初出オフィシャル・リリースとなるPFMの驚愕BBC音源&映像集。74年〜76年に録音&録画されたもので、あのクック〜チョコレート・キングス期の、演奏面での絶頂期を捉えたもの。映像はそれぞれの手元のアップ等カメラワークも良く、鉄壁のギターワークを見せるムッシーダ、目にもとまらぬ連打のプレモリ、ガリガリと弾きまくるジヴァス、今も変らぬ爆撃ドラムのチョッチョ、そして最後には弓が切れるまで弾き続ける壮絶マウロ・パガーニ。彼らならではの即興プレイも含み、神がかった世界最高峰の演奏が繰り広げられる。76年ライヴ映像はベルナルド・ランゼッティ在籍時の貴重なもの。ディスク2もランゼッティ在籍時で、インプロで引き伸ばされた旧曲などディスク1との違いがあり、その進化は衝撃的だ。BBCアーカイヴスなので音質&画像はバツグン。全リマスター。詳細なブックレット入りの開閉式ボックスにて。

収録曲
CD ディスク1 BBC RADIO ONE "IN CONCERT" 21ST MAY 1975
1.CELEBRATION
2.FOUR HOLES IN THE GROUND
3.DOVE...QUANDO
4.MR. NINE‘TILL FIVE
5.ALTA LOMA 5‘TILL 9 (including William Tell Overture)
6.LA CARROZZA DI HANS

CD ディスク2 BBC RADIO ONE "IN CONCERT" 15TH APRIL 1976
1.PAPER CHARMS
2.OUT OF THE ROUNDABOUT
3.FOUR HOLES IN THE GROUND
4.DOVE...QUANDO
5.ALTA LOMA 5‘TILL 9
6.CHOCOLATE KINGS
7.ALTA LOMA 5‘TILL 9 (REPRISE)
8.PFM ARRANGEMENT OF ROSSINI WILLIAM TELL OVERTURE

DVD(NTSC) BBC 2 TV "THE OLD GREY WHISTLE TEST"
1.FOUR HOLES IN THE GROUND (BROADCAST ON THE 22ND OCTOBER 1974)
2.CELEBRATION
3.MR. NINE‘TILL FIVE / ALTA LOMA 5‘TILL 9 (BROADCAST ON THE 23RD MAY 1975)
4.CHOCOLATE KINGS (BROADCAST ON THE 13TH APRIL 1976)


IT-2265 P.F.M. / Emotional Tattoos - Special Edition 2CD \2980
 ファン待望の新曲での2017年作。企画物やライヴ物が続いていた彼らだが、オリジナル・スタジオ・アルバムとしては11年振り。チョッチョ、ジヴァス、ファブリの3人に、2人のキーボーディスト、ギタリスト、パーカッショニストを加えた編成で録音。彼らならではの印象的なフレーズが織り成すポジティヴでパワフルなナンバーを始め、澄んだオーケストレーションが効いたバラードや、凝ったアレンジが入り組み地中海の風が吹くナンバー、さらにフェスタの雰囲気を彷彿させるPFMならではのインスト・ナンバーまで収録されており、レジェンドの風格を見せ付ける内容となっている。伊語ヴァージョンと英語ヴァージョンを収録した3面開き2枚組スペシャル・デジパック・エディション欧州盤。
IT-0745 PHOLAS DACTYLUS / Concerto Delle Menti CD \2500
 73年にマグマ・レーベルからリリースされた彼らの唯一のアルバム。所狭しのツイン・キーボードと、ややジャンボに似たスタイルのヴォーカル、ヘヴィなギターなど非常にややこしいイタリアならではのアンサンブルで演奏されるヘヴィ・プログレ作。ポリリズムなどジェントル・ジャイアントからの影響も感じられる。ラストの闇の天使のような変則コーラス部分も、とてもイタリアらしい。
IT-1710 PICCHIO DAL POZZO / Same CD \2500
 ニュー・トロルスのヴィットリオ・デ・スカルツィの弟、アルドが結成したバンドの76年リリースの1st。カンタベリー色にアヴァンギャルド色を加えたレコメン系のサウンドながら、スカルツィの参加や、同じグロッグ・レーベルだったチェレステのメンバーをゲストに迎えたことによって、ファンタジックなイタリア色も帯び、特異な名作となっている。ハットフィールズにも似るアルバム後半は、ジャケットに描かれた小人の行進を垣間見ているようなイメージが沸き立つ。79年のライヴ・ボーナス1曲入り&デジパック2011年盤。
IT-1603 PIERROT LUNAIRE / Same CD \2500
 しばらく廃盤だった74年リリースの1stが伊MP盤で再プレス。数多いイタリアン・プログレの中でも孤高のオーラを発するバンドで、アコースティック寄りのトリオ編成ながらマルチな演奏により、ギター、ピアノ、オルガン、スピネッタ、リコーダー、シタール、マンドリン、ベース、パーカッション、ドラムス、ヴォーカルらが闇夜のファンタジーを紡ぎ出す。物語を描くようなストーリー性を持ち、並の作品にはないロマンと神秘的な綾取りが感じられる。スタルテリが書いた異色のラストは次作、グドルンを予感。
IT-1635 PIERROT LUNAIRE / Gudrun CD \2500
 イタリアン・ロック史に残る傑作のひとつが伊MP盤で再プレス。77年にリリースされた2作目で、オペラチックな女性ヴォーカルをフィーチャーし、チェンバロ、シンセ、オルガン、ピアノ、ギター、ヴァイオリン、リコーダーらにテープ・コラージュも駆使し、北欧神話を描いた作品だ。クラシカルな伝統音楽と前衛精神が入り混じるという点ではオパス・アヴァントラに近いが、感覚的に言うならば、オパスは記憶を辿る絵画的な印象を受け、本バンドは土器や陶芸のような創造性を感じる。2曲のテイク・ミックス違いのボーナス入り。
IT-0222 PLANETARIUM / Infinity CD \2500
 71年リリース。唯一の作品。当時、自主制作でリリースされたもので原盤はかなりのレア。メロトロン、フルート、合唱も導入し、スケールの大きいイタリアン・プログレを展開するコンセプト・アルバム。何か映画でも見ているかのような力強いドラマがある。マニアックなサウンドながら良い出来。前にも書いたが、こういった作品の場合、CDが原盤のよさをどこまで伝えれるのかが心配だ。作品に対する愛着が違ってくる。
IT-2244 I POOH / Trilogia 1987-1990 4CD BOX \4800
 イ・プーの新たな2017年限定ボックス! 初CDリリースとなる90年のライヴ(キーボーディストを一人加えた5人編成で厚みのあるドラマチックな演奏を聴かせる)と80年代後期の3作の4枚組。ファンには垂涎と言える「フルカラー60ページ・ブック」が綴じ込みになっており、アルバム制作時の秘話やセットリストなどツアーデータまでもが多彩な未発フォトと共に掲載。ポスター、チケット等に加え、カセット・フォトや当時のVHSジャケ・フォトなど、この年代の彼らのメモリアルとして最高の編集だ。ミラノのドゥオーモ広場で収録された90年のライヴは、同年にUOMINI SOLIツアーとしてIN CONCERTOのタイトルでVHSリリースされ、13年には新聞社企画の20枚組UNA STORIA IN MUSICAシリーズでDVD化されているが、CDは初。全11曲収録で彼らならではの会場一体となった大合唱が鳴り止まない。ひと吹きの夢、孤独な人々、永遠に向かって、愛のルネッサンスとドラマチックなナンバーが続く終盤は感動に呑み込まれていく。リマスター&トールタイプのハードカヴァー・ケース仕様。

収納アルバム
・IL COLORE DEI PENSIERI (1987)
・OASI (1988)
・UOMINI SOLI (1990)
・LIVE IN MILANO (PIAZZA DUOMO 1990) *初CD化

IT-1787 I POOH / Opera Seconda CD \2800
 <特殊紙による見開き紙ジャケット> 圧倒的な傑作となった2012年作。67人のオーケストラを伴って録音されたスペシャルな作品で、彼らがオーケストラらから離れ出した70年代中期、そして80年代初期の名曲を全曲オケ入りでリヴィジテッド。71年にリリースされたオペラ・プリマを思わず連想させるタイトルだが、プーとオーケストラと言えば、バンドもかき消してしまうほどのオケの重厚感と、まるで中世から抜け出して来たかのような優雅さ、そして、ドラマチックに対峙するシンフォニックさの突出だったが、まさにそのイメージを今日の彼らに融合させた素晴らしい内容だ。アルバムは切れ目なしに進み、その曲間のオケ・アレンジにも儚いロマンと夢があり、オケが主役の如く感動的なラストまで一気に聴かせる。「オペラ」というキーワードが結びつける、いわばミラノの騎士以降、プーラヴァーから再びオーケストラ入りで始まる彼らの新たなストーリー。バリオーニが1曲デュオで参加。ドラムスは来日メンバーだったフィル・メール、オケ・アレンジは今やプーに欠かせない存在となったダニーロ・バッロが担当。ジャケットのフォルテ記号が示す迫力で迫るシンフォ・ファン必聴作! 40ページのブックレット入り。
曲目:SARA NEL SOLE (Rotolando Respirando / 1977)、CANTERO PER TE (Stop / 1980)、MARIA MAREA feat.CLAUDIO BAGLIONI (Il Cielo E Blu Sopra Le Nuvole / 1992)、E BELLO RIAVERTI (Single / 1975)、CI PENSERO DOMANI (Boomerang / 1978)、PIERRE (Poohlover / 1976)、SE C'E UN POSTO NEL TUO CUORE (Asia Non Asia / 1985)、QUADERNO DI DONNA (Boomerang / 1978)、IN DIRETTA NEL VENTO (Rotolando Respirando / 1977)、CHI FERMERA LA MUSICA (Buona Fortuna / 1981)、IL RAGAZZO DEL CIELO (Boomerang / 1978)
IT-2171D I POOH / Pooh 50 - L'Ultima Notte Insieme 3CD+DVD(PAL) \4200
 50周年を記念して2016年6月にミラノで行われた、ロビー、ドディ、レッド、ステファーノ、そして、リッカルド・フォッリが加わった5人編成での再結成ライヴ。50曲近い圧巻のステージで、ALESSANDRAなどこのメンバーならではの選曲はもとより、フルで再現されるPARSIFALなど、プログレ・ファンの心も揺さぶるバンド過去最大規模のコンサートだ。セリエAのACミランやインテルがホームで使用している8万人収容の巨大スタジアム、サン・シーロのデカさは壮観の一言。内容全体があまりにも素晴らしく、ネタばらしになるレビューはやめます。ただ、ひとつだけ。白いメロトロン(デジ)にびっくり。CDにはフル・コンサートに加え、スタジオで録音された4曲の新曲入り(1曲はシンフォニックで雄大なインスト・ナンバー)。40ページの綴じ込み付き変形ハードカヴァー・トール仕様。
IT-1738 PROCESSION / Frontiera CD \2500
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。クェラ・ヴェッキアの1stと同じHELPレーベルから72年という黄金期にリリースされた1st。ヘヴィなギターにアコギを上手く噛み合わせたツイン・ギターと甲高いヴォーカルが作品を印象付けており、イタリア然とした邪悪な妖しさを秘めたハード・プログレとなっている。ナイロン・ギターの爪弾きで郷愁たっぷりに歌われるパートや、中盤で効果的に流れ出すメロトロンなど、叙情風味も織り交ぜられ、地中海色も放ち、情熱的ながらもタイトな演奏を聴かせる。原盤は激レアで有名。
IT-1150 PROCESSION / Fiaba CD \2500
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。オリジナルLPはレア盤が多いCETRAのLPQシリーズの1枚。74年リリースの2nd。ヘヴィ・シンフォだった前作から2人を残し、DELIRIUMからキーボード奏者、R.R.R.からドラマー、CIRCUS 2000から女性ヴォーカリストをコーラスで迎えて制作され、音楽性がメロディアスなシンフォへ変化した。イタリア特有のファンタジックな色彩が散りばめられ、郷愁を誘う哀愁感が漂い、アコギや浮遊するフルートなど、UNOによく似たサウンドで聴かせる。楽師達が楽器を持って古城へと向かう内ジャケットのイラストのイメージが合う。
IT-2102 I PROFETI / Era Bella CD \3200
 <300枚限定・初CD化> ラヴ・ロック・ファンには知られた存在の彼らの71年作2nd。デビュー作はビートだったので、本作からがプログレ・ファンの対象だろう。そして、本盤の原盤はレアだ。オルガンやグルーヴ感のあるリズム・セクションなど、同年代のCAMALEONTIやEQUIPE 84あたりにも通じるサウンドで、オーケストラ、オーボエ、ピアノらが哀愁を紡ぎ上げるクラシカルで優雅なインストや、不規則な展開を見せる後半はプログレッシヴ・ロック・ムーブメントを感じさせる。アルバム・ラストはトレも歌ったバッティスティの珠玉の名曲。未発を含む14曲ボーナス入り。1曲はニュー・トロルスでも有名。デジパック
IT-1245 QUELLA VECCHIA LOCANDA / Same CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。72年にリリースされたこの1stは、なんともノスタルジックな哀愁に包まれる。クラシカルなヴァイオリンとフルートをフィーチャーし、ジェスロ・タルがヴィヴァルディやブラームスをヘヴィに演奏したようなナンバーもあり、影響されながらもすでに独自性を持っている。ラストは屈指の名曲で、これほどまでにイタリアの朽ちた美を感じさせる曲はそうはない。赤茶けたレンガの街並と石畳、あの風景と流れていた時そのものだ。涙。
IT-1246 QUELLA VECCHIA LOCANDA / Il Tempo Della Gioia CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。74年にリリースされた屈指の傑作。これを聴かずしてイタリアン・ロックは語れない。美しいピアノとヴァイオリン群のハーモニーが感動的な哀愁を奏でながら盛り上がっていく様は、ほんとうに衝撃的で一度耳にしたら二度と忘れられない。そのクラシカルさを保ちながら、イタリアの影の美しさと強さを存分に描く後半にも突出した個性があり魅力的だ。ニュー・トロルスのコンチェルト・グロッソと並ぶクラシカルな最高峰!
IT-1510 RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO / Per... Un Mondo Di Cristallo CD \2600
 72年リリースの彼らの唯一のアルバム、だったはずが、2010年に往年のファンも驚喜させた新作をリリース。伝説のバンド、IL RITRATTO DI DORIAN GRAYを経たヴォーカリストが在籍し、イタリア特有の邪悪なヘヴィ・プログレッシヴ・サウンドを展開させるが、攻撃的なピアノ、地中海風味を持ったアコギ、妖しいフルートらに加え、コントラバスの不気味な響き、サックスを交えた狂おしいジャズ香など、他のバンドには無いカラーを随所に見せる。全体に漂う寂しげな回想感が独特。ギタリストとヴォーカリストは本作後バンドを離れSAMADHIを結成。見開き紙ジャケット&リマスター。
IT-1990 REALE ACCADEMIA DI MUSICA / Same CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> プログレッシヴ・ロック黄金期の72年にリリースされた美しくも奇怪な1枚。詩情を湛えたナチュラルで瑞々しい1曲目や、イタリアン・ロック美学の真髄をピアノをメインに畳み掛ける2曲目など、その表現豊かな叙情性は感動的に美しいが、ジャズの要素や、後半になるとギターやオルガンをワイルドに配したアート・ヘヴィ・ロック風になり、前半と様相を変える。チェルヴェッロ、ムゼオ・ローゼンバッハと並ぶリコルディ・レーベルの3種の神器。
IT-2249 RICCARDO FOGLI / Ciao Amore Come Stai - Discografia 70-75 CD \2980
 必聴! 今まで未CD化だった73年リリースの1stソロに、ニュー・トロルスのヴィットリオ・デ・スカルツィと組んだ、あの超ド級シンフォのシングル曲「Amico Sei Un Gigante」含むRCA時代の3枚のシングル(74年〜75年)からや、同じくヴィットリオ・デ・スカルツィ絡みの74年当時には日の目を見なかった3曲、さらにはヴィオラ・ヴァレンティーノとの幻のデュオ、RENZO E VIRGINIAのシングル(70年)から2曲など計10曲をボーナスで加えた2017年盤。イ・プー脱退後、初のソロとなった73年作1st「Ciao Amore Come Stai」はアレンジャーにトト・トルクァーティを迎え、オーケストラの導入など甘美でロマンチックなイ・プー路線を感じさせながらも、ギターなどソリッドなロッカー色も押し出し、当時のイ・プーとは違う純イタリアン・ロックを感じさせる内容となっている。300枚限定・リマスター&デジパック。10曲ボーナス入り
IT-1741 RICORDI D'INFANZIA / Io Uomo CD \2600
 メロトロンがシンフォニックに轟く73年の必聴シングル両面(初CD化)を新たに追加収録し見開き紙ジャケット&リマスターでリリース。アルバム未収の屈指のイタリアン・シングルなので、これだけで買い求める価値十分。アルバムは同年ながらも典型的なヘヴィ・プログレとして知られキーボードは主にハモンドのみ。甘いメロディーに反して重いドラムと後半の邪悪な雰囲気が独特だ。アルバムとシングルの趣向が違い、そのどちらも甲乙付け難いイタリアン・プログレ、しかも最高ランクの激高値、というコレクター泣かせの2枚がそろったCD!
IT-1991 ROBERTO COLOMBO / Sfogatevi Bestie CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> 必聴傑作! アルティ・エ・メスティエリを思わせる切迫感とオリジナリティーがあり、技巧が技巧を呼ぶ。一時期はPFMに在籍し、その後マティア・バザールなどイタリアの音楽シーンを常にリードしてきた彼の75年作1stソロ。イタリアン・ジャズ・ロックの最高峰のひとつで、彼のキーボードを中心にヴァイオリンやサックスなど参加メンバーも多く、目まぐるしく弾きまくる圧巻の演奏を続けさまに展開。そして、イタリア色もこんこんと湧き出ている。
IT-2046 ROBERTO COLOMBO / Botte Da Orbi CD \2500
 <廃盤CDラスト・ストック品!> 必聴傑作! 一時期はPFMに在籍したキーボーディストの77年リリース2nd。彼ならではの人脈を使い、マウロ・パガーニ、ルーチョ・ファブリ、ウォルター・カローニらのPFM組を始め、ニュー・トロルスでも知られるドラマーのトゥッリオ・デ・ピスコポや、凄腕のベーシスト、ステファーノ・チェッリが参加しており、さらに、オーボエ、ファゴット、フルート、チェロ、サックス、トランペット等を加えた編成にて、めちゃくちゃひねりが効いたテクニカルなジャズ・ロックを展開。半端じゃない屈折度もさることながら、70年代のイタリアン・テイストと眩しい地中海の光があふれており、見事な出来となっている。傑作1stのSFOGATEVI BESTIEをさらに進化させた作風は、現在のALTROCKプロダクションの気鋭作品を先取りしたような、と言えるのでは。見開き紙ジャケット&ULTIMA SPIAGGIAピクチャー・ラベル。*シールド品ですが、99年プレス及びCD直入れの為、若干スレがあります。予めご了承ください。
IT-1698 ROCKY'S FILJ / Storie Di Uomini E Non CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 初期クリムゾンのジャズ・ロックや哀愁をイタリア色に染めて聴かせる彼ら唯一の73年作。サックスの高鳴りと共にテクニカルにすべり出すオープニング。続いて、クラリネット、フルート、コンバスらがクラシカルな佇まいを見せ、ムゼオを思わせる絞り出すようなヴォーカル・パートがメロディアスに続き、ギターのジャージーなソロを伴ったヘヴィ・プログレへと変貌していく。同じ、リコルディのムゼオの2番号後。同じスタジオ&エンジニアで録られた。その匂いがプンプンする。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1248 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / La Bibbia CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。71年リリースの1st。キーボードレスのヘヴィ・プログレで、シンフォニックな傑作3rd、CONTMINAZIONEとはまったく趣きを違えるが、曲調やメロディーはあくまでもイタリア的で、ニュー・トロルスのニコのハードロックを思わせる変則的で攻撃的なもの。DAL VIVOの表記があり、スタジオで一発録りされたものらしいが、エフェクト処理やコーラスなど手を加えてあり堂々の仕上がりを見せている。後半のクラシカルな掛け合いや半音の妖しさもイタリアだ。
IT-1249 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / Io Come Io CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。72年リリースの2nd。オリジナルLPは本物のメダル付きで、天上知らずの値段が付くコレクターズ・アイテム。キーボードレスながらも曲構成が読めない変拍子だらけの技巧派ハード・プログレで邪悪さを持ち、引きのパートではリコーダーのリリカルな音色やアコギでアクセントを付け、ヴォーカルが情感たっぷりに入る。ギターとベースが極端に左右にパンされているのも大胆で、シンフォニックだけがイタリアン・プログレじゃない、と言う好例。
IT-1250 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / Contaminazione CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。最初の2枚からのこの大変貌は何だったのか。イタリアン・ロック史に残る事件であり、傑作シンフォのひとつ。キーボーディスト、FRANCO DI SABBATINOを加え、また、コンチェルト・グロッソで知られるバカロフをアレンジャーに迎え、バロッキーなオーケストラとテクニカルでヘヴィなロックバンドを対比融合させた73年リリースの3rd。あまりにもドラマチックで、かつスリリング。手に汗をにぎる迫力で終始展開。30年以上経った今聴いても、なお驚きが隠せない。
IT-2184 IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / Tribal Domestic CD \2700
 フル・オーケストラをフィーチャーしての2016年作。特に組曲になっている1曲目は驚きだ。まるでALTROCKレーベルのバンドのような複雑怪奇なアレンジとなっており、ハード・シンフォ路線ではあるものの、屈折した硬派のロック・シンフォニーとなっている。バンドは「CONTAMINAZIONE」を意識しているようだが、バロック色は無く(あれはバカロフのカラーだろう)、東欧やロシアン・クラシックを思わせる挑戦的でアグレッシヴな音像に満ち、エマーソンが目指していたクラシカル・ロックに近い。だが、一旦ヴォーカル・パートになるとイタリア色が咲き乱れ、甘く切なさがあふれ出す。ENZO VITAを中心とし、かつてのメンバーのSTEFANO URSOやPINO BALLARINIも参加。超力作だ。デジパック。
IT-1638 RUSTICHELLI E BORDINI / Opera Prima CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 伝説のロックフェス、VILLA PAMPHILIにも出演したCAMMELLO BUCKのキーボーディストとドラマーがデュオとして73年にリリースした驚異的なアルバム。中でも、メロトロン、ハモンド、ピアノ、シンセ・ベースらで迫り来る超ド級のオープニングのインスト・チューンは何回聴いても圧巻。息を呑み、言葉を失う。山が動くような荘重さ。一方で、イタリア然としたメロディアスなヴォーカルをフィーチャーしたナンバーも味があって良い。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1865 SALIS / Dopo Il Buio La Luce CD \2700
 イタリアン・シンフォの必聴名作。79年リリースの3作目で、98年にCD再発されるも長らく廃盤で入手困難だった本作がリマスターにて再リリースされた。カラフルなキーボードやギターが織り成すテクニカルな畳み掛けはイエスを彷彿させ、フルートや生弦をフィーチャーしたリリカルさ、加えてインスト志向ながらもヴォーカルの歌心など70年代末期にして奇跡的な作品だ。硬派なジャズ・ロック色も持ち合わせており、歌物的でもあった前作からメンバー・チェンジを経て、もう別のバンドのようなサウンドとなっている。間違いなく黄金期のレジェンド群に匹敵。
IT-1183 SAMADHI / Same CD \2700
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。オリジナルLPはレア盤が多いCETRAのLPQシリーズの1枚。L'UOVO DI COLOMBO、RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO、TEOREMIらのメンバーが結成した、いわば鳴り物入りのスーパー・グループで、74年に唯一の本作をリリース。リリカルなピアノやリズム・セクションが光り、締まったテクニックで聴かせる。洗練された美しさを持ち、宗教的な歌詞で歌われるラスト・ナンバーはハープの調べから荘厳なコーラスやストリングスが高鳴っていく、感動的なイタリアン・シンフォの必聴名曲。同じくストリングスやファゴットがフィーチャーされる2曲目も印象的。
IT-1659 SANGIULIANO / Take Off CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! イタリアのプログレッシヴ・ロック・シーンが生んだ78年の特異な傑作。アープ、ムーグ、メロトロン、ピアノ、ハモンド、ハープシコード、クラヴィ、スティールフォン(伊産シンセ)らのキーボード類をオーヴァー・ダヴし、女性スキャットとドラマーを加え、クラシカルかつスリリングに仕上げた作品。多重録音のシンセ・ミュージックがシンフォニック・ロックを凌駕した数少ない例だ。まさにバンドの迫力と、荘厳な音の積み重ねでリスナーを圧倒。トリノ出身で、ANTONIO SANGIULIANOという。見開き紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1096 SEMIRAMIS / Dedicato A Frazz CD \2600
 見開き紙ジャケット・イタリア盤。トリデント・レーベルが73年に放ったヘヴィ・シンフォの豪傑作。南イタリアの邪悪な雰囲気をぶちまけながら、これほどまでに畳み掛けるイタリアン・プログレは他には見あたらない。何度聴いてもそのインパクトは風化せず、バンド・メンバー全員で襲い掛かる持続性とテンポの早さに圧倒される。メロディアスであり、何物にも似ず妖しくエキゾチック。ソロはほとんどなく、ひたすら作曲された官能的なフレーズが絡み合い、鮮やかな展開がこれでもかと繰り広げられる。リマスター。
IT-2257D SEMIRAMIS / Frazz Live CD+DVD(PAL) \3200
 驚愕! 73年作のDEDICATO A FRAZZを全曲再現し、新曲も加わった2017年4月、ジェノヴァでのライヴ。レジェンド・アルバム再現企画も多い今日だが、恐らくその中でもトップのクオリティではないだろうか。ただ再現しただけでなく新たに織り込まれたアレンジや拡張&改変など、オリジナルの雰囲気、質感を失うことなく見事にヴァージョン・アップされている。演奏力も完ペキだ。本ライヴを最後に亡くなってしまうマウリッツィオ・ザリッロを含むツイン・キーボードを配し、エレクトリック・ギターとアコースティック・ギターを鮮烈に交え、異様なテンションをもたらすヴィブラフォンやミケーレ・ザリッロを十分にカヴァー出来る力量のヴォーカリストをフィーチャーし、豪快かつ精密に繰り広げられる饗宴となっている。シアトリカルな演出もイタリアらしい。2曲の新曲(1曲はCDボーナス)も良い。インタビュー、フォト・ギャラリー等のボーナス入り。
IT-2172 SUBMARINE SILENCE / Journey Through Mine CD \2700
 ジェネシス・リスペクト・ワールドが美しくロマンチックに炸裂する2016年作。「トリック・オブ・ザ・テイル〜静寂の嵐」を思わせる壮麗なサウンドで、幻想的な繊細さとダイナミックな展開が織り成す、これぞ正に、といった感じだ。ハケットを彷彿させるギターはもちろん、ラザフォード的なアルペジオとペダルの組み合わせや、オルガン、メロトロン、アープ、アコピ&CP-80らのバンクス・アイテムも充実しており、加えて12弦などアコースティック・パートも見事。新たなヴォーカリストが参加しているが、甘美な演奏が繰り広げられる終盤のインスト・ナンバーも抜き出て良い。なお、オリジナル・ドラマーが復帰している。3面開きデジパック。
IT-2002 SYNDONE / Melapensante CD \2600
 「21世紀のプログレッシヴ・ロック100」で大枠掲載されるも廃盤で入手困難だった必聴名作のリマスター&見開き紙ジャケット&ボーナス1曲入りの2014年新装盤。90年代初頭に2枚のアルバムを残し、バンド解散後はクラシックに身を置いていたキーボーディストが新たなメンバーを集め、SYNDONEとして17年振りにリリースした2010年作。彼のキャリアを物語るかのような、チェロやオーボエなど14人の管弦楽奏者も配し、キーボードと組み合わせながら、実にイタリアらしいクラシカルでアーティスティックなシンフォニック・ロックを完成させている。情感あふれる伊語のメロディアスなヴォーカルもサウンドと合っており、本物の叙情が伝わる傑作となっている。ボーナスはパオロ・コンテのカヴァーでこれがまたアレア級にぶっ飛んでいる!
IT-1929 SYNDONE / Odysseas CD \2500
 まるで傑作絵画のような印象を放つ、シンフォニックで、クラシカルで、プログレッシヴな2014年作。マルコ・ミネマンがドラマーで起用されており、フルートでジョン・ハケットもゲスト参加。再結成以降の路線とは言え、ストリングスやブラスの大胆な導入など音の厚い部分と、ピアノだけでシンプルに聴かせる部分の振れ幅は劇的に進化し、かつ構成がスリリングで複雑。哀愁のシアトリカルなヴォーカルも鍵となり、ウードなどの地中海色、アコギの中世色も交え、ジャージィなヴィブラフォンや過激なシンセなど、過去のスタイルにこだわらない曲作りが溜息が出るほど素晴らしい。YUGENと並ぶ、最もモダンなイタリアン・プログレの必聴傑作。見開き紙ジャケット。
IT-2132 SYNDONE / Eros & Thanatos CD \2700
 世紀の大傑作となった2016年作。ストリングス・オーケストラに加えストリングス・カルテットも贅沢に配し、本物の大聖堂パイプ・オルガンもフィーチャー。メロトロン、ハモンド、ムーグといった多種多彩なキーボードにギターシュミレーターもエキセントリックに織り交ぜ、地中海色や中世色から醸成される圧倒的な素晴らしさを全編に満たしたシンフォニック・プログレッシヴ・ロックを完成させている。比べるのは野暮だが、70年代のレジェンドも超えたのでは、と思う衝撃が走る。鍵盤の弾き倒しのスリリングさはもちろん、アレアとモリコーネが合体したかのような革新と伝統が入り乱れ、刺激と優雅な感動が押し寄せてくる。精神論がコンセプト。ゲスト参加のスティーヴ・ハケットも彼らの音楽に触発されて、ラストでファン必聴のド級の泣きソロを捧げている。3面開きデジパック。
IT-2258 TAZEBAO / Opium Populi CD \2700
 MANGALA VALLISに在籍したドラマー、GIGI CAVALLI COCCHIらが結成したバンドの2017年デビュー作。イタリア特有の押しの強いヴォーカルを哀愁が効いたロック・サウンドに歌い込むスタイルで、近年のオザンナあたりのノリに近いものがある。ヴォーカル、ギター、キーボード、リズム・セクションの5人編成にゲストでヴァイオリンと男女コーラスが加わっている。重厚な中、風景が透けて見えるような叙情アンビエントや、ピアノ、ヴァイオリンによるノスタルジックな描写が上手く、芯と説得力のある作品に仕上がっている。デジパック。
IT-1878 IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE / AlieNatura CD \2600
 風とタイトルされたインスト・ナンバーで鮮烈かつ豪快に幕を開ける2013年作。デビュー作はムゼオ・ローゼンバッハのヴォーカリスト在籍と言う、ケタ違いのアドヴァンテージがあり、そのガリフィに代わって、似た声質の新たなヴォーカリストをフィーチャーしての2作目だが、クオリティーは落ちるどころか、スタイルを守りつつ、新味があり、かつイタリアン・ロック史が詰まった傑作となっている。ギタリストの躍進も素晴らしいが、多彩な音色の女性キーボーディストは妖精的な美声まで披露。これが作品のアクセントになり、ムゼオに宣戦布告と言えそうな壮絶なラスト・ナンバーが燃え立つ。伊ファン必聴!
IT-2237 IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE / Il-Ludere CD \2800
 マティアス・オルソンが参加し、イタリアと北欧のプログレッシヴ・スピリッツが融合した2017年作。傑作だ。まず曲が良く出来ている。アレンジも素晴らしい。燃え立つような演奏なのに風がメロウに流れている。熟考のコンセプトがアルバム全体に行き届いており、ヴィンテージ・サウンドながら驚くほどモダンな仕掛けがあり、繊細で展開が凝っている。そしてマネが無い。すべてバンドが生み出している。まさにリアルタイムで味わえる奇跡の瞬間だ。表現に困るほど本当に素晴らしい! 多くのファンに今、一分一秒、一刻でも早く聴いて頂きたい。初回スリップケース付き!
IT-2071 I TEOREMI / Same CD \2800
 屈指の高額アイテムとして君臨する72年リリースの必殺アルバム。ローマで結成された究極のヘヴィ・カルテットで、内ジャケットの煤けたメンバーのヤバそうなフォトだけでも凄さが伝わってくる。ハード・ロックを基調にしながらも、初期RDMに匹敵する異常なまでの変則パターンが密集し、一方で、アコギやコーラスが妖しくもまともに配され、イタリア然としたヴォーカルで非ブルージィな悲哀が歌い込まれる。ギターも凄いが、唸るベース(後にサマディへ)もバンドの特徴だ。71年の名シングルから両面ボーナス収録! 見開き紙ジャケットにて2015年新装リリース。
IT-1396 THEORIUS CAMPUS / Same CD \2200
 ANTONELLO VENDITTIとFRANCESCO DE GREGORIが72年にITレーベルからリリースしたレア作。2人のカンタウトーレとしての持ち味を合わせたフォーク・デュオ作といった感じで、派手さは無いものの、ITレーベルならではのシンセやフルートのプログレ色、そして、なによりもそのナイーヴなイタリア色に溜め息。繊細でかつファンタジックだ。叙情的なカンタウトーレ・ファンなら絶対に聴き逃せない1枚。余談だがANTONELLO VENDITTIは熱狂的なサッカー・ファン(ロマニスタ)としても知られ、WCではイタリア代表のためにサポーターとして日本に来ていた。
IT-1619 TITO SCHIPA JR. / Io Ed Io Solo CD \2500
 プログレッシヴ・カンタウトーレの必聴作。74年リリースの2nd。近い存在だとマウロ・ペローシ、クラウディオ・ロッキといったところか。内面と向き合うような独白的な旧A面だけでも孤高の存在を味わさせられるのに、旧B面すべてを使った20分を越える組曲では、まるでプログレ・バンドを率いるかの如く妖しくシンフォニックに狂い咲く。主役は彼のヴォーカルだが、キーボード、ギター、リズム・セクションにオーケストラも加え、込み入った圧巻の独創性で繰り広げられる。伊盤見開き紙ジャケット。
IT-0386 LA TORRE DELL'ALCHIMISTA / Same CD \2500
 FESTA MOBILEを思わせるようなスリリングなピアノが流れ出し、イル・バレのYSのようなキメ技、ノスタルジックに響くフルート、GIANNI LEONEのようなヴォーカル、とイタリア然とした展開を見せるNEWグループ。2001年作。スリリングなパートも、PFM張りの叙情があふれ出すメロディアスなパートも、見事なまでにイタリア的。キーボードづくしの変拍子プログレの名作と言われるのでは。デビュー以前はBANCOのカヴァーを得意としていた。うなずける!
IT-1118 LA TORRE DELL'ALCHIMISTA / Neo CD \2800
 07年作2nd。かなりいい。鮮やかだ。ハモンドをメインにムーグやメロトロンを加えたサウンドはプログレを知り尽くしている。そこへ入るイタリア然とした胸焦がすハートフルなヴォーカル。イタリア色にこだわる若手バンドだったらCONSORZIO ACQUA POTABILEとLA MASCHERA DI CERAが思い浮かぶが、ヴァイオリンを物悲しく導入するなど、あのヨーロッパの情景を正しくドラマチックに伝えるのはLA TORRE DELL'ALCHIMISTAだろう。テクニカルで整合感があり畳み掛ける演奏もハートフルで音楽として非常に美しい。琥珀の夕暮れを感じさせる郷愁はかけがえのないもの。ラストはプー並みのイタリアン美旋律!
IT-1133 TRIADE / 1998 La Storia Di Sabazio CD \2600
 73年にリリースされた彼ら唯一のアルバム。前半はE.L.&P.に影響されたと思われるオルガン・トリオ的なプログレを展開させるがシュールなストイックさがあり、他の同スタイルのバンドとは何かが違う学術を見せる。旧B面になると、イタリア然とした光と影があふれだし、叙情の最良の部分を味わせてくれる。アコギ、ハモンド、ソリーナ、メロディアスなヴォーカルらにて名曲CARO FRATELLOは綴られ、攻撃的なパートから一転、劇的な移り変わりは本作のハイライト。トスカーナ出身。金箔が貼られたオリジナルLPはサッシカイア・クラス!? イタリア盤見開き紙ジャケット。
IT-1702 THE TRIP / Same CD \2200
 SONYRCA ITALIANA LIMITED PAPER SLEEVE! 元々はロンドンで結成された英国バンドで、スタート時にはあのリッチー・ブラックモアが在籍。活動拠点を捜しイタリアへ渡ったものの、リッチーはイギリスに戻ってしまい、キーボーディストらイタリア人メンバーを補充し、70年に本1stをリリース。ギターが先導するアートロックとハモンドがクラシカルな翳りを与えるプログレ黎明色がミックス。この年代のイタリアにありがちなポップ色が無く、すべてロックなのがポイント。3曲目はリッチーのギターで聴いてみたかった。紙ジャケット仕様&リマスター盤。
IT-1828 THE TRIP / Caronte CD \2300
 BMG(SONY)イタリアーナによる08年リマスター盤。71年リリースの2nd。プログレッシヴなハモンドとヘヴィなギターには幾分まだ英国から持ち込んだ影響を残しているものの、イタリアという強烈な郷土に感化された色がムンムンとミックスされ、クラシカルな雰囲気が翳る。ドラマーがフリオ・キリコへチェンジし、ジャズ・ロック色を強めた後期2作も良いが、ヘヴィ・プログレで豪快に迫る本作を含めた初期2作も良い。メロトロン入りで切々とヴォーカルを聴かせる曲も収録。
IT-1868 THE TRIP / Atlantide + Live In Tokyo 2011 2CD \3500
 アルティ・エ・メスティエリのスーパー・ドラマー、フリオ・キリコが加入した72年作3rdのリマスターをディスク1に、2011年11月に川崎のクラブチッタで行われたライヴ・イン・ジャパンをディスク2に収録した2枚組2013年盤。本編は彼らがキーボードをメインにしたトリオに生まれ変わったコンセプト作で、イタリアン・ロック黄金期を飾る傑作。ライヴ・イン・ジャパンはイタリアでミックスされており、驚くほど音質&バランス共に良く、プログレッシヴでクラシカルなハモンド、伸びのある歌うギター、爆撃のようなキリコのドラミング、そして、ヴォーカル&コーラスのクリアーさ等も最高だ。また、オリジナルと聴き比べても、その再現力の高さに舌を巻く。MCら臨場感もいい。変型ではないものの3面開きデジパックによってアートワークを全収録。
IT-0266 THE TRIP / Time Of Change CD \2500
 かつて、イタリア最高の伝説プログレッシヴ・トリオと言われた彼らの73年リリースの4作目。オルガンやピアノに加えストリングス系などキーボードの音色が多彩になり、英語で歌われ、そのテクニカルな演奏と曲調からパトリック・モラーツやオランダのスーパー・シスターにも近い質感を合わせ持つ。教会音楽を思わせる名曲CORALEはイタリアならではと言え、キリコが加速させる早い曲との対比が美しい。バンドは本作にて解散。キリコはアルティに合流する。
IT-2206 UNIVERSAL TOTEM ORCHESTRA / Mathematical Mother - Limited Edition CD \2980
 傑作。彼らが影響を受けたルーツは明確だが、その世界観が完全にイタリアそのものへ置き換えられており、バンコ、イルバレ、アレアを彷彿。時にドネラ・デル・モナコも思わせる妖艶な女性ヴォーカルをフィーチャーし、キーボード、ギター、サックスらが強靭なリズム・セクションと共にテクニカルなアンサンブルを構築。うねるように変拍子がつらなり、地中海色はもちろん、中世音楽やバルカン音楽まで取り込んだラビリンスが凄まじい。夢の深層か、はたまた幻影のファンタスマゴリーか。闇が真に美しいと思えるイタリアならではの2016年驚愕作。限定3面開きデジパック・ヴァージョン。
IT-0999 UNO / Same CD \2600
 74年リリース。PALEPOLIリリース後、OSANNAは分裂を始める。ELIO D'ANNAとDANILO RUSTICIはインターナショナルな指向を持ったグループを計画。ロンドンへ渡り本作をレコーディングした。約半分は英語で歌われ世界を見つめているが、結果、最もファンタジックなイタリア色にあふれたシンフォニック作品となる。メロディーの美しさも数あるイタリアン・ロックの中でトップ・クラス。特に1曲目とアルバムでのB面は感動的。女性スキャットはフロイドの狂気と同じシンガー。後に、全曲英語によるジャケ違いのドイツ盤も出た。その後、NOVAへと発展する。リマスター、見開き紙ジャケット。
IT-2250 UNREAL CITY / Frammenti Notturni CD \2800
 ヴィンテージ感たっぷりにイタリア然とした入り組んだ叙情を聴かせる2017年作。朗々とした男女ヴォーカルとインストがせめぎ合うスリリングな展開を交差させ、典型的なクラシカル・ラビリンスへ引き込んでいく。ヘヴィな様相も交えたサウンドは作り上げられた音色も相まって夢想を深める。オルガン、ピアノ、シンセ、メロトロンなどのキーボード、邪悪系〜甘美なトーンまで見せるプログレッシヴなギター、そして、ヴァイオリンが儚さを醸し出し、郷愁の美学も映し出したセンシティヴな内容だ。見開き紙ジャケット。
IT-2103 UT NEW TROLLS / E' CD \2600
 クラシカルなヴァイオリンが物悲しく舞う1曲目など正にニュー・トロルスな2015年作。ジャンニ・ベッレーノとマウリツイオ・サルヴィが率いるUTが付いたほうのトロルスがアナログ感にこだわり録音。ハモンド、ピアノ、シンセなどサルヴィの巧みなキーボードと彼ららしいイタリアン・ヴォーカルがメインとなった作風で、ギターなどハードな良さを持った曲もあるものの、ジャージィさも交えながらプログレとポップスが混在するトロルスらしいサウンドを聴かせる。切々と歌い上げる7曲目やサルヴィ独特のセンスが光るラストなど紛れもなくUT〜IBISが浮かぶ。
IT-2215D UT NEW TROLLS / E' In Concerto CD+DVD(PAL) \2980
 ジャンニ・ベッレーノとマウリツイオ・サルヴィ率いるUT・ニュー・トロルスの2016年ミラノでのライヴ。女性ヴァイオリニストを交え、ツイン・キーボード編成にて、2015年にリリースされたアルバム「E'」を全曲演奏。ヴァイオリンが物悲しく舞うクラシカルさやパイプ・オルガン&シンセが織り成すバロック色だけでなく、重厚なハード色、巧みなジャージィさ、切々と歌い上げられる涙のイタリアン・ヴォーカルなど多様な音楽性がハイレベルで同居。そのどれもが超一級品。スタジオ盤以上にパワーがありタイムも長く、特にハモンドやピアノ系を巧みに弾き倒すサルヴィ独特センスには初期トロルスの幻影が何度もちらつく。ラストは必殺、LA PRIMA GOCCIA BAGNA IL VISO(seconda parte)で豪快に締め。ボーナスPV2曲入り。デジパック。
IT-0840 VENEGONI & CO. / Rumore Rosso CD \2500
 77年リリースの1st。アルティ・エ・メスティエリのギタリストが結成したグループであることはもう周知のことだが、今、この周辺の流れを振り返ってみると、初期アルティの地中海情緒を持って抜けたのは彼で、この自身のリーダー・アルバムに鮮烈なジャズ・ロックと共に注ぎ込んだ。地中海の火照りと波間の光りのざわめきのようなものを感じる。穏やかな流れから一転、一気に走り出すテクニカルな演奏の切り返しのうまさは流石。痛快だ。リマスター&ライヴ・ボーナス1曲入り。
IT-0565 VENEGONI & CO. / Sarabanda CD \2500
 79年リリースの2nd。アルティ譲りのテクニカルな曲想に乗せてオープニングから地中海の光が迸り、この風味が最後まで失われることなく進行していく。強力なリズム陣など、まさにアルティ張りのテンションを発するが、楽器やアンサンブルなど地中海ルーツから掘り出したものをコンテンポラリーな感覚でジャズ・ロックに溶け込ましている。アレアからの影響も隠せなかったようだ。イタリアからでしか出てこないジャズ・プログレの名作のひとつ。デジタル・リマスター&デジパック。
IT-1992 IL VOLO / Same CD \2300
 <PROGRESSIVAMENTE ITALIA 2014 REISSUES> イタリアきってのスーパー・グループがセンセーショナルに放った74年リリースの1st。アルベルト・ラディウス(G/VO)、マリオ・ラヴェッツィ(G/VO)、ヴィンチェ・テンペラ(KEY)、ガブリエーレ・ロレンツィ(KEY/VO)、ボブ・カレロ(B)、ジャンニ・ダッラーリオ(DR/VO)の6人によるホットな演奏と胸を打つ哀愁の美学はあまりにも鮮烈。シンフォ・ファンも、ジャズ・ロック・ファンも、歌物ファンも満足させる希有な1枚。10年は先を行っていた音楽性だ。
IT-2243 THE WATCH / Seven CD \2500
 遂にスティーヴ・ハケットがゲスト参加! 2017年作。新たな可能性を示した前作と同じメンバーで録音されており、強いジェネシス・リスペクト感を見せつつ独自の幻想感を深め、統一された曲想でコンパクトに仕上げられている。ギターやキーボードの落ち着いたヴィンテージ感に加え、12弦を含むアコギの導入効果は彼らの過去最高のクオリティーだろう。ハードな演奏からの引きや、リズムの彩りなどジェネシスが愛した手法が見事に受け継がれている。ハケットは本作の唯一のカヴァー・ナンバー、THE HERMITに12弦で参加。シンフォニックな展開に驚かされる。初回限定デジパック仕様。
IT-1531 YUGEN / Iridule CD \2500
 総勢19人の気鋭ミュージシャンで録音された圧巻の2010年作。傑作だ。ジャンルを軽く凌駕し、前人未到の域に達している。生メロトロンもフィーチャーし、恐ろしくテクニカルな部分と、ハートフルに描かれる叙情性が交差。シンフォニック・ロックとジャズ・ロックとチェンバー・プログレが融合されたハイ・ポテンシャルなサウンド、とこのあたりまではデビュー作と同じだが、管弦楽やハープなど多種多用の楽器をより精密にアレンジし、ギターやドラムなどヘヴィなインパクトをプラス。さらに、女性ヴォーカルを加え、そこは最小のバックでしっとりと静寂さを保ち聴かせる。ハードなパートからの振れ幅といったら、東京スカイツリー。ラストも唸る。
IT-2133 YUGEN / Death By Water CD \2700
 イタリアン・プログレッシヴ・ロックへの挑戦と言える彼らの2016年作。多彩な管楽器を含む約20人のミュージシャンが参加した6年振りのスタジオ作で、おおよそ人間技とは思えない超絶変拍子で進むも、ヘヴィなギターや、ピアノが幽玄(バンド名!)なアコースティック・パート、さらにシンフォニックなメロトロンなど、既成を破壊しながらリスペクトする、といった、恐るべしサウンドが繰り広げられている。多種の打楽器に加え、和太鼓隊を呼び寄せるなど、アンサンブルの発想も奇想天外ながら、実はクリムゾンのアイランズに通じるあたり、他のチェンバー&アヴァン系とは別次元の構想で作られた驚愕作だろう。2人の女性ヴォイスもストラトス風というよりは演劇風であり、まるで何事も無かったかのようなラストの70年代風叙情がまた、超彼ららしい。3面開きデジパック。
IT-1435 V.A. / Progressive Italia Gli Anni'70 Vol.2 6CD \4200
 ユニヴァーサル・イタリアーナから限定プログレッシヴ・アルバム・ボックス! 説明不要の歴史的名盤から初CD化のものまで、各09年リマスター&紙ジャケットにて収納。シンフォニック・ロックの理想郷、LOCANDA DELLE FATE / FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU(77年。必聴シングルNEW YORK、NOVE LUNAのボーナス入り)、ニュー・トロルス・ファンは見逃せないIBIS / Same(75年。シングルからNOIのボーナス入り)、イタリアというよりはドイツ的な攻撃性とシンセ色を持つSENSATIONS'FIX / FINEST FINGER(初CD化・76年)、チェンバー音楽をエレクトリックに加工したROBERTO CACCIAPAGLIA / SEI NOTE IN LOGICA(79年)、CANZONIERE DEL LAZIOを母体にマウロ・パガーニやデメトリオ・ストラトスが加わった硬派の地中海プログレッシヴ作、CARNASCIALIA / Same(79年)、ヴァイオリニストのカルロ・シリオットや、名ドラマー、アゴスティーノ・マランゴーロがゲスト参加しているPFMにも似たカンタウトーレ風のフォーク・ロック・バンド、STRADAPERTA / MAIDA VALE(初CD化・79年作)の6枚。CARNASCIALIAは必聴作ながらも長らく入手困難だった1枚。イタリアン・ロック・コレクションとして必携!
IT-1465 V.A. / Progressive Italia Gil Anni'70 Vol.3 6CD BOX \4200
 ユニヴァーサル・イタリアーナから限定プログレッシヴ・アルバム・ボックス第2弾2種! 説明不要の歴史的名盤から初CD化のものまで、各2010年リマスター&紙ジャケットにて収納。煙いほどのパワーで迫る、JUMBO / Same (72年1st)、TRIPのギタリストのソロ作で、ヘヴィでかつオーケストラを導入した叙情的な泣きのある、BILLY GRAY / FEELING GRAY ? (初CD化・72年)、初期とは違いハードな質感もあるSENSATION'S FIX / BOXE SPARADISE (初CD化・77年5th)、NEW TROLLSから分裂したIBISのメンバーのセッションから生まれたTRITONS / SATISFACTION (73年)、最も知られたスタジオマンによる地中海ジャズ・ロック作、TONI ESPOSITO / LA BANDA DEL SOLE (78年)、カンタウトーレ・ファン必聴の哀愁漂う、MAURO PELOSI / Same (初CD化・77年作3rd)の6枚。中でも待望と言えるペローシの3rdと、激レアだったBILLY GRAYは初再発なので、うれしいかぎり。イタリアン・ロック・コレクションとして必携!
IT-1664D V.A. / PROG EXHIBITION - 40 Anni Di Musica Immaginifica 7CD+4DVD(PAL) \9800
 プログレッシヴ・ロック生誕40周年記念として2010年11月にローマで2日間に渡り行われたプログレ・イヴェントを、約7時間収録した7CD+4DVD入りボックス。今も活動を続け、イタリアのプログレ・シーンを築き上げたPFM、BANCO、OSANNAを始め、アルド、トニー・パリューカらの元LE ORMEバンド、フリオ・キリコをフィーチャーした復活THE TRIP、最近再編されたRRRらを中心に開催。話題は大物ミュージシャンをゲストに迎え、PFM+イアン・アンダーソン、LE ORMEバンド+デヴィッド・クロス、OSANNA+デヴィット・ジャクソン、RRR+タイス・ヴァン・リーという夢のような組み合わせが実現。OSANNAにはジャンニ・レオーネ、RRRにはGOBLINのシモネッティも登場。各バンドがエネルギッシュに代表曲(最近演奏していなかった難曲も激演!)を繰り広げる中で、ゲストはそれぞれ数曲ながらも、PFMをバックにしたイアン・アンダーソンのブーレやAQUALUNG収録のMY GOD、さらにアンダーソンのフルートをフィーチャーしてのPFMのハンスの馬車、デヴィッド・クロスとLE ORMEバンドによるクリムゾンのEXILES、RRRとタイス・ヴァン・リーによるFOCUSの1stの曲等を披露。会場は沸きに沸く。あとは見てのお楽しみ、と言いたいけれど、映像を駆使したOSANNA、予想外に素晴らしいTRIP(真横からのアングルのキリコは凄い)、管楽器奏者入りで更に凝ったアレンジで圧倒するBANCO、緩急自在に畳み掛けるPFMなど、各バンドの衰えないパワーと卓越した演奏、そして歌心に呑み込まれていく。また、オープニング・アクトを務めた若手バンドのSINESTESIA、LA MASCHERA DI CERA、PERIFERIA DEL MONDO、ABASH(女性ヴォーカル・ファン必見)も収録。当然ながら音質、画質共に最上。各紙ジャケット入り。32ページのブックレット付き。*BANCOと共演したジョン・ウェットンのテイクは諸事情により収録されていません。
収録:CD1 - SINESTESIA / THE TRIP■CD2 - MASCHERA DI CERA / ALDO TAGLIAPIETRA, TONY PAGLIUCA, TOLO MARTON CON DAVID CROSS (KING CRIMSON)■CD3+CD4 - PFM CON IAN ANDERSON (JETHRO TULL)■CD5 - PERIFERIA DEL MONDO / NUOVA RACCOMANDATA RICE VUTA RITORNO CON THIJS VAN LEER (FOCUS)■CD6 - ABASH / OSANNA CON GIANNI LEONE (BALLETTO DI BRONZO) E DAVID JACKSON (VDGG)■CD7 - BANCO DEL MUTUO SOCCORSO■DVD1 - SINESTESIA / MASCHERA DI CERA / THE TRIP / ALDO TAGLIAPIETRA, TONY PAGLIUCA, TOLO MARTON CON DAVID CROSS (KING CRIMSON)■DVD2 - PFM CON IAN ANDERSON (JETHRO TULL)■DVD3 - PERIFERIA DEL MONDO / ABASH / NUOVA RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO CON THIJS VAN LEER (FOCUS) / OSANNA CON GIANNI LEONE (BALLETTO DI BRONZO) E DAVID JACKSON (VDGG)■DVD4 - BANCO DEL MUTUO SOCCORSO
IT-1620D V.A. / PROGFEST '95 - Day Two DVD(NTSC) \2500
 2011年初DVD化。2日間に渡って行われた95年のプログフェストでのライヴ。2日目の収録は、SPOCK'S BEARD (1曲)、LANDBERK (3曲)、DEUS EX MACHINA (4曲)の3バンド。改めて見て、アメリカで体験した衝撃が鮮明に甦った。ステージ上にはメロトロンなどヴィンテージ・キーボードがバンドの為に手抜き無く用意され、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、ヨーロッパからもファンが集まり、みんなが熱狂していた。1stCDを出したばかりのSPOCK'S BEARDの演奏の上手さ、ローソクを立てての暗いステージングでのLANDBERK、AREAとPFMが合体したようなDEUS EX MACHINA。特にDEUS EX MACHINAはストリングス・カルテットを同行させており、バンドと一体となったテンションは95年の最大の見所であった。唖然、呆然。超絶を超えた超絶である。彼らの全盛期がどれだけ凄いのか、ぜひ見て頂きたい、プログレ・ファン超必見DVD! 最後に、これがプロのイベンターではなく同志によって企画運営され、ネットもまだそんなに普及していなかった時代に、これだけのファンを世中から集め、後の各地のプログレフェスへ広がっていったことを付け加えておきたい。
IT-2164 V.A. / DECAMERON - Ten Days In 100 Novellas - Part III 4CD \3980
 LATTE E MIELE、IL TEMPIO DELLE CLESSIDREといったイタリア勢を始め、WILLOWGLASS、TRIONらのメロトロン・バンドら計35組を収録したフィンランドの雑誌企画による人気シリーズの2016年最新作4枚組。イタリア・ルネッサンス文学のボッカチオの「デカメロン」をテーマにした第3弾で、ほとんどのバンドが本作の為の書き下ろし曲で挑む、力作揃いで定評のある濃密な作品だ。本作ではイタリア勢のクオリティがダントツに高いが、カナダのARS EPHEMERAなど単独デビューも待たれる興味深いバンドが目白押し。また、すでにある程度知られたPHOENIX AGAINやCIRRUS BAYなど、自身のアルバムの曲よりも出来が良い楽曲もあるので、毎作見逃せない。<収録バンド> ROBERT WEBB(UK)、AGENESS(Finland)、ELLESMERE & PERICLE SPONZILLI(Italy)、JPL(France)、WILLOWGLASS(UK)、TRION(Hollnad)、STELLA LEE JONES(Japan)、NEXUS(Argentina)、THE NOVA MOB(USA)、ELEPHANTS OF SCOTLAND(USA)、JINETES NEGROS(Argentina)、MAURO MULAS(Italy)LATTE E MIELE(Italy)、OCEANIC LEGION(Arg-Ita-Fin-USA)、INTERPOSE+(Japan)、COURT(Italy)、ARS EPHEMERA(Canada)、UNITED PROGRESSIVE FRATERNITY(Australia)、ALEX GRATA(Russia)、IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE(Italy)、REBEL WHEEL(Canada)、TAPROBAN(Italy)、D'ACCORD(Norway)、PHOENIX AGAIN(Italy)、CASTLE CANYON(USA)、S.A.L.U.E.N.A(Spain)、IL CASTELLO DI ATLANTE(Italy)、FRAN TURNER(USA)、BLANK MANUSCRIPT(Austria)、OZONE PLAYER(Finland)、FAVERAVOLA(Italy)、CIRRUS BAY(USA)、MARCHESI SCAMORZA(Italy)BORNIDOL(Italy)LOCUS AMOENUS(Italy)、CASTLE CANYON(USA)




FOR SALE IN JAPAN ONLY.
(c)ガーデン・シェッド 2000 / 無断転載お断りします。